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Yamareco

記録ID: 5874027
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

黒部源流周回(薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳)

2023年08月27日(日) ~ 2023年08月31日(木)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
41:43
距離
67.7km
登り
4,894m
下り
4,866m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:28
休憩
1:33
合計
9:01
5:03
4
5:07
5:08
67
6:15
6:16
35
6:51
7:02
16
7:18
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31
7:49
7:53
41
8:34
8:44
20
9:04
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30
9:34
9:43
22
10:05
10:43
39
11:22
11:23
48
12:11
12:19
33
12:52
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22
13:14
13:22
14
13:36
13:38
26
2日目
山行
9:32
休憩
0:56
合計
10:28
5:17
33
5:50
5:50
32
6:22
6:22
33
6:55
6:59
9
7:08
7:08
103
8:51
8:51
11
9:02
9:12
36
9:48
9:48
13
10:01
10:01
43
10:44
11:05
113
12:58
13:05
8
13:13
13:18
10
13:28
13:37
128
3日目
山行
7:04
休憩
1:50
合計
8:54
5:16
80
6:36
6:38
37
7:15
7:29
8
7:37
7:37
35
8:12
8:40
92
10:12
10:33
31
11:04
11:13
16
11:29
11:42
42
12:24
12:39
44
13:23
13:31
39
14:10
4日目
山行
8:14
休憩
1:33
合計
9:47
5:18
31
5:49
5:49
7
5:56
5:59
45
6:44
6:48
21
7:09
7:19
36
7:55
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25
8:20
8:40
20
9:00
9:04
14
9:18
9:19
25
9:44
9:44
121
11:45
12:27
10
12:37
12:37
43
13:20
13:26
6
13:32
13:33
14
13:47
13:47
9
13:56
13:56
7
14:03
14:05
60
5日目
山行
3:02
休憩
0:13
合計
3:15
5:24
22
5:46
5:46
21
6:07
6:08
31
6:39
6:39
22
7:01
7:01
10
7:11
7:19
27
7:46
7:46
45
8:37
8:38
1
8:39
駐車場
天候 27日:晴れのち曇り、午後夕立
28日:晴れのち曇り
29日:晴れのち曇り
30日:晴れ
31日:曇り
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
26日:折立で車中泊
折立ではクマ出没による怪我人が発生しており、警察が巡回中でした。
駆除されたとの情報がありましたが、キャンプ場付近に出た熊ではなく、もう少し下のロッジ付近での駆除だそうです。
キャンプ場は使用禁止、車中泊は食事を車内で行うこと、登山時は窓をきちんと閉めておくことと注意書きがありました。
コース状況/
危険箇所等
■コース全体にわたって踏み跡明瞭&道標あり
・折立→太郎平:非常によく整備されたコース
・太郎平→薬師岳:テン場から薬師平まで岩場の急登。薬師平の木道を過ぎれば花崗岩のザレ地を山頂まで辿る。(薬師岳山荘の水不足により、テン場で水補給)
・太郎平→北ノ俣岳→中俣乗越:序盤は木道もある快適路
・中俣乗越→黒部五郎岳:ガレ(ゴーロ)
・黒部五郎岳→黒部五郎小舎:岩と灌木のMIX
・黒部五郎小舎→三俣蓮華岳:取り付きは急登。その後ガレ地を経て山頂
・三俣山荘:小屋前の水は出ていない。テン場にある水場もチョロチョロ
・山荘→鷲羽岳→水晶小屋:登りごたえはあるが、稜線コースは歩きやすい
・水晶岳:山頂直下の岩場は小石が多くて落石注意
・ワリモ岳→祖母岳:快適路だが、祖母岳直下は短いが急な岩場がある
・雲の平:木道多い快適路
・雲の平→薬師沢小屋:木道ののち、湿った丸めの岩の急降下。今回のルートの最難関部で、転落&骨折事故が多いところなので時間をかけて慎重に通過しました
・薬師沢小屋:小屋前にたっぷりの水場あり
・薬師沢小屋→太郎平:急登はわずかで、緩斜面の歩きやすい道
その他周辺情報 入山前:亀谷温泉(単純硫黄泉)
下山後:吉峰温泉(アルカリ性単純温泉)
折立より入山
青渕三角点通過
今日は薬師岳へ登頂し、薬師岳山荘泊の予定
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今日は薬師岳へ登頂し、薬師岳山荘泊の予定
有峰湖が見えます
有峰湖が見えます
非常によく整備された歩きやすい道
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非常によく整備された歩きやすい道
チングルマは綿毛
チングルマは綿毛
太郎平到着
明日以降予定している黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜水晶岳がすべて見えます
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太郎平到着
明日以降予定している黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜水晶岳がすべて見えます
今日は白い山体の薬師岳へ向かいます
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今日は白い山体の薬師岳へ向かいます
テン場に向かう木道
テン場に向かう木道
水場はじゃぶじゃぶ出ていました
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水場はじゃぶじゃぶ出ていました
薬師平への急登
薬師平の木道
いよいよ花崗岩の山へ
いよいよ花崗岩の山へ
薬師岳山荘と避難小屋のあるピーク
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薬師岳山荘と避難小屋のあるピーク
避難小屋までの美しい稜線
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避難小屋までの美しい稜線
山頂薬師堂着
で、ポチ!
薬師岳山荘の夕食
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薬師岳山荘の夕食
2日目の朝
今日は北ノ俣岳経由で黒部五郎岳へ
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2日目の朝
今日は北ノ俣岳経由で黒部五郎岳へ
一旦、太郎平へ戻り北ノ俣岳へ向かいます
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一旦、太郎平へ戻り北ノ俣岳へ向かいます
目指す北ノ俣岳
木道の多い快適路
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木道の多い快適路
北ノ俣岳到着
毎度のポチ!
中俣乗越まで降りて大休憩してたらオコジョが物乞いしてきたのでパンあげた
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中俣乗越まで降りて大休憩してたらオコジョが物乞いしてきたのでパンあげた
さて、黒部五郎岳への取り付き
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さて、黒部五郎岳への取り付き
ゴーロ帯が徐々に急になっていく
ゴーロ帯が徐々に急になっていく
黒部五郎の肩
ザックデポして、アタックザックで山頂へ
黒部五郎の肩
ザックデポして、アタックザックで山頂へ
山頂到着
忘れずポチ!
カールに向かって降りていったら今度は雷鳥の親子と遭遇
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カールに向かって降りていったら今度は雷鳥の親子と遭遇
この後、今度は歩行困難になってしまった登山者と遭遇し、助けを求められた。
いろいろあって途中は割愛しますが、最終的には何とか小屋まで歩けそうということになり、自分は先行して小屋に行って小屋番に知らせることになりました。(嗚呼初体験)
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この後、今度は歩行困難になってしまった登山者と遭遇し、助けを求められた。
いろいろあって途中は割愛しますが、最終的には何とか小屋まで歩けそうということになり、自分は先行して小屋に行って小屋番に知らせることになりました。(嗚呼初体験)
歩行困難者も無事に小屋着し、安堵の生ビール!
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歩行困難者も無事に小屋着し、安堵の生ビール!
3日目の朝
小屋裏の急騰に取り付き三俣蓮華岳を目指す
昨日登った黒部五郎岳が美しい
1
3日目の朝
小屋裏の急騰に取り付き三俣蓮華岳を目指す
昨日登った黒部五郎岳が美しい
笠ヶ岳も最高
三俣蓮華岳到着
山頂三角点が3つあるのは何故?
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山頂三角点が3つあるのは何故?
続いて、三俣山荘経由で鷲羽岳に登る
鷲羽はかっこいい!
左奥のワリモ岳もかっこいい!
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続いて、三俣山荘経由で鷲羽岳に登る
鷲羽はかっこいい!
左奥のワリモ岳もかっこいい!
鷲羽山頂直下
鷲羽岳登頂
で、ポチ!
先は長いぞ
左のワリモ岳を登って降りて、中央の水晶岳に向かいます
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先は長いぞ
左のワリモ岳を登って降りて、中央の水晶岳に向かいます
ワリモ北分岐付近から見る水晶岳
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ワリモ北分岐付近から見る水晶岳
小屋に荷物をデポして山頂まで来ました
途中の岩場は小石が多くて落石させないよう気を使いました
また、切れているところもあるのでバランス重視で登ってきました
小屋に荷物をデポして山頂まで来ました
途中の岩場は小石が多くて落石させないよう気を使いました
また、切れているところもあるのでバランス重視で登ってきました
山頂から見る今日登ってきた稜線
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山頂から見る今日登ってきた稜線
同じく、山頂からの野口五郎岳
白い山体が魅力的!登ってみたい!
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同じく、山頂からの野口五郎岳
白い山体が魅力的!登ってみたい!
水晶小屋に戻ってチェックイン
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水晶小屋に戻ってチェックイン
暫し、小屋前でぼーっとしてました
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暫し、小屋前でぼーっとしてました
4日目の朝
水晶小屋を出発し、今日は雲の平経由で太郎平まで戻る
薬師沢への急降下がラスボスになる予定
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4日目の朝
水晶小屋を出発し、今日は雲の平経由で太郎平まで戻る
薬師沢への急降下がラスボスになる予定
昨日登ってきた稜線が朝日で染まっている
帰路についている実感が少しずつ湧いてくる
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昨日登ってきた稜線が朝日で染まっている
帰路についている実感が少しずつ湧いてくる
今日は祖父岳(じいたけ)を登ってから雲の平に降りるルート
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今日は祖父岳(じいたけ)を登ってから雲の平に降りるルート
赤牛岳がかっこいい
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赤牛岳がかっこいい
祖父岳山頂
山頂直下は岩の急登があるので注意
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祖父岳山頂
山頂直下は岩の急登があるので注意
祖父岳降下中
雲の平山荘が見える
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祖父岳降下中
雲の平山荘が見える
スイス庭園
山荘への木道
壊れている木道もあるので注意
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山荘への木道
壊れている木道もあるので注意
黒部五郎岳
こちら側から見ると端正
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黒部五郎岳
こちら側から見ると端正
山荘もうすぐ
雲の平山荘で大休憩を取らせていただきました
雲の平山荘で大休憩を取らせていただきました
祖母岳に寄道
奥日本庭園
薬師沢への急降下は濡れた丸めの岩が多くて、滑る滑る!
最近も転倒&骨折者が出ているので、時間を使って慎重に降りてきました
最後の梯子を下りればもうすぐ小屋です
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薬師沢への急降下は濡れた丸めの岩が多くて、滑る滑る!
最近も転倒&骨折者が出ているので、時間を使って慎重に降りてきました
最後の梯子を下りればもうすぐ小屋です
薬師沢小屋
ああ、あの吊り橋怖いんだった
忘れてた
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薬師沢小屋
ああ、あの吊り橋怖いんだった
忘れてた
小屋はおいしい水がたっぷり出ていました
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小屋はおいしい水がたっぷり出ていました
太郎平への登り返し
インターバル休憩中
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太郎平への登り返し
インターバル休憩中
こんな鉄の角材を組んだ橋が何か所もあります
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こんな鉄の角材を組んだ橋が何か所もあります
太郎平が見えました
帰ってきたー!!
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太郎平が見えました
帰ってきたー!!
お疲れさまでした〜
明日は折立に下るだけです
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お疲れさまでした〜
明日は折立に下るだけです
5日目の朝
薬師岳にさようなら
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5日目の朝
薬師岳にさようなら
太郎平小屋
お世話になりました
2
太郎平小屋
お世話になりました
下山途中
剱&立山
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下山途中
剱&立山
富山湾に向かって降下〜
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富山湾に向かって降下〜
積雪深計測ポール
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積雪深計測ポール
折立に帰ってきました
お疲れさまでした〜〜
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折立に帰ってきました
お疲れさまでした〜〜

装備

個人装備
ソフトシェル ミッドレイヤー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替 小屋用シャツ 小屋用靴下 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール モバイルバッテリー プラティパス ヘルメット ポータブルダウン サブザック トラベルシーツ ビニール袋大 ガーベージバッグ

感想

3年前から目論んでいた黒部源流周回にやっと行くことができました。
決行の判断は自分の体力が持つのか?という点が一番の不安でしたが、今年の春の遠征で連続登山を行って、累積標高や総距離的に歩き切れるであろうとの判断に至りました。
一番の難関は予想通り雲の平から薬師沢への急降下で、濡れて滑る岩に難儀しながら慎重に降下しましたが、薬師沢小屋に着いた時は安堵しました。
また、山小屋ではたくさんの皆さんと楽しい時間を過ぎすことができました。ありがとうございました。
久しぶりにロングトレイルの醍醐味も味わうことができ、次の長期山行計画につながる布石とすることができました。

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訪問者数:367人

コメント

kawaharasさん
黒部源流周回お疲れ様でした。
期間中各行程の歩行累計標高差と時間の長さ、特に1日目の薬師岳。4日目の水晶小屋から太郎平小屋。
あっぱれです👏私もロングコースを歩ける体力と忍耐力をつけなきゃな、と思いましたよ。
2023/9/3 7:19
waracchoさん
コメントありがとうございます。
距離も累積標高も厳しい山行でしたが、達成感の高い経験ができました。
1日目は未だ元気なのと、登山道がよく整備されているので1700m近い累積標高の割には登れてしまいますね。
4日目は仰る通りで大変でした。
特に雲の平から薬師沢へのツルツル岩急降下は地獄でした。
あと、ヤマレコCTと実時間の差が1時間以上もあったのが、黒部五郎の肩から小舎までで、このルートのCTはヤマップや実コースにあった看板だと実時間に近いので、ヤマレコCTはおかしいようです。
行くことがあればご注意下さい。
2023/9/3 8:35
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2
kawaharasさん
初めまして。私も8月31日に黒部五郎の肩から黒部五郎小屋まで歩きましたがCTよりはるかに
時間がかかりました(CT+1時間以上)。宿泊予定場所が三俣小屋だったので焦りました。
2023/9/8 15:50
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1
pohyonさん
コメントありがとうございます。
余りにもCTが実時間と違うと安全にも関わるので困りますよね。
私の場合、山頂からカールに降りた時に、「小屋まで2時間」という看板を見たので、スマホで到着予想時間を確認したところまだ先が長いと知りました。
三俣山荘だと小屋裏の急登登って三俣蓮華のトラバースを進んだのかしら?
遠いですね〜
2023/9/8 16:14
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1
kawaharasさん
三俣蓮華の山頂まで行く元気がなかったので巻道を利用したのですが、これも結構高い位置での分岐でした。すれ違った方に確認しなければ手前で脇道に入って遭難しかねない状況でした。CTを正しく把握することは重要だと感じました。
2023/9/9 5:44
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2
プロフィール画像
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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