丹沢山
- GPS
- 09:32
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,142m
- 下り
- 2,166m
コースタイム
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:38
帰りは大倉からバスで小田急渋沢駅へ。小田急で秦野から新宿まで特急に乗り,新宿から大宮,大宮から秋田新幹線で秋田にその日のうちに帰り着くことができた。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
丹沢山は多くの人が訪れ,大衆的な山のイメージがあったので,比較的簡単に登れるイメージで歩き始めた。やや早めのペースでいったが,前半の登り,特に階段が続くところで完全に足がやられた。最初のペースはどこへやら,息がものすごく上がるがまわりのゆっくり歩く人のペースに合わせるのがやっとという状態となってしまった。
それでもやっと塔ノ岳にたどり着いたが,塔ノ岳までくれば体力的にもう十分という感じではあった。ただ時間がたっぷりあるのでもし可能であれば丹沢山系最高峰の蛭ヶ岳まで行けるのが理想と思いながら先に進んだ。塔ノ岳は人が多く,休むスペースもそんなにないので,塔ノ岳から丹沢山に少し進んだところでおにぎりをほおばりながら休んだ。丹沢からの富士山は美しいというが,この日は雲で遠くは見えず,残念ながら富士山は拝むことはかなわなかった。
縦走コースの経験は今までなかったが,いったん登ってしまえばあとは楽に歩けるイメージだった。しかし丹沢の縦走路はその期待を見事に裏切る結果となった。塔ノ岳から向こうの下りや丹沢山から向こうの下りは思ったより急でいったん深く下り,また登ることになる。このアップダウンが登りの力が残っていない足にはこたえた。結局帰りも登りはスピードが極端に落ちるという歩き方が最後まで続いた。
丹沢山から蛭ヶ岳への縦走コースに入ったが,蛭ヶ岳までは遠く,途中で引き返すしかないことが歩いていてだんだんとはっきりしてきた。最大延長で12時半まで歩いて引き返せば戻れると計算し,結局不動ノ峰(標高1614m)のあたりまで行って12時過ぎに折り返した。
帰りも足の疲労で上り坂が登れない状況であったが,下りはスピードを出して下ることができた。もと来た道を戻って大倉登山口のバス停から渋沢駅へと帰るつもりであった。帰りは丹沢山頂上では少し立ち止まったが,塔ノ岳は止まらずに素通りした。実のところ,塔ノ岳から大倉へのバカ尾根に行かずにヤビツ峠への道を進んでしまった。かなり疲れていたせいか,分岐に気付かず,何の疑問もなく下り続けた。来た時と登山道の雰囲気がずいぶんと違うとは思っていたが,自分が歩きたい道とは違う道を下っていると疑い始めるのが遅すぎた。国土地理院の地図が見れるハンディGPSを持参しているも途中で全くチェックしなかったが,時間をかけてようやくチェックしたのが書策小屋跡地付近であった。間違えてからかなりの時間,かなりの高低差を下ってしまった。塔ノ岳までもう一度登る元気がなく,別ルートをハンディGPSの地図でチェックし,戸沢へ下りるルートで帰ることに。
戸沢へはヤビツ峠への稜線上の政次郎の頭というところから南西方向に下りることになる。大倉から塔ノ岳へは多くの登山客がいるが,ヤビツ峠へのルートはさほど人がいない。ましてや,戸沢への下りルートはさらに人がいないという感じを受けた。一度道を間違えたので,戸沢まで下りるときに手元のハンディGPSの地図を見ながら歩いた。しかし国土地理院の地図と実際の道が微妙にあわない。間違っているかもしれないのでいったんもと来た道を登って行ったり来たりしたところもあった。沢登りの格好をした年配のご夫婦が下りてきたので,道が正しいかどうか教えてもらい,安心してどんどん下ることができた。
戸沢までは車が入れるので,本当に疲れて歩けなくなればタクシーを呼ぶことも可能なのかもしれない。下りきってほぼ平らな林道を大倉まで延々と歩くが,平坦な道でも足が疲れすぎているのが,かなり息が切れた。結局,自分が思った道とは違う道を下ることになったが,なんとか大倉登山口のバス停に戻ることができた。
登山口にヤマビルに注意との掲示もあったが,この季節,このルートではともかくヤマビルにやられることはなかった。
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