お花と快晴を求めて白山まで。


- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,550m
- 下り
- 1,544m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 8:17
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 5:20
天候 | 一日目 晴れのちガス 二日目 ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
6:20発 金沢駅からレンタカーで国道157号線〜県道33号線 片道約89km 1時間40分で別当出合着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
往路 別当出合ビジターセンターから砂防新道 残雪あり 復路 白山室堂山荘から黒ボコ岩〜観光新道 残雪あり 残雪は緩んでいるところやスノーブリッジがあり、踏み抜き注意。 観光新道を下山ルートにしましたが、別当坂分岐からの急坂は濡れると滑りやすく、要注意です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
半袖シャツ
ソフトシェル
半ズボン
長ズボン
レギンス
スパッツ
フリース
ダウン
靴下
グローブ2組
タオル
日よけ帽子
靴
レインスーツ
傘
30Lザック
サブバッグ
行動食4食分
非常食
塩
ハイドレーション
水2L
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
1/50000地図
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
予備バッテリー
サングラス
ストック
カメラ
ガスコンロ
コッヘル
座布団
ホッカイロ
はっか水
歯ブラシ
|
---|---|
備考 | ライター或いはマッチを持参すべきでした。ガスコンロの点火装置が作動せず、そばにいた登山客の方にお借りしました。 |
感想
21日、本当は山梨県の乾徳山にツアーで行くつもりでした。でも予報は雨。雨の鎖場も、展望のない山も避けたいところ。火曜日まで連休ももらっていました。
移動可能な範囲で晴れているのは「白山」だけだったので、急きょ予定変更。山荘を二日前に予約し、ツアーはキャンセルし、21日夜に自宅を出発。結果、素晴らしい山行となりました。観光新道のお花畑は本当に素晴らしかったです。
しかし、考えるところも多々あります。
登山計画について:
今回初めて山荘での素泊まりと自炊をしました。食料と道具、防寒着などで重量が増え、いつものペースで進めません。一応コースタイム通りで着きましたが、荷物の重さを考えた登山計画の重要さを学びました。幕営となるともっと重くなります。そういった計画もまた、楽しくなりそうです。
ルートは往路砂防新道、復路観光新道を選択しました。もちろん観光新道に急坂があることはリサーチしていましたが、疲れた体にあの急な岩の下りは危険だと思いました。行きに観光新道、帰りに砂防新道の方がよかったと思います。平日もあって、その急坂ですれ違った人は一人もいません。ソロでしたし、絶対に怪我できない状況でした。
残雪について:
軽アイゼンを持参しました。雪がぐずぐずなので、あまり効き目はなかったのですが、早朝もっと気温が下がっていたら、雪が凍結し、需要度が高かったかも知れません。一応万が一の積雪も考えていたので、持って行って正解だと思います。
動物との遭遇:
中飯場を過ぎたあたり。数人の登山客に抜かされ、下りの方ともすれ違って間もなくでした。ガサガサッという音と共に、真っ黒い長めの毛の、中型犬ほどの大きさの動物が私の目の前に飛び出してきました。そしてものすごく慌てた様子で登山道を走り、「フガフガッ」と言いながらまた藪の中に消えていきました。多分5秒ほどの出来事。頭は見えず、後ろ姿だけですが蹄は見えず、足も太かったので、カモシカでも猪でもない気がします。うさぎにしては大きすぎるし、走り方が違う。確定できませんが、多分子供のクマ?
沢山の人が通り過ぎるのを待っていて「よし、いまだ」と思って出たら私がいてビックリしたのではないでしょうかね。親もいたと思います。
お互い危害を加えず、無事でよかったと思いました。
ガスと装備について:
一日目の山頂は、ガスが上がって来る頃でした。さっさと降りればいいものを、お池巡りまでしてしまいました。千蛇ヶ池のあたりからホワイトアウト。視界が開けるまで10分位待機しました。残雪の踏み跡を見ながら降りましたが、踏み跡の他に雨の痕もあり、惑わされそうになりました。ハッと気づけば、ヘッデンもレスキューシートも非常食も、山荘にデポしたザックの中!軽く「お池巡り」と考えていましたが、2時間も要する立派な登山です。遭難だってあり得る。軽く考えてはいけない、と猛省しました。
楽しさも怖さも体感できた白山。反省すればするほど、登山の面白さを感じます。
アクセスに時間がかかるので、そう簡単には再チャレンジできませんが、また行きたいお山です。
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