立山三山、剱岳、奥大日岳
- GPS
- 17:11
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,322m
- 下り
- 2,441m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:27
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:14
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 8:14
天候 | 1日目 立山 午前 晴れと曇り 午後 雨 2日目 剱岳 午前 基本晴れていたが一時的に小雨 午後 晴れ、曇り ※遅い時間帯のみ一時的に雨 3日目 立山、奥大日岳 午前 晴れ 午後 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅→美女平までケーブルカー 約10分ほど 美女平→室堂までバス移動 約50分ほど |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂で登山届を提出 登山道はどこも素晴らしい整備状況で分かりやすかったです。 |
その他周辺情報 | 室堂及び室堂周辺の山荘でお風呂、食事可能! 売店もあって困ることがないくらいです。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今回、初アルプス挑戦という形になり立山三山、剱岳、奥大日岳の2泊3日のテント泊登山をしました。
少し長くなりますが、まず立山はさすが日本を代表する山だけあってスケールの大きさが異次元に思えたのが所感でした。
YouTubeなどでよく見る山ですが肉眼で見るとその存在感、圧迫感は全く異なるものでした。
到着時、すでに頂上の稜線に雲がかかっていてモヤが出始めていたので天候を心配しながら一ノ越方面へ登りました。
慣れないテン泊装備での長い登りはキツイものがありましたが一ノ越から見る立山の景色、北アルプスの山々の景色はそんなしんどさを吹き飛ばしてくれました。
よく別世界だと聞かされていましたがまさにその通りで感動的でした!
気持ちが昂ってきたところで更なる急登を登り雄山へ。雄山では御朱印への記載と祈願をして頂きました。
なかなか出来ない体験であり貴重な事なので出来ることは何でも体験しておきたい性分な私です(笑)
最高峰から見る景色はガスに包まれて決して理想的なものではありませんでしたがたまにガスが晴れて室堂方面の美しい景色に満足し次の大汝山に向かいました。
途中、雷鳥にも出会えて嬉しさ倍増!!
あまりにも可愛くて癒されました。
雄山までは何とか天候も耐えてくれましたがガスが濃くなり天候が更に怪しくなりながらも大汝山へ到着。
付近はすでにガスガス状態。
もう景色どころではなく何とか雨だけは『耐えてくれ〜』と思いながら次の富士ノ折立へ。
富士ノ折立へ到着するも景色はガスで全く見えず楽しみにしていた真砂岳への稜線や雪渓が全く見られず残念な結果に。
とりあえず雨が降る前に剣沢キャンプ場に到着したい思いで先を急ぎましたが別山山頂で大雨が降ってきました。
雨具を着用し剣御前小屋と剣沢キャンプ場に別れるポイントで一時的に雨が止み立山と別山の稜線と剱岳が顔を覗かせてくれました。
ここまで来たことへのご褒美かなと思いました。
それもつかの間、剣沢キャンプ場を目指し稜線を下っている途中から雨が再び降ってきてやむ終えず剣沢キャンプ場到着後、雨にうたれながらの設営作業となりました。
設営後、濡れた荷物をタオルで拭いたり、乾かしたりと何とか使用できる状態にしていると夕食の時刻に。
雨もすっかり止んで夕食の準備をしていると完全ではありませんが剱岳が顔を出してくれました。
剱岳、カッコ良すぎてホレボレしました。
そんな剱岳を見ながらの夕食は各別でそのひと時を堪能しつつ1日目を終えました。
2日目はいよいよ剱岳への登頂です。
剱岳に登ることが一番の目標だったので朝から気合い十分で挑みました。
噂には聞いてましたが一つの山頂に登ってもまた次の山が現れそれに向かって下って登るの繰り返し!
しかし一服剱山頂に辿り着いた時にちょうど日の出を見られてテンションUP!!
一服剱から前剱を見た時、『これ登れるの?』って気持ちになりましたが日の出がそんな気持ちを吹き飛ばしてくれました。
気持ちを入れ替えて黙々と進んでいくと鎖場が次々と現れこれまたワクワク感で楽しい気持ちになっていきました。
また道中、仲良くなった方々と一緒に険しい難関を次々とクリアしやっとの思いで剱岳山頂に到着。
頂上からの絶景は感無量の一言に尽きます!
そしてこれまでにない達成感!!
言葉では決して言い表せません。
下りも難関が多く、かつ落石注意で進まないといけないため上りより気を使います。
剱岳から無事下山し剣沢山荘でビールを購入し剣沢キャンプ場で剱岳を見ながら満足感を噛みしめながらビール片手にマッタリタイム😌
非常に内容が濃く記憶に残る登山となりました。
最終日の3日目は奥大日岳を経由して室堂へ戻るプランです。
剱御前小屋から奥大日岳へ向かっていると奥大日岳の稜線がとてもキレイでルンルンな気分に!
テン泊装備で登りはキツかったものの頂上の奥大日岳から見る景色は360℃開けていて目の前に剱岳が聳え立ち、横側からの剱岳なので2日目に登った全ての稜線がハッキリと見えて素晴らしくカッコ良い😆
また、別の方角には薬師岳など北アルプスの稜線もハッキリ見れて大満足な内容でした。
ただ最後の雷鳥沢キャンプ場から室堂へのひたすら長い登り階段は3日間の中で1番しんどかった印象でした。
今回の登山でいろんな出会いがあり、このような素晴らしい景色の中で3日間過ごせた事に感謝しかありません。
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