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Yamareco

記録ID: 5755861
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

聖岳

2023年07月22日(土) ~ 2023年07月25日(火)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
30:28
距離
53.4km
登り
4,944m
下り
4,910m

コースタイム

1日目
山行
6:34
休憩
1:02
合計
7:36
5:09
61
6:10
30
6:40
6:42
2
6:44
6:51
42
7:33
7:42
121
9:43
9:56
28
10:24
10:48
84
12:12
12:19
20
12:39
6
12:45
2日目
山行
7:28
休憩
2:01
合計
9:29
4:15
19
宿泊地
4:34
48
5:22
64
6:26
6:45
35
7:20
7:33
29
8:02
15
8:17
8:18
4
8:22
9:13
4
9:17
99
10:56
11:06
38
11:44
11:50
7
11:57
12:13
7
12:20
12:25
79
13:44
3日目
山行
6:20
休憩
1:44
合計
8:04
4:56
30
宿泊地
5:26
5:45
12
5:57
18
6:15
15
6:30
6:34
15
6:49
75
8:04
8:16
69
9:25
9:26
80
10:46
10:51
16
11:07
11:55
15
12:10
12:14
9
12:23
12:34
11
12:45
15
4日目
山行
5:28
休憩
0:13
合計
5:41
5:35
5
県営光岳小屋
5:40
5:46
46
6:32
62
7:34
7:37
18
7:55
44
8:39
34
9:13
9:17
52
10:09
67
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
芝沢ゲート。これから出発。
来るまでに、車酔いで吐いた上に、ほとんどねれてないので、体調最悪でスタート。
芝沢ゲート。これから出発。
来るまでに、車酔いで吐いた上に、ほとんどねれてないので、体調最悪でスタート。
この峡谷を進んでいく。アルプスって漢字の谷ですな。
この峡谷を進んでいく。アルプスって漢字の谷ですな。
崩れた箇所は高巻きの道が作られていました。
崩れた箇所は高巻きの道が作られていました。
易老渡の駐車場。以前は、ここまで車で入って光岳に行ったんですね。
易老渡の駐車場。以前は、ここまで車で入って光岳に行ったんですね。
更に登って、聖光小屋です。
更に登って、聖光小屋です。
こちらは聖光小屋のキャプ場。
こちらは聖光小屋のキャプ場。
看板を見ると、以前は、聖光小屋まで車で入れたんすね。
看板を見ると、以前は、聖光小屋まで車で入れたんすね。
聖光小屋唐崎も崩壊ポイントありです。でも、全部、行けるようになっています。
聖光小屋唐崎も崩壊ポイントありです。でも、全部、行けるようになっています。
西沢渡の手動ゴンドラ。3名で渡りました。
西沢渡の手動ゴンドラ。3名で渡りました。
渡った先に、廃屋が。山小屋だったんでしょうか?
渡った先に、廃屋が。山小屋だったんでしょうか?
ギンリョウソウ。生で見たのは、小学生以来。
ギンリョウソウ。生で見たのは、小学生以来。
苔平。お昼にしました。
苔平。お昼にしました。
よくわからないかもですが、道が真っ赤です。ここの岩体赤いんです。
よくわからないかもですが、道が真っ赤です。ここの岩体赤いんです。
2200m到着。あと、200m
2200m到着。あと、200m
ゴゼンタチバナ
ギンリョウソウが結構あります。
ギンリョウソウが結構あります。
西澤三角点到着
もうちょっとで登りも終了!
もうちょっとで登りも終了!
薊畑分岐から。上河内岳方面は、雲の中。
薊畑分岐から。上河内岳方面は、雲の中。
ニッコウキスゲのお花畑。鹿の食害でやられてしまったらしく、植生回復中です。
ニッコウキスゲのお花畑。鹿の食害でやられてしまったらしく、植生回復中です。
聖平小屋。
今晩は、ここで一泊。ついて早々に寝ました。
睡眠不足に、嘔吐していると、きつい...
夕方に起き出して、飯食ってまた寝て.....
今晩は、ここで一泊。ついて早々に寝ました。
睡眠不足に、嘔吐していると、きつい...
夕方に起き出して、飯食ってまた寝て.....
翌朝。聖岳にピストン。雲はあるけど、晴れかな?
翌朝。聖岳にピストン。雲はあるけど、晴れかな?
聖岳に向け
易老渡方面は、雲海の中。
易老渡方面は、雲海の中。
上河内岳、茶臼岳
上河内岳、茶臼岳
富士山も見えます。
富士山も見えます。
聖岳の山肌は、なかなか激しいです。重厚感が合って、好きだわ。
聖岳の山肌は、なかなか激しいです。重厚感が合って、好きだわ。
聖岳の隣の、兎岳。今年の干支の山ですな。
聖岳の隣の、兎岳。今年の干支の山ですな。
小聖岳登頂。
聖岳の岩稜にも、植物が根付いています。素敵。
聖岳の岩稜にも、植物が根付いています。素敵。
聖岳登頂。
途中は、カット。
1
聖岳登頂。
途中は、カット。
雲が多いとダイナミックですね。
雲が多いとダイナミックですね。
奥聖。今回は、パスで。
奥聖。今回は、パスで。
上河内岳、あとで行くからねー
上河内岳、あとで行くからねー
赤石岳。最後の最後で、顔を出してくれました。
赤石岳。最後の最後で、顔を出してくれました。
降り始めると、あっという間にガスの中。
降り始めると、あっという間にガスの中。
上から見た聖平の分岐。日が照っていると、きれいな場所だなと。昨日は、あまり良くわかりませんでした。
上から見た聖平の分岐。日が照っていると、きれいな場所だなと。昨日は、あまり良くわかりませんでした。
上河内岳も、美しい。
上河内岳も、美しい。
あともう少しで南岳
あともう少しで南岳
南岳到着
上河内岳。頑張れ!
上河内岳。頑張れ!
マルバダケブキのお花畑....
鹿の食害でこうなっちゃったそうで、微妙....
1
マルバダケブキのお花畑....
鹿の食害でこうなっちゃったそうで、微妙....
雷鳥がいました!
わかりますかね?
2
雷鳥がいました!
わかりますかね?
山頂到着。聖岳は、雲の中。
聖平小屋が確認できます。
山頂到着。聖岳は、雲の中。
聖平小屋が確認できます。
下山時にも、先程の雷鳥がいました。
ひなを4羽連れていました。
2
下山時にも、先程の雷鳥がいました。
ひなを4羽連れていました。
ガスガスの中を歩いて
ガスガスの中を歩いて
今晩の幕営地、茶臼小屋。
ここで一泊してよかったです。一気に光小屋とか、朝に聖岳行ったら無理です。
今晩の幕営地、茶臼小屋。
ここで一泊してよかったです。一気に光小屋とか、朝に聖岳行ったら無理です。
朝の茶臼小屋からの眺め。
富士山が最高
朝の茶臼小屋からの眺め。
富士山が最高
まずは、茶臼岳
山容が結構いい感じですね。
まずは、茶臼岳
山容が結構いい感じですね。
茶臼岳到着
聖岳が朝日に照らされ、きれいです。
聖岳が朝日に照らされ、きれいです。
これから向かう先の光岳
これから向かう先の光岳
仁田岳に寄り道
仁田岳の山頂は、結構広くて、木もないので、見晴らしが良いです。ただ、途中ハイマツ漕ぐので、足はびしょ濡れ
仁田岳の山頂は、結構広くて、木もないので、見晴らしが良いです。ただ、途中ハイマツ漕ぐので、足はびしょ濡れ
富士山が、なんか霞のために層になってて、いい感じ
富士山が、なんか霞のために層になってて、いい感じ
希望峰に戻りました
希望峰に戻りました
易老岳到着。眺望全くなし
易老岳到着。眺望全くなし
易老岳を降りると、こんな感じの眺望の良いポイントがあります。
易老岳を降りると、こんな感じの眺望の良いポイントがあります。
これもそう。
ここから、沢沿いに登ります。岩なので、結構しんどい。
差を150m弱登ります。
ここから、沢沿いに登ります。岩なので、結構しんどい。
差を150m弱登ります。
登り切ると、こんな感じの良いポイントに。水場あります。
登り切ると、こんな感じの良いポイントに。水場あります。
イザルヶ岳に寄りました。ここ、めちゃ良いです。
イザルヶ岳に寄りました。ここ、めちゃ良いです。
これ見てください。茶臼、上河内、聖で、ドーン!
これ見てください。茶臼、上河内、聖で、ドーン!
光岳と光小屋
これから向かいます。
光岳と光小屋
これから向かいます。
光岳、登頂!
眺望は、ないのですが、10m先にビューポイントあります。
1
光岳、登頂!
眺望は、ないのですが、10m先にビューポイントあります。
ビューポイントからはこんな絶景が拝めます。
右側の双耳峰がおそらく、池口山。300名山ですね。
ビューポイントからはこんな絶景が拝めます。
右側の双耳峰がおそらく、池口山。300名山ですね。
で、光石には当然行きます。
で、光石には当然行きます。
ここも眺めが良い。
ここも眺めが良い。
戻って休んでいたら、百名山が終わった方がいらっしゃいまして、お祝いの酒場が開催されました。
山小屋のスタッフの肩を撮らせてもらいました。
戻って休んでいたら、百名山が終わった方がいらっしゃいまして、お祝いの酒場が開催されました。
山小屋のスタッフの肩を撮らせてもらいました。
気合が入っていて、光岳のマスを作って、升酒が!
気合が入っていて、光岳のマスを作って、升酒が!
富士山の裾野には、明かりが見えます。おそらく、富士宮口5合目?
1
富士山の裾野には、明かりが見えます。おそらく、富士宮口5合目?
朝、なんと素敵な!
幻想的な最後の朝になりました。
1
朝、なんと素敵な!
幻想的な最後の朝になりました。
富士山も!
山小屋に別れを告げて、最終日いざ出発!
山小屋に別れを告げて、最終日いざ出発!
イザルヶ岳からは、中央アルプスと、御嶽山、更に、北アルプスが見えました。槍ヶ岳らしきものも....
イザルヶ岳からは、中央アルプスと、御嶽山、更に、北アルプスが見えました。槍ヶ岳らしきものも....
光岳、光小屋とも、最後のお別れ
光岳、光小屋とも、最後のお別れ
易老岳に到着。あとは降りるだけ!
易老岳に到着。あとは降りるだけ!
易老渡到着。最後に橋を渡れば、あとは林道歩き
易老渡到着。最後に橋を渡れば、あとは林道歩き
よく高巻き作ったよな、と思うのですが、台風が来たら、また、駄目になるなこれ、とも思う。
よく高巻き作ったよな、と思うのですが、台風が来たら、また、駄目になるなこれ、とも思う。
芝沢ゲート到着。
お疲れさまでした。
芝沢ゲート到着。
お疲れさまでした。

感想

聖岳、光岳に行ってきました。充実の4日間。最高でした!
行程なんですが、
つくまでが、台風の爪痕で芝沢ゲートまでが偉く大変。私は、最後の最後で、リバースしてしまい.....ゲートに着いたのも、2:30を回っており、5:00には出発なので、4:30には起き出して準備を始めるから、2時間も仮眠が取れない状態。グロッキーでしたが、なんとか出発しました。歩きだして、水をガンガン飲み始めると、体調も回復。やっぱり吐いて、水分が足りなかったようです。また、夕食分も戻しちゃっているので、カロリーも足りず、途中で二回昼食を取りました。
芝沢ゲートからの道は、崩壊箇所もありましたが、聖光小屋のオヤジさんが頑張ってくださいまして、徒歩なら問題なしのレベル。オヤジさん、ありがとう!聖光小屋に一円も落とさなくてごめん!という感じです。
一日目は、聖平小屋までとしたので、それでもなんとかたどり着きましたが、やはり、眠い。テント張って、すぐに昼寝をしました。

二日目は、体調は完全にもとに戻りました。工程は、聖岳に登って、上河内に行って、茶臼小屋までになります。印象深かったのは、聖岳の山腹の岩体から節理面に沿って、水が溢れ出している光景と、上河内岳で見かけた雷鳥です。山腹から溢れる水が沢になって、激しい音を立てて流れていくさまは、圧巻でした。雷鳥は、生雷鳥は初だったんですよね。ひなが四羽いて、最高でした。

三日目に良かったのは、何と言ってもイザルヶ岳!ここ、最高です。何なら、ここにテント張りたいわ!というぐらい、眺望が素晴らしい。皆さんも是非立ち寄ってください。光岳は大したことないです。光石まで行けば、素晴らし眺望に預かれます。

四日目は、光小屋から見た御来光の景色ですね。稜線にうっすら雲が流れる先に、光岳、上河内岳、茶臼岳が見える景色はこれまた最高でした。

人との出会いという意味では、今回2つの大きな出会いがありました。
一つは、TJARの選手とお話できたことです。茶臼小屋で食事をしようとすると、トレランポイ方々と一緒になりました。話をすると、2024のTJARに参加するために、宿題をこなしている最中だとか。南アルプスのコースを2泊3日で回っているんですって。駒ヶ根の駅からですよ。信じられない。明日は、1時に出発で、3時間で下山して、その後ロードを60km走るんだとか。いやすごい。しかも、テン泊装備ですからね。でも、荷物は、4.7kgと、超UL。すごい。お二人と話をしたのですが、お一方は、2022に出場されていたとのこと。もう、実際の出場されている方と、話ができるなんて、感激でした。
二つ目は、光小屋での、100名山達成祝。ちょうど百名山を達成された方がおられて、小屋でお祝い会が開催されました。光岳で百名山コンプの方がそれなりにおられるらしく、申告があると、お祝いでバーが開かれるようです。宿泊者で集まって、酒を飲みながら、どの山はあーだった、こうだったと言って、山談義に花を咲かせるのは、楽しいですね。昨年は、47回開催したとのことでした。こんなホスピタリティ溢れる山小屋も珍しいのでは?色々な方と話をしましたが、一番印象的だった方は、南アルプスから中央アルプス、北アルプスまで、縦走するとおっしゃっていた方。9月まで、縦走スケジュールがびっちり。この二ヶ月のために、9ヶ月は死ぬ気で働いているようです。こういう生き方もあるのか!と目からウロコでした。荷物も、22kgを背負ってなので、体力も半端ないです。世の中には、色々な人がいるものだな、と勉強になりました。

しかし、南アルプスの深部は、おっさんが多くてゆったりできる良い山域でした。みなさんも、いかがですか?

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訪問者数:151人

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未入力 塩見・赤石・聖 [4日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [日帰り]
光岳 日帰りチャレンジ
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

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