槍ヶ岳・北鎌尾根

2015年05月07日(木) ~ 2015年05月11日(月)

• GPS: 104:00
• 距離: 41.5km
• 登り: 2,666m
• 下り: 2,655m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:35
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:35

15:15 上高地
17:50 横尾 (横尾山荘)

2日目

• 山行: 8:40
• 休憩: 0:52
• 合計: 9:32

5:23 横尾 (横尾山荘)
7:00 7:05 槍沢ロッヂ
8:19 0:00 槍沢大曲り
10:20 0:00 水俣乗越
11:30 12:17 北鎌沢出合
14:55 北鎌沢のコルのちょっと先

3日目

• 山行: 1:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:30

5:20 北鎌沢のコルのちょっと先
6:50 天狗の腰掛直下

4日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 0:23
• 合計: 9:13

7:05 天狗の腰掛直下
9:32 9:45 北鎌独標
15:45 15:55 槍ヶ岳
16:18 槍ヶ岳山荘

5日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:35

6:45 槍ヶ岳山荘
8:23 8:35 槍沢ロッヂ
9:45 10:00 横尾 (横尾山荘)
12:20 上高地

5/7
15:15　上高地
17:50　横尾

5/8
05:23　横尾
07:00　槍沢ロッジ
08:19　大曲
10:20　水俣乗越
11:30　北鎌沢出合
14:55　北鎌沢のコルのちょっと先

5/9
05:20　北鎌沢のコルのちょっと先
06:50　天狗の腰掛直下

5/10
07:05　天狗の腰掛直下
09:32　独標
15:45　槍ヶ岳
16:18　槍ヶ岳山荘

5/11
06:45　槍ヶ岳山荘
08:23　槍沢ロッジ
09:45　横尾
12:20　上高地

天候

5/7(木)：雨のちくもり
5/8(金)：晴れ
5/9(土)：雪　強風
5/10(日)：晴れ　強風
5/11(月)：晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

コース状況／危険箇所等

※北鎌尾根はバリエーションルート
・5/8時点の最終水場は北鎌沢出合。出合の雪渓は崩壊しており今後さらに沢の上部での補給可能。
・独標は直登、ロープ使用3P。
・独標から先はほぼ稜線通し、一部ロープ使用。

写真

5/7 15:16

(yakousei)

出発時は雨・・・
しょっぱなから気分が萎える・・・(前)

5/7 15:22

ガスガス。。。(前)

5/7 16:12

明神岳。(前)

5/7 16:26

(yakousei)

ニリンソウが綺麗に咲き始めてました。(前)

5/7 16:53

徳沢。(前)

5/7 18:14

横尾。
平日なのかガラガラ。
初日はここまで。(前)

5/8 5:23

翌朝。
気合入れて行きますか！(前)

5/8 6:16

(前)

5/8 6:23

二の俣。
雪崩で橋が壊れたそう・・・(前)

5/8 7:04

槍沢ロッジから槍！(前)

5/8 7:37

ババ平。(前)

5/8 8:19

(前)

5/8 8:19

大曲から水俣乗越へ。
真ん中やや左の鞍部が水俣乗越。(前)

5/8 9:29

暑い。。。(前)

5/8 9:52

もうすぐで東鎌尾根上。(前)

5/8 9:53

横尾尾根をバックに。(yakousei)

5/8 10:04

(yakousei)

やっとついた・・・(前)

5/8 10:20

振り返って。(前)

5/8 10:20

水俣乗越から北鎌尾根。(前)

5/8 10:22

北鎌沢出合に向けて標高差約600mの下り。
せっかく登ったのに。。。(前)

5/8 10:21

道標の頭だけが見えている。(yakousei)

5/8 10:22

高瀬ダムと針ノ木岳かな？(前)

5/8 10:48

北鎌尾根。(前)

5/8 11:16

出合までもう少し。(yakousei)

5/8 11:20

(yakousei)

北鎌沢出合。(前)

5/8 12:17

北鎌沢。(前)

5/8 12:17

出合付近の雪渓は既に崩壊が始まっている。(前)

5/8 12:39

振り返る。(yakousei)

5/8 12:40

北鎌沢のコルまで東京スカイツリーと同じくらいの標高差約700mの登り。
ここでヘルメットとピッケル装着。(前)

5/8 13:53

長い。。。(前)

5/8 13:53

振り返って。(前)

5/8 14:51

もうすぐ！(前)

5/8 14:54

二人とも喘ぎながら登る。(yakousei)

5/8 15:06

やっとついた！
コルのちょっと先にあがる。(前)

5/8 14:58

振り返って。(前)

5/8 15:01

(yakousei)

もうムリー！
ここでテント張りましょ。笑　(前)

5/8 16:12

天場はまずまず、しかし積雪期限定。
夏はここでは張れない。(yakousei)

5/8 16:48

鷲羽岳。(前)

5/9 5:18

翌日。
雪が降り始める・・・(前)

5/9 5:55

行けるとこまで行く。(前)

5/9 6:14

(前)

天気予報大外れ！
出発前は雪の「ゆ」の字も無かったのに！(yakousei)

5/9 6:22

平らな場所は有るか？(yakousei)

5/9 6:39

つがいのライチョウ！！(前)

5/9 13:35

(yakousei)

雪風がさらにひどくなり、天狗の腰掛直下でこの日の行動終了。
風が20m近く吹くということでしっかり防風対策をする。(前)

5/10 5:54

翌朝。
裏銀座。(前)

5/10 5:52

独標。(前)

5/10 7:04

出発！(yakousei)

5/10 7:05

風は相変わらず強いが先に進むことにする。(前)

5/10 7:47

独標を目指す！(yakousei)

5/10 8:07

独標、トラバースルートはいやらしいので、今回は直登ルートをとる。(前)

5/10 8:08

(yakousei)

ロープを出し1P目。(前)

5/10 8:24

10m程の雪壁。
この後はナイフリッジが続く。(前)

5/10 9:16

落石にも注意！
今回5回ほど落石に遭いました！(yakousei)

5/10 9:20

独標頂上までもうすぐ。(前)

5/10 9:23

この上からは、素晴らしい展望が待っていた！(yakousei)

5/10 9:47

独標頂上から、
ぴゃーーーーーーーー！！(前)

5/10 9:43

(yakousei)

はい、チーズ。(前)

5/10 9:47

裏銀座。(前)

5/10 10:07

ぼちぼち再スタートします。(yakousei)

5/10 10:09

小ピークはいくつも有る。(yakousei)

5/10 10:09

迫力ありました！(yakousei)

5/10 10:09

慎重にクライムダウン。(yakousei)

5/10 10:13

最高じゃ。。。(前)

5/10 10:14

西鎌と笠ヶ岳。(前)

5/10 10:15

近くて遠い、ゴール。(yakousei)

5/10 10:57

(前)

楽しみながら登る。(yakousei)

5/10 10:58

北鎌からの槍が一番かっこいい！(前)

5/10 11:14

アイゼンを再び装着。(yakousei)

5/10 11:18

此処でも落石が！(yakousei)

5/10 11:24

がんばー！(前)

良い絵です、気に入りました!!(yakousei)

5/10 11:40

振り返って。(前)

5/10 11:41

徐々に近づいてきた。(前)

5/10 11:43

(yakousei)

天上沢側をトラバース。(前)

5/10 12:02

景色もOK。(yakousei)

5/10 12:11

ナイフリッジを通過。(yakousei)

5/10 12:30

様々な小ピークが有る。(yakousei)

5/10 12:34

槍に少しずつ近づく。(yakousei)

5/10 12:41

P15から。(前)

5/10 12:41

(前)

一日強風でした。(yakousei)

5/10 12:43

諸君頑張れ。(前)

5/12 17:14

(yakousei)

諸君頑張れのレリーフを撮ってるわしを撮るyakouseiさん。(前)

5/10 12:49

楽しみながら進む。(yakousei)

5/10 12:57

何処に居ても絵になる。(yakousei)

5/10 13:18

(yakousei)

P15を過ぎてルーファイに難儀。
まず直登しようとしたが諦め、今度は千丈沢側のここをトラバース。
しかし行き詰まりまた戻り、ロープを出し天上沢側の雪壁を登ることに。(前)

5/10 14:08

やっとここまできた。(前)

5/10 14:08

振り返って。(前)

5/10 14:45

北鎌平を過ぎたらゴールは直ぐと思っていた。
しかしこれが間違い！
此処からが本当の核心であった！甘かった！本当に甘かった!!(yakousei)

5/10 15:19

(yakousei)

最後、槍本峰を登攀。
最初のチムニーは右に巻く。
その後、最後のチムニーまで雪壁が続く。
最後の最後まで気が抜けなかった。(前)

5/10 15:43

ガンバッ!!(yakousei)

5/10 15:45

フィナーレは直ぐそこに・・・。(yakousei)

5/10 15:44

最後の登り。(前)

5/10 15:46

ついに。。。(前)

5/10 15:57

(yakousei)

残雪期北鎌尾根登攀！
嬉し泣きしました。。。(前)

5/10 16:18

この日は横尾まで下りる予定でしたが、
到着時間も遅く、山荘素泊まりすることに。(前)

5/10 17:25

祝杯！(前)

5/10 17:44

夕方過ぎ、ガスも取れてきた。(前)

5/10 18:45

小屋って良いね・・・^^(yakousei)

5/10 19:08

暖かい布団で寝れる幸せ。。。(前)

5/11 4:27

(yakousei)

翌朝。(前)

5/11 5:21

大喰岳。(前)

5/11 5:22

乗鞍岳と御嶽山。(前)

5/11 5:22

笠ヶ岳と白山。(前)

5/11 5:23

(前)

最高の天気！しかも暖かい！(yakousei)

5/11 5:23

双六岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳。(前)

5/11 5:25

八ヶ岳。(前)

5/11 5:25

富士山と南アルプス。(前)

5/11 5:27

裏銀座。(前)

5/11 5:31

ヒュッテ大槍と殺生ヒュッテ。(前)

5/11 5:32

槍沢。(前)

5/11 5:32

前穂高岳北尾根。(前)

5/11 6:34

乗鞍岳。(前)

5/11 6:43

お世話になりました！(前)

5/11 6:59

槍T着て槍さんと記念撮影。(前)

5/11 7:00

yakouseiさんはシリセード。(前)

ゴアテックスのパンツ破れてしまいました。涙　(yakousei)

5/11 7:01

殺生ヒュッテ。(前)

5/11 7:14

槍さん、登らせてくれてありがとう！
また再来月くるね！！(前)

5/11 7:29

シリセードのyakouseiさんはあっという間に下へ。(前)

5/11 7:47

(前)

いい天気！(yakousei)

5/11 7:50

1周してきました。
長かったような短かったような。。。(前)

5/11 7:50

(前)

上高地までまだまだ・・・。(yakousei)

5/11 8:23

槍沢ロッジで最後に槍を見る。(前)

5/11 9:47

横尾。
ここから地獄。。。(前)

5/11 10:33

腹減ったな・・・。(yakousei)

5/11 12:24

焼岳。(前)

5/11 12:23

いつもの定番ショット。
充実の5日間。
ほんとにお疲れ様でした！！(前)

5/11 14:14

デンジャー食う前の調整。(前)

5/11 20:10

そしてデンジャー。
本店が閉まっていたので錦糸町店へ。
デンジャーステーキ600gとご飯大盛り2杯。
ご飯1杯なら700gまで行けるな！(前)

5/12 13:22

翌日も疲労回復にニンニク注入。
小豚ヤサイニンニクアブラ。
うまー！(前)

撮影機器：

DSC-RX100M2 SONY

DSC-WX300 SONY

iPhone 6 Plus Apple

感想

yakousei

残雪期、槍ヶ岳北鎌尾根登攀
秘められた数々の歴史とドラマと感動、鋭く急峻な岩稜、迫力の高度感、そして天高く聳える槍の穂先まで突き上げる明快なライン。
日本のクラシックルートの中で北鎌尾根ほど有名かつ華の有る尾根は他に無い。
今回何と言っても劇的なフィナーレのその先には涙涙の感動が待っていた・・・。
2015年上半期集大成に相応しい山行になった。
また個人的に槍ヶ岳を東西南北から登った事になって大満足です!!
maedatomo君、槍ヶ岳北鎌さん、有難う!!

maedatomo

3度目の北鎌は残雪期。
さすがの名クラシックルート、何時も簡単には登らせてはくれない。
無事穂先に立てれたときは嬉し涙をするほど苦難の連続であった。
歩きとおし登れたことに感謝である。

コメント

mi-bou

おめでとうございます
無雪期にしか登っていませんが素晴らしいですね。
お疲れ様でした。

yakousei

Re: おめでとうございます
mi-bou さん
takahashisun さん
noru さん
bicycle さん
M-Macky さん

少しでも参考になれば幸いです。
お互い良い山登りましょう！

takahashisun

天上沢、北鎌沢
はじめまして、すばらしいレコをありがとうございます。

夏ですと、天上沢のくだりはざれ地で始まってがれちで終わる歩きにくい
場所なのですが、もしかして残雪期のほうが楽ということはありますか？
同じ関心は北鎌沢にもいえます。

通過時間を拝見しているとすごく速いので気になりました。

maedatomo

mi-bouさん
ありがとうございます！
残雪期といっても雪は少なかったです・・・
今度は厳冬期に行きたいですね！

maedatomo

takahashisunさん
はじめまして。
雪渓は基本下るのは早いです。
水俣乗越から北鎌沢出合までほぼずっと雪渓でしたのであっという間でした。
ただし登りは苦戦。
大曲から水俣乗越までは、夏はだいたい１時間で登れますが、
今回はその1.5倍かかってしまいました・・・
北鎌沢も同じくそれぐらいかかるだろうと考えていたのですが、
なぜか北鎌沢の登りは夏より早かったです。＾＾；

noru

おお・・・凄い！
こんばんは！
残雪期の北鎌ですか〜景色が素晴らしいですね！
まだ無雪期に一度行ったきりなので、まだチャレンジするのは先になると思いますが、参考にさせていただきますね！
独標の直登もそうですが、最後の穂先も難易度高そうですね〜！
無雪期よりも何倍も疲れそう・・・・・（笑）

ばいしくる

楽しませて頂きました
初めまして。bicycleと申します。
素晴らしい5日間でしたね！
充実の内容が伝わってきました。
いつか、僕もチャレンジしてみたいと思います...いつか！

M-Macky

北鎌縦走！おめでとうございます。
はじめまして。
レコ拝見させて頂きました。
残雪期の北鎌とても険しかったでしょうね。
一度しか言ったことがありませんが、
綺麗な写真を見ていると、涙が溢れてきました。
本当に、素晴らしいレコありがとうございます。

maedatomo

noruさん
こんにちわ！
北鎌尾根自体は無雪期にくらべるとそんなしんどいとは感じませんでしたが、
やっぱりいやらしさはありましたね！
noruさんならさくっといっちゃうと思います〜

maedatomo

bicycleさん
はじめまして、こんにちわ！
北鎌は誰もがあこがれますよね！
祠の裏にでれたときは、それはそれは感慨深いものがあります。
是非チャレンジしてくださいね！

maedatomo

M-Mackyさん
はじめまして、ありがとうございます！
こんはふうに言っていただいて、頑張って写真撮ったかいがありました
色々と大変でしたが、ほんと最高の山行となりました〜