バリルート北西尾根から三嶺~天狗縦走、ご褒美は見たこともない雲の海!


- GPS
- 10:01
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,378m
- 下り
- 1,227m
コースタイム
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 10:01
三嶺大滝~見晴しの丘 1時間51分
見晴しの丘~三嶺山頂 1時間10分
三嶺山頂~お亀岩避難小屋 1時間47分
お亀岩避難小屋~天狗の峠 1時間02分
天狗の峠~西山林道 1時間02分
天候 | 下は雲海上は快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北西尾根は破線のバリルートです、登山道を地図に載っていない林道が横切っていて非常にわかりにくい!植林地に間伐された木材に雪が降り積もっていて落とし穴だらけです!嵌って脚を挫かないように! 残雪はズボズボからカチカチまで硬さが色々、非常に疲れます! |
その他周辺情報 | 今回は寄らなかったが、夏季は癒しの温泉郷がリーズナブルです! 道の駅西祖谷傍にある祖谷秘境の湯は少しお高いですが(入浴料1000円)、泉質最高でお勧めです! ☆第14番温泉札所 「ホテル祖谷温泉」 http://onsen88.info/index.cgi?Sshop=15 ☆第15番温泉札所 「いやしの温泉郷」 http://onsen88.info/index.cgi?Sshop=16 ☆祖谷渓温泉ホテル 「秘境の湯」 http://www.hotel-hikyounoyu.co.jp/ ☆四国温泉88箇所巡り http://onsen88.info/ ☆四国この食堂この一品88箇所巡り http://shokudo88.info/index.cgi ☆四国堰堤ダム88箇所巡り http://dam88.info/ ☆四国の駅と車窓88箇所巡り http://eki88.info/ ☆四国酒蔵88箇所巡り http://sake88.info/ |
写真
アニーちゃん、凄い凄い!って、笑った!
ちょっと感動!賢いね~!急斜面犬アニーちゃん(s)
アニー「ちょっとぉ~、待ってるんだから早く来なさいよ!」
わざわざ取に戻ったアイゼンも使う気にはならず全員がストレス解消!(笑)
ここ最高でした。
ストックの根元持って突き刺して、脚は思いっきり蹴って、蹴って、蹴って、蹴りこんでストレス発散!
何かブツブツ言ってませんでした?(s)
幸い、○○この野郎!ってのは聞こえませんでした!(笑)(ねこ)
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
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感想
一昨日に続きバリルートで三嶺縦走に参加してみた!
コースは癒しの温泉郷近くから北西尾根を登り三嶺大滝に立ち寄ってから三嶺登頂後、西熊山経由でお亀岩避難小屋で昼食、天狗の峠から西山林道の天狗塚登山口に降りる!
午前三時に下山口のデポ地天狗塚登山口に集合ですが、北西尾根の登山口まで林道が通れるか確かめに行ったら落石多数!
避けたつもりが右フロントで踏んでしまい尖った石でタイヤがバースト!( ;∀;)夜中の1時にスペアとタイヤ交換する羽目に!
合流後北西尾根の取り付きに移動ですが、着いて準備中に若干一名アイゼンを忘れてきたのが発覚!私が予備をクルマに積んでたので取りに戻ってほぼ二往復!(笑)
気を取り直して登り始めたら今度は私がデジ一を忘れて来た!今更三往復目は出来ないので今日はスマホに頑張って貰おう!(>_<)
shichi7さんがGPSに落してきたルートを辿りますが林道が複雑に交差していて登山道はほぼ不明!それでも私のGPSも動員してルートを探る!
支尾根や小谷を何度も渡って正に谷越え山越え!次第に増えてくる雪が間伐材に積もっていて落とし穴だらけ!訳も分からず付いてくるmicco7さん5151-koiさんの二人は大層不安だった事でしょう!
そのうち何とか三嶺大滝に到着!あんまり期待しないでね~!と言われていたが、いやいや立派な二段の大きな瀑布でした!
これからホントの北西尾根登り、GPSで確かめながら尾根を上り詰めると見晴らしの丘に到着!それまでガスっぽかったが、このころから次第に青空が見え始め期待が高まります!
最後の尾根を登ると息を呑む景色が広がっていました!
三嶺山頂に登って眺めると、祖谷谷を飲み込んで広がる雲海に阿波矢筈とサガリハゲが浮かんで幻想的、東には剣山と次郎笈だけが姿を見せています!西には西熊山から天狗塚・綱付け森の西からは雲の滝がフスベヨリ谷に流れ落ちています!
北西尾根の登りで苦労しただけに、一層感動的な景色でした!
こんな絶景なのに三嶺に来てたのは私達と西熊山から来たおじさん一人だけ!勿体無い!
お亀岩避難小屋に向かう途中も少し位置が下がっただけでほぼ一日中雲海は取れませんでした!
昼食後は天狗の峠に、天狗塚に寄って行くかメンバーに聞いたところ、一言却下!(笑)
午前四時から登り始めて下山は14時半!長い一日は祖谷秘境の湯で汗を流して締めとしました!
金曜日に奥祖谷かずら橋から三嶺に縦走し、北東尾根(バリルート)で下山。
ちょっと疲れが残るけど、1日経って再び三嶺へ!
今回のコース設定は、幻の滝「三嶺大滝」へと立ち寄ってから北西尾根(バリルート)に取りつき、みはらしの丘を経由して三嶺山頂へ。そして、三嶺から天狗峠まで縦走して西山林道登山口へと降りてくるコースです。
メンバーはnekojigenさん、micco7さん、私と、三嶺登山時に出会った5151KOIさんをお誘いしての4名でした。
早朝3時頃に西山林道登山口に集合して車を1台デポした後に北西尾根への取り付き付近へと移動して路肩に駐車。
さあ、気合入れて行こうか!ってところで、「アイゼン忘れた!」
何ですと~!
nekojigenさんが予備持っているので取りに戻ってから、仕切り直しでスタートです。
作業用林道を歩いて行きますが、いきなり方角が違う…
引き返して、それらしきところを上がって行きます。
そこからはいつものようにnekojigenさんと二人で、あ~だ!こ~だ!と、「そこ行けそう?」とか「そっちと違うような」とか…周りが暗いのでルーファイに時間がかかります。
まあ、私が言う方向はいつも逆方向のような気もしないでもないですが、イケイケドンドンと進んで行きます。
後をついてきてる二人は…この人達大丈夫!?って、思ったかも知れない。
最初は雪もなかったのが、だんだんと雪が出てきだして、踏まれてないので雪質も柔らかくて足がズボズボと埋まるのが気持ちいい。
しかし、高度が上がるにつれて雪質も固くなってきて、靴で思いっ切り蹴りこまないとステップが作れなくなってきた。
日頃のストレス発散!で、蹴りこむのが楽しい。
ズボズボ埋まる踏み抜き天国!?も楽しい。
nekojigenさんと二人ルーファイを楽しみながら、三嶺大滝へと到着。
到着前には全員にNGワードとして、「大滝という名前から連想して滝を見た時に、思ったままを言葉に出してはいけない。“ショボイ”とか言ったらイカンよ。」と、お伝えしてあったので、あまり期待せずに来てみたら、初めてみる大滝はなかなかイケるじゃん。
って、思える程の三嶺中滝でした。(イヤイヤ、なかなか良いですよ。)
三嶺大滝に立ち寄ったので、本来のコースである西北尾根へ直登で向かいます。
ちょっとキツクない?って思うけど、皆さんを見ると目がマジな感じでメラメラと燃え上っているような気がします。
ヤル気満々のメンバーは順調にワー!キャー!マジか!言いながら、みはらしの丘へと到着。
なんだか霧も晴れてきそうで、好天へと変わりそうな予感↑
そこから森林限界ラインを越えたら一気に広がる大パノラマ!
周り一面が雲海で覆われており、見えるのは剣山、次郎笈、祖谷山系の阿波矢筈山、遠くには石鎚山が浮かんでる。
「なんじゃ、こりゃ~。素敵過ぎるやろう!」って、興奮が止まりません。
写真撮影会をしながら三嶺山頂へと登り詰めると、ここでも絶景を堪能。
金曜日に歩いた丸石避難小屋から三嶺への縦走ラインに雲海がかかり、幻想的です。
剣山系にはヤマレコ繋がりのe-sannさんやLINE繋がりのwiwiwさんやTさんもいるようで、大声で叫んだら声が届きそう。
向こう(剣山)でも感動してるんやろうね。
とか話ながら休憩を終えて、次はオオタオ、西熊山、そしてお亀岩避難小屋を目指して歩いて行きます。
笹原に積もった雪も下部は空洞になっているので頻繁に踏み抜きます。
踏み抜き天国に皆さん絶叫しながらもお亀岩へと無事に到着。
避難小屋で昼食とし、アニーちゃんのクレクレ攻撃を受けながらの食事。
この時点で、天狗塚まで行くのはちょっと辛そうな気配も感じたので天狗峠から下山することに。(nekojigenさんも私もA型人間なんで、その辺の気遣いはいたします。)
お亀岩を出発して天狗峠へと向かいますが、トラバースを通過するのに雪面が凍っており、靴底の横面では雪がカッティングできないためカニ歩きで雪を蹴って進みます。
これがなかなかに楽しい。蹴って、蹴って、蹴りまくりでストレス発散になる。
ちょい危険なところを無事に通過して、天狗峠へと到着。
なんだかやり終えた感がしないでもないですが、下山がまだ残ってます。
最近、何だか下山がハイスピードなんですけど…って、警戒している方もいますが、今日もハイスピード下山でした。(笑)
途中、人の声が聞こえるので追いつくのかな?って思ったけど追いつかず…
アレ?何だったの?ってnekojigenさんと二人で首をひねるけど、まあ深く考えるのはやめておこうと言う事で無事に下山完了。
バリエーションルートを楽しみ、最高の眺望に感動し、最後はちょっと寒くなった?登山でした。
温泉に入るとメッチャ眠たくなりますが、無事に帰宅できました。
同行の皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
またよろしくお願いします。
やっと念願かなって、みなさんと登ることができました!
お誘いいただきありがとうございました^^
正直、天気はあまり期待していなかたのですが、予想に反しての好天&絶景でこの日に
登れて良かったと、心の底から思いました。
三嶺は2回目でしたが、バリルートでの山行はとても新鮮でした。一人では絶対登れない
ルートなので、みなさんとご一緒に登れたほんとに良かったです。
それにしてもみなさんの下りのスピードには脱帽です。自分ももっと体力増強に努めます!!
それでは次の機会もよろしくお願いいたします。今回はほんとうにありがとうございました!!
いやー素晴らしい雲海でしたね~
羨ましい限りです。登っている途中はほんとに晴れるのかなという時がありますが、頂上付近に登って、雲海の上に出ると格別ですね。
皆さんが三嶺のピークの標識を抱きしめてるのが良かった
気分が高揚しているのがよくわかりました。
最高の景色と最高の笑顔
yonmmさん、ありがとうございます!
本当に一生で一度みられるかどうかの素晴らしい雲の海が広がっていました!西には石鎚山等も見えて素晴らしい縦走が出来ました!
yonmoさん
コメありがとうございます。
苦労して西北尾根を登っとところに待っていた絶景に感無量でした。
辺り一面が雲海!見えるのは雲海を突き抜けた山々のみ。
もう最高ですね。
今シーズンの冬山での最高のご褒美でした。
昨日は、初対面のwiwiwさんと、剣山から、みんな今頃はあそこに居るんやなと何度も三嶺を見てました!本当に素晴らしい雲海でしたね。これだから山はやめられません。
e-sannさん本当に素晴らしい雲海でしたね♪
こちらも剣山を眺めながら、むこうからも見てるんだろうな?!って話してました!
三嶺から天狗の峠を歩いてる間にも雲海は消えず、素晴らしい縦走が出来ました!
e-sannさん
コメありがとうございます。
剣山からこちらを見てた時に、三嶺側からも剣山方面を見ながら最高の景色に感動しておりました。
本当に素晴らしかったですね。
1日経っても余韻に浸っております。
二度と有るか無いかの光景に出会えて良かったですね!
3月は登山自粛月間。。なんとまあこんな素晴らしい雲海が見えたとは羨ましいとともに悔しい
ブロッケン現象は見れなかったんですね。もしや???なんて思ってましたが。
天気予報とにらめっこしてこのような雲海見れるのを狙ってコソッと出かけよかな
お疲れ様でした!!
nanchiさん
コメありがとうございます。
昨日の雲海は素晴らしかった。
ブロッケン現象も白虹(はっこう)は見れました。
一緒に感動できなかったのは残念!
天候の良い日を狙って行くのなら、踏み抜き天国!?にお気をつけてください。
昨日は何十回も踏み抜いたような…
みんなでワー!キャー!マジか!と絶叫、踏み抜きまくりでした。
凍っている部分はアイゼン使わずだったので、靴で蹴って、蹴って、これでもか!という位に蹴りこみまくりで思う存分にストレス発散しました。楽しかった~
nanchiさん残念でした!
三嶺大滝まではどんな罰ゲームなんだ?!って踏み抜きだらけを進んで、沢では危うく倒木と道連れになりそうにもなり!
登った先には天国のような景色が待っていました!
明日高瀑ノ滝、凍るかな?
こんにちわ
忍者が水面を歩く様に…っと
ってか、出来ませ~ん
アニーちゃんに弟子入りした方が早いかも
雲海 素晴らしいですね
遠く知らない山ですが、楽しませて頂きました
ありがとうございます
uzunosyugeさん
コメありがとうございます!
アニーちゃんは素足なので、雪で肉球が冷たくなる前に足を挙げるのが嵌らない極意なのかも?(笑)
海外の四国も(笑)有料ですが、橋で繋がってますので是非おいで下さい!
uzunosyugeさん
コメありがとうございます。
踏み抜かない極意について討論を重ねた結果、
アニーちゃんなみに体重を軽くすればいいのでは!?という結論に達しました。
具体的に何kgまでダイエットすればいいのか?…
無理だと判明した(考えるのが馬鹿らしくなった)ので、踏み抜きを楽しめるよう気持ちを切り替えるのが一番ですね。
でも金曜日の山行では急斜面で踏み抜いたときに頭が下向きになり、脚があらぬ方向へと曲がり骨折するのかと思いました。nekojigenさんの助けをかりて脱出しましたが、気を付けないと思わぬ怪我をしそうです。
お互い、ご安全に山ライフを楽しみましょう。
私も、一生に一回でも、このような光景に巡り会えるでしょうか?息をするのを忘れて見入ってしまいました。みなさん、お疲れ様でした。今回も、素敵なレコをありがとうございました。楽しませていただきました。
minaohahaさん
コメありがとうございます。
素晴らしい光景に出会えてラッキーでした。
このような光景に出会うためには毎週山に行くしかないのでは?…
としか言いようがないですね。
毎週通っても出会う事が叶わないかも知れませんが、しかしそれを求めて行き続けるしかないですね。
釣りにハマっていた時には大漁を求めて頻繁に釣りに出かけたりしてましたが、それと同じ感覚です。
四国も雪解け間近ですね。
今度は花を求めて山に頻繁に山通いするようになるんかな?
minaohahaさん
写真ではとても伝えきれない感動を是非体験して下さい!
稜線に出るまでは踏み抜き地獄とカリカリ斜面で息もできないほど疲れて、上がったら景色に息を呑む!(笑)
それまでの苦労が大きければ大きい程、それにもまして感動も大きい!それを実感できた三嶺でした!
山に行き初めてから冥途の土産が出来過ぎ、中々冥途に辿りつけそうにありません!(笑)
5151KOIさん
お誘いした甲斐がありました!
登り始めは何じゃこりゃ?っていうようなひどい所で面食らったのでは?私もです!(笑)
春山らしい踏み抜き地獄とカリンカリンの凍結までバリエーション豊富で楽しかったですね!
又の同行よろしくお願いします!
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