ジャンダルム〜奥穂高岳〜北穂高岳
- GPS
- 19:20
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,223m
- 下り
- 2,203m
コースタイム
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 2:35
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 10:01
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:40
天候 | ずっと晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
その他周辺情報 | ♨️梓湖畔の湯750円 🍚わたなべ(蕎麦屋) |
写真
感想
8月の白馬縦走の際、ジャンダルムの話題が出ていたので聞いてみたら計画が進んでいるという。ちょうど日程もあいてたので乗っかってみた。
ジャンだけかと思ったら北穂まで縦走するというので気合いを入れて参戦。
初日、朝に家を出て10時に上高地を出発。
ゆるゆるハイクで岳沢小屋まで。
行動時間短いので果物やワインなど、贅沢品を歩荷してみる。
二日目はいよいよジャン〜北穂の縦走。
怖いと噂のジャンもウマノセもとくに問題なく通過。
奥穂から穂高岳山荘への下りで足首を捻ってしまい、一時は北穂を諦めて涸沢に下山しようかと考えたが、ボルタレンテープを貼ったら痛みが薄れたので予定どおり北穂へ向かう。
涸沢岳からの岩稜歩きはアップダウンが激しくハードではあったが、今回のルートでは一番面白かった。
最終日は涸沢からパノラマコースで下山予定だったが、パノラマコースが通行止め(崩落&藪漕ぎとの情報)で横尾経由でダラダラと下山。
捻挫した足首はかなり腫れていたが、ボルタレンテープのおかげでなんとか自力で下山できた。
ずっと行きたかったジャンダルム。
過去数回企画するも天気に恵まれず断念して来たが、ようやくチャンスが巡って来た。
初日
朝移動して沢渡9:30のバスに乗るゆっくりスタート。
岳沢小屋まで行くだけなので余裕の筈だが、余裕は序盤で無くなりいつもの如く喘ぎながら登る。
まあ休憩入れてもCTで歩いてるんだから、それほど遅い訳ではなくメンバーが早いんだよと言い訳しておく😅
そんなこんなでも予定通り小屋に到着し明日への鋭気を養う🍻
2日目
この日がメイン、天狗沢から登りジャン、奥穂、涸沢岳、北穂と岩の殿堂を巡る。
天狗沢のガレ場に手を焼きながらもまずまずのペースで登る。
天狗沢ルートは我らの他には1パーティが登っているのみ、まあ普通は西穂から入るんだろうな。
ジャンは特に難しいところも無くあっさり登れた、注意すべきは分岐を見逃さないようにするぐらいか?
ついでと言っては何だが涸沢岳から北穂の間も歩いて来たが、こちらの方がアップダウンがキツく難易度も高く感じ疲れた身体には堪えた😅
3日目
この日は下山日、横尾経由はつまらないのでパノラマコースを行く予定だったが、何と残雪のためコース閉鎖中になっている!
この時期に残雪は無かろうと涸沢ヒュッテに確認すると崩落箇所整備及び下草刈りがされて無いとのこと。
疲れているのに藪漕ぎはイヤだと、敢なく横尾経由に変更となった。
となればあとは徳沢園のソフトクリームを目当てに長くてつまらない道を飛ばして下り、無事ソフトクリームにありつく、旨し👍
3日間天気が良く風は少々強めで有ったがお陰で涼しく歩け、善き山行であった。
「いつかジャンに行きたい」と、いつ頃から思っていたのだろうか?会に入る前からであることは間違いないのだが、記録を遡ってみると、どうやら2017年あたりからのようだった。6年も経ってしまっていた。今回お天気に恵まれ、初挑戦で天使に会うことができて良かったです。
ルートの決め手は以下の通り。
1.西穂高岳までは行ったことがあるので、今回は岳沢から。
2.ジャンだけでなく、涸沢岳を通って北穂まで行く。
3.大キレットには行ったことがあるので、北穂高から涸沢に降りて、パノラマコースで下山。
1日目
上高地でバスを降りて河童橋を渡り、岳沢小屋へ。登山道途中から、水のない岳沢越しに、西穂高岳、天狗岩、天狗のコル、ジャンダルム、奥穂、吊尾根などが見えた。
2時間半で岳沢小屋に到着。今日は明日に備えてのんびり過ごす日。私は3回目のツエルト泊。岳沢小屋からは、霞沢岳、乗鞍、焼岳も綺麗に見えていました。
2日目
朝4:30ヘッデン出発。天狗沢の破線ルートを天狗のコルへ向けて登ります。下半分は踏み跡ある普通の道ですが、上半分は傾斜が増すうえ、ガレ場となるので落石・浮石に注意です。天狗のコル直下は、四つ足で登ることもあり。方向は白いペンキの〇印をたどれば迷うことはないです。天狗のコルで休憩後、いよいよジャンダルムへ。岩登りやら、ナイフリッジやら慎重にクリアして、天使さんに会うことができました。
天狗のコルからジャンダルムまでより、ジャンダルムから奥穂までの方が、やややらしい感じでしたが、無事奥穂山頂へ。休憩した奥穂山荘では、味噌ラーメンとお汁粉を食べて元気を回復し、北穂に向かいました。涸沢岳までは簡単にすぐ到着ですが、そこから先は、切れ落ちている所が多くなり、さらにやややらしくなる感じでした。鎖や梯子や鉄くいなどがしっかりあるので、慎重に行けば大丈夫でしたが、疲れもあって、何度も出てくる下りに「最低のコルはここじゃないの?」、何度も出てくる岩登りに「北穂はまだか?」と最後はぼやきながらでした。無事北穂山頂に到着し、3人でグーパンチ。
北穂高小屋のテン場は、小屋から遠いのを知っていたので、数日前から小屋泊にしようかと迷っていましたが、やはりひよって当日に小屋泊に変更しました。平日だから予想通り空いていて、特に割増料金もなしでした。ありがたい。
3日目
朝5時に北穂高小屋を涸沢に向けてヘッデンスタート。涸沢からのパノラマコース下山の選択は、横尾周りはもう何回も歩いていて通りたくなかったのもありますが、「屏風岩の上から見た涸沢カールが見たい」という目的があったからなのでした。しかし崩落による通行止めで、結局また長い長い横尾周りとなってしまいました。帰宅後に調べたところ、9月初旬の開通を目指して整備中とのことでした。行くのが少し早かったです。。
私の行きたい山行にお付き合いくださったkanobossさん、snowkissさん、ありがとうございました。
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