大キレットから穂高連峰縦走
- GPS
- 22:45
- 距離
- 32.1km
- 登り
- 2,714m
- 下り
- 2,700m
コースタイム
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:29
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 6:46
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 6:23
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 6:52
天候 | 4日間を通じて概ね晴れ、ただし3・4日めはやや強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰途は逆 |
その他周辺情報 | 1泊目 横尾山荘:クレジットカード可、Wifiあり、充電無料、風呂あり、トイレきれい、水無料 2泊目 南岳小屋:Wifiなし(AU良好)、充電無料、水無料(ただし天水)、トイレまずまず 3泊目 穂高岳山荘:クレジットカード可、Wifiあり、充電200円、水無料、トイレまずまず |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
笛
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
耳栓
着替え&汗拭きシート
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感想
昨年、槍ヶ岳からの縦走を目指し南岳小屋まで来たが 小雨のため南岳新道から下山したことがあるが あの程度なら行けたのではという悔いが残った。今回はそのリベンジというわけだが 3・4日めの稜線上8〜9mの風にめげることなく無事に帰ることができ、記念すべき楽しい山行になった。
(1日目) 2:29(うち休憩0:14)10.1km↑154m ↓ 51m
横尾山荘までのハイキング
(2日目) 6:46(うち休憩0:24)10.1km↑1460m ↓ 98m
大キレットへの起点として南岳小屋に宿泊。天狗原を通るルートは後半、トレッキングポールをしまって四つん這いの登攀となりけっこうキツイ。結果として翌日へのいい準備になった。
(3日目)6:23(うち休憩1:19)3.5km↑651m ↓ 642m
長らく憧れと不安の両方をいだいていた大キレットを通り 北穂高小屋まで、さらに涸沢岳を通り穂高岳山荘までの行程。わずか3.5kmに5時間あまりかかっている。
・やはり歩いてみないと分からないが 一般登山道最恐とされる大キレットは現在ではハシゴ・鎖・足場が十分に整備されており 落ち着いてひとつひとつホールドとステップを確認していけば 心配することはない。実際「長谷川ピーク」「飛騨泣き」など「え、これが?」という印象だった。
・ただし、大キレットの怖さは個々の地点の難度より その長さ(注意を要する区間が連続的に長いこと)である。疲れと一瞬の油断が事故に直結する。特に感じたのは水分補給におけるハイドレーションパックシステムのありがたさだった。休憩場所の極端に少ない環境で片手でいつでも水分補給ができることは体力・気力維持に大いに有利だ。また、クライミング(ボルダリング)の基礎だけでも習得してから臨みたい。
・全般的に浮石が多く、当然ながら落石を起こさないよう注意が必要。
・しかし大キレットの苦労は 北穂高小屋テラスの大展望によって十分すぎるほど報われる。大袈裟かもしれないが死ぬまでに一回でも見られてよかったと何回も回想するだろう\(^o^)/ 北穂高小屋のお姉さんが淹れてくれるドリップコーヒーは500円では安すぎる!
・大キレットを過ぎて北穂高小屋から涸沢岳までの道も 大キレットとそう大差のない危険度である。むしろこの方が驚きだった。
(4日目)6:52(うち休憩1:36)8.4km↑449m ↓ 1908m
穂高岳山荘から前穂・岳沢小屋を通り、上高地までの行程。前日ほどではないが 特に注意が必要な箇所は次の2つ。ただし、この他にも 岳沢小屋までは危険な場所が断続的に出現する。自分は普段トレッキングポール2丁使いだが、危ない箇所では面倒がらずにしまうことを心がけた。
・穂高岳山荘から奥穂高岳への登り
・紀美子平〜前穂高岳の往復
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