記録ID: 5862579
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
水晶岳 折立〜雲ノ平〜
2023年08月24日(木) [日帰り]
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 20:45
- 距離
- 43.0km
- 登り
- 3,061m
- 下り
- 3,047m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:37
23:59
宿泊地
日帰り
- 山行
- 12:43
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 14:26
15:05
ゴール地点
天候 | 晴れ後くもり時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
折立 トイレ、自販機あり 折立キャンプ場は熊の影響でクローズ(ロープで仕切り)、自販機の回収ボックスなし(持ち帰り)。 ※料金所の人に聞いたら、ここ数日、熊の目撃情報はないとのこと。 駐車場 行き:70% 帰り:100% 臨時駐車場あり(300m先、砂利) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・折立〜太郎平 一般登山道。強いて言えば、中盤のゴロゴロ岩区間、疲れていると面倒。 太郎平小屋では給水可。名物、太郎ラーメンは行者ニンニクが無くなり、この日で売り切れ(普通のラーメンはあります)。 ・太郎平〜薬師沢小屋 木道は痛んでいる所が幾つか。濡れていると滑り止めの無いところは滑ります。 早朝歩く場合は、横から笹や草が張り出し、夜露が付きます(カッパ着用)。 ・薬師沢小屋〜雲の平 薬師沢で水は補給していきましょう。 最初の急登は下りでスリップ事故多発。コケの付いた岩で滑ります。 これまでで一番条件が悪いと感じました。標高2100m〜2300m辺りは登り・下りとも大変です。 風が無いのもダメージになる。ストックは仕舞いましょう。 標高2400m〜木道が出てくるが、所々破損しています。信用し過ぎず注意して歩く必要あり。濡れていると滑ります。 また、早朝はハイマツ・笹が張り出し夜露で濡れます(カッパ着用)。 雲の平キャンプ場の水場は枯れているそうです(小屋でも水を買えますが持ち込み推奨)。 ・雲の平〜祖父岳〜水晶岳 祖父岳の登りは意外にキツイ所があります。 ワリモ岳側にも梯子・ロープ箇所あり。 山頂には緑のロープが地面に敷かれコースを明示。霧の時に助かります。 水晶岳の山頂直下は短い岩稜登りとトラバースとなるので手間がかかります。 |
写真
撮影機器:
感想
今回は久しぶりに折立から赤牛岳を狙って歩き出す。
このコースは距離が長いので常に時間との競争となるため、フライングスタートで6時過ぎに折立を出発。夕立後の夕焼けで周囲が赤く染まるがやがて夜、上弦の月がお出迎え。
太郎平を過ぎ夜露の洗礼を受けながら薬師沢へ。そこからの急登は登りでも滑るので厄介。雲ノ平を過ぎる頃には風が出るが上空には、一部、雲がある。
真っ暗な祖父岳に登り上げる。ガスがかかり風が強い。雲量も多め。
気象条件には慎重なので赤牛は中止、水晶狙いで帰りは雲ノ平を味わいながら帰還に切替。
標高を落とし岩苔乗越を通過。風がさらに強まる。
水晶小屋を通過するころには小屋の宿泊者が登り出す。いつの間にか先頭になりピークの岩稜帯を登り上げると空が赤く染まりだす。
水晶岳の山頂は狭い。帰りも時間がかかるので日の出前に退散。もともと赤牛狙いで来てるので時間が余ったのだ。
再び祖父岳を超え雲ノ平からコケの急登にかかる。なんとまあ、滑ること、これまでで最悪の状態かもしれない。ようやく薬師沢に下り、黒部川の冷水で顔を洗うと蘇った。
太郎平への登り返しに入ると一気に日が差し暑さに難儀。そうこうしている内に今度は雨が降りだす。カッパを身に付け歩き続けると小屋の手前で上がってくれた。
太郎小屋で太郎ラーメンとカレーライスを食べ下山。
また雨に見舞われるが、暫くして止んだ。
午後3時過ぎに折立到着、
長い一日が終わった。
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [4日]
北アルプスの北部、薬師・黒部五郎・三俣蓮華・鷲羽・水晶と雲の平に高天ヶ原温泉、贅沢な一周ルート
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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