南八ヶ岳・日帰りで権現〜赤を歩きたくて
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,992m
- 下り
- 1,978m
コースタイム
- 山行
- 11:45
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 13:20
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
立川沿いの林道から西岳登山道への破線ルートが微妙、暗いとロストしそうなので見えるようになるのを待った、トレースは薄いところもあるがテープの見落としが無ければ歩ける。 西岳の登りから阿弥陀岳までは一般登山道、権現・赤・阿弥陀の各所にガレがあるので落石注意。 下降で使用した阿弥陀・中央稜は傾斜がきついので慎重に |
その他周辺情報 | 青年小屋・権現小屋・キレット小屋・頂上荘、共に営業しているのでどこでも泊まれる。 お風呂は最寄りの樅の湯、午後5時を過ぎると¥300なり19時までは食堂も営業 |
写真
感想
権現〜赤を歩きたくて計画した、長いのでこの時期でないと厳しいと思い天気が不安であったが実行する。
早出のために前夜乗り込みしたいが船山十字路は森の中で何もなく不安、高速料金もケチりたかったので深夜割を使うべく八ヶ岳PAで仮眠をとり未明より行動する。
4時にスタートの予定だったがあまりの暗さに少し待つ、まずは林道からなので迷うことは無いかれどヘッデン頼りに樹林帯に入りたくないし・・・
沢2本を渡渉、増水時は要注意だな
二本目の沢を渡ってすぐに右側のトレースへ踏み込む、西岳の文字は無いが道標がある所
細いが明瞭なトレース、キノコ屋さんが結構入るのだろう、ゲートの手前に駐車した跡もあったし。
不明瞭になるところもあったがロストすることは無いだろう、時にはリボンやテープもある。
ほぼ地図通りに進むと突然白い道標が現れる、薄暗い森の中でかなり不気味だったがこれで一安心、一般登山道に合流しあとはひたすら上るだけ、直登でショートカットも考えたが初めてだし体力の温存もあったしで無駄に長くトラバース、次回は・・・もうないか(~_~;)
以前来たときは悪天にて途中撤退した西岳、その時に山頂かと思ったピークははるか手前のニセピークだった、まだかまだかとだいぶ歩いてようやく到着、開けた景色は何とも素敵、疲れが飛ぶ。
ここは未だアプローチの通過点、次のポイントは青年小屋、景色のない樹林を進み乙女の清水に出たらもう少しで天場、青年小屋の赤ちょうちんに誘われて生ビールをグイッと煽りたいけれどぐっと我慢で権現へ、雪が着くと嫌らしい鎖場も夏道はルンルン、稜線からは待ってましたの赤岳、登るつもりのなかったギボシに上がってぐるりの撮影、それほど素敵な景色でした。
分岐に荷をデポし権現ピークをチェック、山頂からもぐるりのパノラマ、雲がグングン押し寄せる、気が付けばキレットに雲が上がってる、もうガスっちゃうの・・・?
いよいよメインの未踏部分へ踏み出す、いきなりの梯子は思った程の傾斜ではなくスルスル下降、そこから先の下降がまたずいぶん・・・分かってはいるのだけれど・・・時々切れる雲の向こうの景色に元気をもらい尾根を楽しむ。
見えていた裸地の丘はツルネだった、いつかはこの尾根も歩いてみたい。
ツルネの周辺はコマクサの花畑、なかなか見ごたえがある。
もう一下りでキレット小屋、小屋を過ぎれば赤岳への急登が始まる、おにぎりでエネルギーチャージ
ルンゼ状の急登はガレなので落石注意、ほぼ直登で小天狗への枝尾根上に到着、たまに梯子や鎖場の混ざる尾根を詰めて行けば真行寺尾根と合流、一梯子と岩尾根で文三郎からの道に合流、もう一登りで赤岳、一番おいしい急登がガスの中だったので今一満足できなかったがとりあえず歩けた、あとは阿弥陀によじ登って下れば終わり、
結構ヘロヘロだけれどガスPなので早々に赤岳を後にする。
中岳の登りも阿弥陀の登りも、いっぱいいっぱい、ちょいちょい止まっては呼吸を整えて進む、もう少しもう少しで阿弥陀に到着、これで登り終了、時間は予定通りの14時、これなら30分は休めるぞ、という事でお約束の一人小宴会、飲まなければ下りが楽なのだけどこれのために来ているようなもの、つまみの景色が無いのは寂しいけれどプシュッと美味しくいただきました。
ゆっくりしていたら根が生えそうなので早々に切り上げて下山開始、ここからはバリルートながら既知のルートなので不安なし、景色もないのでサクサク・・・進む脚はもうないが転ばぬように慎重に下る。
先行した南稜で遊んだと思われるフル装備のパーティーを途中で抜く、ヘロヘロのおじさんに抜かれるなんて、若いのに・・・
尾根を急降下し、沢沿いをたらたら下り、伏流し涸れた沢を渡り林道に合流したら残りわずか、南稜取り付きの広河原を過ぎ、舗装になったらもう少しでゴールの船山十字路、ボケボケ歩いていたのでアブに二か所も噛まれてがっくり、撃退したのがせめてものこと・・・
靴を脱いだらいつもの樅の湯でサッパリして帰路に付く、高速ケチって佐久平から、途中仮眠をとって深夜割時間帯になってから高速を降りたのだった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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kriskyさん、計画の通り歩かれましたね!
すごーい根性。
びっくりです。
思っていたほどの距離でもアップダウンでもなかったです、南ア縦走を考えたら・・・って感じでした。
しんどかったけどね、阿弥陀の登りは・・・(~_~;)
次回は美し森基点で天狗尾根遡行、ツルネ下降のノーピーク尾根遊びを検討中、大天狗の巻が核心かな・・・
ほほう。どんな感じなの?
この時期に行くと、樹林帯の下草?小さい樹木?が大変なんじゃあないかしら?
と、心配になります。
楽しい記録を待ってますねー。
こちらは、明日は平標ハイキングを予定。
もうこんな時間。
準備して、寝よーっと。
日帰りで赤岳〜権現、すごいっす!
今度、私も連れて行ってください。
ramisukeさん、お久しぶりです<(_ _)>
もうお腹いっぱいです、次は・・・
美し森ベースもしくは天女山ベースで権現〜赤を歩き真行寺もしくは三頭経由で周遊してくる人は多いみたい、すべて一般路なので迷いもないし・・・きっとハードだろうけれど^_^;
自分的には天狗尾根とツルネに興味あり、バリで危険個所1みたいだけどちょっと楽しそう(^_-)
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