記録ID: 5810714
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
【双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳・赤牛岳】北アの真ん中ぶっこ抜き❕の美しき稜線歩きと修行の読売新道と(IN:新穂高 OUT:黒部ダム)
2023年08月10日(木) ~
2023年08月13日(日)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 28:25
- 距離
- 47.3km
- 登り
- 4,167m
- 下り
- 3,835m
コースタイム
1日目
- 山行
- 1:03
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 1:08
距離 4.8km
登り 336m
下り 37m
2日目
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 8:35
距離 13.6km
登り 1,747m
下り 603m
13:14
3日目
- 山行
- 9:36
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 11:23
距離 14.8km
登り 949m
下り 2,001m
4日目
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:17
距離 14.2km
登り 1,136m
下り 1,194m
標高2,700mを超えたあたりから体が重たくなり、ペースが一気に落ちています。
コースタイムを参考にする場合は、上記を考慮に入れていただければと。
日ごとの行程。GARMIN調べで、ヤマレコとはズレあり。参考にしていただく際の目安として。
1日目:4.9km ↑320m↓80m
2日目:14.1km ↑1,670m↓590m
3日目:14.0km ↑880m↓1,850m
4日目:18.5km ↑680m↓720m
コースタイムを参考にする場合は、上記を考慮に入れていただければと。
日ごとの行程。GARMIN調べで、ヤマレコとはズレあり。参考にしていただく際の目安として。
1日目:4.9km ↑320m↓80m
2日目:14.1km ↑1,670m↓590m
3日目:14.0km ↑880m↓1,850m
4日目:18.5km ↑680m↓720m
天候 | ☀️☀️☀️☀️続き。いずれの日も、風も穏やか。 1日目:晴れ 2日目:晴れのち曇り 3日目:晴れ 4日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
結果、車の回収が非常に非効率。公共交通機関の利用がベターかと。 ◆行き あかんだな駐車場に駐車。600円/日。 3連休に入る前でしたが、P2、P4はほぼ満車。P3はちらほら、P1は閉鎖されていました。 あかんなだ駐車場から平湯温泉バスターミナルは、徒歩で10分ほど。 平湯温泉13:40発のバスで、新穂高に移動。 ◆帰り 扇沢から平湯まで、かれこれ6時間かけて車を回収。 ある意味、今回の核心部でした。 関電トンネル 電気バス 10:35 黒部ダム 10:51 扇沢 アルピコ交通・北アルプス交通 扇沢線 10:55 扇沢駅前 11:30 信濃大町駅前 →信濃大町発の松本行きが11:30発で、非常に接続悪し。11:30の電車に乗ることができれば、もう1本早い平湯温泉までのバスに乗ることができて、車の回収が2時間近く早かった。 JR大糸線・松本行 12:05 信濃大町 13:03 松本 アルピコ交通・濃飛バス 松本線 - 高山・新穂高・平湯温泉 14:55 松本 16:23 平湯温泉 →渋滞により10分程度の遅れ。お盆時期ですしねえ。これだけの遅れで済んでよかった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
テント泊の場合、三俣山荘から奥黒部ヒュッテ間を1日で歩く必要があり、長丁場となります。 読売新道を登ってくる方で、山頂ないしは山頂から下るところですれ違った方も。 かなり遅い時間に三俣山荘に着く(着かないかも?)ことになりますので、自分の脚力に見合った計画を立てることが重要かと思います。 特に北アの場合は健脚さんが多いので、過去ログを鵜吞みしないことが肝心かと。 ◆新穂高〜わさび平小屋(1日目) ・ひたすら林道歩き。登山靴ははかずに、かかとがあるタイプのサンダルで。 ◆わさび平小屋〜双六岳〜三俣蓮華岳〜三俣山荘(2日目) ・わさび平小屋から少し歩いて小池新道へ。小池新道からは山道。小池新道入口に自転車がデポしてありましたが・・・ ・鏡平山荘までは急なところもなく、歩きやすい道。鏡平山荘で休憩している方多数。私もその一人。 ・鏡平山荘から弓折乗越までは急な道。弓折乗越までに森林限界を越えて、景色の開けた登山道。弓折乗越を越えると、アップダウンを繰り返しながら双六山荘へ。 ・双六山荘からしばらくは、周りから見たときにはイメージがつかない急登。双六岳の手前は、写真でよく見るような台形の山。双六岳は展望よし。 ・双六岳を越えると、意外と丸山までの登りがきつく感じました。三俣蓮華岳への登りは、それほどでもなし。 ・三俣蓮華岳を越えると、三俣山荘までは下りの道。ハイマツ帯は狭いので、すれ違いは譲り合いながら。 ◆三俣山荘〜鷲羽岳〜水晶岳〜赤牛岳〜奥黒部ヒュッテ(3日目) ・水場がないため、水は多めに持っていく必要があります。行動時間を10時間とみて4ℓ持参(体重80kg程度、かつ汗かき)。結果的に3.5ℓ程度は消費していたので、まあ適量でした。 ・鷲羽岳への登りは急登。朝一のウォーミングアップとしては、きつ過ぎ。山頂は北ア全部見えます!(全部は見えないw)という好展望で、北アのど真ん中にいる感じを味わうことができます。 ・鷲羽岳から水晶岳を経て赤牛岳に至る道は、景色がよい素晴らしい稜線歩き。 ・水晶岳への道は、多少の岩場あり。水晶岳も展望はよいのですが、山頂が狭く、人も多くくるので短時間で。水晶岳の北峰からの下りはザレ・ガレミックスで滑りやすい道。温泉沢ノ頭までの区間は、岩場歩きあり。主にトラバースで、よじ登るようなところはありません。水晶岳から先は人が減りはするものの、意外なほどに人が多かった。赤牛岳までのピストンの方も多くいました。 ・温泉沢ノ頭を越えて赤牛岳までの道は、比較的、歩きやすい道。各ピークまでの登りは意外と急で、しんどかった。 ・読売新道は/肯啣竺上の稜線歩き、⊆林帯に入ってからの荒れ気味で歩きづらい道、2蕊瑤諒發やすい道+アスレチックで考えると、わかりやすいかと思います。森林限界より下は、景色も変わらず修行の道。よくレコにある、木の根っこが滑りやすいというのは感じませんでした。晴れ続きだったのが大きいかと思います。 ◆奥黒部ヒュッテ〜黒部ダム(4日目) ・奥黒部ヒュッテと黒部ダムは標高は50m程度しか変わりません。にもかかわらずアップダウンが多く、意外と疲れました。 ・奥黒部ヒュッテから平ノ渡までは、特に途中までは木のハシゴ、橋が多い区間。後半(平ノ渡し側)は、歩きやすくなりました。余裕を見て、コースタイムの3時間かかるつもりで出発しましたが、普通に歩いたつもりでほぼ2時間。意外と早かった。 ・平ノ渡(針ノ木側)は、待機場所が少ないです。早く着くとヒマヒマ。 ・平ノ渡船は、10名が定員。私は11番目の到着だったため、1便の2回目。わかっていれば、もう少し早く歩いていたのに・・・ ・平ノ渡以降もアップダウンが多く、木のハシゴ、橋が多いのは変わりません。切り立った場所で、落ちるとそのまま黒部湖かなあ、というところも多くありましたので、滑落には注意。長くて景色も変わらないので、飽きました・・・ ・ロッジくろよん以降は舗装された歩きやすい道。黒部ダム近くまで行くと、一気に人が増えます。下界に下りてきたんだあ、と感じる瞬間。 |
その他周辺情報 | ◆わさび平小屋 小屋泊選択で、夕食のみ9,800円。お風呂も入ることができますし、リーズナブル。 生ビールが800円、350ml缶で500円だったような・・・ テン場は特定日予約制で、この日は要予約。 水場は小屋前。ジャブジャブと。 ◆三俣山荘テント場 テン場は予約不要。 かなりのスペースがありますが、大混雑。ほぼ通路に張っている方も多くいました。 晴れが見込める3連休で、予約不要なところを求めてということで、考えることは皆同じ。 テン場代2,000円。ビールは高めで、500ml缶で1,100円。場所が場所ですし、まあ、しょうがないですね。 水場は登山道脇の沢から引いた水。ジャブジャブと。 ◆奥黒部ヒュッテテント場 テン場は予約不要。 宿泊日には10数張。前日の土曜日は、31張だったとのこと。 かなり広いスペース。下は砂地と草地あり。どこに張ってもフラット。 テン場代1,500円。ビール500ml缶で700円。ビールはお金を払って、冷えているビールを小屋脇から自分で持っていくスタイル。 水場は小屋前。ジャブジャブと。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ザック(48ℓ)
ザックカバー
クッカー
ガスボンベ
コッヘル
食料(7食分)
非常食
ハイドレーション
水
レインウェア
ライトダウン
アンダーウェア(着替え)
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
ロールペーパー
救急用品
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
テント
シュラフ
マット
サンダル
Kindle
LEDランタン
携帯バッテリー
蚊取り線香
常備薬
ボディシート
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---|
感想
山の日!
ですが、昨年に引き続いて台風の影響が懸念されて、数日前からやきもきと。
元々は南アに行くつもりでしたが、台風の影響も考慮して計画を二転三転させて、結果的に影響が少なさそうな北アへ。
200名山で未踏の赤牛岳登頂をメインディッシュとして、家を出た時点では三俣ピストンの計画。直前に読売新道を下るプランに変更。
計画変更は大正解。
4日続けての好天に恵まれ、素晴らしい景色の稜線歩きを思い切り堪能できました😊
今回は(も)、いろいろな方にお付き合いいただきました。
わさび平小屋前で一緒に飲ませていただいた、関西からのツアーガイドのOさん。
三俣山荘テン場で一緒に飲ませていただいた、富山からのお二方(silver126さんと、酒蔵の方)に。そこにいらした、まさかの2018TJAR3位の近内さん。
奥黒部ヒュッテテン場で一緒に飲ませていただいた(飲んでばっかりだー!)、名古屋の方。
ロッジくろよん以降、一緒に歩かせていただいた千葉からの方。
楽しいひと時をありがとうございました。
北アだとよく登っている人が集まるので、こうしたつながりもいいですね。
充実した山行で、下山時にはかなりの達成感で、おなか一杯。
が、いかんせん欲張りなもので、早くも次の週末のことを考えておなかが減ってきております😁
追記
三俣山荘テン場で一緒に飲ませていただいた、富山からのお二方(silver126さんと、酒蔵の方)のうち、酒蔵の方。
翌月末に黒部五郎岳に登ったときに、山頂でまさかの再会!
これもまた何かのご縁と、帰りにしっかりと酒蔵に立ち寄って日本酒を3種類購入して帰りました。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [3日]
新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平(2日間)。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
アレ?と思ってタイムラインを見比べましたが、なんと11日鏡平山荘で14分ほど重なってましたね!😮
dai_tさんより1分先に鏡平を出発したようです。私は赤い半袖シャツとサンバイザー&黒のハーフパンツでしたが、分からんですよねー😞
残念〜💔またどこかで👋
4日間お疲れ様でした!
アレ?ホントですね。
私がKgcmさんのレコを見たときには、なぜか1日違いのニアミスと勘違いしていました🤔
そして、Kgcmさんの7枚目の鏡平山荘の写真には、私の後ろ姿がばっちり写っていますね😮
山荘側の手前から2番目のテーブルで、後ろ向きにモグモグタイムしているのが私です😄
いずれにしても残念でした。が、さすがに、わからないですねー
これだけ歩いていると、こういうこともありますね。
Kgcmさんもハードな山行、お疲れさまでした。午後はガスったようですが、午前中の天気・景色は最高でしたね!
マジですか?ブルーのシャツの?
私、dai_tさんの左の小屋の脇でアイコス1本吸ってたので、その距離たるや10ヤードのバーディーパットぐらいでしたね?(結果はダボ笑)
同じ北アといえど4日間ガスにも巻かれなかったようで、羨ましい限りです😍
動線的には、10ヤードどころではなかったかもしれませんね。
またどこかですれ違うこともあるかと思いますので、ぜひ、私の後ろ姿を記憶にとどめておいてください😁
私も過去レコから、Kgcmさんの顔を復習しておきます😄
読売新道縦走おつかれ様でした。
写真を見ていると、特に縦走路の眺めが気持ちが良くいいですね。
また、一期一会の出合いも連日訪れ、よかったですね。
私も一期一会の出合いを求める派のため、初めて会った人でも話が盛り上がった時は楽しい思い出となり残ります。
北アの縦走路は、やっぱりいいですね😁
山の出会い(単に一緒に飲んだだけとも言いますが)もいいですし、ありがたいですね。
色々と、学ぶことも多いです。
そして今も、中アで飲んでいる最中だったりします😄
残念ながら、今は一人飲みですが。
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