聖岳
- GPS
- 30:28
- 距離
- 53.4km
- 登り
- 4,944m
- 下り
- 4,910m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:36
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 9:29
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 8:04
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
聖岳、光岳に行ってきました。充実の4日間。最高でした!
行程なんですが、
つくまでが、台風の爪痕で芝沢ゲートまでが偉く大変。私は、最後の最後で、リバースしてしまい.....ゲートに着いたのも、2:30を回っており、5:00には出発なので、4:30には起き出して準備を始めるから、2時間も仮眠が取れない状態。グロッキーでしたが、なんとか出発しました。歩きだして、水をガンガン飲み始めると、体調も回復。やっぱり吐いて、水分が足りなかったようです。また、夕食分も戻しちゃっているので、カロリーも足りず、途中で二回昼食を取りました。
芝沢ゲートからの道は、崩壊箇所もありましたが、聖光小屋のオヤジさんが頑張ってくださいまして、徒歩なら問題なしのレベル。オヤジさん、ありがとう!聖光小屋に一円も落とさなくてごめん!という感じです。
一日目は、聖平小屋までとしたので、それでもなんとかたどり着きましたが、やはり、眠い。テント張って、すぐに昼寝をしました。
二日目は、体調は完全にもとに戻りました。工程は、聖岳に登って、上河内に行って、茶臼小屋までになります。印象深かったのは、聖岳の山腹の岩体から節理面に沿って、水が溢れ出している光景と、上河内岳で見かけた雷鳥です。山腹から溢れる水が沢になって、激しい音を立てて流れていくさまは、圧巻でした。雷鳥は、生雷鳥は初だったんですよね。ひなが四羽いて、最高でした。
三日目に良かったのは、何と言ってもイザルヶ岳!ここ、最高です。何なら、ここにテント張りたいわ!というぐらい、眺望が素晴らしい。皆さんも是非立ち寄ってください。光岳は大したことないです。光石まで行けば、素晴らし眺望に預かれます。
四日目は、光小屋から見た御来光の景色ですね。稜線にうっすら雲が流れる先に、光岳、上河内岳、茶臼岳が見える景色はこれまた最高でした。
人との出会いという意味では、今回2つの大きな出会いがありました。
一つは、TJARの選手とお話できたことです。茶臼小屋で食事をしようとすると、トレランポイ方々と一緒になりました。話をすると、2024のTJARに参加するために、宿題をこなしている最中だとか。南アルプスのコースを2泊3日で回っているんですって。駒ヶ根の駅からですよ。信じられない。明日は、1時に出発で、3時間で下山して、その後ロードを60km走るんだとか。いやすごい。しかも、テン泊装備ですからね。でも、荷物は、4.7kgと、超UL。すごい。お二人と話をしたのですが、お一方は、2022に出場されていたとのこと。もう、実際の出場されている方と、話ができるなんて、感激でした。
二つ目は、光小屋での、100名山達成祝。ちょうど百名山を達成された方がおられて、小屋でお祝い会が開催されました。光岳で百名山コンプの方がそれなりにおられるらしく、申告があると、お祝いでバーが開かれるようです。宿泊者で集まって、酒を飲みながら、どの山はあーだった、こうだったと言って、山談義に花を咲かせるのは、楽しいですね。昨年は、47回開催したとのことでした。こんなホスピタリティ溢れる山小屋も珍しいのでは?色々な方と話をしましたが、一番印象的だった方は、南アルプスから中央アルプス、北アルプスまで、縦走するとおっしゃっていた方。9月まで、縦走スケジュールがびっちり。この二ヶ月のために、9ヶ月は死ぬ気で働いているようです。こういう生き方もあるのか!と目からウロコでした。荷物も、22kgを背負ってなので、体力も半端ないです。世の中には、色々な人がいるものだな、と勉強になりました。
しかし、南アルプスの深部は、おっさんが多くてゆったりできる良い山域でした。みなさんも、いかがですか?
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