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Yamareco

記録ID: 5817631
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

ペテガリ岳 〜令和5年山の日 遥かなる山への挑戦〜

2023年08月11日(金) ~ 2023年08月12日(土)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
17:23
距離
32.9km
登り
2,945m
下り
2,953m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
12:04
休憩
2:03
合計
14:07
4:22
4:22
60
5:22
5:31
24
6:41
6:41
12
6:53
7:13
89
8:42
8:44
54
9:38
9:38
80
10:58
11:03
9
11:12
11:12
88
12:40
14:07
42
14:49
14:49
15
15:04
15:04
81
16:25
16:25
42
17:07
17:07
71
2日目
山行
2:27
休憩
0:11
合計
2:38
5:32
48
宿泊地
6:57
7:02
46
7:48
7:48
8
8:04
8:04
6
8:10
ゴール地点
天候 1日目…曇 一時 雨 後 晴れ(暑い!!)
2日目…晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・午後4時にフェリーでマイカーで苫小牧に上陸
・そのまま元浦川林道に入りペテガリ岳登山口(林道終点)にアクセス
・林道終点の駐車スペースは10台弱が駐車可、お盆休み中ため明け方までに駐車スペースは全て埋まっていました
・元浦川林道は約20kmの未舗装路。かなりと悪路という噂を聞いていたが、路面は重機でフラットに踏み固められていて未舗装路としてはかなり走りやすい方だった。林道入口から登山口までの所要時間は約50分。
コース状況/
危険箇所等
[啼蚕点からすぐにニシュオマナイ川の渡渉。深いところで膝上の水深、少し下流側に水深が浅く流れが緩やかなポイントがあった(写真のコメントに記載した通り、林道工事用の重機搬入時に仮設の橋(鉄板)が架けられて運良く渡渉を免れる場合があるようだが、仮設の橋は重機の搬入が終わると速やかに撤去されるようなので注意)

▲戰奪團螢イ乗越に向かって目印のテープを頼りに1時間ほど沢筋を遡る。高巻きの踏み跡を辿りながら渡渉を繰り返しながら普通の登山靴で歩けるという意見もあるようだが、個人的には沢靴でジャブジャブと沢の中を歩いた方がずっと楽だと思う。
沢の分岐でどちらに進むべきか悩むポイントが何ヶ所があるので、不安になったらGPSと照らし合わせたりテープを探すなどして冷静に対処すること。

ベッピリガイ乗越の直下は上り下りとも超急斜面。しかも、足場は粘土のようにドロドロでとにかく滑る。補助ロープがあるが、それでもとにかく滑りまくる。岩場ではないので滑っても重傷にはならないと思うが、全身泥まみれになること間違いなし…。また、乗越の前後は藪がかなり深くて大量のマダニが潜んでいるので注意。

ぅ戰奪團螢イ乗越から沢筋を下り、その後はしばらく平坦な草原地帯を行くとやがてベッピリガイ沢川渡の渡渉点。ニシュオマナイ川に比べて川幅が広いが、水深は膝下〜踝程度で流れも速くないので難易度は低い。

ゥ戰奪團螢イ沢川を渡渉すると林道に出る。ここからペテガリ山荘まで約5kmの川に沿って林道歩き。途中、林道崩落個所を迂回するため再びニシュオマナイ川を渡渉するポイントがあるがここも難易度は低い。
ペテガリ山荘の手前1〜2kmの地点にヒグマの巨大な💩が落ちていたが、実際ニシュオマナイ川沿いではヒグマの目撃が多いらしい。

Ε撻謄リ山荘から1050m峰まで急登が続く。時々藪っぽいものが登山道に覆い被さったりしているが、ベッピリガイ乗越の藪に比べたら全然楽勝。踏み跡もしっかりある。ただし、引き続きマダニだらけであることに変わりはない。

1050m峰を過ぎると急登少し落ち着いて、C沢コルにかけてアップダウンを繰り返す尾根道になる。途中、名の無い2つのピーク(1293m峰、1301m峰)を越えていくが、晴れていれば間近にペテガリ岳の姿を望めるので感動すること間違いなし。
C沢コルまでは引き続き踏み跡のしっかりした道で歩きやすい。

C沢コルを過ぎるとペテガリ岳山頂まで標高差500mを直登で一気に登る。直登ゾーンの前半は深い笹の藪道、後半は植生が変化してハイマツの藪道が容赦なく襲い掛かる。戸蔦別岳のハイマツ地獄に比べたらマシかもしれないが、急登も相まってとにかくキツい。
ラスボスのハイマツ+直登ゾーンを攻略すればめでたくゴール(登頂)になります😊
ペテガリ岳登山前日
フェリーで北海道渡航前に八戸の種差海岸に寄り道
2023年08月10日 06:45撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/10 6:45
ペテガリ岳登山前日
フェリーで北海道渡航前に八戸の種差海岸に寄り道
天気は快晴
2023年08月10日 06:48撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/10 6:48
天気は快晴
明日もこの青空が続くといいな…
2023年08月10日 07:07撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/10 7:07
明日もこの青空が続くといいな…
2023年08月10日 07:07撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/10 7:07
海辺の散歩道
2023年08月10日 07:10撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/10 7:10
海辺の散歩道
ヒルガオ
2023年08月10日 07:11撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/10 7:11
ヒルガオ
波高くね…?
このあとフェリーに乗るのが少し不安になる🤢
2023年08月10日 07:13撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/10 7:13
波高くね…?
このあとフェリーに乗るのが少し不安になる🤢
2023年08月10日 07:15撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/10 7:15
八戸港フェリーターミナル
2023年08月10日 07:40撮影 by  SO-02L, Sony
8/10 7:40
八戸港フェリーターミナル
毎度おなじみシルバーフェリーで今年も北海道へ渡航します🥳
2023年08月10日 08:35撮影 by  SO-02L, Sony
8/10 8:35
毎度おなじみシルバーフェリーで今年も北海道へ渡航します🥳
午前8時45分 八戸出航!
2023年08月10日 09:01撮影 by  SO-02L, Sony
8/10 9:01
午前8時45分 八戸出航!
夏の遠征で八戸から八甲田が見えるのは珍しい
2023年08月10日 09:04撮影 by  SO-02L, Sony
8/10 9:04
夏の遠征で八戸から八甲田が見えるのは珍しい
出航から8時間後の午後4時前に苫小牧到着
2023年08月10日 15:51撮影 by  SO-02L, Sony
8/10 15:51
出航から8時間後の午後4時前に苫小牧到着
北海道に上陸後は新冠に直行
元浦川林道に入る前に新冠温泉で風呂を済ませました♨
2023年08月10日 18:17撮影 by  SO-02L, Sony
8/10 18:17
北海道に上陸後は新冠に直行
元浦川林道に入る前に新冠温泉で風呂を済ませました♨
午後9時、元浦川林道に突入
2023年08月10日 20:53撮影 by  SO-02L, Sony
8/10 20:53
午後9時、元浦川林道に突入
え…?なんかモフモフが寝てる🦊
2023年08月10日 21:31撮影 by  SO-02L, Sony
8/10 21:31
え…?なんかモフモフが寝てる🦊
全然動いてくれない😇
2023年08月10日 21:32撮影 by  SO-02L, Sony
8/10 21:32
全然動いてくれない😇
元浦川林道の路面状況は想像していたよりだいぶマシで、20kmの未舗装路を50分ほどで走り切りました。
終点の駐車スペースに到着後は車中で仮眠をとって夜明けを待ちました。
2023年08月11日 04:10撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 4:10
元浦川林道の路面状況は想像していたよりだいぶマシで、20kmの未舗装路を50分ほどで走り切りました。
終点の駐車スペースに到着後は車中で仮眠をとって夜明けを待ちました。
午前4時10分、夜明けと同時にペテガリ岳に向けて出発!!
2023年08月11日 04:10撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 4:10
午前4時10分、夜明けと同時にペテガリ岳に向けて出発!!
駐車スペースから15分ほどで林道が途切れて沢筋へ。沢岸の藪には一応踏み跡らしきものがありますが、沢靴を履いているのでジャブジャブと水に浸かって遡上します♪
そう言えば、よくレコで話題になるニオシュマナイ川の渡渉はまだなのかな?と思ってこの辺りでGPSを確認してみたら、何とだいぶ前に渡渉ポイントを通過し終えていたことが分かりました。
え?そんなに通過が大変な渡渉なんかあったけ…?と一瞬混乱しましたが、どうやらこの日は造林関係の重機が入っていたおかげで渡渉箇所に一時的に仮設の橋(鉄板)が架けられていていつの間にか渡渉地点を通過してしまったようです😇
2023年08月11日 04:26撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 4:26
駐車スペースから15分ほどで林道が途切れて沢筋へ。沢岸の藪には一応踏み跡らしきものがありますが、沢靴を履いているのでジャブジャブと水に浸かって遡上します♪
そう言えば、よくレコで話題になるニオシュマナイ川の渡渉はまだなのかな?と思ってこの辺りでGPSを確認してみたら、何とだいぶ前に渡渉ポイントを通過し終えていたことが分かりました。
え?そんなに通過が大変な渡渉なんかあったけ…?と一瞬混乱しましたが、どうやらこの日は造林関係の重機が入っていたおかげで渡渉箇所に一時的に仮設の橋(鉄板)が架けられていていつの間にか渡渉地点を通過してしまったようです😇
ちょっとした滝が立ちはだかるけど高巻きをする踏み跡を辿って簡単に攻略できました
2023年08月11日 04:44撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 4:44
ちょっとした滝が立ちはだかるけど高巻きをする踏み跡を辿って簡単に攻略できました
遡上するにつれて沢の水量が減ってきました
2023年08月11日 04:52撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 4:52
遡上するにつれて沢の水量が減ってきました
藪に覆われた沢筋を突き進みます
ちなみに多くの方が記録に上げていらっしゃる通り、藪には大量のマダニが潜んでいました😨
2023年08月11日 05:15撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 5:15
藪に覆われた沢筋を突き進みます
ちなみに多くの方が記録に上げていらっしゃる通り、藪には大量のマダニが潜んでいました😨
紛らわしい分岐🤔
ピンクテープを辿れば大丈夫!
2023年08月11日 05:16撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 5:16
紛らわしい分岐🤔
ピンクテープを辿れば大丈夫!
沢の水が無くなると最後はベッピリガイ乗越に向かって激登り
補助ロープはあるけど足場は泥々でフェルトの沢靴がスキー板のように滑ります😂
2023年08月11日 05:19撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 5:19
沢の水が無くなると最後はベッピリガイ乗越に向かって激登り
補助ロープはあるけど足場は泥々でフェルトの沢靴がスキー板のように滑ります😂
急登を登り終えると今度は藪の洗礼
試練の連続です😇
2023年08月11日 05:24撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 5:24
急登を登り終えると今度は藪の洗礼
試練の連続です😇
ここがベッピリガイ乗越
2023年08月11日 05:25撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 5:25
ここがベッピリガイ乗越
で、下降点はどこ?
2023年08月11日 05:26撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 5:26
で、下降点はどこ?
下降点発見
ここからの下りがまたまた泥+急斜面でエグいの何の…
2023年08月11日 05:27撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 5:27
下降点発見
ここからの下りがまたまた泥+急斜面でエグいの何の…
ベッピリガイ乗越のデンジャラスゾーンを抜け出したところで今回の山行初めての標識を目撃
手書きの標識だけど何だかホッとする
2023年08月11日 05:48撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 5:48
ベッピリガイ乗越のデンジャラスゾーンを抜け出したところで今回の山行初めての標識を目撃
手書きの標識だけど何だかホッとする
しばらく平坦な草原のような場所を歩きます
ここは踏み跡もしっかりあって安心して歩けました
2023年08月11日 05:48撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 5:48
しばらく平坦な草原のような場所を歩きます
ここは踏み跡もしっかりあって安心して歩けました
ベッピリガイ沢川渡渉点
水深は踝程度で難なく渡渉できました
2023年08月11日 05:56撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 5:56
ベッピリガイ沢川渡渉点
水深は踝程度で難なく渡渉できました
渡渉を終えるとペテガリ山荘までベッピリガイ沢に沿って林道を歩きます
2023年08月11日 05:56撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 5:56
渡渉を終えるとペテガリ山荘までベッピリガイ沢に沿って林道を歩きます
1.5kmほど進んだところで土砂崩れのためベッピリガイ沢の対岸に迂回するための渡渉があるが、ここも水深は浅いので難なく通過できました
2023年08月11日 06:13撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 6:13
1.5kmほど進んだところで土砂崩れのためベッピリガイ沢の対岸に迂回するための渡渉があるが、ここも水深は浅いので難なく通過できました
地獄絵図のベッピリガイ乗越に比べたらこんなに歩きやすい林道は天国ですね😇
2023年08月11日 06:41撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 6:41
地獄絵図のベッピリガイ乗越に比べたらこんなに歩きやすい林道は天国ですね😇
天国…、ヒグマの天国💩
2023年08月11日 06:41撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 6:41
天国…、ヒグマの天国💩
午前7時前、ペテガリ山荘到着
ここまで3時間以内をリミットと考えていたのでとりあえずは順調
山荘にほとんどの荷物をデポ&靴を沢靴からアカシャ2に履き替えてペテガリ岳との決戦に備えます(`・ω・´)
2023年08月11日 06:53撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 6:53
午前7時前、ペテガリ山荘到着
ここまで3時間以内をリミットと考えていたのでとりあえずは順調
山荘にほとんどの荷物をデポ&靴を沢靴からアカシャ2に履き替えてペテガリ岳との決戦に備えます(`・ω・´)
午前7時15分、ペテガリ山荘出発
いざ決戦の時!
2023年08月11日 07:16撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 7:16
午前7時15分、ペテガリ山荘出発
いざ決戦の時!
山荘から1時間半、1050m峰に到着
次第に展望が開けてきたけど肝心の稜線は低い雲に覆われていて見えません(´・ω・`)
2023年08月11日 08:43撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 8:43
山荘から1時間半、1050m峰に到着
次第に展望が開けてきたけど肝心の稜線は低い雲に覆われていて見えません(´・ω・`)
藪は刈り払われていて道は明瞭
だけど、ベッピリガイ乗越同様にマダニ天国になっています😇
2023年08月11日 08:43撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 8:43
藪は刈り払われていて道は明瞭
だけど、ベッピリガイ乗越同様にマダニ天国になっています😇
先行のグループ(道内からいらっしゃった5人組)に追いつきました
このあと抜きつ抜かれつを繰り返しながら似たようなペースで歩くことになり、励まし合いながらペテガリ岳を攻略しました😊
2023年08月11日 08:55撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 8:55
先行のグループ(道内からいらっしゃった5人組)に追いつきました
このあと抜きつ抜かれつを繰り返しながら似たようなペースで歩くことになり、励まし合いながらペテガリ岳を攻略しました😊
午前10時、1293m峰を通過
少しずつだけど確実に空は明るくなっている
2023年08月11日 10:04撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 10:04
午前10時、1293m峰を通過
少しずつだけど確実に空は明るくなっている
あと少しでペテガリ岳が見えそう
2023年08月11日 10:27撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 10:27
あと少しでペテガリ岳が見えそう
午前11時、1301m峰で休憩をしていると遂に青空とともにペテガリ岳がその姿を見せてくれました🥺
2023年08月11日 11:00撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 11:00
午前11時、1301m峰で休憩をしていると遂に青空とともにペテガリ岳がその姿を見せてくれました🥺
憧れのペテガリ岳が目の前に…
感動で震えてしまいしばらく動けませんでした
2023年08月11日 11:00撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 11:00
憧れのペテガリ岳が目の前に…
感動で震えてしまいしばらく動けませんでした
C沢のコルを通過
目の前にペテガリ岳が立ちはだかる
2023年08月11日 11:13撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 11:13
C沢のコルを通過
目の前にペテガリ岳が立ちはだかる
最後の試練、標高差500mの直登&激藪との格闘!
これを乗り切ればペテガリ岳の頂に立てる(*´Д`)
2023年08月11日 11:37撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 11:37
最後の試練、標高差500mの直登&激藪との格闘!
これを乗り切ればペテガリ岳の頂に立てる(*´Д`)
笹の藪からハイマツの藪にバトンタッチ😵
2023年08月11日 12:14撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 12:14
笹の藪からハイマツの藪にバトンタッチ😵
森林限界を突破
2023年08月11日 12:14撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 12:14
森林限界を突破
壮大な日高山脈の絶景に励まされます
2023年08月11日 12:21撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 12:21
壮大な日高山脈の絶景に励まされます
もうちょっと晴れてくれ🥺
2023年08月11日 12:28撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 12:28
もうちょっと晴れてくれ🥺
道なきヴィクトリーロード…
2023年08月11日 12:36撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 12:36
道なきヴィクトリーロード…
十勝平野が見えてきた
2023年08月11日 12:37撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 12:37
十勝平野が見えてきた
午後0時40分
遂にペテガリ岳の頂に辿り着きました
感無量!!!
2023年08月11日 12:41撮影 by  SO-02L, Sony
8/11 12:41
午後0時40分
遂にペテガリ岳の頂に辿り着きました
感無量!!!
ペテガリ岳から望む南日高の主稜
2023年08月11日 12:54撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 12:54
ペテガリ岳から望む南日高の主稜
十勝平野方面
2023年08月11日 12:54撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 12:54
十勝平野方面
雲の切れ間から太平洋が見えます🤗
2023年08月11日 12:58撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 12:58
雲の切れ間から太平洋が見えます🤗
太平洋をアップで
2023年08月11日 12:58撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 12:58
太平洋をアップで
果てしなき山なみの深さに畏怖感すら感じる
2023年08月11日 13:05撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 13:05
果てしなき山なみの深さに畏怖感すら感じる
それにしても1つたりとも山座同定ができませんね😂
2023年08月11日 13:09撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 13:09
それにしても1つたりとも山座同定ができませんね😂
主稜部もかなり雲が少なくなってきました
2023年08月11日 13:25撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 13:25
主稜部もかなり雲が少なくなってきました
いつまでも眺めていたくなる絶景
2023年08月11日 13:41撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 13:41
いつまでも眺めていたくなる絶景
浦河方面はひたすら樹海が広がり海は見えない
2023年08月11日 13:42撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 13:42
浦河方面はひたすら樹海が広がり海は見えない
山頂滞在時間は既に1時間超え
晴れのペテガリが本当に嬉しくて時間が許す限り景色を楽しみました
2023年08月11日 13:44撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 13:44
山頂滞在時間は既に1時間超え
晴れのペテガリが本当に嬉しくて時間が許す限り景色を楽しみました
空の青も森の緑も本当に鮮やか…
2023年08月11日 13:45撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 13:45
空の青も森の緑も本当に鮮やか…
険しい山なみ
2023年08月11日 13:45撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 13:45
険しい山なみ
カールと大樹海
2023年08月11日 14:05撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 14:05
カールと大樹海
日高山脈主稜の眺めをもう一度
2023年08月11日 14:08撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 14:08
日高山脈主稜の眺めをもう一度
一番遠くに見える山…、もしかして幌尻岳…なのかな…?
2023年08月11日 14:09撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 14:09
一番遠くに見える山…、もしかして幌尻岳…なのかな…?
午後2時10分、名残惜しいけど下山を開始
2023年08月11日 14:09撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 14:09
午後2時10分、名残惜しいけど下山を開始
1時間後、C沢コルを越えて1301m峰まで登り返してペテガリ岳を振り返ります
2023年08月11日 15:13撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 15:13
1時間後、C沢コルを越えて1301m峰まで登り返してペテガリ岳を振り返ります
本当に良く晴れてくれたね…
ありがとうペテガリ岳🥺
2023年08月11日 15:13撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 15:13
本当に良く晴れてくれたね…
ありがとうペテガリ岳🥺
1301m峰の辺りを歩いているとペテガリ岳とは反対側にもピラミッドのようなカッコいい山が🤗
もしかして神威岳?と思ったけど中ノ岳という名前の山みたいです
2023年08月11日 15:17撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 15:17
1301m峰の辺りを歩いているとペテガリ岳とは反対側にもピラミッドのようなカッコいい山が🤗
もしかして神威岳?と思ったけど中ノ岳という名前の山みたいです
尾根道の右手にはペテガリ岳
2023年08月11日 15:18撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 15:18
尾根道の右手にはペテガリ岳
左手には中ノ岳
2023年08月11日 15:21撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 15:21
左手には中ノ岳
ペテガリ岳も中ノ岳も綺麗な山容で左右を繰り返しキョロキョロしてしまいます
2023年08月11日 15:23撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 15:23
ペテガリ岳も中ノ岳も綺麗な山容で左右を繰り返しキョロキョロしてしまいます
秀峰としか表現のしようがない
2023年08月11日 15:29撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 15:29
秀峰としか表現のしようがない
1301m峰を振り返る
2023年08月11日 15:54撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 15:54
1301m峰を振り返る
1293峰から望む日高の大樹海
2023年08月11日 16:23撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 16:23
1293峰から望む日高の大樹海
日が傾いて陰陽の付いた山なみがとても綺麗
2023年08月11日 16:58撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 16:58
日が傾いて陰陽の付いた山なみがとても綺麗
午後6時、日没まであと30分
ペテガリ山荘への下山を急ぎます
2023年08月11日 18:00撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/11 18:00
午後6時、日没まであと30分
ペテガリ山荘への下山を急ぎます
一夜を明かしたペテガリ山荘
この日はテン泊の方と合計で10人弱の宿泊者が居ました
2023年08月12日 05:12撮影 by  SO-02L, Sony
8/12 5:12
一夜を明かしたペテガリ山荘
この日はテン泊の方と合計で10人弱の宿泊者が居ました
翌朝は5時半にペテガリ山荘を出発
2023年08月12日 05:41撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/12 5:41
翌朝は5時半にペテガリ山荘を出発
朝日の差し込む林道
2023年08月12日 06:10撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/12 6:10
朝日の差し込む林道
ベッピリガイ沢川渡渉
2023年08月12日 06:22撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/12 6:22
ベッピリガイ沢川渡渉
沢靴でジャブジャブ気持ちい🥰
2023年08月12日 06:27撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/12 6:27
沢靴でジャブジャブ気持ちい🥰
ベッピリガイ乗越に向かって沢を詰めます
2023年08月12日 06:44撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/12 6:44
ベッピリガイ乗越に向かって沢を詰めます
乗越手前の急斜面
何と表現したらよいか分からないほど足場が悪いです
木の枝や草を掴んで必死によじ登りました
2023年08月12日 06:56撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/12 6:56
乗越手前の急斜面
何と表現したらよいか分からないほど足場が悪いです
木の枝や草を掴んで必死によじ登りました
ニオシュマナイ川の渡渉
昨日は架けられていた仮設の橋が綺麗さっぱり消えています😇
2023年08月12日 07:57撮影 by  SO-02L, Sony
8/12 7:57
ニオシュマナイ川の渡渉
昨日は架けられていた仮設の橋が綺麗さっぱり消えています😇
水深は膝丈程度、かなり水の勢いが強いです😓
少し下流側に流れが弱めのポイントを見つけて渡渉しました
2023年08月12日 08:05撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
8/12 8:05
水深は膝丈程度、かなり水の勢いが強いです😓
少し下流側に流れが弱めのポイントを見つけて渡渉しました
駐車スペースに戻って下山完了😊
そして元浦川林道で遥かなる日高山脈の奥深くから脱出します
ちなみに路面状況は写真の通り、重機で踏み固められていたおかげでかなり走りやすい状態でした
2023年08月12日 08:22撮影 by  SO-02L, Sony
8/12 8:22
駐車スペースに戻って下山完了😊
そして元浦川林道で遥かなる日高山脈の奥深くから脱出します
ちなみに路面状況は写真の通り、重機で踏み固められていたおかげでかなり走りやすい状態でした
元浦川林道脱出
遥かなる山、ペテガリ岳から無事に生還しました
ここまで来て何とも言えない安心感と冒険が終わってしまう寂しさが入り混じります…
2023年08月12日 09:08撮影 by  SO-02L, Sony
8/12 9:08
元浦川林道脱出
遥かなる山、ペテガリ岳から無事に生還しました
ここまで来て何とも言えない安心感と冒険が終わってしまう寂しさが入り混じります…

感想

(第13次北海道遠征)
8/9 0日目…所沢夕方発〜八戸港まで移動
8/10 1日目…八戸港〜[フェリー]〜苫小牧港〜ペテガリ岳登山口
8/11 2日目…ペテガリ岳登山〜ペテガリ山荘泊
8/12 3日目…ペテガリ山荘泊〜下山〜アポイ岳登山
8/13 4日目…旭岳登山
8/14 5日目…羅臼岳登山
8/15 6日目…苫小牧港〜[フェリー]〜八戸港〜所沢着

令和5年・山の日、遂に遥かなる山ペテガリ岳の攻略に成功!!!

昨年夏の北海道遠征では大雨による沢の増水を警戒して泣く泣く断念したペテガリ岳。今年は100%万全とまではいかないものの、安全性には支障がないレベルの天候は保証されている状態だったので北海道に上陸して真っ先にペテガリ岳に向かいました。

行程はペテガリ山荘後泊の1泊2日。いろいろと下調べをしながら覚悟はしていたものの、道のりがとにかく遠い・長い・果てしない…。
4月の笈ヶ岳攻略の時も似たような感想を抱きましたが、ここまで登頂までの道のりが長いと登山と言うよりも冒険。登山口へのアクセスから登頂まで全てが冒険に思えてくるのです…😇

元浦川林道の未舗装路20kmの運転、初めての沢靴を体験しながらのベッピリガイ乗越、マダニが潜む藪との格闘、ペテカリ山荘までの長い林道歩き、1050m峰まで続く長い長い急登、1293m峰・1301峰と連なる果てしなく長い尾根道、そして最後にやってくるラスボスが標高差500mの直登&笹とハイマツの激藪。数多もの難敵を攻略してやっとたどり着けるリアル体験型RPGがペテガリ岳なのです。

そんな緊張と苦労の連続の果てにペテガリ岳に登頂した瞬間は最高に感動的でした。秘境の中の秘境を感じさせる南日高の奥深い山なみと、遥か彼方に見える青い太平洋のコントラストは一生忘れることは無いと思います。いやもう本当に9時間歩き続けた甲斐がありました🥺
朝のうちは小雨が時々パラつく微妙な天気で実は山頂からの景色は半分諦めていたのだけど、登頂の1〜2時間前から一気に晴れ上がってくれました。やっぱり山頂で景色が見えるのと見えないのでは感動のレベルが違うし、日高山脈の晴天率の低さを考えるとペテガリ岳で晴天を引き当てられることはもう一生無いかもしれない(そもそも本州の人間が簡単に二度も来れるような山ではない)。
いろいろ考えていると、遥かなる山から下山をするのも本当に名残惜しくなり、逆算して日没までにペテガリ山荘に下山できるギリギリのタイムリミットまでずっと山頂に居座ってしまいました。。

ちなみに、難敵の連続だったペテガリ岳で総合的に一番苦しめられた敵は「暑さ」です。朝からジメっとした蒸し暑さがずっと不快でしたが、特に午後からは日差しも加わって地獄のような暑さに…。
近年の北海道の夏は本州と比べて特段涼しいわけでもない上に、標高500〜1,500m(奥多摩レベルと同じ標高)を歩くので真夏の北アルプスと比べても暑さが格段に厳しく感じられます。藪がマダニだらけで本当は半袖絶対NGと言いたいところですが、あまりの暑さとても我慢ならなくなり、結局はTシャツ1枚+タオルでマダニを振り払いながら歩いてしまいました(;´∀`)

ペテガリ岳に登頂した日の夜はペテガリ山荘で1泊。
ちなみにペテガリ岳登山で山荘に1泊する場合、いろんな記録を読み漁ると登頂前日にペテガリ山荘に泊まる前泊型が圧倒的に多いようですが、自分は2日目の行動が計画より遅れてベッピリガイ乗越で日没を迎えるようなことがあるとヘッデンで渡渉を繰り返すのは困難と考えていた(その場合はペテガリ山荘に2泊することを選択せざるを得なくなる)ので、万が一下山が遅れてもヘッデンで行動の遣り繰りが可能な後泊型の計画を選択しました。

お盆休みということでペテガリ山荘の宿泊者はテン場の方と合わせて10人弱くらい(おそらくペテガリ山荘としては最大レベルに賑わっている方なんだと思います)。
お盆休みのペテガリ山荘はやはり本州からの遠征組、二百名山・三百名山完登を目指す同志の方が多くて山談義が楽しい夜になりました。お会いした方の中には60代後半でソロ遠征、そしてペテガリ岳を下山したらすぐにカムエクに向かう予定の方もいらっしゃってあまりのバイタリティーの凄さには圧倒されるばかりでした…💦
(自分はペテガリ岳だけで精神的に極限状態で、同じ遠征でカムエク挑戦などとてもじゃないがメンタルが持ち堪えられません😅)

そして翌日はベッピリガイ乗越を越えて遥かなる山から無事に生還。元浦川林道を抜けて1日半ぶりにセイコーマートの標識を見た時には何とも言えぬホッとした気持ちに(笑)
厳しくも楽しかったペテガリ岳攻略。令和5年山の日の忘れられぬ思い出になりました😊

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無雪期ピークハント/縦走 日高山脈 [3日]
ペテガリ岳・神威岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

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