蔵王山【蔵王ﾛｰﾌﾟｳｪｲ地蔵山頂駅】〜【熊野岳】〜【刈田岳(お釜)】〜【ﾛｰﾌﾟｳｪｲ樹氷高原駅】・【遠刈田温泉、刈田嶺神社】〜【青葉城】
はる
体力度について
- GPS
- 04:22
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 436m
- 下り
- 766m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:16
| 天候 | 曇りのち晴天 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年11月の天気図 |
| アクセス |
写真
2つのゴンドラを乗り継いで、上に行く。年中無休で、風の強い時と雷の時は運休になるとのこと。ちなみに翌日は、上の蔵王ロープウェイ（山頂線）が強風のため運休になったらしい。チケットは、山頂までの片道1800円を購入。
蔵王山（熊野岳）頂上がガスっていて、何も見えなく物足りなかったので、予定を変更し、時間を2時間ぐらいオーバーするが、勇気を出してお釜を見に行くことに。刈田岳方面へ〜。
でも私は、ここまで霧の中を心細く、時間を気にしながら勇気を出してやって来たのに、多くの人がお釜を見ていて、軽装で、しかも少し離れた下に駐車場まであり、ちょっとテンションが下がった。
2
ワサ小屋跡。分岐点がここだった！ここを通り越して、また地蔵岳に行ってしまった。地蔵岳に行って違うと気づき、引き返した。右の細い道へ、入る。
ここを通り越して、また地蔵岳に行ってしまった。地蔵岳に行って違うと気づき、引き返した。右の細い道へ、入る。
右へ。熊野岳で、写真を取ってもらった親子の方に、ロープウェイの最終時間は４時だと聞いていたので、あと15分しかなく、焦り、走った！
腰掛の松。腰を下ろしている場合ではない。夕日が隙間から差してきて、日没を意識した。ロープウェイの所に出たら、しょうがない、その真下を下山しよう、と考えながら歩いた。
ロープウェイの樹氷高原駅が見えた。働いていた男性がいたので、ロープウェイはもう終わりかと聞いたところ、まだ４時45分まで動いていると聞き、良かったと思った。頂上は４時で終わりだが、この中腹から下のロープウェイは4時45分が最終とのこと。救われた。
1
仙台市はとても都会だ。地下鉄も、それに東北大学もあり、大学の敷地内に仙台城(青葉城)があるのか？「仙台」という名前も伊達政宗がつけたそうで、「杜の都」とも言われているそうだ。さとう宗幸の「青葉城恋唄」を思い出す！きれいな音色の唄だ。
1
さとう宗幸の「青葉城恋唄」を思い出す！きれいな音色の唄だ。
感想
今回、行って分かったことがあった。蔵王山とは、そういう名前の単独の山がある訳ではなく、山形と宮城県境にある火山群のことで、総称して蔵王山というらしい。最高峰は熊野岳で、標高1841m。蔵王エコーラインを境にして南・北蔵王に大別され、北蔵王が、火口湖・御釜を取り巻く熊野岳、刈田岳というらしい。勉強不足だった。
私は大体、6年前に発行された「日本百名山 クルマで行くベストプラン」を参考に動いている。
なので、その本に、ﾛｰﾌﾟｳｪｲ地蔵山頂駅〜地蔵山〜熊野岳〜ワサ小屋跡〜樹氷高原駅までのルートが書いてあったので、その2時間半のプランで行こうとした。
だが、当日は熊野岳までガスっていて、ウ〜ン遠い山形まで来て景色が何も見えない状態で下山するのは、後悔が残る気がして、頭に描いていたお釜を見ることと、刈田峯神社の御朱印が欲しいということがあり、お釜と刈田岳を目指すことにした。
一面霧だったので、誰もそちらには向かっていなさそうで心許なかったが、勇気を出して行った！
熊野岳頂上で写真を撮って頂いた親子の方から、ﾛｰﾌﾟｳｪｲの最終時間が4時と念を押されていたので、焦って小走りで急いだ。40分程行った所で普通に小型犬を散歩しているお若い男女に会った。
え、犬の散歩をしている人がいる？と驚いた。挨拶をし、お釜はありますか？と聞いたが、分からないようだった。その代わりその犬に吠えられてしまった。
その後、少し行くと人だかりがあり、あ〜お釜を見ているのだなとすぐ分かった。覗いてみたら、目を見張るようなエメランドグリーンだった。
そして、上の方を見ると神社らしき建物があった。あそこが刈田峯神社と思い急いで階段を登って行ったら、シャッターが閉まっていた。残念！
下の刈田岳山頂レストハウスに降りて聞いたら、
きのうで販売は最後だと。今は住職が遠刈田温泉(とおかったおんせん)にある、蔵王刈田嶺神社に戻っていると聞き、翌日そちらの神社に赴いた。
お釜とコマクサの刺繍が、あまりにもきれいだったので、御朱印帳まで購入してしまった。
レストハウスを後にし、お釜を見ながら帰路に向かっていると、また先程の小型犬を連れたお二人に合い、あった瞬間にまた小型犬に吠えられてしまった。覚えていたのだなぁと思った。嫌われてしまい、ちょっとへこむ。
熊野岳に戻り、ワサ小屋跡から分岐して、ﾛｰﾌﾟｳｪｲ山麓線の樹氷高原駅に行くのだが、ワサ小屋跡分岐地点が分からず、通り過ぎてしまい、また地蔵岳まで行ってしまった。後ろから来られた若者に尋ねると、この蔵王は初めてだが、多分あそこだろうと、後ろを振り返り、いま来たあの小高い丘を下がった右手にあると教えてくれた。行ったらすぐに分かった。凄い、観察力のある青年だ！助けられた。
でも、狭そうな道で誰も通っていなそうで、ウ〜ン、ﾛｰﾌﾟｳｪｲの山頂線で頂上から乗って下山した方が無難かなとも思ったが、本にもコースになっているから大丈夫かなと思い、その道を進んだ。
しかし、道が狭く、砂山の脇など30cm幅程しかない箇所を歩いたり、上から石が落ちてきそうな、又笹薮が茫々とおい茂っていて、熊が出てきてもおかしくはなさそうな道で、不安で一杯だった。
私もそこのコースタイムを良く調べてなかったので、すぐ行けるだろうなと思っていて、誤算だった。行けども行けども笹藪の道で、しかも標識があっても、観光名所の名前しかなく、二股の道でいつも迷った。ヤマレコさんの動く矢印で確認しながら、走りながら進んだ。
4時過ぎてしまい、「終わった」と思い少し行くと、ゲレンデに辿り着き、そこで働いていた男性にﾛｰﾌﾟｳｪｲはもう、終わりですか？と聞いたら、ここ樹氷高原駅は、4時45分最終と聞き、4時は頂上の地蔵山頂駅の最終時間だった。
今度来る時は、是非、スキーで降りていきたい！
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
蔵王山の最新記録
刈田岳の最新記録
地蔵山の最新記録
コメントありがとうございます。
ロープウェイで上に行ったら、ガスっていて、蔵王山も真っ白。物足りないので、お釜の方に足を伸ばしたら、雲の流れの合間、合間にエメラルドグリーンのお釜を見ることが出来ました。良かったです！
下山後の宿泊ホテルのすぐ裏は、蔵王スキー場でした。蔵王の雪は粉雪で、こちらで滑るとうまく滑れてしまうので、その後、新潟とかでスキーをすると、新潟の雪は水分を多く含んだべた雪なので、下手になったように思うとか。ホテルの方が教えてくれました。
私は学生の時に、蔵王へスキーに一回だけ行き、その時樹氷を見ました。とても綺麗でしたが、とても寒かった印象が残ってきます。
諦めかけていたロープウェイも動いていてよかったですね😅
下山ルートのコメントも状況がよくわかり、たいへんだったんだろうなぁとホッとしたのと笑ってしまったのと（スミマセン）で読ませていただきました。
この時期はあっと言う間に暗くなってしまいますものね🌄
私もソロで登っていますが、初めて登る山で誰もいないと不安になるときがありますよね。
登山だけではなく神社巡りも楽しまれたようでよかったですね！
下山ルートのコメントをくまなく読んで頂き、嬉しいです。
下山のﾛｰﾌﾟｳｪｲ乗り場に行くまでがとても焦り、熊も出そうな道で、誰も歩いていなかったので、常に走りと怖さで心臓がドキドキしていました。その状況を察して頂き、嬉しいです。
又、笑って頂き、それが一番の嬉しいコメントです！
私は、山で御朱印を貰えそうな所では、必ず御朱印帳に貼る用の紙ですが、買っています。後で記念に残るので。登山バッジも。
tiogapassさんもソロということですが、ソロは強くならないといけませんね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する