八ヶ岳（たぶんおおよそ）全山縦走

2023年08月28日(月) ~ 2023年08月30日(水)

• GPS: 30:39
• 距離: 46.9km
• 登り: 4,932m
• 下り: 4,782m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:21
• 休憩: 0:36
• 合計: 6:57

距離 10.1km 登り 1,805m 下り 1,023m

9:32 観音平
10:26 10:26 雲海
10:59 10:59 押手川
12:04 12:11 編笠山
12:27 12:46 青年小屋
13:13 13:13 のろし場
13:31 13:32 西ギボシ
13:45 13:45 東ギボシ
13:52 13:56 権現小屋
13:58 13:59 縦走路分岐
14:02 14:06 権現岳
14:07 14:07 権現小屋
14:21 14:22 旭岳
14:41 14:41 ツルネ
14:57 15:00 キレット小屋
15:49 15:49 天狗尾根 稜線分岐
16:02 16:03 真教寺尾根分岐
16:06 16:06 キレット分岐
16:12 16:13 赤岳主稜チョックストーン
16:30 16:30 阿弥陀岳分岐
16:34 行者小屋

2日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 2:07
• 合計: 10:05

距離 17.0km 登り 1,697m 下り 1,932m

16:34 行者小屋
4:16 4:40 阿弥陀岳分岐
4:53 4:59 中岳のコル登山道水場
5:03 5:04 阿弥陀岳北稜
5:14 5:23 中岳のコル
5:38 5:42 阿弥陀岳
5:58 5:59 中岳のコル
6:11 6:11 中岳
6:29 6:31 文三郎尾根分岐
6:42 6:42 キレット分岐
6:53 6:53 竜頭峰分岐
6:57 7:00 赤岳
7:04 7:10 赤岳頂上山荘
7:31 7:31 赤岳天望荘
7:34 7:34 地蔵の頭
7:40 7:46 二十三夜峰
7:53 7:55 日ノ岳
7:56 8:00 鉾岳
8:04 8:04 石尊峰
8:10 8:10 三叉峰
8:16 8:17 横岳（無名峰）
8:20 8:26 横岳
8:35 8:36 台座ノ頭
8:47 9:00 硫黄岳山荘
9:19 9:24 硫黄岳
9:47 9:47 ヒュッテ夏沢
9:51 9:51 夏沢峠
10:19 10:20 箕冠山
10:28 10:29 根石岳山荘
10:35 10:36 根石岳
10:44 10:44 白砂新道入口
11:03 11:03 東天狗岳
11:14 11:14 天狗岳
11:24 11:35 東天狗岳
11:38 11:39 天狗の鼻
11:44 11:45 天狗岳分岐
12:14 12:15 中山峠
12:19 12:25 見晴らし台
12:31 12:31 中山分岐
13:12 13:29 ニュウ
13:33 13:33 稲子湯分岐
13:50 13:50 白駒ニュウ分岐
14:12 14:12 ニュウ方面分岐
14:17 14:18 八千穂高原方面分岐
14:21 青苔荘

3日目

• 山行: 10:56
• 休憩: 2:17
• 合計: 13:13

距離 19.7km 登り 1,444m 下り 1,835m

14:21 青苔荘
2:08 2:08 白駒の池 駐車場&バス停
2:25 2:25 茶水の池
2:39 2:40 大石峠
2:54 3:00 中小場
3:29 3:34 茶臼山
3:48 3:48 縞枯茶臼鞍部
4:04 4:05 縞枯山 展望台
4:13 4:27 縞枯山
4:50 4:50 雨池峠
5:08 5:08 雨池山
6:14 6:15 三ツ岳
6:36 6:36 三ツ岳分岐
6:51 6:58 北横岳ヒュッテ
7:10 7:12 北横岳（南峰）
7:14 7:25 北横岳
8:03 8:06 大岳分岐
8:10 8:16 大岳
8:19 8:25 大岳分岐
8:58 9:07 天狗の露地
9:29 9:29 双子池ヒュッテ
9:31 10:08 双子池
10:45 10:45 双子山
11:01 11:14 大河原峠
11:14 11:14 大河原ヒュッテ
12:07 12:07 佐久市最高地点
12:13 12:14 赤谷の分岐
12:19 前掛山
12:31 12:31 赤谷の分岐
12:39 12:39 将軍平
12:43 12:43 蓼科山荘
13:15 13:15 蓼科山頂ヒュッテ
13:20 13:20 蓼科山
13:21 13:34 蓼科神社奥宮
13:34 13:34 蓼科山展望盤
13:38 13:42 蓼科山
13:41 13:42 蓼科山頂ヒュッテ
13:43 13:43 蓼科山
14:21 14:21 幸徳平
14:32 14:37 標高2110m標識
15:19 女ノ神茶屋・蓼科山登山口

天候

午前中は概ね晴れ、午後くもり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

観音平、女神の茶屋からタクシー

コース状況／危険箇所等

基本的に一本道

その他周辺情報

ペンション山の朝

写真

8/28 9:31

スタート地点

8/28 12:06

動いていると滝汗

8/28 12:07

以前には無かった気がする

8/28 12:29

改装工事中できれいに

8/28 13:10

少し雨がぱらついたが大丈夫そう

8/28 13:33

編笠山方面は晴れ間も

8/28 13:33

岩場が近づく

8/28 13:41

トラバース
案外広いので大丈夫

8/28 13:46

これから向かう赤岳方面

8/28 13:52

ずっと閉鎖中

8/28 14:03

権現岳
うっかりスルーしそうなピーク

8/28 14:10

名物ハシゴ
最下部は狭いので転落注意

8/28 15:24

核心部の岩場
浮石が多い
この日は誰も後続がいないので気が楽

8/28 15:45

岩場を抜けて

8/28 17:02

行者小屋にもスターリンクが！

8/28 18:07

小松菜と高菜の和風ペンネ

8/29 5:38

ガスガス

8/29 6:03

中岳を超えると晴れてきた

8/29 7:00

雲海〜

8/29 7:12

これからの縦走路が見える

8/29 7:56

かっこいい赤岳

8/29 8:21

横岳通過までヘルメット着用

8/29 8:25

山頂直下のハシゴ

8/29 8:50

硫黄岳山荘で休憩

8/29 9:19

少しガスってきた

8/29 9:54

根石岳山荘へ

8/29 10:36

根石岳
茅野市は標柱がショボい

8/29 10:44

西天狗岳、東天狗

8/29 11:14

西天狗岳？

8/29 13:12

ちょっと飛ばしてにゅう

8/29 14:32

青苔荘のラーメン800円かな？デフォが味噌味は珍しい
山菜の天ぷらも入って具だくさん安い！

8/29 15:30

テント場は小屋のすぐ近く
木漏れ日が気持ちいい

8/29 16:03

フラットな地面に幕営
結局、この日も雨は振らず

8/29 16:19

靴擦れしていたが、乾いた状態なのでキズパワーパットは使わない
いいからテーピングだ！

8/29 16:24

ペペロンチーノ

8/30 2:16

夜間行動

8/30 2:24

最初はなだらかだけど、すごい急登になる

8/30 2:56

満月がきれい

8/30 3:33

山頂と別の展望台があり、町並みがキレイ

8/30 5:04

ここはあまり展望はない

8/30 5:28

苔生した大岩がゴロゴロしてる
北八ヶ岳はこんな道ばかりで辛い

8/30 5:44

夜が明ける
既に3時間以上歩いている

8/30 5:56

三ヶ岳の鎖場

8/30 5:58

なかなか楽しい岩場だった

8/30 6:01

クライミングしたら楽しそう

8/30 6:09

Ⅰ峰はどこだっけ？

8/30 6:12

山頂直下の鎖場

8/30 6:41

水の補給しようと思ってたのに…

8/30 7:10

誰もいない北横岳
というか双子池まで誰とも会わなかった

8/30 7:11

展望はすばら

8/30 7:24

難路と書かれているが、麦草峠から三ヶ岳までのほうが大変だった

8/30 8:12

小さい

8/30 9:29

ようやく双子池ヒュッテ
ここが営業してて助かった

8/30 9:53

カップ麺を頼んだらこんなに！
美味しい手料理で生き返った

8/30 10:43

二子山はなだらかな山頂で気持ちいい稜線歩き

8/30 10:45

もうすぐ９時間行動
肉じゃがパワーで頑張る

8/30 11:09

大河原峠
売店が無人営業しており、実は補給できた

8/30 12:18

展望もない

8/30 12:42

定休日らしい

8/30 13:10

二子山方面もガスってきた

8/30 13:11

ここも定休日
せめて輪番で営業してほしい

8/30 13:19

やっと最後のピーク。地味すぎる。
向こうの展望図？はかすれて何にも見えないので行かないほうが良い

8/30 15:00

ゴール間近に藪こぎ
最後まで苦しめてくる

8/30 15:19

ゴール！
ここでタクシーに乗ろうとして財布がないことに気づく

撮影機器：

SO-53C Sony

感想

miyazaki_Pusan

①今回は下調べ不足。北八ヶ岳の山小屋は本年度から水曜日、木曜日に定休日を設けているそうだ。メジャーな山小屋だから営業しているだろうという考えで挑んだが、危うく補給できずに撤退するところだった。少なくとも通過点の山小屋は営業しているか把握しておこう（当たり前）
しかし、閉鎖中でも水くらいは補給させてほしいところ。蓼科山界隈の小屋が水、木曜日に全休してしまうと縦走が困難になる。
参考までに利用、通過した山小屋等の情報を記載する。
観音平　水場無し、トイレ有り、電波あり
青年小屋　水場はテン場から５分くらい、電波なし（ネット情報では小屋付近はあり）
権現小屋、キレット小屋　閉鎖中、トイレ不可、水場無し
行者小屋　小屋付近はスターリンク通信できる
ヒュッテ夏沢　閉鎖中、トイレ？
根石岳山荘　美味しい水場あり
青苔荘　水場あり、水洗トイレ、食事が安くて豊富、アイスもある、テント場1000円、+500円で床板、トイレ200円
北横岳ヒュッテ　閉鎖中、客がいないと営業しない、水場なし、トイレは使えそう
双子池ヒュッテ　木曜日定休、ペットボトル水販売、女将さんが優しい、水場はテント泊のみ？
大河原ヒュッテ　閉鎖中、隣の無人売店で水、軽食類、大抵の物は補給できる
蓼科山山荘　閉鎖中、トイレ？
蓼科山頂上山荘　閉鎖中、トイレは使えそう
女神の茶屋　トイレ有り
②山行の感想
1日目~茅野駅からタクシーで観音平へ3200円程、青年小屋に幕営予定だったが、時間があったので行者小屋まで進んだ。テント場予約不要だと計画変更が容易。
2日目~行動時間約10時間。予定では忘れていた阿弥陀岳に登るため早めに行動開始。午後は天気が崩れる予報なので早めに到着したい。しかし、中岳分岐でルートを誤り、沢沿いを登ってしまう。ヤマレコの冬ルート軌跡を追ってしまった。正規ルートに復帰するのに30分程ロス。結局、天候は崩れることなく幕営地に到着。両かかとに靴擦れが出来ており、絆創膏、靴擦れ防止テープ、テーピングでガチガチに補強した。
3日目~行動時間約13時間30分で自己最長。午前2時間に行動開始。麦草峠から双子池ヒュッテまでの登山道は、北横岳付近を除いて登山者が少ないようで、苔生した岩と木の根、泥濘のコンボで歩きにくい。急登も多くほとんどストックを使えない。縦走の核心部だ。双子池ヒュッテのご厚意でたらふく食べさせてもらい、蓼科山に登頂。ここから女神の茶屋までの下山道もとにかく急坂で長く、最後の最後には藪こぎまでおみまいしてくる始末。長く苦しい闘いを終え、タクシーで（迎車料金で11200円も掛かった）ペンションへ向かおうとしたとき、財布を紛失していることが発覚！タクシー代は電子マネー、宿代はご主人のご厚意でツケ払いにしてもらい切り抜けた。財布を紛失するのは初めての不覚。双子池ヒュッテから各山頂で写真撮影をした際にポーチから落としたようだ。モンベルの財布で一応記名品も在中しているので、心ある人が見つけてくれることを祈る。
今回の縦走では、幸運と人の助けに支えられて完走できた。感謝感謝。