シン穂より槍ヶ岳〜南岳〜天狗原で上高地

2023年09月02日(土) ~ 2023年09月03日(日)

• GPS: 17:45
• 距離: 36.2km
• 登り: 2,425m
• 下り: 2,026m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:13
• 休憩: 2:32
• 合計: 10:45

4:15 新穂高温泉バス停
4:19 4:19 新穂高温泉駅
4:32 4:32 小鍋谷ゲート
4:59 5:00 穂高平小屋
5:39 5:40 白出沢出合
6:54 6:54 滝谷避難小屋
7:15 7:15 藤木レリーフ
8:02 8:33 槍平小屋
10:22 10:23 飛騨沢千丈乗越分岐
10:57 11:12 千丈乗越
12:34 13:52 槍ヶ岳山荘
14:22 14:50 槍ヶ岳
15:02 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 8:53
• 休憩: 0:30
• 合計: 9:23

15:02 槍ヶ岳山荘
6:23 6:23 飛騨乗越
6:41 6:42 大喰岳
7:32 7:33 中岳
8:17 8:18 天狗原分岐
8:34 8:51 南岳
9:06 9:12 天狗原分岐
10:46 10:51 天狗池
11:22 11:22 槍沢・天狗原分岐
11:54 11:54 槍沢大曲り
12:18 12:18 ババ平
12:50 12:51 槍沢ロッヂ
13:08 13:08 二ノ俣
13:14 13:14 一ノ俣
13:20 13:21 槍見河原
13:48 13:49 横尾
14:25 14:25 新村橋
14:35 14:35 徳澤園
15:07 15:07 徳本口
15:37 小梨平
15:42 河童橋
15:42 ゴール地点

天候

無風晴天

アクセス

利用交通機関：

バス

名鉄夏夜行バス

コース状況／危険箇所等

荒れた場所無し

写真

感想

ウサオ

シン穂より槍ヶ岳〜南岳・天狗原より上高地へ〜

槍平・飛騨沢ルートにていつもの夏の名鉄バスで
新穂高温泉スタート！
4時すぎなのでまだ夜明け前、
ヘッデン装備で右俣谷林道をゆきます。
ちなみに双六方面は左俣谷林道。
こっちは工事中で工事関係の方用意な登山の方
休憩どうぞテーブル・イスあったり
おたがい気をつかってる感よきｗ
林道終点、白出沢出合から登山道へ。
石ゴロゴロな涸れ沢を何回か横断して
滝谷出合へ。
架橋わたりますが増水時は過去事故もおきてるので、
注意ポイントですが、
今年は渇水のため、問題なく通過。
ちなみにここから直登するクライミングも。おそろしっこ！
沢でおにぎり休憩して大樹の森ぬけ、
槍平小屋へ
美味しい天然水いただきます！手ぬぐいもゲット！
同じ山荘とまりなパラフルトークの
おねーさん方とぬきつぬかれつつ
そこから飛騨沢をひたすら登り、
途中にラスト水場でも水ゲット。
飛騨沢千丈乗越分岐
見晴らし開ける斜面に。
対岸な一ヶ月前に登った鏡平山荘とかよく見え〜

青紫の綺麗なお花のイワギキョウや
ヤチトリカブト（毒）もいっぱい咲いてましたｗｗ
ここから槍直登と道別れ双六方面の西鎌尾根と
稜線で合流する千丈乗越（せんじょうのっこし）へ。
一部、ハイマツの痩せ尾根がザレてましたが
とくに問題なく千丈乗越稜線へでると
風がすごいｗｗ一気に寒くなりつつ
小休止してガレ場を槍へ。

無事、槍ヶ岳山荘へ
穂先上り下りしてる人を優雅に
テラス席でながめつつ小休止。
増築しまくり？のカオスな山荘で
お部屋で軽くお昼寝し、
アタックザックとしてもってきた
Cocoon Packにデジカメと一応レインウェアと
望遠レンズ（使わず）、
お菓子と財布入れていざ大槍（穂先）へ。

槍ヶ岳山荘の建つ槍の肩から穂先まで200m
ドンキーコングみたいな感じで
ハシゴかかっとるしパっと見、登れるのか
ヤバそう〜と登り初めましたが、
たしかに急でこの岩登るのか！？
でおっさんのケツみながら登るんで
すがさすがに人気ルートなだけあって岩もほぼ固定、
5,9mのハシゴも3本あるんですが、
しっかり固定されてるので無駄に外界見なければ怖くないｗｗ

登り下りで道がわかれており
穂先写真むかって左が登り、右が下りになってます。
中間地点一部供用。岩の割れ目に手足つっこんだり
岩に鉄杭やクサリが設置されてるので
3点確保を意識してそれを使って登り下りします。
で、9mハシゴのぼると頂上！

槍ました！日本五位！
頂上は岩ゴロゴロですがけっこう広め。
10数人は余裕でおれるかな。北側に祠。
ちょうど北鎌のクライミングルートで
のぼってきた方が祠裏からひょっこりｗ
固定されていない三角点もありました。

で、一通り写真とったら風もでてきたので
サクっと降りました。
クサリやハシゴを先行の人が使ってる間の
待ち軽くですみましたが、
渋滞してるとかなり待つことになるようなので
お気をつけあれ！

その後はディナーの時間までくれなずむ
大展望を存分に味わいました。
ディナー後はたまたま槍ヶ岳を開山した
播隆上人の偉業を偲ぶ第45回播隆（ばんりゅう）祭が
開催されてたので参加。
ふるまいビールをいただきつつ
播隆上人ゆかりの松本市玄向寺の副住職のお話、
山岳写真家の渡辺幸雄氏の山岳写真についてのお話など、
なかなか有益なお時間でした。
記念のフォトカードもかっこいいのばかり！

消灯8時半、標高高いから寝れるかな〜と
思ってましたが、お布団最高！！でぐっすりでしたｗｗ

4時半起床、同室の
大キレット北穂方面へゆくといってた
トレラン風のお兄さんは綺麗に布団たたんで
もう出発済でした。無事通過されたかな。

5時すぎにはもう空も赤らんできて
眺めたら5：20から朝食なので
急いで食べてｗテラスでたら
まぁ日の出てましたｗｗ
浅間山モクモクしてましたな。

往路でおうたオネーサンたちが
競争率高めの
3,000m焼きたてパンセットゲットを
祝しつつ、出発準備してスタート。
槍ヶ岳から穂高、南方面へ続く稜線歩きます。
あんがい土曜お昼ぐらいまでは
空いてた槍ヶ岳テン場から下り
袈裟姿にミレーザック、
登山口に錫杖のかっこいいスタイルの
播隆祭の副住職御一行と挨拶して
大喰岳へ軽く登りかえし
もう慣れたｗ鉄ハシゴのぼり中岳へ。
え、ここ通るの？な
一枚岩のトラバースが一箇所ありましたが
あとは稜線道はザレてるぐらいで危険箇所なしかな。
はるかに富士山ながめつつ天狗原分岐まで。

ザックデポって南岳へ寄り道。
すげー断崖に建ってる北穂高小屋から
険しいい岩稜の穂高連峰がドーンと。
奥に焼岳、乗鞍岳、御嶽山とマジ大展望。
なごや圏からきてたオニーさんと
霊仙山キャンやいろいろお話したり
天狗原分岐までかえして下りはじめる。

ここから結構思ってたよりキツく
ザレぎみのやせ尾根をゆき
イワヒバリ、雷鳥さんと
危機意識の低い方々にであい
ほっこりしつつ
短い2段ハシゴをくだったとこで
やたら道が急かな？ってか急すぎへんか？
ってか崖になってないか。。。と
ヤマレコの地図入れたGPSログみたら
登山道から少し外れてました。
やべーとなんとか登りかえして
登山道復帰しましたが
マジ遭難あるあるの下山道迷いの典型で
その後、慎重にマルと矢印確認しつつ
大岩ゴロゴロの尾根くだり
追い抜きてたフランス人（風）の
お兄さんに「ナイスラン！」と挨拶したり
2時間かけて天狗池（てんぐいけ）へ。

風がちとあり、鏡面ではなかったですが、
よき槍風景に気持ち余裕に。
槍沢コースに合流して
日が照って暑いカール地形を下る
（殺生ヒュッテと播隆窟もいつかいきたい！）
ここから長い上高地へｗ
槍沢ロッヂで美味しい天然水とペプシ補給して
槍ヶ岳山荘のお弁当の中華ちまきをいただく。
マジ美味しい！ほどよい味の濃さと白いプチプチ？
もよいアクセント。
帰りのバス16：30が気になって
横尾〜徳澤園（泣きのソフトクリームスルー）〜
上高地までは早歩きの虚無の下山でしたｗｗ

1泊2日、行動時間が10＆9hとちょっと詰め込み
工程でしたが、なんとか無事でした。
難易度UPな北穂、奥穂もいってみたいですねぇ。