ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 675521
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

越百山・南駒ヶ岳・空木岳(伊奈川ダム上駐車場より周回)

2015年07月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
14:10
距離
27.4km
登り
2,828m
下り
2,826m

コースタイム

02:54 伊奈川ダム上駐車場
02:55 ゲート
02:56 空木岳ー越百山分岐(今朝沢橋)
03:29 福栃平(北沢尾根−遠見尾根分岐)
03:55 下の水場
04:06 下のコル
04:24 上のコル(GPSログより)
05:00 御岳見晴台(七合目)
06:10 越百小屋(小休止) 06:16
07:04 越百山
08:28 千涯嶺
09:51 南駒ヶ岳(小休止/昼食) 10:09
10:26 摺鉢窪避難小屋分岐
10:44 赤梛岳
11:53 空木岳(木曽殿越側へ少し下って小休止) 12:08
13:02 木曽殿山荘
13:12 木曽義仲の力水 13:15
13:33 御岳見晴台
13:54 八合目
14:18 仙人の泉
14:28 七合目
14:52 吊橋(北沢)
15:45 うさぎ平(東金尾根登山口)
14:06 金沢土場
17:02 今朝沢橋
17:03 ゲート
17:04 伊奈川ダム上駐車場
天候 快晴、10時頃より稜線東側のガスが上がり始めるが、西側はほぼ快晴。15時頃より上空に雲が広がる。
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:都内(13:30)ー首都高速ー中央自動車道ー辰野PA−伊那IC−国道361号−国道19号−須原駅(中央本線)−伊奈川林道−伊奈川ダム上駐車場(17:50/302km)

復路:伊奈川ダム上駐車場(17:30)−伊奈川林道−国道19号線−国道361号線−伊那IC−中央自動車道−境川PA−(小仏20キロ渋滞)−首都高速−都内(22:45/605km)
コース状況/
危険箇所等
※国道19号線ー伊奈川ダム上駐車場
国道19号線沿いにはコンビニはたくさんあります。須原駅のすぐ先にもコンビニはありますが、駅手前から伊奈川林道に入るとコンビニは通りません。
伊奈川林道は伊奈川ダム上駐車場まで舗装されていますが、すれ違いが困難な狭い場所もあります。

※伊奈川ダム上駐車場−越百山
駐車場を出ると、今朝沢橋の手前にゲートがあります。右側に歩行者用の通路があります。今朝沢橋を渡るとT字路、左はうさぎ平経由の空木岳へのルート、右が越百山への今朝沢林道です。
林道を30分程歩くと(CT:80分?)、福栃橋を渡り道標が目立つ福栃平に着きます。そのまま林道を左手に進むと北沢尾根から南駒ヶ岳へのルートです。右の草が伸びた登山道に入ります。下のコルまでは山腹をつづら折りに登って行きます。下のコル手前の水場は登山道のすぐ脇で、冷たい水が豊富に出ていました。下のコルからの遠見尾根は踏み跡明瞭でそれほど急登でもなく、若干木の根がウザイですが、まあまあ歩きやすい登山道です。上の水場は登山道から少し下るようです。確認はしていません。越百小屋は営業していました。小屋からしばらく登ると森林限界、ハイマツが登山道に覆い被さり、夜露などがあると濡れまくりです。

※越百山−空木岳
越百山から仙涯嶺へはハイマツが登山道に覆い被さって少し歩きにくいですが、登山道は明瞭で迷うことはありません。
仙涯嶺が近づくと岩場が増えてきますが、山頂までそれほど危険な箇所はありません。仙涯嶺から南駒ヶ岳コルへの下りは、クサリ場有り、岩場のトラバース有り、崩壊箇所は土嚢で応急手当てしてありますので慎重に下りましょう。高度感があります。
コルから南駒ヶ岳に登り始めると、砂地のザレ場があり、結構急で滑ります。トラロープなどが設置されています。稜線歩きと違い、東側を巻くことが多く、風が当たらないので暑いです。ただし花の類は多いです。
南駒ヶ岳手前のピークから南駒ヶ岳へ最初東側へ巻きますが、あまりの暑さにボーっとしていたのか、巻いたまま山頂を通り過ぎてしまいました。少し巻いたら稜線に戻りますが、巻き道も結構な踏み跡があります。
南駒ヶ岳から空木岳へは赤ペンキの明瞭な矢印が多くなり、危険箇所はほとんど無いと思います。

※空木岳−うさぎ平
空木岳から木曽殿越までは岩場の下りでクサリ場やお助けロープなどがあります。思ったよりも距離が長く感じ、急坂の下りは足に堪えます。
水場は「木曾義仲の力水」と「仙人の泉」の2ヶ所ありますが、両方とも水は出ていました。仙人の泉は細かったです。
北沢を渡ってから沢沿いかと思いきや、登ります。登山道に新しい笹が伸びていて歩きにくいです。うさぎ平から五合目辺りまでは刈り払いが進んでいるので、今後は歩きやすくなると思います。

※うさぎ平−伊奈川ダム上駐車場
うさぎ平から伊奈川小屋への登山道を探しましたが、薮がひどく見つかりませんでした。伊奈川小屋も廃墟のようなものですので、廃道になったのでしょうか。
仕方なく林道を金沢土場まで歩き、ここから更に林道を今朝沢橋まで歩き、ゲートを超えて駐車場です。
今回は伊奈川ダム上の駐車場に車を止め車中泊の予定です。駐車場へ向かう途中、ダムの見学です。
7
今回は伊奈川ダム上の駐車場に車を止め車中泊の予定です。駐車場へ向かう途中、ダムの見学です。
Wikidataによると1977年(昭和52年)に完成したようです。
3
Wikidataによると1977年(昭和52年)に完成したようです。
駐車場のすぐ上にゲートがありました。ゲートの右側に歩行者用の通路があります。
6
駐車場のすぐ上にゲートがありました。ゲートの右側に歩行者用の通路があります。
ゲートのすぐ先は今朝沢橋があり、その先で林道は左右に分かれています。明日は右手の今朝沢林道を行きます。
1
ゲートのすぐ先は今朝沢橋があり、その先で林道は左右に分かれています。明日は右手の今朝沢林道を行きます。
ゲートのすぐ下、ここが駐車場です。10台ほど駐車していますが、大半は山中泊のようです。ここで車中泊をしたのは3台だと思います。車中は暑いのでリアドアを開け放って一人宴会です。蚊取り線香を車外2箇所、電子蚊取を車内で焚いています。
(ここまで前日)
9
ゲートのすぐ下、ここが駐車場です。10台ほど駐車していますが、大半は山中泊のようです。ここで車中泊をしたのは3台だと思います。車中は暑いのでリアドアを開け放って一人宴会です。蚊取り線香を車外2箇所、電子蚊取を車内で焚いています。
(ここまで前日)
(ここから当日)
3時少し前です。準備ができたので登山道へ向かいます。月齢25.5、月は見えていますが細い三日月で月明かりはほとんどありません。
5
(ここから当日)
3時少し前です。準備ができたので登山道へ向かいます。月齢25.5、月は見えていますが細い三日月で月明かりはほとんどありません。
ゲートを越え、今朝沢橋を渡り、越百山方面ヘ今朝沢林道を歩きます。
4
ゲートを越え、今朝沢橋を渡り、越百山方面ヘ今朝沢林道を歩きます。
30分ほど歩くと、南駒ヶ岳と越百山への分岐です。ここで林道と分かれて登山道に入ります。入り口は草が伸びていて、真っ暗だとチョット判りにくいです。
5
30分ほど歩くと、南駒ヶ岳と越百山への分岐です。ここで林道と分かれて登山道に入ります。入り口は草が伸びていて、真っ暗だとチョット判りにくいです。
尾根筋に出るまで山腹をつづら折りに登って行きます。1時間ほど登ると登山道脇に水場と書かれています。冷たい水が豊富に出ていて生き返ります。このすぐ上が下のコルとなり、尾根筋にでます。
6
尾根筋に出るまで山腹をつづら折りに登って行きます。1時間ほど登ると登山道脇に水場と書かれています。冷たい水が豊富に出ていて生き返ります。このすぐ上が下のコルとなり、尾根筋にでます。
遠見尾根はシラビソの林を緩やかに登っていきます。
7
遠見尾根はシラビソの林を緩やかに登っていきます。
花は多くは見かけませんでした。イワカガミなどは花を落としていました。見かけたのはゴゼンタチバナが多かったです。
7
花は多くは見かけませんでした。イワカガミなどは花を落としていました。見かけたのはゴゼンタチバナが多かったです。
越百小屋です。登山者は出発したようで、奥さんが一人で掃除をしていました。
25
越百小屋です。登山者は出発したようで、奥さんが一人で掃除をしていました。
ダイヤモンドコスモでしょうか。思わず乾杯!
30
ダイヤモンドコスモでしょうか。思わず乾杯!
逆光気味で写りは悪いですが岩峰のように見える南駒ヶ岳。
4
逆光気味で写りは悪いですが岩峰のように見える南駒ヶ岳。
越百小屋から少し登ってきました。南の方角ですが、安平路山だと思います。
7
越百小屋から少し登ってきました。南の方角ですが、安平路山だと思います。
赤い越百小屋は目立ちます。南駒ヶ岳の山頂からもハッキリ見えました。
8
赤い越百小屋は目立ちます。南駒ヶ岳の山頂からもハッキリ見えました。
黙祷...御嶽山、煙は見えませんが剣ヶ峰の辺りは火山灰で白くなっています。今日12日に捜索の先遣隊派遣が入ったとニュースで聞きました。
35
黙祷...御嶽山、煙は見えませんが剣ヶ峰の辺りは火山灰で白くなっています。今日12日に捜索の先遣隊派遣が入ったとニュースで聞きました。
乗鞍岳です。
逆光ですが、越百山の山頂が近くなってきました。
6
逆光ですが、越百山の山頂が近くなってきました。
越百山の山頂です。誰もいません。360度の展望です。
基準点名:越百 等級:三等 標高:2613.55m
38
越百山の山頂です。誰もいません。360度の展望です。
基準点名:越百 等級:三等 標高:2613.55m
南の方角は南越百山から安平路山へと続きます。昔、木曽駒から越百まで縦走したことはありますが、ここから先は未踏の領域です。いつか...でも薮っぽい?
11
南の方角は南越百山から安平路山へと続きます。昔、木曽駒から越百まで縦走したことはありますが、ここから先は未踏の領域です。いつか...でも薮っぽい?
安平路山や摺古木山の奥には恵那山のようです。未踏の南木曽岳は同定できませんでした。
5
安平路山や摺古木山の奥には恵那山のようです。未踏の南木曽岳は同定できませんでした。
西の方角です。越百小屋は福栃山と越百山のコルに建っているのが分かります。
7
西の方角です。越百小屋は福栃山と越百山のコルに建っているのが分かります。
東の方角、南アルプスは雲海の上に稜線が見えています。塩見岳と悪沢岳の間に富士山が見えます。
36
東の方角、南アルプスは雲海の上に稜線が見えています。塩見岳と悪沢岳の間に富士山が見えます。
富士山をちょっとアップで...
12
富士山をちょっとアップで...
バルタン星山...どこからでも見える特徴ある山容です。
26
バルタン星山...どこからでも見える特徴ある山容です。
これから向かう北の方角です。正面に南駒ヶ岳と右側は仙涯嶺です。気持ちよさそうな稜線です。
32
これから向かう北の方角です。正面に南駒ヶ岳と右側は仙涯嶺です。気持ちよさそうな稜線です。
仙涯嶺を少し登り始めて振り返った越百山です。ハイマツが登山道に覆い被さってチョット歩きにくいです。
10
仙涯嶺を少し登り始めて振り返った越百山です。ハイマツが登山道に覆い被さってチョット歩きにくいです。
こちらは仙涯嶺が近くなってきました。
8
こちらは仙涯嶺が近くなってきました。
仙涯嶺の山頂が近くなってきました。
8
仙涯嶺の山頂が近くなってきました。
南駒ヶ岳、手前が山頂かと思っていましたが、歩いて見ると奥が山頂でした。
7
南駒ヶ岳、手前が山頂かと思っていましたが、歩いて見ると奥が山頂でした。
仙涯嶺の山頂にはこの標があるだけでした。ここは百高山の一座だと後で知りました。お天気はいいのですが、稜線は西側の谷から吹き上げる風で寒いのです。
13
仙涯嶺の山頂にはこの標があるだけでした。ここは百高山の一座だと後で知りました。お天気はいいのですが、稜線は西側の谷から吹き上げる風で寒いのです。
寒いので長居はできません。南駒ヶ岳へ向かいます。
9
寒いので長居はできません。南駒ヶ岳へ向かいます。
仙涯嶺の下りにはクサリ場や岩場のトラバース、崩壊場所などもあり、チョット緊張します。お助け類があります。
5
仙涯嶺の下りにはクサリ場や岩場のトラバース、崩壊場所などもあり、チョット緊張します。お助け類があります。
稜線は寒いのですが、東側を巻く道筋は汗が噴き出すほど温かく、花もたくさん咲いていました。
8
稜線は寒いのですが、東側を巻く道筋は汗が噴き出すほど温かく、花もたくさん咲いていました。
山頂かと思って登り上げたところは、南駒ヶ岳手前のピークで、棒が一本立っているだけで山名とかは記されていません。
16
山頂かと思って登り上げたところは、南駒ヶ岳手前のピークで、棒が一本立っているだけで山名とかは記されていません。
三角点にはこんな文字が...でも、この場所は仙涯嶺と南駒ヶ岳の間にあり、展望は素晴らしいです。
(国土地理院の基準点ではありません)
12
三角点にはこんな文字が...でも、この場所は仙涯嶺と南駒ヶ岳の間にあり、展望は素晴らしいです。
(国土地理院の基準点ではありません)
越百山から仙涯嶺まで歩いて来た稜線です。こちら側から見る仙涯嶺は、稜線の「たんこぶ」程度にしか見えません。
9
越百山から仙涯嶺まで歩いて来た稜線です。こちら側から見る仙涯嶺は、稜線の「たんこぶ」程度にしか見えません。
こちらが本物の南駒ヶ岳です。北アの燕岳に似た感じがします。
24
こちらが本物の南駒ヶ岳です。北アの燕岳に似た感じがします。
そして中央に空木岳、右手は赤揶岳です。
16
そして中央に空木岳、右手は赤揶岳です。
赤揶岳から続く黒覆尾根だと思います。右側の崩れている場所は百間ナギだと思います。
4
赤揶岳から続く黒覆尾根だと思います。右側の崩れている場所は百間ナギだと思います。
南駒ヶ岳の山頂です。誰もいません。時間は10時少し前、実は11時までに山頂に立てない場合は、南駒ヶ岳から北沢尾根を下山するつもりでした。この時間なら空木岳に突っ込みます。
32
南駒ヶ岳の山頂です。誰もいません。時間は10時少し前、実は11時までに山頂に立てない場合は、南駒ヶ岳から北沢尾根を下山するつもりでした。この時間なら空木岳に突っ込みます。
山頂に社がありました。ここまでの無事と、後半の安全をお祈りしました。
9
山頂に社がありました。ここまでの無事と、後半の安全をお祈りしました。
後半の目標、空木岳に乾杯!南側から見る空木岳もかっこいいです。
27
後半の目標、空木岳に乾杯!南側から見る空木岳もかっこいいです。
ドライのお供は山キュウリ。日差しが強いのでギンギンに冷えたドライと山キュウリが旨い!
21
ドライのお供は山キュウリ。日差しが強いのでギンギンに冷えたドライと山キュウリが旨い!
南側、歩いて来た越百山からの稜線です。左端は南駒ヶ岳山頂と間違えたピークと手前は仙涯嶺です。こちらから見ると穏やかな稜線に見えます。
8
南側、歩いて来た越百山からの稜線です。左端は南駒ヶ岳山頂と間違えたピークと手前は仙涯嶺です。こちらから見ると穏やかな稜線に見えます。
北側、鞍部に木曽殿山荘が見えます。東川岳、熊沢岳から宝剣岳方面です。
5
北側、鞍部に木曽殿山荘が見えます。東川岳、熊沢岳から宝剣岳方面です。
北側、正面に今回の最終目的地の空木岳と手前に赤揶岳です。
11
北側、正面に今回の最終目的地の空木岳と手前に赤揶岳です。
北側、南駒ヶ岳から鞍部まで下り、赤揶岳への登山道です。
6
北側、南駒ヶ岳から鞍部まで下り、赤揶岳への登山道です。
10時です。歩き始めて7時間が経ちました。さすがにお腹が空いたので、ここで毎度質素な昼食にします。
21
10時です。歩き始めて7時間が経ちました。さすがにお腹が空いたので、ここで毎度質素な昼食にします。
南駒ヶ岳から鞍部まで下ってきました。摺鉢窪避難小屋への分岐点です。
2
南駒ヶ岳から鞍部まで下ってきました。摺鉢窪避難小屋への分岐点です。
右手に残雪が残る摺鉢窪(suribachikubo)カールと赤い屋根の摺鉢窪避難小屋が見えます。避難小屋のすぐ先は、百間ナギと呼ばれ、大規模な崩壊が起きているようです。
9
右手に残雪が残る摺鉢窪(suribachikubo)カールと赤い屋根の摺鉢窪避難小屋が見えます。避難小屋のすぐ先は、百間ナギと呼ばれ、大規模な崩壊が起きているようです。
赤揶岳の山頂です。棒が一本立っているだけで、ここにも山名を記した標のようなものはありません。
8
赤揶岳の山頂です。棒が一本立っているだけで、ここにも山名を記した標のようなものはありません。
赤揶岳の山頂から望む南駒ヶ岳、一番奥は仙涯嶺です。
5
赤揶岳の山頂から望む南駒ヶ岳、一番奥は仙涯嶺です。
赤揶岳の山頂から望む空木岳です。
18
赤揶岳の山頂から望む空木岳です。
空木岳の山頂が近くなってきました。
21
空木岳の山頂が近くなってきました。
空木岳の山頂です。お昼時です、数名の登山者がくつろいでいました。
基準点名:駒ヶ岳 等級:二等 標高:2863.98m
18
空木岳の山頂です。お昼時です、数名の登山者がくつろいでいました。
基準点名:駒ヶ岳 等級:二等 標高:2863.98m
空木岳の山頂から望む南駒ヶ岳です。
12
空木岳の山頂から望む南駒ヶ岳です。
空木岳の山頂から見下ろした駒峰ヒュッテと池山尾根です。駒石も見えます。
9
空木岳の山頂から見下ろした駒峰ヒュッテと池山尾根です。駒石も見えます。
駒石をちょっとアップに...
5
駒石をちょっとアップに...
空木平です。中ほどに空木平避難小屋が見えます、左手の尾根が池山尾根、右手の尾根が丸山尾根だと思います。
7
空木平です。中ほどに空木平避難小屋が見えます、左手の尾根が池山尾根、右手の尾根が丸山尾根だと思います。
山頂から少し移動したところで小休止をします。ここからは大半が下りとなります。靴紐を加締めしてストックを一杯に伸ばします。
6
山頂から少し移動したところで小休止をします。ここからは大半が下りとなります。靴紐を加締めしてストックを一杯に伸ばします。
宝剣岳からの下り、岩・岩・岩でクサリもあったり、思ったよりもシンドイです。
16
宝剣岳からの下り、岩・岩・岩でクサリもあったり、思ったよりもシンドイです。
下の方に木曽殿山荘が見えてきましたが、思った以上に距離がありました。山頂から木曽殿越までが一番しんどかったかも。
9
下の方に木曽殿山荘が見えてきましたが、思った以上に距離がありました。山頂から木曽殿越までが一番しんどかったかも。
東川岳、熊沢岳から檜尾岳への稜線です。奥に見える宝剣岳まで続く稜線も、また歩いて見たいものです。
1
東川岳、熊沢岳から檜尾岳への稜線です。奥に見える宝剣岳まで続く稜線も、また歩いて見たいものです。
左下が木曽殿越えです。東沢岳と熊沢岳をちょっとアップで...
3
左下が木曽殿越えです。東沢岳と熊沢岳をちょっとアップで...
木曽殿越えまで下りてきました。山荘には人影は見えません。価格表が貼ってありましたが、休むだけでもお金を盗るんですネ。しかも時間制限付きとは...世知辛い...
9
木曽殿越えまで下りてきました。山荘には人影は見えません。価格表が貼ってありましたが、休むだけでもお金を盗るんですネ。しかも時間制限付きとは...世知辛い...
木曽殿越から10分ほど行ったところに「木曾義仲の力水」と書かれた水場があります。冷たい水が豊富に出ていました。稜線上は寒かったのであまり消費していませんが、生温くなった水を入れ替えました。
15
木曽殿越から10分ほど行ったところに「木曾義仲の力水」と書かれた水場があります。冷たい水が豊富に出ていました。稜線上は寒かったのであまり消費していませんが、生温くなった水を入れ替えました。
水場から南駒ヶ岳がきれいに見えました。越百小屋の奥さんが「3時頃から雲が出てくるよ」って云いましたが当たったようです。
3
水場から南駒ヶ岳がきれいに見えました。越百小屋の奥さんが「3時頃から雲が出てくるよ」って云いましたが当たったようです。
水場から少し下った所に「見晴場」という場所がありましたが、それほどでも...
3
水場から少し下った所に「見晴場」という場所がありましたが、それほどでも...
「木曾義仲の力水」の水場から1時間程下ったところに「仙人の泉」という水場がありました。あまり水の出はよくないのと、倒木があり足場が悪いです。
6
「木曾義仲の力水」の水場から1時間程下ったところに「仙人の泉」という水場がありました。あまり水の出はよくないのと、倒木があり足場が悪いです。
北沢まで下ってきました。チョット頼りない吊橋ですが思いの外揺れませんでした。ここから先、登山道に新しい笹が伸びて歩きにくかったです。途中まで行くとうさぎ平方面から刈り払いが進んでいました。途中にビーバーが置いてありました。
5
北沢まで下ってきました。チョット頼りない吊橋ですが思いの外揺れませんでした。ここから先、登山道に新しい笹が伸びて歩きにくかったです。途中まで行くとうさぎ平方面から刈り払いが進んでいました。途中にビーバーが置いてありました。
急斜面を下ってくると、突然林道へ飛び出しました。ここがうさぎ平で、空木岳への登山口です。ここから林道を歩かず、伊奈川小屋へ行く路を探しましたが、薮で刈り払いはされておらず見つかりませんでした。
4
急斜面を下ってくると、突然林道へ飛び出しました。ここがうさぎ平で、空木岳への登山口です。ここから林道を歩かず、伊奈川小屋へ行く路を探しましたが、薮で刈り払いはされておらず見つかりませんでした。
うさぎ平から20分ほど林道を下ってくると、金沢土場という場所に来ました。ここで林道は二手に分かれますが、左手の井川ダムへ向かいます。まだここから5キロほど林道歩きが続きます。
4
うさぎ平から20分ほど林道を下ってくると、金沢土場という場所に来ました。ここで林道は二手に分かれますが、左手の井川ダムへ向かいます。まだここから5キロほど林道歩きが続きます。
伊奈川小屋です。地図には避難小屋と書かれています。中を覗きましたが、私なら林道脇にツエルトを張ります。
5
伊奈川小屋です。地図には避難小屋と書かれています。中を覗きましたが、私なら林道脇にツエルトを張ります。
今朝沢橋まで戻って来ました。
3
今朝沢橋まで戻って来ました。
ゲートを越えて駐車場です。お疲れ〜...
9
ゲートを越えて駐車場です。お疲れ〜...

感想

前回の笊ヶ岳から1ヶ月、週末は悪天予報でどこにも行けなかった。
この週末は好天が期待できるが、恐らく多くの登山者が出陣するだろう。
道路も込むだろうが、駐車場に入れないとか、岩場で渋滞とか、メジャーな場所は避けたい。
そこで以前から計画してGPSにトラックを保存しておいた中央アルプスは越百山から空木岳への周回を企てた。空木岳は人が多くても、木曽殿越に下ってしまえばそれほど人は多くないだろう。

昔、木曽駒ヶ岳から越百山まで縦走して、千人塚へ下ったことがあった。確か山中2泊、当時はテン泊しかしなかったのでどこで泊まったかは定かでないが、南駒ヶ岳が一番印象に残っている。
そこで今回は越百山から空木岳へ逆方向から...

このルート、CTを額面通りに受け取ると18時間半、日帰りはかなり難しい。
しかし距離から逆算すると私のカメ足でもかなり盛ってある気がする。
そこで、南駒ヶ岳に11時迄に着かない場合は、北沢尾根で登山口へ下山することにして、土曜日の昼過ぎ伊奈川ダムへ向かった。

しかし東京から伊奈川ダムまで300キロは長い、下山時間が遅くなると東京に戻るのは日付が変わるかも知れない。
そこで出発時間を1時間早めて3時とした。
お陰で南駒ヶ岳には10時少し前に到着、余裕を持って空木岳に周回することができた。

駐車場には10台程度、駐車スペースはあったが、ゲート前や路駐も何台かあった。
空木岳までは数名の登山者と会っただけ、空木岳には池山尾根からの登山者が何人かいたが、木曽殿越へ下って駐車場に戻るまで、誰一人会うことはなかった。
天候にも恵まれ、前回のガスガスから一転した気持ちの良い山行ができました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3609人

コメント

おっ!
hottenさん こんばんは〜

そのルート、自分があたためている今夏の登山計画ルートでもありました。

いい天気でうらやましいですよ

次回チャレンジ時に参考にさせていただきます。

お疲れ様でした〜
2015/7/14 19:13
drunkyさん...
おはようございます。

drunkyさんも計画していましたか
イイ天気でしたよ

久しぶりにスカッとした稜線歩きを満喫しました。
この稜線は何といっても展望が素晴らしいです。

是非好天を選んでお出かけ下さい
2015/7/15 7:17
63枚目
hottenさん、こんばんは。
我が隊も珍しく空木岳に遠征したのですが、山頂でニアミスしてました 63枚目の写真に小さく写っているのが我が隊です
山頂に1時間以上いましたが、南駒ヶ岳方面からは他に誰も登って来なかったので、よーく憶えているんですが、ダブルストックの方がそうでしょうか?(違ってたらすみません )
それにしても凄いコース歩いていますね、我が隊は二日に分けないととても無理です! と山キュウリも美味しそうです。
2015/7/14 21:54
is隊さん...
おはようございます。

空木岳の山頂に近づいたとき、お二人の姿を見ています。
南駒ヶ岳からは、私の前後には登山者はいなかったので、ダブルストックは私です。

私が山頂に着いたとき、下り始めたお二人がis隊だったとは
アップしていませんが、駒峰ヒュッテのデッキにいるお二人の写真もありました。

この時期は丹沢には足は向きませんが、ヒルが居なくなったらまた楽しもうと思っています。
まだどこかでお会いできるでしょう。
お疲れ様でした
2015/7/15 7:33
やっぱり!
hottenさん、こんばんは!

やはり予想通りでしたね  ドンピシャですよ
以前のコメントから、予想は容易かったですよ。

実は、ここの周回を企んでいたのですが、天気予報では当初雨マーク。
それで東北若しくは、新潟へ向かおうと思った次第です。
まあ、日曜日には登る気持ちはありませんでしたので、遭遇は
無かったでしょうが

やはり長いルートですね
妙高で失速する体力では、エスケープしていたと思います。
同じ1ヶ月のブランクなのに、流石はhottenさん!
戦前のお生まれとは、今でも思えませんよ

ところで、私は逆周りを考えていたのですが、どちらが有利と
お考えでしょうか?
もう少し体力が上がったらトライしますので
2015/7/14 22:02
tailwindさん...
おはようございます。

いやびっくり、 ドンピシャでしたよ
何で判ったんだろう

中アにはまだ行きたい場所がいくつかあり、GPSにルートを保存していますが、何せ東京から300キロは遠い、北アよりも遠いです

このコースを逆回りで計画していましたか
私は木曽駒から越百山まで歩いたことがあるので逆方向からを選んだわけです。
伊奈川ダムからうさぎ平までの林道歩きと、うさぎ平から稜線に出るまでが長いですから、先に越百山で稜線に立った方が楽だと思いますよ...って戦前生まれの祖父が申しておりました
2015/7/15 7:47
たまらない稜線
前回の悲惨なバルタン星山から一転、報われましたね!
ドライときゅうりの味もまた格別だったのでは?

中央アルプスは今一つ興味が湧かなかったんですが、最近ちょっと見直してまして、このレコでさらにぐっと魅かれましたよ。
hottenさんらしいグッドチョイスですね〜。

ただ、いいルートですけど、かなりロング&ハードで私には日帰りはちょっと無理。でも、いつか歩いてみたいですね〜。

お疲れさまでした!
2015/7/14 22:05
kanosukeさん...
おはようございます。

前回のバルタン星山は本当に泣けましたが、今回はスカーっと晴れて、久々の稜線歩きを満喫しました。
このような天候に恵まれると、多少距離が長くても苦になりません
苦になるのは伊那までのドライブです

この辺りは花崗岩の稜線ですので、山全体が明るく、奇岩もたくさんあるので楽しめます。
是非お出かけ下さい。
2015/7/15 7:57
キュウリは青空に掲げなアカンやろ〜(^_−)−☆
師匠、こんばんみ〜

なんですのん!!
このレコで一番大事な勝負所でキュウリと山の緑を被らせちゃったりして
美的センスを疑わざるを得ませんな〜

越百小屋、懐かしく拝見しました
21年前、宝剣山荘に泊まった後、越百小屋をめざしましたが、けっこうバテバテで何度か小屋の幻覚を見ました

中央も南部は人が少なくていいですよね〜
ここも久々に行きたくなりましたが、そんな山が多過ぎますな〜
2015/7/15 19:47
FREさん...
早起きやねぇ...
おはようございます。

> キュウリは青空に掲げなアカンやろ〜

たしかに
こんなところでヘタレが露呈していました
疲れた腕が上がらなかったんやねぇ

越百小屋...私も30年ほど前に木曽駒から縦走して越百山から小屋とは反対側に下山しましたが、こんなにも真っ赤な小屋だった記憶がありません

そろそろ北アにも足を踏み入れたいのですが、もう少し南ア、中アを楽しみたいと思います
2015/7/16 5:41
hottenさん おはようございます。
7/12に 中央アルプスですって !?
なんと 超ニアミスでした。 私は伊奈川ダム上駐車場を4:40に出発し 10:40には南駒の山頂にいました。ほんの30分位のニアミスで とても残念でした。  イヤー、 お会いしても判らなかったかも…ですがお会いしたかったな〜。
それにしても あの暑い中(・・・と云っても hottenさんのレコには”寒い”と有りましたけどね・・・) 越百から木曽殿越で周回とはさすがですね。 私は南駒だけのピストンでしたが それでも最後はもう歩くのがイヤで、 なんで好きでこんなシンドイことしてるのかな〜といつも以上に思って歩いていました。
私は できれば田切岳を登りたいと思っていたんですが とても足を延ばす気になれませんでした。でも 天気は良くて展望は最高でしたね。
  ”バルタン星山・・・” hottenさんの 悔しそうな・・・・

追伸: 30年前ですと 多分越百小屋は無人小屋だったでしょう。 その後今の小屋番の伊藤さんが小屋を建てられ、 無人小屋は多分今でも残っていると思いますよ。 今の有人小屋も最初は赤色ではなかったですが・・・
2015/7/16 9:40
ijikemusiさん...
いや、びっくりですよ
そうでしたか、北沢尾根をピストンされていたんですネ。
私は北沢尾根をエスケープルートにしていました。
もし、当初の予定通り駐車場を4時に出発したら、南駒ヶ岳の山頂でお会いしていましたネ
今回は帰りの小仏渋滞を考慮して1時間出発を早めました。残念でした。
日本は狭いです。実は空木岳でもニアミスがありました。こちらは0分のニアミスでした

田切岳...じつは赤梛岳で黒覆尾根を見ていました。アップはしていませんが、何枚か写真をとりました。黒覆山が気になったのですが、なんか薮っぽい感じでした。

越百小屋...ご主人は水くみにでも行ったのか、奥さんが一生懸命掃除をしていました。少しお話しをしましたが、昨晩は10人程宿泊されたようです。当時はテン泊主体でほとんど印象にない小屋だったので無人か有人かは知りませんでしたが、当時は派手な色では無かったと思います。派手な赤い色、その前は黄色?、伊藤さんの趣味でしょうか
2015/7/16 19:08
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら