白山から別山 百花繚乱の縦走
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- GPS
- 14:27
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 2,116m
- 下り
- 2,562m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 2:54
- 合計
- 9:35
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:43
6/19 別当出合5:25-6:03中飯場6:08-6:41別当覗-7:24甚之助避難小屋7:40-8:00南竜分岐
-8:43黒ボコ岩8:48-9:00エコーライン分岐-9:17室堂(晴待ち)10:30-11:20白山御前峰11:37
-12:06室堂(昼食)13:00-13:30万才谷雪渓(彷徨)-13:41室堂13:45-14:01エコーライン分岐
-14:41南竜道分岐-15:00南竜ヶ馬場 【泊】南竜山荘
6/20 南竜ヶ馬場6:27-7:55油坂の頭-9:35別山10:09-10:35御舎利山
-11:40チブリ尾根避難小屋(昼食)12:25-13:50水飲場13:59-14:44猿壁登山口14:50-15:10市ノ瀬駐車場
天候 | 7/19 曇のち雨 7/20 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バス(片道500円)で別当出合へ。 |
その他周辺情報 | 市ノ瀬の永井旅館で日帰り入浴できます。 |
写真
感想
3連休は針ノ木雪渓を登り、
蓮華岳から針ノ木岳、赤沢岳、鳴沢岳、爺ヶ岳と縦走する予定でしたが、
台風11号の余波による悪天の予報で断念しました。
金曜の夜出発する予定が一転、ビール飲みながらTVでオールスター観戦。
山行の中止は残念ですが、これはこれで悪くありませんね。
土曜は朝から整形外科に行き、
GWに骨折した肋骨が7月に入って妙に痛むので診てもらい、
「あ。ずれちゃってますね」などと言われているところへ相方から電話。
天気予報では白山は晴だから行こうと言う。
ホントに晴れるのかと躊躇いながらも、
ごろごろと過ごす魅力的な3連休に別れを告げて、
9年ぶり2度目の白山に向かって、昼も食べずに出発です。
夕方、白山白峰温泉の総湯に立ち寄り、
ロビーのTVで、オールスター第2戦で投げる黒田の雄姿を横目に見て、
心残りも少しだけ晴れて、市ノ瀬の駐車場に向かいます。
奥の方はよくわかりませんが、第1から第3駐車場はほぼ満車。さすが人気の白山。
夜中の2時3時になっても続々車がやってきます。。。
朝5時の始発バスは2台。すし詰めでしたが、全員乗れたのかどうか。
別当出合からは砂防新道を登ります。
9年前は日中の炎天下を登ったので、暑くて死にそうでしたが、
今回は、朝が早いのと曇天で日が射さないのが幸いして楽に登れました。
甚之助避難小屋も建て替えられたようでとても綺麗になっていました。
ここに泊ってというのも快適そうです。水も豊富ですし。
登るに連れて雲が切れ始め、
避難小屋から黒ボコ岩あたりではときおり別山も遠望できて、
このまま晴れるのかと期待が高まりましたが、室堂はガスの中。
そのうち晴れるだろうと軽食しながら待ったのですが、
晴れるどころか雨が降り始め、カッパを着込んで山頂に向かいました。
クロユリやコバイケイソウの群落を楽しみながら登りましたが、
どんどん雨脚は強まり、山頂は横殴りの土砂降り。
池巡りどころではなくなり、室堂まで撤退です。
ちょうど昼時なので食堂で白山堅豆腐カレー800円を注文。
ウィンナーカレー1,000円もありましたが、せっかく白山に来ているのだから。
まずくはないけれど、微妙でした。
雨はやみそうにないので、
前回通らなかったトンビ岩コースから南竜ヶ馬場に向かいましたが、
ガスでホワイトアウトした万才谷雪渓に阻まれルートがわかりません。
とりあえず対岸まで雪渓を横切ってみたもののハイマツの密林が続くばかり。
試行錯誤しましたが、結局室堂に戻りエコーラインを行くことになりました。
湿原ありお花畑ありの道だったので、結果オーライです。
台風の余波が残る悪天の中、南竜山荘は意外にも満員。
さすがは人気の白山とまたも感心。
翌朝は3時頃からガスが引き始め、9年前歩いた展望歩道からはご来光が見えたとか。
南竜湿原のお花畑を楽しみ赤谷を下ると、急峻で知られる油坂ですが、
汗を噴きながらも花や雪渓を楽しむうちに稜線に立ちました。
両側が切れ展望のよい百花繚乱の尾根を、
ガスに巻かれたり青空に歓声をあげたりしながら別山に到着。
ここは、4年前に上小池から三ノ峰を越えて来て以来です。
白山が驚くほど近く見え、ぜひ縦走してみたいと思ったのが昨日のようです。
雲の下限が2,200mあたりにあるらしく、別山も雲の中ですが、
紅茶を飲みながら待っていると、
ときおり雲が切れて2,400mからの展望を楽しめました。
御舎利山からは長大なチブリ尾根を市之瀬まで下ります。
標高差約1,600mを下るに連れて空気は暑くなり、
下界が近くなったことを噴き出す汗が教えてくれます。
市之瀬で永井旅館の秘湯でその汗を流し、北陸道を駆けて奈良へ。
明日は仕事だあ。
コメント
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