平標山・仙ノ倉山 ー 梅雨晴れの大展望 ー

2015年07月14日(火) [日帰り]

• GPS: 07:59
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,302m
• 下り: 1,300m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:07
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:57

距離 14.9km 登り 1,302m 下り 1,302m

5:44 平標登山口駐車場
5:46 5:47 平標登山口
6:45 6:48 松手山コース送電鉄塔
7:28 7:30 松手山
8:21 一ノ肩
8:44 8:55 平標山
9:13 9:14 平仙鞍部
10:09 10:21 仙ノ倉山
10:59 11:00 平仙鞍部
11:22 11:25 平標山
11:55 12:08 平標山の家
12:45 12:48 平元新道登山口
13:38 平標登山口駐車場
13:41 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平標登山口の駐車場に駐車。駐車料金は600円。

コース状況／危険箇所等

道標は完備しており、危険な箇所はない。
トイレ、登山ポストは駐車場の奥の登山口にある。
また、飲み物の自動販売機が駐車場の料金徴収詰所にある。

その他周辺情報

駐車場の詰所で、雪ささの湯(苗場方面）と宿場の湯（湯沢方面）の入浴割引券がもらえる。それぞれ、900円→700円、600円→480円に割引になる。
雪ささの湯を利用したが、源泉かけ流しの茶褐色の濁り湯は貸切状態だった。

写真

7/13 19:12

前泊したみなかみ町新治からの夕焼け。右が万太郎山、左の仙ノ倉山のピークは手前の木に隠れている。

7/14 4:49

宿泊地の朝の万太郎山と仙ノ倉山。晴天が期待できそうだ。

7/14 5:33

平標登山口の駐車場には、数台の車があった。右奥のトイレの左が登山口。

7/14 5:41

登山口にある登山ポスト。

7/14 5:58

木の階段の急登が始まる。まずは、送電線の鉄塔を目指す。

7/14 6:09

鉄塔が見えてきた。

7/14 6:14

振り返ると、苗場スキー場が見える。

7/14 6:46

鉄塔から眺めた苗場山。

7/14 6:15

アカモノはもう赤い実をつけていた。

7/14 7:14

まず現れた花はハナニガナ。

7/14 7:20

松手山は尾根上の小さなピークで、三角点は傾いていた。

7/14 7:21

松手山から見た苗場山。驚くほど平坦な山頂だ。

7/14 7:29

松手山から見ると平標山（右）は遥か遠く、手前に一ノ肩が聳えている。

7/14 7:40

振り返ると、松手山の向こうに苗場山が横たわっている。

7/14 7:46

奥秩父の遥かかなたに富士山が顔を出していた。感激！

7/14 7:47

西南の遠くには、浅間山と黒斑山が見える。

7/14 7:47

浅間山の南には八ヶ岳が、そして赤岳の左奥には、北岳と間ノ岳が見える。

7/14 7:47

南には、榛名山（左から二ッ岳、相馬岳、榛名富士、掃部ヶ岳）の山々が眺められる。

7/14 7:58

釣鐘形の花が可愛いハクサンシャジン。

7/14 8:06

ハクサンフウロも現れた。

7/14 8:25

大山祇の石碑まで登ると、平標山まであと僅かな距離だ。

7/14 8:38

平標山の山頂の標識も見えてきた。

7/14 8:45

平標の山頂には、トンボが多数飛んでいた。後方は苗場山。

7/14 8:49

山頂から仙ノ倉山(中央やや左）まで穏やかな稜線が続く。

7/14 8:47

青空のもと、浅間隠山、八ヶ岳、浅間山、黒斑山、水ノ搭山、篭ノ登山(左から）が美しい。

7/14 8:51

浅間山と黒斑山のアップ。

7/14 8:52

浅間山の東には角落火山群の山々が見える。右から、浅間隠山、鼻曲山そして剣の峰、角落山。

7/14 8:51

八ヶ岳連山とその左奥に雪のある北岳、間ノ岳が見える。

7/14 8:51

富士山にはわずかに雪渓が見える。富士山の右手前には甲武信ヶ岳が見える。

7/14 8:48

榛名山の山々。その奥には御荷鉾山が見える。

7/14 8:48

トンボの向こうに赤城山（一番左が黒檜山）。手前には、三峰山や吾妻耶山、大峰山（左から）の独特の形の山が見える。

7/14 8:48

赤城山と榛名山の間に、低いながら子持山（左）と小野子三山が存在感を示している。

7/14 8:49

中央に巻機山と割引岳が堂々と聳え、その左に八海山、中央に越後駒ヶ岳、右に中ノ岳の越後三山が顔を出している。遥か左手奥に守門岳も見える。

7/14 8:49

中央の遠くに、なだらかな山容の平ヶ岳が見える。

7/14 8:49

谷川連山の奥に尾瀬の山々が望める。手前左から、茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳、万太郎岳。奥、左から景鶴山、ひときわ大きい燧ケ岳、至仏山、笠ヶ岳。

7/14 8:52

赤倉山の彼方に白馬三山が望めた。

7/14 8:48

北には、頸城丘陵の米山が大きく見える。

7/14 9:00

仙ノ倉を目指して木道を歩く。周りのお花畑には咲き残った花が可憐に咲いている。

7/14 11:15

白い花が可愛いミヤマダイモンジソウ。

7/14 11:07

ミヤマダイコンソウもまだ咲いている。

7/14 9:08

コメツツジの可憐な花が咲いていた。

7/14 11:04

辛うじて咲き残っていたハクサンイチゲ。

7/14 11:03

花と実がついているハクサンコザクラ。

7/14 9:46

ハクサンフウロもわずかに咲き残っている。

7/14 10:52

オノエランはまだあちこちに咲いている。

7/14 9:17

チングルマはもう綿毛になって風にそよいでいた。

7/14 11:02

わずかに咲き残っているチングルマもあった。

7/14 9:20

ウラジロヨウラクが陽の光を浴びて美しく咲いている。

7/14 9:40

咲き終わりかけているヨツバシオガマ。

7/14 9:24

満開のハクサンシャクナゲ。

7/14 10:50

ハクサンシャクナゲのアップ。

7/14 9:28

ニッコウキスゲの群落。カラマツソウも咲いている。

7/14 9:27

ニッコウキスゲのアップ。

7/14 9:42

カラマツソウのアップ。

7/14 9:29

ニッコウキスゲの咲く斜面から平標山を眺める。

7/14 9:47

仙ノ倉山の頂上が間近に見えてきた。彼方には、越後三山の中ノ岳も見える。

7/14 10:00

仙ノ倉山の山頂。遠くに端正な山容の米山が見える。

7/14 10:10

巻機山と越後三山。中央に巻機山。その奥に少し見えるのが越後駒ヶ岳、右に大きく聳えるのが中ノ岳、左に八海山。左奥には守門岳もかすかに見える。

7/14 9:58

茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳から万太郎山（左から）へ続く稜線。奥に、景鶴山、燧ヶ岳、至仏山、笠が岳(左から）の山々。

7/14 10:07

谷川岳のアップ。肩の小屋も見える。

7/14 10:07

谷川岳と一ノ倉岳の稜線の奥に、燧ヶ岳が大きく聳えている。左に小さな三角形の景鶴山、右にたわやかな至仏山が見える。

7/14 10:08

堂々とした山容の武尊山。武尊山（沖武尊）の奥には日光白根山が大きくそびえ、更に右には男体山と錫ヶ岳が見える。

7/14 10:22

日光白根山の南にはピラミダルな山皇海山が見える。その右は袈裟丸山。

7/14 9:59

赤城山と三峰山（手前左）、吾妻耶山。

7/14 10:08

子持山(左）と小野子三山。

7/14 10:08

大きく広がっている榛名山。

7/14 10:08

浅間山はじめ黒斑山、高峯山、水ノ搭山、篭ノ登山(左からはまだはっきり見えている。

7/14 10:04

仙ノ倉山から見た平標山と苗場山。

7/14 11:10

平標山へ登りかえす。

7/14 11:26

赤い屋根の平標山ノ家を目指して下山。

7/14 11:26

ツマトリソウが咲いていた。

7/14 11:28

平標山の下りで、仙ノ倉山を仰ぐ。

7/14 11:30

登山道の脇に咲いているコバイケイソウ。

7/14 11:31

大源太山(左）と三国山(右）を見ながら平標山の家へ下る。

7/14 11:37

ハクサンシャクナゲはまだ蕾のものもある。

7/14 11:48

ワタスゲの綿穂が風に揺れていた。遠くに見えるのは浅間山。

7/14 11:52

ゴザンタチバナがまだ咲いていた。

7/14 11:51

ゴゼンタチバナの陰にモウセンゴケが生えていた。

7/14 11:53

ピラミダルな形で迫力のあるエビス大黒ノ頭。

7/14 12:06

平標山の家と平標山。

7/14 12:02

冷たい清水で冷やしたジュースが美味しかった。

7/14 12:03

山の家から平元新道を下る。

7/14 12:14

見事なオオナルコユリが咲いていた。

7/14 12:40

平元新道をひたすら降りる。

7/14 12:49

道祖神のある登山口に到着。ここから林道を約50分歩き駐車場へ。

7/14 13:50

下山するとマイクロバスをはじめ多くの車があった。下山時に駐車料金600円を支払った。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X5 Canon

感想

ayanao

高山植物の開花時期に登るつもりが、延び延びになり、梅雨の晴れ間を狙ってやっと登ることができた。
残念ながら、チングルマ、ハクサンフウロ、ハクサンイチゲなどの花々はすでにほぼ終わりだったが、満開のニッコウキスゲやハクサンシャクナゲを見ることができた。
梅雨晴れの澄み切った空の下、平標山や仙ノ倉山の山頂から、富士山や北岳、白馬三山をはじめ、上越国境、尾瀬、日光、赤城、榛名、奥秩父、浅間の山々の眺望を堪能でき、満足のいく山行だった。