谷川岳
- GPS
- 05:11
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 718m
- 下り
- 862m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・肩の小屋直下の雪渓、急坂で滑りやすい。 ・ガス、強風に注意。 |
その他周辺情報 | ・谷川温泉「湯テルメ」入湯料550円。 ・谷川岳ロープウェイは6/9から運休しません。 ・蓬小屋は改築で宿泊及びテン場も利用できません。 |
写真
感想
6/7のクリーンハイク後の晩、慌ただしく準備をして谷川岳に向け車を走らせる。
6/8午前1時半ごろ、谷川岳土合口に着き仮眠をとる。
今日から上毛地域も梅雨入り、天候が気になる。
コース設定は1日目、天神尾根から谷川岳、一ノ倉岳、武能岳そして蓬小屋で泊まり、2日目は七ツ小屋山、朝日岳、笠ケ岳そして白毛門から土合まで周遊する馬蹄型縦走です。
(蓬小屋は改装工事で暫くの間、宿泊もテン場も利用できません。)
出発時、空を仰ぐ。谷川連峰の山脈の山頂部は雲に覆われ見えない。
大きなザック背負い、期待と不安を抱きながらの山行になる。
天神平から天神尾根を歩くと、山道にはイワカガミ等の群生が目を楽しませてくれる。
きれいな熊穴沢避難小屋を通過すると、一直線に山頂に伸びる岩稜尾根が続いている。
年齢的に睡眠不足は応える。いつもより足が重く感じられる。
天狗の留まり場、ザンゲ岩を通過すると、深い霧のなかに急傾斜の雪渓が現れる。滑らないよう慎重に上ると肩ノ小屋だ。深い霧と強風で寒く重ね着をする。
肩ノ小屋から山頂トマの耳までは近い。トマの耳から11時過ぎ谷川岳山頂オキの耳に到達する。山頂付近にはシラネアオイ、ハクサンコザクラ、チングルマそしてウスユキソウなどの高山植物が咲き乱れていた。
天候が荒れ始めたので、昼食を兼ね肩ノ小屋に避難する。
時間の経過と伴に霧は更に深く、風も更に強くなってきたのでコース変更を決定し、早々と山頂を後に下山を開始する。
残念だが仕方ない。山頂からは何も見えないが山頂を踏むことができて良かったと思う。
谷川岳ロープウェイの運転は今日までで、明日からはメンテで暫く運行しないとのこと。本当にラッキーだといえる。
ついでに近くの山岳資料館を見学し、そこに陳列されている谷川岳バッジを買う。今まで100名山のバッジは買ったことがなかったが、ウスユキソウのデザインに惹かれて買ってしまった。
今晩から明日にかけて雨が続きそうなので、谷川温泉に入り、近くの洒落たお店で食事をする。明日は休息し6/10に袈裟丸山に登る予定です。天候の回復を祈るのみです。
資料館で教えていただいた、土合駅のステーションホテルに今夜は泊ることになる。
余談ですが、昔の土合の駅には谷川岳を目指した多くの岳人が溢れ、そのなかから多くの偉大な登山家が育ち世界の山に羽ばたいていきました。
車社会の到来に伴い登山者の鉄道利用は少なくなり、乗降客はほとんどないのが現状です。
ここに佇むと、遠く昔の喧騒が聞こえるような不思議な感覚の駅舎です。
土合駅は上りと下りのホームがすごく離れており、下りホームから改札口まで486段の階段を上り、10分程の時間が掛かる日本一のモグラ駅です。谷川岳をモチーフとした三角形の駅舎とともに、地価約70mのトンネルホームをシンボルとして、土合駅は独特な存在感を放っています。
是非、時間あったら駅の探検をお勧めします。
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