前穂高岳・奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳南峰・北穂高岳⛰
- GPS
- 19:40
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 2,455m
- 下り
- 2,459m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 8:35
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 10:22
天候 | 晴れ☀️時々曇り☁️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
快適だが危険箇所有り🥾 |
写真
感想
2023/7/29〜2023/7/30 北アルプス「穂高岳」 ⛰️
山行記録
1.山域 北アルプス「穂高岳」
2.参加者 バリオス
3.日程 2023年7月29日(土)〜30日(日)
4.コースタイム
総移動距離:17.5 km
標高差 登り2,182 m 下り2,186 m
1 日目
天気:晴れ☀時々曇り☁ 山行時間:8時間35分(休憩1時間41分)
上高地バスターミナル05:08→河童橋公衆トイレ05:12→日本山岳会上高地山岳研究所05:18→岳沢湿原・岳沢登山口05:26→天然クーラー06:00→見晴台06:10→岳沢小屋07:26→カモシカの立場08:33→岳沢パノラマ09:00→雷鳥広場09:28→紀美子平10:00→前穂高岳10:40→紀美子平11:10→南稜の頭12:20→穂高岳13:05→穂高岳山荘泊13:44
2 日目
天気:晴れ☀ 山行時間:10時間22分(休憩2時間17分)
泊穂高岳山荘05:37→涸沢岳06:24→ドームの頭07:43→北穂高岳南峰08:13→北穂高岳08:28→北穂高小屋09:35→北穂高岳09:42→北穂高岳南峰09:47→北穂高岳・天場09:54→涸沢小屋11:52→涸沢11:57→涸沢ヒュッテ12:16→Sガレ12:34→大崩落地12:44→本谷橋13:07→横尾岩小屋跡13:35→横尾13:52→新村橋14:25→徳澤園14:39→徳沢公衆トイレ14:41→徳本口15:12→明神館15:19→小梨平15:46→河童橋15:52→上高地バスターミナル15:58
5.報告
先週に引き続き北アルプス登山。
狙う山は穂高岳⛰
ルートは1日目に前穂高岳・奥穂高岳に登り穂高岳山荘に宿泊。
2日目に涸沢岳・北穂高岳に登る予定でした。
前日まで穂高山荘に泊まること以外決まっていなかったので不安でしたが全て予定通りに回れました。
(最終日にビール🍺やスイカ🍉で夏を満喫し、登山バッチ購入巡りでバスの時間に追われていたこと以外は・・・)
1 日目
前日に沢渡第三駐車場に車で向かうもはっきりと場所が分からず上高地方向の閉まったゲートまで行ってしまいました😓
スマホのナビで確認しながら戻ると2時にはバスターミナルに近い場所は満車🈵
下の段に車を止めました🚗
3時まで仮眠し、5時始発のバスに乗るために4時にチケット売り場に並ぼうとすると一番乗りでした😅
場所を間違えているといけないので次に来た方に聞くと間違っていないそうです。
待っていると段々と集まって来ました。
後に来た3名がタクシーの相乗りを提案していたので便乗させてもらいました🚕
深夜に一度来たゲートまで来ると5時になるまで開かないので結局そこで待つことになりました。
ゲートを1番に通り、上高地バスターミナルからスタートダッシュ🚶♂️
周りはガスっていたけれど幻想的でした🌫️
河童橋で記念撮影して綺麗な川の流れを横目に先を急ぎます。
明神岳にも登ってみたいな⛰️
2021年の5/1〜3に参加した山岳会の岳沢合宿では雪山テント泊だったので荷物が重くてなかなか辿り着けなかった登山口もあっという間に着きました。
そこからはひたすら登る忍耐ルートが続きます。
素敵なお花や見所の案内板があると足を止めてしまうので登る勢いを止めてしまいます💧
風穴の天然クーラーは名前程冷えてはいませんでした😑
雷鳥広場では雷鳥に会えなかったけれど別の場所で飛び立った2羽の鳥はライチョウだった様な・・・🐦
そんなことを考えてなるべく足の負担を考えない様にして先に進みました。
そして辿り着いた紀美子平は前穂高岳と奥穂高岳の分岐になります。
前穂高岳を超えて奥穂高岳に登るつもりでいたら軽装のお兄さんにそのルートはバリエーションルートだから辞めた方が良いとアドバイスを頂きました。
先を見ると確かに不安要素が一杯だったので紀美子平にメインザックをデポして前穂高岳にアタックザックで登り、その後に戻ってくることにしました。
岩をガンガン登らなければならなかったのでお兄さんのお話を信じて良かったです🙂
山頂は白濁とした景色でしたがピークハンターとしては満足でした。
また紀美子平でザックを回収し、奥穂高岳に向かいます。
宿泊地の穂高山荘は山頂を超えないといけないので頑張らねば。
結構な距離がありましたが頑張って登り、奥穂高岳で先程のお兄さんに再会。
お互いに写真を取り合い、登頂を祝いました。
山頂には立派な祠がありました。
日本第三位の標高の山に登れて感無量です。
その辺りから有名なジャンダルムが見えます。
西穂高岳からジャンダルムを通って来た方々は疲れていそうでしたが顔が達成感で笑顔が溢れていました😆
羨ましいな😊
私もいつかは行くことが出来るのだろうか?
今回の計画には無いけれどいつかは西穂高岳には登りたいなと思いました。
そして後ろ髪を引かれながらも穂高山荘に向かいます。
穂高山荘の直前の壁にびっくり😲
垂直に近い壁に梯子や鎖⛓️がついていますが高度感が半端ないです。
結果論ですがこの山行で私にとって一番の難所でした。
というかここで滑落したら山荘の前でくつろいでいる方々の前で公開自殺では・・・😱
考えてしまうと足がすくみました。
とにかく三点支持で慎重に下りました。
無事に下りられたら受付を済ませて直ぐビールを購入しました🍺
普段日帰り登山ばかりなので運転が控えているとお酒を飲めないけれど宿泊する時の幸せを噛み締めました。
夕飯は2番目のグループ。
ご飯と味噌汁はおかわり出来たので沢山頂きました。
素敵な夕陽を満喫したら早めに就寝🌄
翌日に備えました。
2日目
剱岳の剣山荘の様にお弁当があれば早出が出来たのですが穂高山荘の朝食時間は割り振られていて1番時間が早くても5時。
日の出🌄を観賞してから朝食を終え、急いで準備して最初のピークの涸沢岳を目指しました。
昨日早く山荘に着いたのでそのまま行くことも考えましたがまた登っても戻らなければならないので自粛していました。
山荘から山頂が見えるほど近く、岩山だということが分かります。
山頂に辿り着くと360℃景色の良い展望👀
穂高岳に登るついでだったけれど3000m級の山であり、山頂からは富士山🗻や奥穂高岳から西穂高岳、北穂高岳から南岳さらには槍ヶ岳、目の前に前穂高岳などの山々⛰️はもちろんのこと、眼下に涸沢岳から続く涸沢カールの姿を一望出来ます。
それにしても山頂は狭く、北穂高岳に行くには分岐まで一度下りなければならないのでザックをデポして登れば良かったです。
北穂高岳の周辺は妻がネットで調べてくれていたのですが岩場の鎖場⛓️や梯子が多く、トラブルが起これば大怪我以上という高度感があるルートでした。
特に奥壁バンドという場所は滑落事故が多発していると警告する案内板がありました。
すれ違いが難しく、譲り合いながら行くので混んでいる時は時間がかかると思います。
北穂高岳は双耳峰で先に南峰があります。
ちょっと分かりづらい場所にあるためか皆興味がないのか素通りしている方が多かったです。
南峰から別のピークに向かうのは真っ直ぐ行けないと注意書きがわざわざ岩に取り付けられていました。
一旦下るために南峰は見落とされてしまうのかもしれません。
北穂高岳のピークはすぐ近くにありました。
こちらの展望も良く、沢山の記念写真を撮りました。
山頂のすぐ下には北穂高小屋がありました。
たまにしか見かけないけれど集めている登山カードが無料で配布されていました。
槍ヶ岳が見えるテラスで缶ビール🍺を頂き、缶を捨てに行ったら生ビールがあることに気付き更に一杯🍻
妻の作ってくれたおにぎり🍙や気圧でパンパンに袋が膨れ上がったパン🥖を食べて体力を回復しました。
予定のピークは全て回れたから下山しようとしたらストックは仕舞った方が良いですよと山岳パトロールの方に指摘されました。
下りようとしている道は大キレットと呼ばれる難所に通じるルートだそうで、一旦休むと力が出なくなるので指さす方まで一気に行った方が良いとおっしゃいます。
何か危なそう💧
詳しく聞くと予定していた涸沢に下りるルートは一旦北穂高岳の山頂に戻ってから分岐があり、それを下らないと涸沢には向かえないとのこと。
パトロールの方に会えて良かったです😌
涸沢までのルートはそんなに危なくないと思っていたらこちらも鎖場⛓️などあり、意外と気が抜けなかったです😨
それでも慎重に下りて行き、無事に涸沢小屋まで下りられました。
先に着いていた方々の食べるソフトクリームが美味しそうで購入🍦
涸沢カールを眺めながらのソフトクリームは冷たくて美味しかったです😋
そのまま下山するルートがありましたが涸沢ヒュッテが見えていたのでそちらにも向かいました。
途中で東大涸沢診療所があったのですが、野生の猿が居て診療所の壁を齧っていました🐒
涸沢ヒュッテではカットスイカを売っていたので購入🍉
塩を振って食べたスイカは冷えていて甘くて美味しかったです🧂
この涸沢の辺りでは水が無料で給水出来ます🚰
その後はひたすらバスの時間に間に合わせるために急いで進みます🏃♂️💨
岩のある場所ですれ違いの方を避けた時に1度転倒😰
難所での転倒では無くて良かったです😓
ザックがクッションになってくれて全く怪我はありませんでした。
横尾→徳沢→明神→河童橋→上高地バスターミナルと槍ヶ岳に登った時と同じルートで無事に下山することが出来ました😉
6.感想
天気が良かったので各所で素晴らしい眺めを見ることが出来ました。
やれることはやった大満喫の山旅でした。
日本百名山は移動時間が多い所とお金がかかる所が残ってしまったのでこれからは登頂に時間がかかるかもしれません。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する