天気よし3日間 ライチョウも 檜尾尾根〜檜尾キャンプ場〜空木岳〜池山尾根下山
- GPS
- 18:02
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,504m
- 下り
- 2,782m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:34
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:08
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:54
天候 | おおむね晴れ、夜間降雨と遠雷 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一番下のエリアの北側が、日差しの影響小さいかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
数か所アスレチック的な鎖場、岩壁あり (大滝山〜熊沢岳2680M近辺、空木西尾根、大地獄、小地獄) |
その他周辺情報 | 駒峰ヒュッテは食事提供はなし(アルファ米など販売はあり)。 食事つきの小屋は木曽殿山荘があります。 |
写真
感想
今シーズンの夏山、どこも混みそう。
3泊で長距離歩きたいと思っていましたが、土日の2日とも含めると混雑が嫌なので、木曜以降天気がよさそうなら木金土の2泊3日で空木に行こうと決めました。
檜尾避難小屋でキャンプできるようになったので、檜尾尾根からあがり、池山尾根を下るコースにしました。
檜尾小屋のテント場は20張までで、要予約。
接客が丁寧です。
小屋から少し下ったところに水場があるので、下から持ち運んだのは3Lほど。
バスは菅の台バス停から臨時便が出ていました(通常は30分おき)。
檜尾尾根、それなりに急に感じました(5kmで1,200Mの勾配)。シャクナゲのピークからやや緩やかに。展望はほとんどありません。だいたい2600Mくらいから開けてきます。
今回、山行自体はそれほど久しぶりでもないのですが、18kg程度の荷物が久々で、体にこたえたようです。ふくらはぎとももがつり気味で、後半はかなりペースが落ちました。水分も電解質もアミノ酸も摂取していたつもりでしたが、何が悪かったのか・・・。もしや老化??
顔が火照っていたので、水分不足の熱中症気味だったのかも・・。
そういえばおなかが少し痛かった。水分がうまく体内に吸収できていなかったかも。
最後の1時間はだましだまし、ゆっくり時間をかけて登りました。
もしこれが夕方ギリギリの時間帯だったらかなり焦っていたと思います。
予想外のアクシデントでした。
(あー、3泊にしないでよかったー。)
檜尾小屋はゆるやかな高台にあるぽつんと一軒家。テント場が新設された鞍部に立てなかったのはなぜ?ちょっと狭い?水場が遠い?
雷が心配な立地ですが、この付近は雷が落ちにくい地形なのかな?
実際、当日の夜は遠くでピカピカ光っており、でも音は聞こえずかなり遠くでした。それでも10秒に1回くらいピカピカ光るのでちょと怖かったです。
水場は小屋から5分ほど?下ったところにあります。前日に雨もあり、水量は豊富でした。稜線上では水の入手は困難なものですが、ここは稜線からこんなに近くに水が出ていて、ありがたい限りです。
2日目、晴れ。うれしい稜線歩き。ウスユキソウなど花もたくさん咲いています。道中会うのはほぼ、昨日檜尾小屋にいた人たち。空木までの間、逆向きにすれ違ったのは2組くらい。
ルートには岩をよじ登るような場所もいくつかありました。
朝早くは南アルプスや御獄もよく見えていましたが、そのうち雲に覆われてしまいました。
昼前には駒峰ヒュッテに到着。でも先行していた人たちの姿は見当たらず。登ってきた人に話を聞くと一気に下山していったようです。駒峰ヒュッテまでのコースタイムが5.5時間。そのまま池山尾根を下山すると10.5時間!
2泊分の荷物ではちょっと無理があるかな・・・。
小屋も混みそうもなかったので、もともとの予定の2泊目にすることにしました。
空木岳山頂付近ではライチョウに会えました。環境省の施策が奏功してライチョウが定着し始めているようです。小屋の管理人の方によると、ヒナがいたのですがもう姿が見えず、天敵にやられた可能性があるとのこと。
やはり自然回復も一筋縄にはいかないようです。
昼前について時間があるので、山頂へ行ってしばらくぼーっとしていました。
本日の宿泊は5人でした。
3日目。昨日ここに宿泊して大正解だったと思いました。
やはりこの朝の大絶景が見られるのは、稜線上の小屋に泊まったからこそ。
これを見ずに下山しなくてよかった・・・。
しばらくはこの絶景に浸っていました。
別れ惜しく、下山開始。
30分ほどは、景色を楽しみながら下山できます。やがてすぐに森林の中へ突入。まあ、日陰で暑さはましなのでいいのですが。
檜尾の水場で前々日にくんだ水が約5.5L。残り1L弱。池山山荘水場までは持つかなと思い、補給せず下山。
この日、日の出の時間からすでに登ってくる人たちに出会いました。とうぜん、真っ暗な中を登山してくるわけなのですが、その数が結構な数。みんなすごいなー、と思いつつ、たぶん自分はやらないスタイルなのかなと・。そしてやはり土曜は人が多い。
で、水は池山山荘の水場を期待していたのですが、なんとほぼ出ていない。水量が細すぎて、なんか飲む気がしないのでそのまま下山しました。途中、池山小屋がもともとあった場所には豊富な量の水場があるのですが、100M下るのがいやで結局スルー。
で、最後の最後によさそうな水場がありました。標高約1050M付近。冷たくておいしかったです。
下山後は早太郎温泉、こぶしの湯へ。開店11時ですでに人が入り始めていました。モンベルの割引があったのですが、支払い後に気付き、後の祭り。
入浴後はそばを食べ、セブンのななちきを食べ、炭酸を飲んで、満足でした。
久々の筋肉痛。
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