鳳凰＋白峰三山

2023年08月29日(火) ~ 2023年08月31日(木)

• GPS: 28:04
• 距離: 43.2km
• 登り: 4,552m
• 下り: 5,108m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:25
• 休憩: 2:02
• 合計: 11:27

距離 17.7km 登り 1,996m 下り 1,871m

4:49 夜叉神峠登山口
5:33 5:34 夜叉神峠
5:37 5:57 夜叉神峠小屋
6:56 7:08 杖立峠
7:39 7:40 火事場跡
8:11 8:13 苺平
8:39 9:02 南御室小屋
9:52 砂払岳
9:57 10:07 薬師岳小屋
10:47 11:06 鳳凰山
11:23 鳳凰小屋分岐
12:01 12:03 アカヌケ沢の頭
12:13 12:16 地蔵ヶ岳
12:29 12:36 アカヌケ沢の頭
13:21 13:22 高嶺
14:01 14:06 白鳳峠
15:41 15:57 白鳳峠入口
16:09 広河原・吊り橋分岐
16:16 広河原インフォメーションセンター

2日目

• 山行: 6:04
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:13

距離 6.9km 登り 1,737m 下り 352m

6:38 広河原インフォメーションセンター
6:41 広河原・吊り橋分岐
6:46 旧広河原山荘
7:00 7:01 白根御池分岐
7:27 7:28 第一ベンチ(1880ｍ)
7:50 7:58 第二ベンチ(2059ｍ)
8:44 8:51 白根御池小屋
10:19 10:22 草すべり分岐
10:29 10:48 小太郎尾根分岐
11:51 11:52 北岳肩ノ小屋
12:04 両俣分岐
12:23 12:51 北岳
13:10 13:11 吊尾根分岐
13:30 トラバースルート分岐
13:51 北岳山荘

3日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 1:08
• 合計: 9:06

距離 18.6km 登り 839m 下り 2,901m

4:02 北岳山荘
4:28 4:29 中白根山
5:16 5:22 間ノ岳
6:12 6:36 農鳥小屋
7:19 西農鳥岳
7:42 7:52 農鳥岳
8:18 8:29 大門沢下降点
10:06 10:20 大門沢小屋
11:14 大古森沢出合
11:35 11:36 早川水系発電所取水口
11:52 森山橋
12:18 大門沢ゲート
12:37 奈良田駐車場
12:47 12:48 奈良田バス停
12:56 奈良田湖バス停
13:08 早川町営奈良田第1駐車場

天候

初日、2日目は曇り。最終日は快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

友人の車を町営奈良田第一駐車場にデポ、夜叉神峠駐車場へ移動し山行開始。
ちなみに、奈良田第二駐車場は駐車できなくなっていました。奈良田温泉駐車場はそもそも停めて良いのかわからず、一番遠い（バス停から一番近い）第一駐車場に停めさせていただきました。

コース状況／危険箇所等

【夜叉神峠〜赤抜沢の頭】
　整備されておりとても歩きやすい。

【赤抜沢の頭〜白鳳峠】
　ハイマツが生い茂っておりコース不明瞭。南御室小屋の方がチェーンソーで整備されていました。

【白鳳峠〜広河原】
　踏み跡を辿って行けば迷うことはないが、樹林帯に入ってからは滑りやすい場所が多々みられました。

【広河原〜大門沢下降点】
　整備されており非常に歩きやすい。農鳥岳周辺は岩場があります。

【大門沢下降点〜大門沢小屋】
　急なガレが延々と続きますが、コースは整備されており問題無し。雨天時は相当な注意が必要です。

【大門沢小屋〜奈良田】
　コース上に川が流れており、増水時は歩けるのかな？ちょっと心配でした。

写真

8/29 5:50

約１時間林道を歩いて夜叉神峠に到着、明日から歩く白峰三山の稜線が見えております。

8/29 8:39

南御室小屋に到着、南アルプスの天然水は本当に美味しかった！

8/29 9:53

いよいよ鳳凰三山の稜線歩きがスタートします。すでにガスの中ですが

8/29 10:06

薬師岳小屋を通過

8/29 10:18

薬師ヶ岳、勝手にオベリスクと思ってましたが、後に勘違いと判明

8/29 12:07

こっちが本物のオベリスク！一瞬だけ青空が出てくれました。ラッキー✌️

8/29 13:10

鳳凰山を後に広河原へ下ります、赤抜の頭を超えると急に人がいなくなり寂しくなります。藪漕ぎなどでカメラ構れず

8/29 14:07

道標に傷があったり、補強されてたり！これはクマの仕業なのか？

8/29 18:04

広河原山荘での夕食、ナイフとフォークで食べますよ

8/30 6:41

さあ、２日目のスタート！北岳がしっかりと姿を見せてくれてます。

8/30 8:52

白根御池小屋に到着、さすが人気の北岳ですね人が多い

8/30 11:12

御池小屋からの急登でガスに覆われてしまった！なのでいきなり肩の小屋

8/30 12:24

14年ぶりに北岳到着、しばらくぼーっとしてましたがガスは晴れずに北岳山荘へ

8/30 13:48

建物が見えてからが長かった、今日は明日の下りに備えて宴会だ！

8/30 17:51

北岳山荘での夕食、ご飯と味噌汁はおかわり自由でしたよ

8/31 5:02

間ノ岳からの日の出には間に合わなかったけど、直下でみた朝焼けの富士山は素晴らしい

8/31 5:03

昨日はガスの中で姿が見えなかった北岳も登場しました！

8/31 5:16

日の出に10分間に合わなかったけど、間ノ岳に到着！富士山の裾野が段々と広がっていきます

8/31 5:21

去年歩いた赤石、荒川方面！塩見岳は存在感あります

8/31 5:22

北岳、仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳…みんな登った山々がお出迎えしてくれました。

8/31 5:23

鳳凰山もそうだけど、みなさん地蔵を担ぎ上げて祀っているのですね、かわいい

8/31 5:28

去年も同じポーズで写真撮ってもらいましたが、今年もなかなかの出来栄え！

8/31 5:54

農鳥岳の全貌があらわに！農鳥小屋も見えました！稜線は風が強かったので、小屋で食べよう

8/31 6:11

今年は避難小屋として使用されているそうです

8/31 6:47

振り返って間ノ岳！どっしりとして格好良い

8/31 7:46

西農鳥岳から、二位と三位の揃い踏み

8/31 8:27

いよいよ、恐怖の下りが始まります。

8/31 9:23

ガレを一気に下ると、大門沢の源流？なのかなまだこんなに少ない水量

8/31 10:20

沢沿いのザレを進んで大門沢小屋へ、北岳山荘でも売り切れていた間ノ岳バッジはこちらも品切れ。どうしよう？

8/31 10:31

小さな源流がこんなに大きくなって、感慨深いなぁ

8/31 11:34

噂の吊り橋、縦揺れに加えて、左右の捩れもありなかなかの恐怖感

8/31 11:46

いよいよ奈良田へ、おつかれさまでした。

8/31 12:20

奈良田第一発電所前のゲート

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

iPhone 13 mini Apple

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

il Pirata

白峰三山縦走は以前からずっと考えていたのですが、バスの時間や休みの関係で後回しにしていました。しかし、友人と車2台で移動することで解決、どうせなら鳳凰三山も歩こうと考え、今回のコースを設定しました。
　荷物を最小限に減らしたかったので、シュラフ使用の農鳥避難小屋はパスし、夜叉神峠から広河原山荘、北岳山荘と刻んで奈良田に降りる反時計回りを採用。
　今回の旅で一番厳しかったのは、初日の地蔵岳から白鳳峠を経由して広河原へ降りるコースでした。高嶺付近はハイマツが生い茂って長袖必須、白鳳峠からは倒木や土砂崩れなどでコースが非常に荒れていました。
　しかし、そんな疲れも最終日の好天で全て吹き飛びました！あれほど裾野まで姿を見せてくれた富士山は人生で初めて！去年歩いた赤石岳、悪沢岳の稜線もくっきり！振り返ると北岳が立ちはだかってなんとも言えない贅沢な時間を楽しめました。
　いや、やっぱり山は素晴らしい👍