丹沢湖の奥から昇る日を見ながら夜明けを迎えました。
14
丹沢湖の奥から昇る日を見ながら夜明けを迎えました。
浅瀬入口から少し走ったところにある東沢駐車場に車を停め出発します。
1
浅瀬入口から少し走ったところにある東沢駐車場に車を停め出発します。
登山口まで車道歩き。キブシの花が咲いていました。
6
登山口まで車道歩き。キブシの花が咲いていました。
登山口は滝窪橋を渡った先にあります。
1
登山口は滝窪橋を渡った先にあります。
タチツボスミレがお出迎え。
4
タチツボスミレがお出迎え。
傾斜の急な杉林をジグザグに登っていきます。
時間が経つとともに高度を上げるとともに日が昇りました。
4
傾斜の急な杉林をジグザグに登っていきます。
時間が経つとともに高度を上げるとともに日が昇りました。
さらに登っていくと林床にミツマタが出始めます。
11
さらに登っていくと林床にミツマタが出始めます。
このあたりは満開。明るいよく管理されたスギ林でたくさんの花を咲かせています。
19
このあたりは満開。明るいよく管理されたスギ林でたくさんの花を咲かせています。
杉林が終わると一帯はブナ林になります。
3
杉林が終わると一帯はブナ林になります。
灰色の樹皮の中、ひときわ目立つヤマザクラの黒い樹皮。
1
灰色の樹皮の中、ひときわ目立つヤマザクラの黒い樹皮。
日は次第に高くなり、丹沢湖が光っています。
4
日は次第に高くなり、丹沢湖が光っています。
傾斜が緩やかになるとミツマタが増えてきました。
5
傾斜が緩やかになるとミツマタが増えてきました。
バックはみんなミツマタですよ〜
6
バックはみんなミツマタですよ〜
朝日を受けて黄色い花びらが透き通ります。
3
朝日を受けて黄色い花びらが透き通ります。
反対の方角は快晴の青空。
12
反対の方角は快晴の青空。
青一色の空に鮮やかな黄色が一際目立ちます。
23
青一色の空に鮮やかな黄色が一際目立ちます。
山頂までずっと続くのかなと思って歩いていたら山頂はすぐでした。山頂というよりは権現岳への通過点のような印象を受けました。
3
山頂までずっと続くのかなと思って歩いていたら山頂はすぐでした。山頂というよりは権現岳への通過点のような印象を受けました。
踏み跡をたどり、シカ柵をくぐると富士山の絶好のビューポイントがあります。
6
踏み跡をたどり、シカ柵をくぐると富士山の絶好のビューポイントがあります。
富士山アップで。この日の朝は富士山がはっきり見える快晴の空でした。
6
富士山アップで。この日の朝は富士山がはっきり見える快晴の空でした。
ミツマタを手前に入れてみます。
7
ミツマタを手前に入れてみます。
あたりはミツマタが咲き乱れるので色んな構図を試してみます。
ミツマタに日が当たればもっと黄色が鮮やかに写ると思います。
5
あたりはミツマタが咲き乱れるので色んな構図を試してみます。
ミツマタに日が当たればもっと黄色が鮮やかに写ると思います。
さらにアップで。
2
さらにアップで。
まだ満開とはいきませんが、黄色に染まるミツマタの登山道を楽しみ歩きました。
4
まだ満開とはいきませんが、黄色に染まるミツマタの登山道を楽しみ歩きました。
山頂周辺でも日当たりの良いところはだいぶ開花が進んで満開になっているものも。
小さい頃によく作った”くす玉”を思い出しました。
5
山頂周辺でも日当たりの良いところはだいぶ開花が進んで満開になっているものも。
小さい頃によく作った”くす玉”を思い出しました。
正面に世附(よづく)権現岳を見据えながら尾根沿いに歩いていきます。
1
正面に世附(よづく)権現岳を見据えながら尾根沿いに歩いていきます。
踏み跡は明瞭で所々赤マーカーや道標があり、迷う心配は全くありませんでした。
1
踏み跡は明瞭で所々赤マーカーや道標があり、迷う心配は全くありませんでした。
分岐点。ベンチがありひと休みします。
1
分岐点。ベンチがありひと休みします。
分岐からすぐ先が権現山山頂です。
2
分岐からすぐ先が権現山山頂です。
権現山から二本杉峠へ。やや急な下り坂になります。
1
権現山から二本杉峠へ。やや急な下り坂になります。
降りてきた権現山を振り返る。
1
降りてきた権現山を振り返る。
二本杉峠へ。屏風岩山方面へ進みます。
1
二本杉峠へ。屏風岩山方面へ進みます。
斜面を巻いた後、鞍部から尾根に取付き直登します。看板や赤テープがあるので見落とさないよう注意です。
2
斜面を巻いた後、鞍部から尾根に取付き直登します。看板や赤テープがあるので見落とさないよう注意です。
久々に空が見えたと思ったらだいぶ雲が増えてきてしまいました。
2
久々に空が見えたと思ったらだいぶ雲が増えてきてしまいました。
登山道にはブナの古木が多くあります。苔やノキシノブが張り付いていると見た目が3割増しになります。
12
登山道にはブナの古木が多くあります。苔やノキシノブが張り付いていると見た目が3割増しになります。
屏風岩山に到着。山頂を示す道標や看板はありません。
過去に歩かれた記録を探すと標識があったようですが完全に無くなってしまったのでしょうか。
2
屏風岩山に到着。山頂を示す道標や看板はありません。
過去に歩かれた記録を探すと標識があったようですが完全に無くなってしまったのでしょうか。
このあたりもブナの大木が多いです。
4
このあたりもブナの大木が多いです。
こちらはイヌブナの大木。ブナより樹皮が荒々しいです。ブナと混在しています。
2
こちらはイヌブナの大木。ブナより樹皮が荒々しいです。ブナと混在しています。
倒木には苔が生えにょろにょろ伸びる。
5
倒木には苔が生えにょろにょろ伸びる。
大滝峠。大滝峠上まで登ると破線ルート区間は終了です。
1
大滝峠。大滝峠上まで登ると破線ルート区間は終了です。
大滝峠上の道標。ここから東海自然歩道に合流します。
1
大滝峠上の道標。ここから東海自然歩道に合流します。
畦ヶ丸までは登りが続きます。
2
畦ヶ丸までは登りが続きます。
景色はブナの中にアセビ、ササ藪が多くなります。
2
景色はブナの中にアセビ、ササ藪が多くなります。
ふと空を見上げると頭上には分厚い雲。雲が一気に増えてきた頃から嫌な予感がしていました。
1
ふと空を見上げると頭上には分厚い雲。雲が一気に増えてきた頃から嫌な予感がしていました。
アセビは大半が蕾で一部は咲き始めていました。
3
アセビは大半が蕾で一部は咲き始めていました。
赤くほんのり染まる。
4
赤くほんのり染まる。
登山道脇のザレた斜面はカラフルな苔が。スギゴケの類でしょうか。
5
登山道脇のザレた斜面はカラフルな苔が。スギゴケの類でしょうか。
やや歩きにくい登りを終えると畦ヶ丸避難小屋に着きます。モロクボ沢ノ頭への分岐点でもあります。
2
やや歩きにくい登りを終えると畦ヶ丸避難小屋に着きます。モロクボ沢ノ頭への分岐点でもあります。
さらに登り畦ヶ丸山頂へ。
展望は無いですが風が絶えず吹き抜け、休憩の間にすっかり体が冷えてしまいました。
3
さらに登り畦ヶ丸山頂へ。
展望は無いですが風が絶えず吹き抜け、休憩の間にすっかり体が冷えてしまいました。
再び畦ヶ丸避難小屋へ降り、モロクボ沢ノ頭へ歩きます。
1
再び畦ヶ丸避難小屋へ降り、モロクボ沢ノ頭へ歩きます。
倒木にびっしり白いキノコ。一瞬ドキっとしました。
2
倒木にびっしり白いキノコ。一瞬ドキっとしました。
バン木ノ頭。看板は何とか文字が読める程度です。
1
バン木ノ頭。看板は何とか文字が読める程度です。
大きなモミの木がありました。
3
大きなモミの木がありました。
シャガクチ丸。プレートの文字は読めませんでした。
1
シャガクチ丸。プレートの文字は読めませんでした。
尾根を降りていくと目の前が開け、左に加入道山、右に大室山が見えました。
2
尾根を降りていくと目の前が開け、左に加入道山、右に大室山が見えました。
このあたりだけ傾いたスギの木が多数ありました。昨年の大雪でしょうか。あるいは強風?
1
このあたりだけ傾いたスギの木が多数ありました。昨年の大雪でしょうか。あるいは強風?
さらに歩いて水晶沢ノ頭に到着。
1
さらに歩いて水晶沢ノ頭に到着。
周辺は倒木からベンチから苔むしていて良い雰囲気です。シカ柵さえ無ければ。
1
周辺は倒木からベンチから苔むしていて良い雰囲気です。シカ柵さえ無ければ。
白石峠へとさらに歩いていきます。右手に檜洞丸やその左奥に蛭ヶ岳も見えています。
3
白石峠へとさらに歩いていきます。右手に檜洞丸やその左奥に蛭ヶ岳も見えています。
白石峠へ。ここでこの日2組目の登山パーティに会いました。西丹沢自然教室からの周回だそうでした。
風がやや強いのでひと休みせず先を譲ってもらいました。
1
白石峠へ。ここでこの日2組目の登山パーティに会いました。西丹沢自然教室からの周回だそうでした。
風がやや強いのでひと休みせず先を譲ってもらいました。
登りきって加入道山山頂。山頂すぐ下には加入道避難小屋もあります。展望が無いので休憩せずそのまま先へ進むことにします。
1
登りきって加入道山山頂。山頂すぐ下には加入道避難小屋もあります。展望が無いので休憩せずそのまま先へ進むことにします。
前大室に到着。ここから一旦下りに入ります。
1
前大室に到着。ここから一旦下りに入ります。
大室山へと登り返します。進行方向が晴れていれば気持ち良いものです。
3
大室山へと登り返します。進行方向が晴れていれば気持ち良いものです。
ブナの大木があるとつい撮ってしまう。
ごつごつした樹形をしていました。
6
ブナの大木があるとつい撮ってしまう。
ごつごつした樹形をしていました。
振り返ると富士山の裾野だけ見えていました。
3
振り返ると富士山の裾野だけ見えていました。
畦ヶ丸(右)と権現山(左)この間の稜線を歩いてきたのですが、こうも曇ってしまうとどう歩いたのかさっぱり。
2
畦ヶ丸(右)と権現山(左)この間の稜線を歩いてきたのですが、こうも曇ってしまうとどう歩いたのかさっぱり。
さらに右へ。加入道山方面を振り返ります。
3
さらに右へ。加入道山方面を振り返ります。
ぬかるみの多い木の階段の登山道です。
1
ぬかるみの多い木の階段の登山道です。
ふと思ったのですが、シカ柵の内側外側でこれほど風景が違ってしまうのでしょうか。登山道側に生えているのは毒のあるマツカゼソウの枯れ草ばかり。そういえばアセビもミツマタも毒草ですね。
1
ふと思ったのですが、シカ柵の内側外側でこれほど風景が違ってしまうのでしょうか。登山道側に生えているのは毒のあるマツカゼソウの枯れ草ばかり。そういえばアセビもミツマタも毒草ですね。
木道がある箇所はぬかるみから解放されます。
1
木道がある箇所はぬかるみから解放されます。
犬越路との分岐点。まずは山頂へ向かいます。
2
犬越路との分岐点。まずは山頂へ向かいます。
山頂付近は残雪がありますがアイゼンは要りません。
2
山頂付近は残雪がありますがアイゼンは要りません。
大室山山頂。山梨百名山です。
6
大室山山頂。山梨百名山です。
山頂から東側へ少し進むと檜洞丸〜蛭ヶ岳の稜線を望むことができます。奥には丹沢山も見えています。
2
山頂から東側へ少し進むと檜洞丸〜蛭ヶ岳の稜線を望むことができます。奥には丹沢山も見えています。
先ほどの分岐点で休憩。バスの時間を調べると1時間35分後の14時40分発。西丹沢自然教室までのコースタイムは2時間35分。
ほぼ下りのみだし行けるだろうと判断。下山に向かいます。
3
先ほどの分岐点で休憩。バスの時間を調べると1時間35分後の14時40分発。西丹沢自然教室までのコースタイムは2時間35分。
ほぼ下りのみだし行けるだろうと判断。下山に向かいます。
正面に檜洞丸を望む。もう少しスタートが早ければあそこまで行けたかもなぁと思いながら。
2
正面に檜洞丸を望む。もう少しスタートが早ければあそこまで行けたかもなぁと思いながら。
犬越路に到着。避難小屋があります。ここまで35分と良いペースで降りてこれました。
3
犬越路に到着。避難小屋があります。ここまで35分と良いペースで降りてこれました。
犬越路より下はガレた沢沿いに降ります。急ぎ足で下るにはやや歩きにくくなります。
1
犬越路より下はガレた沢沿いに降ります。急ぎ足で下るにはやや歩きにくくなります。
急な下りを終えると広い河原に出ました。ここからは沢沿いに緩やかに下っていきます。
2
急な下りを終えると広い河原に出ました。ここからは沢沿いに緩やかに下っていきます。
こんなところにミツマタが1玉だけ咲いていました。
6
こんなところにミツマタが1玉だけ咲いていました。
足元に咲くヨゴレネコノメ。
7
足元に咲くヨゴレネコノメ。
苔むした岩や倒木はアートと化しています。
2
苔むした岩や倒木はアートと化しています。
岩に張り付いたコケやシダが良い感じです。
1
岩に張り付いたコケやシダが良い感じです。
曇り空ながら水の色は綺麗に澄んだ青をしていました。
3
曇り空ながら水の色は綺麗に澄んだ青をしていました。
橋の付近ではフサザクラが一斉に開花。
6
橋の付近ではフサザクラが一斉に開花。
苔むした岩からタチツボスミレ。ここまで咲くと自己主張強すぎです。
10
苔むした岩からタチツボスミレ。ここまで咲くと自己主張強すぎです。
白石オートキャンプ場へ降りてきました。
沢を歩く途中から時間に余裕が出てきたのでゆっくり写真を撮っていたらすっかりギリギリに。ここから1.8kmの車道を走ります。
5
白石オートキャンプ場へ降りてきました。
沢を歩く途中から時間に余裕が出てきたのでゆっくり写真を撮っていたらすっかりギリギリに。ここから1.8kmの車道を走ります。
振り返ると降りてきた方向はすっかり雲に覆われてしまっていました。
2
振り返ると降りてきた方向はすっかり雲に覆われてしまっていました。
檜洞丸へと続くツツジ新道との分岐点。このあたりから雨がぱらついてきました。ここまで走れば一安心です!
1
檜洞丸へと続くツツジ新道との分岐点。このあたりから雨がぱらついてきました。ここまで走れば一安心です!
バスの発車5分前に無事に西丹沢自然教室へ到着。
スパッツを外して乗り込みました。
2
バスの発車5分前に無事に西丹沢自然教室へ到着。
スパッツを外して乗り込みました。
浅瀬入口BSで降り東沢駐車場まで湖畔を歩きます。
駐車場では朝に気づかなかった桜が咲いていました。マメザクラでしょうか。
5
浅瀬入口BSで降り東沢駐車場まで湖畔を歩きます。
駐車場では朝に気づかなかった桜が咲いていました。マメザクラでしょうか。
すぐそばではアブラチャンも咲いていました。
10
すぐそばではアブラチャンも咲いていました。
帰りは中川温泉「ぶなの湯」で入浴し帰宅しました。
5
帰りは中川温泉「ぶなの湯」で入浴し帰宅しました。
おっ、ミツマタのレコがあると思って読んだらkiyoponさんでした。
流石ロングコースを早いタイムで歩いておられます。
花や樹木の写真、説明、流石kiyoponさんです。
いよいよ本調子でしょうか?
丹沢方面のミツマタのレコが増えてきましたね。
hakkutuさんもミツマタ狙いでどこかへ?
丹沢はあまり頻繁に行けないエリアなので、いざ歩くとなればどうしてもロングルートを計画してしまいがちです
まだまだお花には少ない時期ですが、その分ぶなの大木など別の楽しみが多くあるルートだと思いました。
ペースを落とさないよう意識して歩きましたが、まだまだ本調子とはいかないようです
鮮やかな春色のミツマタ!かわいらしいですね。
遠くから見ると大きな一つの花に見えますが、小さい花の集合体なんですね。
くす玉という表現がぴったりです。
ところが、ミツマタがいない登山道は華やかさがなくもの寂しい登山道ですね。
コケのにょろにょろやアセビの蕾の色づき、フサザクラ、タチツボスミレにマメザクラ・・・
春分を過ぎて少しずつ春めいてきましたね。
それにしても約25kmをほとんど休みも取らずにこのタイム・・・恐れ入りました。
いつもコメントありがとうございます
ミツマタ!民家や山頂に植えてあるものを目にする機会は多いですが、ここまでたくさん一度に見たのは初めてです。
また、間近でじっくり見たのも今まであまり無かったように思います。
ミツバ岳を過ぎれば、花も少なく、展望もあまり無い尾根道が続きます。
風景も歩いている登山者も丹沢主脈のような華やかさは無いですが、所々に年月を感じさせる大木や苔むした倒木があり、そういったものを探しながら静かな山歩きが楽しめるルートかなと思いました。
所々でちょくちょく休んでいますよ
要所要所の欲しいところにベンチが設置してあったりしてありがたいな〜と思いながら歩いていました
西丹沢!!
この時期の西丹沢、とても参考になりました。
ミツマタ、めちゃくちゃカワイイじゃないですか
さらにハナネコノメの親戚の、汚れ猫の目ですかい(→漢字はこれ!?)。
でも明るいグリーンの汚れちゃん。なかなかいいかも
いつか歩いてみよう、西丹沢!
西丹沢、静かな山歩きが楽しめますよ
ミツマタの多いミツバ岳はこの時期多くのレコがあがっていますよ
是非、来年は西丹沢とは言わずに丹沢大縦走しましょう!!
ヨゴレネコノメは「汚れ」で合ってます。ちょっと可哀そうな名前ですよね〜
でも、このネコノメもよぉーく見ると赤い葯がチャーミングなんですよ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する