檜洞丸/臼ヶ岳/水晶平/ユーシン/鍋割山北尾根/ダイアモンド富士と紅葉の錦
- GPS
- 32:42
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 2,493m
- 下り
- 2,738m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 7:41
- 山行
- 10:42
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 12:42
天候 | 1日目 (11月3日) 快晴 2日目 (11月4日) 晴れのち薄曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:05発の臨時便に乗れたのですが、途中が大渋滞で約2.5時間かかって西丹沢VCに到着しました。 復路 大倉→渋沢 250円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【西丹沢ビジターセンター → 犬越路】 一般登山道です。 渡渉する箇所がいくつかありますが、危険はありません。 【犬越路 → 檜洞丸】 一般登山道ですが、小笄・大笄は岩場や鎖場が連続し、なかなかハードです。 【青ヶ岳山荘(宿泊)】 夕食&朝食付き 8,800円 + 暖房費 500円 夕食は名物カレー(レトルトではなくちゃんと調理してくれる) 朝食はおでん 手作り感あふれる、こじんまりとした小屋です。 この日は25人が宿泊しました。 【檜洞丸 → 臼ヶ岳】 一般登山道です。 【臼ヶ岳 → ユーシンロッジ】 臼ヶ岳南尾根(朝日向尾根)は、山と高原地図(ヤマプラ)では赤い破線ルート扱いになっていますが、特に下りで使う場合は支尾根に引き込まれそうになるので要注意です。 踏み跡はかなり薄くなっています。 何年も前の話になりますが、この尾根には熊が出るという話を時々耳にしました。熊鈴だけでなくラジオを流しながら歩きました。 【ユーシンロッジ → オガラ沢出合】 玄倉林道は、西丹沢県民の森への分岐(仲の沢林道分岐)から熊木ダムまで間、熊木ダムから先の林道(玄倉治山運搬路)は歩行者を含めて通行止めです。 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/m2g/cnt/f417344/rindoh_tukoudome.html 特に熊木沢出合とオガラ沢出合の間には林道が完全に崩落している箇所が数か所あります。流出した土砂が不安定に堆積しており、その斜面を通行しなければなりません。滑ったら反対側の玄倉川まで転落してしまいますので、非常に危険です。私はもう二度と歩かないと思います。 用木沢出合で玄倉川に下り、河原を歩いてオガラ沢出合の林道に上がるルートもありますが、渡渉が2〜3回必要になります。 【オガラ沢出合 → 鍋割山】 林道のすぐ近くの堰堤にドラム缶のようなものがあり、赤いペンキで「ナベワリ」と書かれているのが目印です。 堰堤の右岸側(上流に向かって左側)から堰堤を越え、左側の沢に入ります。 鉄製の堰堤のようなものが見えてきたら赤いペンキの「ナベワリ」を目印に鉄製堰堤を越え、そのまま左側の沢へ。所々にピンクテープや赤ペンキで印が付けられています。 少し進んだところで左側の斜面にピンクテープが付いていて、そこから踏み跡を辿って斜面を登れば尾根に乗れます。 踏み跡は不明瞭な箇所がありますが、旧鍋割峠までは尾根を上に上にと登るだけ。旧鍋割峠の先は斜面を一度左側(東方面)に折れる形になります。 最後の急な斜面を登れば、鍋割峠からの一般登山道に合流します。 【鍋割山 → 大倉】 一般登山道です。二俣からの西山林道が長くて飽きますね。 |
写真
装備
個人装備 |
登山ザック(モンベル「キトラパック30」緑)
半袖Tシャツ(肩は水色&胴は灰色)
半袖Tシャツ(赤い「丹沢遊人」)
ズボン(青緑色)
ジャケット(黄色)
薄手フリース(ピンク色)
ダウンジャケット(青)
レインスーツ(上:紺色/下:青色)
帽子(草色)
ネックウォーマー
サポートタイツ
サングラス
ヘッドランプ(2)
予備電池(3)
腕時計
デジカメ(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
筆記具セット(1)
保険証(1)
飲料(1)
トイレットペーパー(1)
熊避け鈴(1)
スマートフォン(1)
充電バッテリー(1)
充電USBケーブル(1)
計画書(1)
ストック(2)
非常食(500kCal以上)(1)
ツェルト(山吹色)(1)
救急セット(1)
虫除け(1)
ガスバーナー(1)
ガス缶(1)
コッヘル(1)
コップ(1)
万能ナイフ(1)
箸(1)
日焼け止め(1)
タオル(1)
着替えセット(1)
歯ブラシ
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感想
今年の9月に西丹沢ビジターセンターの展示室に入ったところ、NHKの「にっぽん百名山 丹沢山地~富士山を望む大縦走~」が放映されていました。11月初旬に犬越路から檜洞丸に登り、紅葉とダイアモンド富士を楽しむ内容です。
https://www4.nhk.or.jp/P5160/x/2023-11-08/44/26320/2012115/
檜洞丸でダイアモンド富士が見られるのは11月2日と11月3日。今年は11月3日は祝日。晴れ予報だったら是非行ってみたい!11月3日が近づき天気予報を確認すると快晴の予報。これはもう行くしかありません💨
檜洞丸まではNHKの番組と同じ犬越路コースを選択。西丹沢VCへの到着が道路渋滞で大幅に遅れてしまったため、ツツジ新道への変更を考えましたが、面識のある西丹沢VCのスタッフさんに相談したところ「脚力があるんだから犬越路経由でも大丈夫ですよ。犬越路12:00、檜洞丸15:00には着けるでしょう。」と背中を押してもらえました。
犬越路には11:45に到着。休憩をして檜洞丸へ向かいます。小笄と大笄のハードな道によって消耗し、腿の筋肉が攣りそうにましたが、なるべく負担をかけない歩き方を続けて檜洞丸の山頂へ。山頂で記念撮影して青ヶ岳山荘にチェックインしました。
ダイアモンド富士は、山荘のスタッフさん(NHKの番組にガイド役として出演されていた方)の案内でガレ場の下に陣取りって鑑賞しました。夕方までこれほどドピーカンな天候は年に数回あるかどうかだそうです。ラッキーでした。
翌日は水晶平と鍋割山北尾根の紅葉見物がメインテーマ。水晶平は2015年以来の再訪です。夏の猛暑の影響か、くすんだ色のものもありましたが、十分に楽しめました。
尾根を南下してユーシンロッジへ。ここで菓子パンを食べて大休止とします。橋の水場で汲んだ水でコーヒーを淹れたいところでしたが、予定より30分ほど遅れているので今回は断念。
玄倉までの途中にある第6隧道に工事フェンスが設置されて通行できないという話を聞いていたので、ユーシンロッジで会った登山者に尋ねたところ「いや、普通に歩けますよ」という返事でした。
熊木沢の先は林道が荒れ放題だし、今から鍋割山を越えたら遅くなっちゃうし、玄倉へ下山しようとほぼ決めかけたのですが、青ヶ岳山荘で歓談した若者の「ソロ登山で諦めるのは簡単。最後までやり遂げられるかは自分との戦い。」という言葉※を思い出し、予定通り鍋割山に向かうことにします。
※危険を顧みず、諦めず、撤退しない…という無謀な話ではありません。
熊木ダムの素掘りトンネルを過ぎたところから林道は荒れ放題。流出した不安定な土砂の上を歩くこと数回。滑ったら沢まで真っ逆さまで命がありません。肝を冷やしました。ここが今回の核心でした。
危ない区間をやり過ごしてオガラ沢出合に付けば、もう転落の危険性はありません。鍋割山北尾根はバリエーションルートですが、美林が続く大好きな道です。この季節にまた来られて幸せでした。
鍋割山の下山途中、二俣を過ぎた辺りで暗くなり、ヘッデンを点けました。大倉へ下山したのは18時20分。長い山行でしたが、計画通り、ダイアモンド富士、水晶平、鍋割山北尾根の紅葉を楽しむことができて大満足です。
また、これだけ長い距離を歩いたのに膝が痛くなりませんでした。つぶらの公園でウォーキング講座を受講して以来、毎日体幹トレーニングしたり時々ジョギングしているのが効いているのかも。長く楽しく山歩きができるよう、今後も続けます。
丹沢のステキな山歩きされてますね😍目がハートに(笑)まさかのニアミスで、そのうちどこかでお会いできるのを楽しみにしています。水晶平もまだ未踏でして、西丹沢から小屋泊してこんな風に歩けるのか!ととても参考になりました。
コメントありがとうございます!遅くなってすいません💦
tozanbunchoさんも丹沢をよく歩かれているようで、そのうちお会いすることもあるかと思います。
その時はよろしくお願いいたします。
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