飯豊連峰 「連峰最高峰へ」大日杉小屋~飯豊本山~御西小屋~大日岳
- GPS
- 33:55
- 距離
- 33.4km
- 登り
- 2,853m
- 下り
- 2,840m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 10:59
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:26
天候 | 6/13 (土) くもり時々晴れ やや強風 気温(飯豊本山)12度 12:00 6/14 (日) くもり時々晴れ ほぼ無風 気温 日中は20度は超えてたはず・・・暑い |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道113号〜手ノ子駅付近より白川ダム方面〜源流の森〜県道378号 民宿惣兵衛より右折〜岳谷親水公園キャンプ場脇を通り〜大日杉小屋登山口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●大日杉小屋〜地蔵岳 ザンゲ坂の急登雨が降ると滑りやすいので注意。 ●地蔵岳〜切合小屋 雪渓が3ヶ所あるが切合小屋手前の雪渓のトラバースが少し注意。 傾斜が少し急なので足を滑らせると下まで行ってしまうので注意、アイゼン使用が望ましい。 トラバースが不安な場合は種蒔山まで直登するのもあり。 尚、ここの尾根はヒメサユリが沢山咲いていてキレイでした。 ●切合小屋〜飯豊本山 草履塚前の雪渓、遠くから見ると急に見えるが、近づいてみるとそれほど傾斜はない。 一応アイゼンを使用して登ったが、つぼ足でも問題ないと思う。 御秘所の岩場は注意して進めば問題ない。 ●飯豊本山〜御西小屋〜大日岳 特に問題なし ◆水場状況 ・長之助清水 あり 登山道から水平方向へ20m、足場が悪いので注意、ロープあり。 ・目洗清水 なし ・種蒔山 あり 確認はしなかったが出ているはず、ケルンが目印 ・切合小屋前 なし 種蒔山からのホースがまだ外されたまま ・本山小屋 なし 確認はしなかったがまだ雪渓の下だろう ※本山小屋〜本山の雪渓の脇で雪解け水が汲めました。 ・御西小屋 なし 雪渓の下 ※御西小屋から北俣岳方面へ向かい、雪渓を少し下り雪渓脇の雪解け水が汲めました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
コードバンド
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
アイゼン
虫除けネット
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感想
先週の杁差岳に続いて今週もまた飯豊連峰へ足を向けてみました。
今回は、去年9月に本山日帰りピストンをやって時間が足りなく、途中の草履塚で撤退をした、飯豊トンネル脇にあるブドウ沢登山口からまた登ろうと考えていた。
いざ向かってみるとゲートから先がまだ通行止めでブドウ沢登山口まで向かうことが出来なかった、徒歩なら行けるらしいが・・・あの長い車道歩きはさすがに辛かったので、予定を変更して大日杉登山口に変更することにした。
駐車場には車が3台しかなかった、夜明けを待って出発。
このコースは去年、初めて飯豊に登ったルートなのでペース配分もバッチリだろうと思っていた。1時間半ほど登った辺りから急に軽い腹痛が襲いペースが一気にダウン、下山するかどうか迷ったがとりあえず地蔵岳までは登ってみようと足を進めた。
だまし地蔵で小休止を取ったら調子も戻ってきた。地蔵岳まで登ったところで休憩をした時に追い抜いていったお父さんと再会。ここからお父さんと追い抜いたり抜かれたりで結局ご一緒することになった^^
地蔵岳から切合小屋までの稜線は個人的にはこのコースで一番辛いところと思っている。
アップダウンが数回あり地味に辛い・・・辛いけどここの稜線にはヒメサユリが登山道沿いに沢山咲いており見事だった。
このコース、危険箇所はほぼないが、切合小屋前の雪渓のトラバースは注意が必要だ。ここはアイゼンを使用して慎重に雪渓を渡った。不安がある人は種蒔山へ直登した方が安全かもしれない。
切合小屋まで登ると眺望が開けて大日岳を望めるはずだったが、生憎と大日岳は雲の中で見えなかった。稜線に出ると中々の強風が吹いていて寒いぐらいだった。
切合小屋の水場は種蒔山からのホースがまだ繋がっておらず使用できなかった。
草履塚前の雪渓は遠くから見ると急傾斜に見えるが、近づいてみるとそれほどでもない、アイゼンなしでも登れるが、ずるずる滑るのが嫌だったので一応アイゼンを着けて登った。
御秘所の岩稜は3点支持をしっかりすれば特に問題はない、御前坂の急登を登りきって飯豊本山小屋に到着。飯豊神社で今回の登山の無事を御参りして先を進もうとしたら、いきなり鳥居に頭をぶつける、この後、今度は小屋前で小石でつまづき、転倒と災難が続いた・・・何か悪いことしましたっけ><
気を取り直して出発、先に進む前に本山前の雪渓の脇から水を調達、この水場は去年来た時に汲んだので覚えていて良かった、ここまで水場なかったからね。
約一年ぶりに飯豊本山に登頂、また来たよ飯豊山^^
山頂には3人PTが休んでいた、話を聞くと切合小屋に荷物をテポして大日岳まで登って帰ってきたとのこと、大日岳はガスでなにも見えなかったと残念がっていた。
飯豊本山を後にして先を進む、ここから先は未踏の地になる、初めての道はやっぱりテンションもあがる、この飯豊本山〜御西岳の稜線は以前から気持ちの良い稜線歩きが出来ると聞いていたので楽しみだった。
歩いてみると、噂通りの稜線歩きだった。起伏もさほどなく、登山道の両脇にはお花畑が広がり見事だった。曇っていて眺望が望めないのが残念だったが、それでも気持ちの良い稜線歩きだった。
御西小屋には北俣岳方面から登ってきた単独3名が居られた、3名は1階を使うみたいだったので、2階は私と一緒に歩いてきたお父さんで使わせてもらうことにした。
御西小屋の水場はやはり雪渓の下で使えなかった、他の宿泊者に聞いてみたところ、北俣岳方面へ向かった雪渓を少し下って雪渓の脇から汲んだと情報が貰えた。水は十分あったが一応確認しに行ってみた。情報通りでした。
その後、小屋前で宿泊者5人で夕焼けを眺めていたが、薄雲があったので夕焼けは微妙なでいだった。明日の朝に期待しよう。
翌朝、天気は今にも雨が降り出しそうな生憎の天気だった、時折小雨も舞ってくる、これは早めに行動した方が良さそうだ。
朝食を取り、荷物はデポしてサブザックで大日岳を目指す。出発前は遥遠くに見えた大日岳だったが、向かってみると意外と近い、1時間弱で大日岳に登頂。
飯豊連峰最高峰、登りきったー!と登頂の喜びもつかの間、山頂目前でガスって眺めはほぼ望めなかった・・・早々に下山することにしました^^;
御西小屋まで戻りザックを回収して下山開始。天気が崩れる前に下山してしまおう。
下ってる途中、泊まりの二人組みと日帰り登山3名とすれ違った。日帰りで登っている人結構いるんだなと感心してしまった。でも飯豊はやっぱり泊まりでゆっくり歩いた方が楽しいと思うんだ。
午後になり天気は崩れるどころか晴れ間も覗くようになり、日差しが辺り暑くなってきた。ペースを上げ過ぎてだまし地蔵岳まで戻ってきた時にはへばってしまった。身体が痺れておかしかったのでタオルに水をかけ、頭を冷やして休んでなんとか元通りの状態になったが、この状態は熱中症だったのかな?気温が高い日は注意しないといけないな。
その後は首に水タオルを巻いて気化熱を利用して冷やしながら下山したら調子よく下ることができた。
ブドウ沢口は6月下旬位かな、開通・・・結構標高的には高いし。
しかし、体力があってうらやましいです、1日で西岳小屋までなんて。
地蔵から切合せ小屋までの尾根がダメなんです。足ノ松尾根もだったけど、飯豊って主稜線に行くまで、あまり風が抜けないみたい。暑くてバテバテ。
でも、ヒメ様ロード・・・いいですねー。manimaniさん、写真の撮り方上手ですよね。
ヒメ様ロードを歩きたくて、虎視眈々とピーカン待ち。浅草岳を狙っております。(マイナー路線です。)今年だめだったら、来年・・・やっぱり見晴らしのいい稜線を歩きたい。
okusannさん、こんばんは。
ブドウ沢口までの道路開通はは6月下旬ですか、少し早かったですね
1日目は長袖シャツで登ってましたが強風で寒いくらいでした、ウインドシェルを着たり脱いだりと忙しかったです。でも帰りは風がなく暑くて大変でした。
浅草岳の名前ははじめて知りました。やっぱりヒメサユリ狙いですかね
飯豊町HPには、何の情報も載っていなかったけど、喜多方市には6月下旬にどこそこまで・・・と載ってました。情報、少ないですよね。
スーパー林道、やっと開通したと思ったらすぐに大雨でやられて、山形の方だけ通れるようになったと聞いて行ってみたら、行き過ぎてトンネルの先でUターンしてきました。
ブドウ沢登山口近くに、50台位停められそうな空き地があるのですが、チェーンがかかっていて、入れませんでした。(今はどうかわからないです。)登山道で草刈りしていた人に聞いたら、町が勝手に整備して国ともめたらしいとの事でした・・・。
ブドウ沢口の50台ぐらい止められる空き地、去年の秋は使えなかったですね、私は登山届けの脇に2台ぐらい駐車スペースがありそこに停めました。
こんばんわ。
「おとうさん」こと、みー猫です。その節はお世話になりました。おかげで長〜い歩きも、manimaniさんのおかげであっという間に感じましたヨ。早いとこアップしなくちゃ!また、そちらの方面にもお邪魔しますので、また会えると良いですね ・・・よろしかったらヒマなときにでも覗いてみてくださいな→http://blogs.yahoo.co.jp/torachatojp
mi-nekoさん、こんばんわ。
こちらこそ大変お世話になりました。
ヤブ山の話面白かったです
ブログ拝見しますね
実は帰るときに貰ったメモ見当たらなくなってしまってどうしようかと思っていたところでした
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