鳳凰三山（夜叉神峠〜南御室小屋〜青木鉱泉）

2023年07月29日(土) ~ 2023年07月30日(日)

• GPS: 11:14
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,893m
• 下り: 2,184m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:36
• 休憩: 0:45
• 合計: 4:21

距離 8.3km 登り 1,303m 下り 243m

8:31 夜叉神峠登山口
9:12 9:13 夜叉神峠
9:17 9:25 夜叉神峠小屋
10:23 10:25 杖立峠
10:56 11:09 火事場跡
11:47 11:53 苺平
12:17 12:32 辻山
12:52 南御室小屋

2日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:29
• 合計: 6:29

距離 10.4km 登り 612m 下り 1,948m

4:31 南御室小屋
5:23 5:24 砂払岳
5:27 5:28 薬師岳小屋
6:00 6:06 鳳凰山
6:22 鳳凰小屋分岐
7:00 7:06 アカヌケ沢の頭
7:31 7:38 鳳凰小屋
8:28 8:34 白糸の滝
9:32 9:34 南精進ヶ滝
11:00 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路
東梅田（高速バス9000円　22:00ー6:25）→
甲府（路線バス1450円　6:55ー8:07）→夜叉神峠入口

帰路
青木鉱泉（路線バス2000円、12:15ー13:11）→
韮崎（JR普通　13:21ー14:51）→塩尻（特急　15:03ー17:07）→
名古屋（新幹線　17:41ー18:30）→新大阪

コース状況／危険箇所等

夜叉神峠〜南御室小屋：　勾配は緩やか、危険個所はなし
南御室小屋〜薬師小屋：　樹林帯、勾配はややきつい、危険個所なし
薬師小屋〜地蔵岳：　稜線沿いの道、途中岩場もあるが危険個所はない
地蔵岳〜鳳凰小屋：　途中、砂地の急な勾配、ツボ足で進む
鳳凰小屋〜青木鉱泉：　このコース一番の難所、勾配きつく、崩落地、道幅の狭いトラバースもあり注意が必要　
　

その他周辺情報

青木鉱泉　入浴1000円

写真

7/29 6:30

甲府駅、予定より30分前に到着。6:55発の広河原行に間に合いました

7/29 6:30

甲府と言えばこの人

7/29 8:18

夜叉神登山口に到着、車内はほば満席でした

7/29 8:31

登山口です

7/29 8:35

緩やかな上り坂

7/29 8:41

木には名札もみられます

7/29 8:43

7/29 8:56

下界は雲の下です

7/29 8:58

マムシグサ

7/29 9:14

夜叉人西口登山道との分岐

7/29 9:16

夜叉神小屋、到着

7/29 9:17

峠からは白根三山の絶景

7/29 9:18

快晴です

7/29 9:24

テント場もあります

7/29 9:25

夜叉神峠の由来、
夜叉神が御勅使川の氾濫を起こしていたそうです
信玄堤の構築にも繋がります

7/29 9:55

進行方向の右に富士山も見えてきました

7/29 10:24

この辺りのケルンは鉄製です

7/29 10:26

苺平に向かいます

7/29 10:46

休憩スペースです

7/29 10:58

杖立峠

7/29 10:58

苺平に向かいます

7/29 10:59

勾配がきつくなってきました

7/29 11:00

右から北岳、間ノ岳、農鳥岳

7/29 11:11

鹿です、人馴れして怖がりません

7/29 11:12

南御室小屋からの連絡板です

7/29 11:15

歩きにくい道が続きます

7/29 11:20

青と白と緑のコントラストが素晴らしい

7/29 11:20

オトギリソウ

7/29 11:29

元気をもらいました

7/29 11:35

樹林帯が続きます

7/29 11:46

苺平に到着

7/29 11:47

小屋まであと少し

7/29 11:55

平坦な広いスペース
一服しました

7/29 11:59

ミヤマバイケイソウ

7/29 11:59

ミヤマバイケイソウ群生

7/29 12:36

辻山に寄り道します

7/29 12:08

道は狭いですが、明瞭です

7/29 12:13

道しるべもあり
迷うことはありません

7/29 12:19

標点に到着
この辺りは木々に覆われ視界なし

7/29 12:20

先を進むと抜群のロケーション

7/29 12:22

白根三山、一望です

7/29 12:29

写真中心辺りの奥の峰は仙丈ヶ岳

7/29 12:33

明日、登る鳳凰三山も望めました

7/29 12:41

後髪ひかれる思いで小屋に向かいます

7/29 12:42

あと一歩

7/29 12:47

緩やかな登坂です

7/29 12:51

ゴミは持ち帰りましょう

7/29 12:52

甲府市街も見渡せました

7/29 12:52

auの繋がるスポット
小屋では繋がらないため貴重です

7/29 12:54

南御室小屋に到着
一泊二食　10000円、安いです

7/29 12:55

売り切れが目につきます
聞くところによると、明日、二ヶ月ぶりのヘリによる物資補給
因みにヘリの影響でテントは朝4時までに撤収、小屋泊者も5時以降、ヘリの荷おろしまで外出禁止とのこと

7/29 13:06

ビールいただきました

7/29 13:41

小屋周辺は高山植物の宝庫
ベニバナイチヤクソウ

7/29 13:42

ヤナギラン

7/29 13:42

アキノキリンソウ

7/29 13:43

水場付近に
トリカブト

7/29 13:45

水場の水は飲料ok
正真正銘の南アルプスの天然水

7/29 13:45

クルマユリ

7/29 13:46

キバナノヤマオダマキ

7/29 14:03

ベッドスペースは2人分
荷物を広げるスペースも十分です

7/29 16:31

テント場はテントで埋め尽くされてます

7/29 16:32

ヤマハハコ

7/29 16:32

イチゴ

7/29 17:31

夕食はビーフシチュー
おかわり放題
朝食も帰り際にいただきました
朝食はおにぎり2つでした
お米は芯もなく上手に炊けていました

7/29 18:02

テント泊の方は自炊です

7/30 4:32

スタート前の山小屋
空が白んじています
夜は満点の星空でした

7/30 4:34

東の空は明るくなってきました

7/30 4:36

薬師岳に向かいます

7/30 4:42

急な岩塊の道です

7/30 4:53

薬師岳に向かう途中、ご来光です

7/30 4:55

森も朝日に照らされてます

7/30 4:58

朝日の木洩れ陽

7/30 5:15

白根三山も朝日に照らされて

7/30 5:17

樹林帯を過ぎると砂地

7/30 5:18

富士山も雲海に包まれコントラストが幻想的でした

7/30 5:19

タカネビランジ
南アルプス特有、特に鳳凰山を代表する花です

7/30 5:24

タカネビランジの花束
白に近い薄いピンク色です

7/30 5:26

岩場が続きます、前に進むのは高校生の登山者

7/30 5:29

薬師小屋に到着

7/30 5:33

小屋の先は砂地が広がります

7/30 5:35

薬師岳に到着

7/30 5:35

ロケーション抜群
雲一つない天気

7/30 5:36

観音岳方面
緩やかな斜面です

7/30 5:39

八ヶ岳は雲上に
こんな日に登りたかった

7/30 5:41

左から北岳、仙丈ヶ岳

7/30 5:53

岩場は慎重に

7/30 5:54

稜線上の富士山
うまい具合に重なりました

7/30 6:02

観音岳に到着、頂上付近は岩場

7/30 6:03

右の峰は甲斐駒ヶ岳

7/30 6:03

オベリスクも見えます

7/30 6:04

富士山
どこから見ても存在感あります

7/30 6:08

八ヶ岳は雲上です

7/30 6:21

砂地の先はハイマツ
小梢にはホシガラスが休んでいました

7/30 6:22

オベリスクと八ヶ岳

7/30 6:24

鳳凰小屋　分岐

7/30 6:24

砂地が続きます

7/30 6:29

北岳、仙丈ヶ岳
存在感あります

7/30 6:41

タカネビランジ
色が濃いです

7/30 6:58

オベリスク
登頂者がいます

7/30 6:59

砂地の傾斜が続きます

7/30 7:02

地蔵岳から望む北岳

7/30 7:02

風もなく穏やかな天気です

7/30 7:02

日本庭園のよう

7/30 7:03

オベリスクを挟み
左が八ヶ岳
右が甲武信岳、金峰山

7/30 7:10

お地蔵様が並びます

7/30 7:10

オベリスクのアップ

7/30 7:11

地蔵岳周邊は風化した花崗岩の砂地です

7/30 7:12

鳳凰小屋に向かいます

7/30 7:18

滑るように降ります
ボーナスステージです

7/30 7:20

ボーナスステージを過ぎると
樹林帯です

7/30 7:32

10分ほどで鳳凰小屋に到着
コーラとキーホルダーを購入

7/30 7:40

しばらく休憩し
ドンドコ沢方面を進みます

7/30 7:44

沢の沿いの道です

7/30 7:51

涸れ沢の中を進みます

7/30 7:58

樹林帯に戻ります

7/30 8:08

途中、崩落地もあり慎重に進みます

7/30 8:14

五色滝
その名の通り
虹がかかっていました

7/30 8:15

白糸滝に向かいます

7/30 8:31

狭い道幅のトラバース

7/30 8:34

白糸滝

7/30 8:38

シギンカラマツ

7/30 8:55

鳳凰滝方面に向かいます

7/30 9:11

また崩落地

7/30 9:14

鳳凰の滝はスルー

7/30 9:17

鳳凰の滝はスルー

7/30 9:24

沢をわたります

7/30 9:30

マルバダケブキ

7/30 9:34

南精進ヶ滝
落差があり迫力あります

7/30 10:00

ホタルブウロ
この辺り垂直の岩場があり、
慎重に足場を選ぶ必要があります

7/30 10:30

傾斜も緩くなります

7/30 10:38

木々の隙間から日差しも
川の洪水により土壌が流されるようで
周辺は比較的、若い木が多いようです

7/30 10:41

こちらも川の上野により、土壌が浸食されたようです
まだ植物はついていません

7/30 10:42

砂防ダム案内板

7/30 10:43

こんな可愛い熊なら
遭遇してみたい

7/30 10:44

景色が開けました

7/30 10:45

三連の砂防ダム

7/30 10:45

右斜面崩壊地が復旧されてます
復旧前は通行止でしょうか

7/30 10:53

バス時刻表はありますが
バス停が見当たりません

7/30 10:58

青木鉱泉を探します

7/30 10:59

ゴールの青木鉱泉
ここで汗を流し、休憩できる東屋で
バスの出発時間までゆっくり過ごしました
温泉は六人も入ればいっぱい、
浴場の様子を見ながら、入ります
ちょうどよい湯加減で疲れもとれます

7/30 11:52

韮崎行きのバス
途中、御座石温泉から三名乗車、
車内は満席でした

7/30 11:52

青木鉱泉の入口に
バス停あります

7/30 13:17

韮崎駅に到着
急ぎ13:21発の小淵沢行きに乗車
小淵沢まではガラガラ
そこから松本行きに乗り換え
こちらの列車は席に座れないほどの乗車率でした

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

yosshi

2日間とも快晴、今年一番の天気に恵まれました。コロナの影響で、最近の山小屋は人数制限もあり、ゆっくりできます。とくに南御室小屋は値段もリーズナブル、学生さんにも利用して貰えるよう、切り詰めて運営しているとのこと。お土産も他の小屋より安い印象です。
また最近は登山客も増え、高山植物の痛みが目立つとのこと。登山道から外れることなく、ストックの石突にはカバーをするよう注意喚起をされてました。
南精進滝付近ではプチ滑落に遭遇、幸い歩行でき自力で下山されてましたが、ドンドコ沢ルートは崩落地、巻き道、狭い道幅のトラバースなど、焦らずゆっくり進む必要があります。