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Yamareco

記録ID: 684758
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳(早月尾根)

2015年07月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:01
距離
17.0km
登り
2,457m
下り
2,448m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:30
休憩
1:18
合計
10:48
距離 17.0km 登り 2,457m 下り 2,457m
4:45
22
5:07
5:08
154
7:42
7:49
126
9:55
10:08
4
10:12
10:42
5
10:47
11:02
102
12:44
12:56
124
15:00
29
15:29
4
15:33
ゴール地点
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝4時15分頃到着時、馬場島荘の駐車場はすでに満車。
150mほど下った駐車スペースに止めました。
 
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
馬場島荘にあり。

【コース状況】
●コース全般
・よく整備の行き届いたルートです。
・標高1000mから200mごとに目印の標識がありますが、
実際の標高とは違っているようですのであくまでも目安に。


●馬場島〜早月小屋
馬場島荘からキャンプ場を通過すると左手に「試練と憧れ」碑があり、
ここからスタート。
50mほど進んだところが尾根の末端となりここから急斜面を登ります。
登山道は板を打ち付けた階段状になっていました。
高低差100mほど登ると登山道は平坦な道へと変わります。
緩やかな道をしばらく進むと「標高1000m」と書かれた標識のある
休憩スペースがあります。
ぬかるみの登山道に木の切り株が設えられていてその上をピョンピョンと
飛び石のように進んでいきます。このあたりが松尾平でしょうか。
立山杉の巨木も目立ち始めます。

松尾平を過ぎた標高1050m付近から再び急登となり、
樹林帯の登山道を早月小屋のある2200mまでひたすら登り上げます。
ルート上にこれといった特徴はありません。
強いて言うなら標高1700m付近でいったん傾斜が緩む程度。
そのため標高200mおきに設置された標識で現在位置を認識する感じでしょうか。
標高2050m付近に雪渓が残っていましたがアイゼンは不要です。

●早月小屋〜剱岳
早月小屋のテン場付近に残雪があります。
徐々に急斜面の岩肌やロープが設置してある箇所が増え始めます。
ザレたところも多いので特に下山時にはスリップに注意です。
標高2300〜2400mで森林限界を超え、周囲はハイマツ帯へと変わっていきます。
2550〜2560m付近に長めの雪渓が残っていますがここもアイゼン等は不要でした。
雪渓を通過すると尾根が少し痩せ始め、2つほど小ピークを越えます。
2800mを過ぎた辺りから岩っぽくなり、獅子岩〜カニのハサミと
岩峰の基部をトラーバスすると、この付近からクサリ場の連続となります。
クサリはあくまでも補助的なものでほとんど使う必要はありませんでした(個人差あり)。
クサリ場を通過すると別山尾根との分岐道標が現れここから山頂はすぐです。

花は「少しずつだけど種類はたくさん取り揃えております」という感じでした。

赤く染まった空を見ながらスタート
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赤く染まった空を見ながらスタート
馬場島のキャンプ場を抜けて…
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馬場島のキャンプ場を抜けて…
「試練と憧れ」碑の脇を通過し…
5
「試練と憧れ」碑の脇を通過し…
早月尾根に取り付きます
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早月尾根に取り付きます
まだ5時前ですが、すでに生暖かい風がカラダに纏わりつきます
1
まだ5時前ですが、すでに生暖かい風がカラダに纏わりつきます
高低差100mほど登ると登山道はいったん斜度を緩めます
1
高低差100mほど登ると登山道はいったん斜度を緩めます
松尾平手前の展望台付近より。大窓が見えています
2
松尾平手前の展望台付近より。大窓が見えています
こんな標識が標高200mおきに設置されています
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こんな標識が標高200mおきに設置されています
朝日が当たり始めた猫又山
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朝日が当たり始めた猫又山
振り返ると日本海
1
振り返ると日本海
立山杉の巨木の間をすり抜けていきます
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立山杉の巨木の間をすり抜けていきます
強烈な日差しが当たり始めました
2
強烈な日差しが当たり始めました
古めかしい木のハシゴ
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古めかしい木のハシゴ
終始左手に猫又山が見えていました。その見え方の変化で標高を上げていることを実感できます
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終始左手に猫又山が見えていました。その見え方の変化で標高を上げていることを実感できます
ゴゼンタチバナ
いい天気です
右手に奥大日岳と室堂乗越。チョコンと頭を出しているのは浄土山かな
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右手に奥大日岳と室堂乗越。チョコンと頭を出しているのは浄土山かな
右手に大日三山が見えてきました。左から奥大日岳〜中大日岳〜大日岳
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右手に大日三山が見えてきました。左から奥大日岳〜中大日岳〜大日岳
振り返って日本海。早月川もよく見えます
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振り返って日本海。早月川もよく見えます
小窓尾根。中央の台形がマッチ箱でしょうか
1
小窓尾根。中央の台形がマッチ箱でしょうか
少しずつ岩が出てきました
1
少しずつ岩が出てきました
日が当たるととにかく暑い
日が当たるととにかく暑い
キヌガサソウ
標高2000mまで登りました
標高2000mまで登りました
どんどん登ります
どんどん登ります
ミツバオウレン。花弁が透過しています
2
ミツバオウレン。花弁が透過しています
早月小屋まで雪渓が1箇所だけありました。盛夏には池塘になっているところです
1
早月小屋まで雪渓が1箇所だけありました。盛夏には池塘になっているところです
サンカヨウ
ロープも出てきました
1
ロープも出てきました
ここまで標高を上げると猫又山の先に釜谷山を見えるようになりました
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ここまで標高を上げると猫又山の先に釜谷山を見えるようになりました
早月小屋手前の小ピークで正面にドーンと剱本峰が見えました
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早月小屋手前の小ピークで正面にドーンと剱本峰が見えました
テンション上がります
1
テンション上がります
小ピークから早月小屋までは僅かに下ります
1
小ピークから早月小屋までは僅かに下ります
早月小屋に到着。馬場島から3時間かかりました
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早月小屋に到着。馬場島から3時間かかりました
早月小屋より。奥大日岳。左のピークが最高点、右のピークが三角点
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早月小屋より。奥大日岳。左のピークが最高点、右のピークが三角点
早月小屋より。中大日岳〜大日岳。鞍部には大日小屋も見えています
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早月小屋より。中大日岳〜大日岳。鞍部には大日小屋も見えています
早月小屋より。日本海と早月川
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早月小屋より。日本海と早月川
早月小屋より。大迫力の小窓尾根
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早月小屋より。大迫力の小窓尾根
テン場の脇を抜けて先に進みます
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テン場の脇を抜けて先に進みます
しばらく樹林帯を登った後、2300〜2400m付近で森林限界を超えました
1
しばらく樹林帯を登った後、2300〜2400m付近で森林限界を超えました
剱御前でしょうか
6
剱御前でしょうか
大日三山
午前中はずっと逆光でした
午前中はずっと逆光でした
振り返ると早月小屋と日本海
5
振り返ると早月小屋と日本海
奥大日岳の先に薬師岳が見えてきました
2
奥大日岳の先に薬師岳が見えてきました
エッサーホイサー
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エッサーホイサー
東大谷側より痩せ尾根の先に剱本峰が鎮座しています
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東大谷側より痩せ尾根の先に剱本峰が鎮座しています
小ピークをいくつか越えて進みます
1
小ピークをいくつか越えて進みます
左手には小窓尾根が迫ります
2
左手には小窓尾根が迫ります
剱本峰と長次郎の頭
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剱本峰と長次郎の頭
標高を上げ室堂が見えてきました。奥は薬師岳
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標高を上げ室堂が見えてきました。奥は薬師岳
標高も上がり日差しは強いですが涼しくなってきました
1
標高も上がり日差しは強いですが涼しくなってきました
岩っぽいところを通過します
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岩っぽいところを通過します
小窓の頭
小窓尾根の先に白馬〜旭〜雪倉〜朝日
2
小窓尾根の先に白馬〜旭〜雪倉〜朝日
剱本峰が迫ります。カッコいい
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剱本峰が迫ります。カッコいい
2550〜2560m付近の雪渓
1
2550〜2560m付近の雪渓
雪渓の前方には剱本峰
1
雪渓の前方には剱本峰
小窓尾根を間近に眺めながら登ります
小窓尾根を間近に眺めながら登ります
毛勝三山がはっきり見えるようになりました。手前から猫又山〜釜谷山〜毛勝山
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毛勝三山がはっきり見えるようになりました。手前から猫又山〜釜谷山〜毛勝山
ミヤマダイモンジソウ
4
ミヤマダイモンジソウ
シナノキンバイ
クルマユリ
素晴らしい尾根筋
5
素晴らしい尾根筋
マツムシソウ
マツムシソウをアップで
3
マツムシソウをアップで
えっちらおっちら
えっちらおっちら
チシマギキョウ
シナノキンバイ
ミヤマキンポウゲ
4
ミヤマキンポウゲ
グングン標高を上げます
1
グングン標高を上げます
立山道路と弥陀ヶ原。奥に薬師、手前に地獄谷
7
立山道路と弥陀ヶ原。奥に薬師、手前に地獄谷
大日三山の奥に白山が見えてきました
8
大日三山の奥に白山が見えてきました
白馬鑓ヶ岳〜白馬〜旭
9
白馬鑓ヶ岳〜白馬〜旭
イワツメグサ
ヘリコプターが去って行きました
2
ヘリコプターが去って行きました
クルマユリには青空が似合います
4
クルマユリには青空が似合います
ロープのついた急斜面の岩場
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ロープのついた急斜面の岩場
空!岩!光!
歩いてきた早月尾根を振り返ります
4
歩いてきた早月尾根を振り返ります
本峰がだいぶ近づきました
1
本峰がだいぶ近づきました
きれいな尾根筋を進みます
きれいな尾根筋を進みます
ミヤマリンドウ
ヨツバシオガマ
本峰を縦位置で。岩の殿堂ですね
4
本峰を縦位置で。岩の殿堂ですね
トウヤクリンドウ
2
トウヤクリンドウ
シラネニンジン?
2
シラネニンジン?
いちおう岩と雪の殿堂
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いちおう岩と雪の殿堂
手前に小窓尾根。奥に白馬〜旭〜雪倉〜朝日
2
手前に小窓尾根。奥に白馬〜旭〜雪倉〜朝日
いよいよピークまで続く最後の岩稜帯が近づきました
1
いよいよピークまで続く最後の岩稜帯が近づきました
剱っぽい絵柄
再びヘリがやってきました
3
再びヘリがやってきました
立ち向かっている風のkomemame
8
立ち向かっている風のkomemame
別山尾根との分岐の道標も見えるようになりました
1
別山尾根との分岐の道標も見えるようになりました
岩と同化するkomemame
1
岩と同化するkomemame
東大谷川から巻くように登っていきます
3
東大谷川から巻くように登っていきます
標高2800m付近から岩稜帯に入っていきます
2
標高2800m付近から岩稜帯に入っていきます
ペンキマークを追って進みます
ペンキマークを追って進みます
手足の両方を使って登ります
3
手足の両方を使って登ります
獅子岩の基部をトラバースします
2
獅子岩の基部をトラバースします
足場はしっかりあります
2
足場はしっかりあります
ハクサンイチゲ
別山尾根と立山
ミヤマオダマキ。葉脈までキレイに写りました
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ミヤマオダマキ。葉脈までキレイに写りました
クサリ地帯に突入します
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クサリ地帯に突入します
獅子岩を振り返って
6
獅子岩を振り返って
見た目よりもこわくありません
6
見た目よりもこわくありません
ほとんどのクサリは使う必要がありませんでした
2
ほとんどのクサリは使う必要がありませんでした
背後は池ノ谷へと続く急斜面
3
背後は池ノ谷へと続く急斜面
登ります
視界が完全に抜けました。立山三山〜黒部の山々まで見渡せます
8
視界が完全に抜けました。立山三山〜黒部の山々まで見渡せます
カニのハサミと獅子岩
5
カニのハサミと獅子岩
岩稜帯で奮闘するkomemameその1
4
岩稜帯で奮闘するkomemameその1
岩稜帯で奮闘するkomemameその2
7
岩稜帯で奮闘するkomemameその2
クサリ場が終了すると…
3
クサリ場が終了すると…
稜線に乗りました
2
稜線に乗りました
別山尾根との合流地点。ここから山頂までは僅かの距離です
7
別山尾根との合流地点。ここから山頂までは僅かの距離です
絶景をバックに山頂までの最後のアプローチその1
5
絶景をバックに山頂までの最後のアプローチその1
絶景をバックに山頂までの最後のアプローチその2
2
絶景をバックに山頂までの最後のアプローチその2
山頂はもうすぐ目の前です
3
山頂はもうすぐ目の前です
雄大な景色
岩を乗り越えるkomemame
岩を乗り越えるkomemame
山頂まであと少し!
3
山頂まであと少し!
剱岳山頂に到着。前回(2012年10月)登ったときは雷が落ちて祠はありませんでした
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剱岳山頂に到着。前回(2012年10月)登ったときは雷が落ちて祠はありませんでした
お疲れさま
(photo komemame)
山のポーズもパチリ
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山のポーズもパチリ
山頂より。富士山と八ヶ岳、南ア
6
山頂より。富士山と八ヶ岳、南ア
山頂より。前穂〜槍〜水晶〜笠〜黒部五郎〜薬師
8
山頂より。前穂〜槍〜水晶〜笠〜黒部五郎〜薬師
山頂より。槍と前穂アップで
8
山頂より。槍と前穂アップで
山頂より。笠ヶ岳〜水晶をアップで。奥に御嶽と乗鞍
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山頂より。笠ヶ岳〜水晶をアップで。奥に御嶽と乗鞍
山頂より。黒部五郎〜薬師岳
8
山頂より。黒部五郎〜薬師岳
山頂より。ここから見える笠は見事に笠の形をしています
8
山頂より。ここから見える笠は見事に笠の形をしています
山頂より。早月川と日本海。能登半島まで見えていました
5
山頂より。早月川と日本海。能登半島まで見えていました
山頂より。早月尾根と早月小屋
3
山頂より。早月尾根と早月小屋
山頂より。白山
山頂より。毛勝三山
5
山頂より。毛勝三山
山頂より。針ノ木と蓮華
4
山頂より。針ノ木と蓮華
山頂より。旭〜白馬〜白馬〜白馬鑓ヶ岳
6
山頂より。旭〜白馬〜白馬〜白馬鑓ヶ岳
山頂より。爺ヶ岳南峰〜中峰〜北峰。南峰の手前には種池山荘も見えています
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山頂より。爺ヶ岳南峰〜中峰〜北峰。南峰の手前には種池山荘も見えています
山頂より。鹿島槍ヶ岳。右側に布引山、左側には八峰キレット
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山頂より。鹿島槍ヶ岳。右側に布引山、左側には八峰キレット
山頂より。五竜岳。左側にG5右側には大黒岳
5
山頂より。五竜岳。左側にG5右側には大黒岳
爺ヶ岳〜鹿島槍の稜線
3
爺ヶ岳〜鹿島槍の稜線
五竜〜八峰キレット〜鹿島槍
5
五竜〜八峰キレット〜鹿島槍
五竜〜唐松の稜線
4
五竜〜唐松の稜線
後立山の稜線の後ろには浅間山と四阿山
3
後立山の稜線の後ろには浅間山と四阿山
唐松〜不帰ノ嶮〜不帰キレット〜天狗の大下り〜白馬鑓ヶ岳
4
唐松〜不帰ノ嶮〜不帰キレット〜天狗の大下り〜白馬鑓ヶ岳
白馬〜旭〜雪倉〜朝日
2
白馬〜旭〜雪倉〜朝日
山頂より。立山と剱沢
2
山頂より。立山と剱沢
絶景をみながら早めのランチ
4
絶景をみながら早めのランチ
撮ってもらいました(photo komemame)
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撮ってもらいました(photo komemame)
かわりばんこでパチリ
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かわりばんこでパチリ
さて、下山です
別山尾根を見下ろします
5
別山尾根を見下ろします
慎重に下山するkomemame
1
慎重に下山するkomemame
クサリ場を下ります
1
クサリ場を下ります
獅子岩から早月小屋までの稜線がくっきり
1
獅子岩から早月小屋までの稜線がくっきり
カニのハサミの脇を下ります
3
カニのハサミの脇を下ります
チングルマ
イワベンケイ
カニのハサミを通過
7
カニのハサミを通過
イワツメグサ
少し雲が出始めました
少し雲が出始めました
はるか眼下には池ノ谷
1
はるか眼下には池ノ谷
絶景を眺めながら下山できます
1
絶景を眺めながら下山できます
帰りは順光の剱本峰
1
帰りは順光の剱本峰
ザ・gezan(photo komemame)
2
ザ・gezan(photo komemame)
前方が烏帽子岩かな
前方が烏帽子岩かな
早月小屋までの下りが長く感じました
2
早月小屋までの下りが長く感じました
カラマツソウ
これは開きかけのシナノキンバイ?
4
これは開きかけのシナノキンバイ?
ミヤマキンバイのお花畑
1
ミヤマキンバイのお花畑
帰りにもクルマユリをパチリ
3
帰りにもクルマユリをパチリ
最後に振り返って本峰の全貌を見送ります
3
最後に振り返って本峰の全貌を見送ります
さよなら、毛勝三山
3
さよなら、毛勝三山
小窓の王と小窓の頭もさよなら
3
小窓の王と小窓の頭もさよなら
軽快に下ってる風のkomemame
1
軽快に下ってる風のkomemame
早月小屋まであと少し
早月小屋まであと少し
シモツケソウ
巨木コレクションその1
3
巨木コレクションその1
熱中症気味になったkomemame
熱中症気味になったkomemame
巨木コレクションその2。これが早月尾根のぬしと呼ばれている立山杉でしょうか
5
巨木コレクションその2。これが早月尾根のぬしと呼ばれている立山杉でしょうか
巨木コレクションその3
1
巨木コレクションその3
登山口に到着
komemameには試練だったようです
8
komemameには試練だったようです
馬場島のキャンプ場付近はやたら芝生がきれい
馬場島のキャンプ場付近はやたら芝生がきれい
駐車スペースに到着。お疲れさまでした!
5
駐車スペースに到着。お疲れさまでした!
【おまけ】
帰りは有磯海SAで白えびの和風あんかけ丼(iPhoneで撮影)
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【おまけ】
帰りは有磯海SAで白えびの和風あんかけ丼(iPhoneで撮影)

感想

※今回いつも使っているカメラのバッテリーが充電切れのため、
komemameのカメラで撮影しました

先週の三連休は久しぶりのテン泊山行を楽しみにしていたのですが、
初日は結婚式だったり、komemameが珍しく体調を崩したり、天気もビミョーだったり…
と結局山へは行けずちょっと鬱憤が溜まっていたウィークデイ。
この気持ちに追い打ちをかけるように金曜日に数年ぶりに人間ドックを受診し、
肺活量を測ったところ、肺年齢が68歳ですと。なんじゃそりゃ〜!

閑話休題。
そう早月尾根です。馬場島までのアプローチが遠いことが
これまでこのルートから足が遠ざかっていた一番の原因でしたが、
改めて68歳と言われるとすっかり自信をなくしてしまう一方で、
68歳でもやればできるところを見せよう(誰に?)という
アンビバレントな気持ちが心の中で芽生え、
じゃあ早月尾根にでも行ってみようということになりました。

早月尾根は登り返しがほとんどなくムダのない尾根。
よく例に出される黒戸尾根と比較すると、あくまでも個人的な感想ですが
甲斐駒ヶ岳の方がルートに変化に富んでいる分、体感的には短く感じました。
単独だとタイムも変わってくるのでまた違った印象になるかもしれませんし、
クルマでのアプローチの長さでそう感じたのかもしれませんし、
何よりもこの日はクソ暑かったので…。

クソ暑かったと言えば、komemameが下山途中の松尾平手前で
フラフラになってしまいました。どうやら軽い熱中症だったようです。
自分も夏山の日帰りだと普段は水1.5リットルと凍ったペットボトル2本を持って、
下山時には水が1リットル程余る感じなのですが、
この日はいつもの量に加えて早月小屋でペットボトルのコーラ1本を
飲んだにもかかわらず、下山してみると水は100mlほどしか残っていませんでした。
今年も猛暑が続いているので、気をつけなきゃいけませんね。

今回、行く前からビビってました。
先々週の鹿島槍ヶ岳から帰ってきてから、
体調を崩し、三連休も家にこもりっきりで、
完全にからだがなまっていました。

しかも以前登った初剱岳は、雨まじりの寒々した天候で、
山登りが未熟だった私は、
岩場からほんの少しだけど、滑落しかかった苦い経験が…
そのとき以来、剱岳は私にとって怖い山でした。
みんながカッコいいと言うのとか、
行列してまで行こうとするのも意味わかんない、てな感じで。笑

そんなビビりな心&なまりきったからだでこの試練を乗り切れるのか…
久しぶりに、歩き出す前からドキドキ。。。

でも、歩き出してみれば、、気負いがあったせいなのか、
最初からとても順調に歩くことができました!
たしかにキツイ登りではありましたが、
今回はすかーっと晴れ渡り、
山頂からの景色をみたとき、こわいーって思いが少し消えました。
山頂は前回来たときは誰も人がいませんでしたが、
この日は立山の方から登ってきた方がたくさんいて、
大にぎわい。
次から次へと登って来る方も、みんな感動の言葉を口にとても嬉しそう。
剱岳って、やっぱり人気の山なんですねー。

さて、早月尾根はといえば立山からのルートとは違い、
とても静かな雰囲気が漂っています。
派手なザ・岩場的なとこもほとんどないし、
地味に自分自身に向き合う感じ。
ひたすら登りです。
しかもひたすら急登でした。
なので、下山はひたすら下ることになります。
今回辛かったのはこの下りです。
でも下るのがつらいというより、暑さにやられました。
後から思うと人生初の軽い熱中症だったみたいです。
途中頭痛、吐き気、力が入らない…フラフラでした。
あーやばいかも、、と思いましたが、
danyamaにささえられながら、どうにか休めそうな木陰まで行き、
たくさん水を飲んで涼んだら、みるみる回復しました。
いつも以上に水分も摂っていたし、食事も十分だったけど、
とにかく暑くて、いつも以上に体温が上昇、汗もすごい量でした。
まさにオーバーヒート。
水分の摂り方、休憩の仕方、服装…いろいろ反省点はあります。
今後の夏の山歩き、気をつけていきたいと思いました。

と、、最後ちょっとした試練が待ち受けていましたが、
全体的には、達成感と充実感でいっぱいで、行ってよかった!
これからの夏登山が楽しみです♪


おしまい

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コメント

偶然にも・・・
danyamaさん、komemameさん、こんにちは

日曜日は暑かったですね

偶然にも比較的近くの山を登ってましたね。
しかも私が白馬岳に登頂した時間にお二人は剱岳に登頂していますね
(山頂での休憩中は剱岳の方ばかり見てましたよ ・・・お二人の姿は見えませんでしたがww)

クソ暑い中、早月尾根ピストンお疲れさまでした!!
2015/7/29 10:36
Re: 偶然にも・・・
yama_pangさん

こんばんは。

yama_pangさんは悠々の前日テント泊山行でしたか。
寝坊しちゃったとのことですが、
たまにはこういうのもいいじゃありませんかぁ。
それにしてもおいしそうな料理ですね〜。

ここのところ微妙なニアミスが続きますが、
この調子だとそろそろyama_pangさんの絶品山料理にありつける日も近いかなぁ(笑)

白馬側から見る剱は均整のとれたフォルムをしていて好きですが、
剱から見る白馬もスーッと斜めに伸びるラインが印象的でした。

コメントいただきありがとうございます。
 
2015/7/29 20:08
剱でしたか!
danyamaさん、komemameさん、こんばんは。
私は白馬三山を縦走中、ずっと美しい剱を眺めてましたよ
お二人が山頂の頃、私たちは白馬鑓の辺りかと思います。
komemameさんは、ソロで黒戸へ行かれたり、今回の早月尾根といいパワフルですね
うちのは、百をやったら、もういいでしょうっていうノリです
この日はめちゃめちゃ暑かったですね
私も熱中症寸前でした
komemameさんも、たいへんだったようですね
この経験が次にいかされると思いますが、お互い暑さにめげず今夏もバリバリ行きましょう
2015/7/29 22:32
Re: 剱でしたか!
satoyamaさん

おはようございます!
この週末はほんと天気がよくて、
多くの人がお互いが登った山を眺めっこしてたりして、
何だかつながってる感じがしてうれしいですー。
白馬三山、花がすごいですね。
この季節は暑くてぐったりですが、
花は元気ですよね〜〜。
特に日曜日はそんな1日でした…
暑さには強いと思いこんでたのですが、
大丈夫!って、歩き続けちゃいましたが、
思い込みというのは、危険ですねっっ。
お互い気を付けましょう〜

奥さま、すごいじゃないですかー!
百も達成されていて、
私はちょー憧れですっ!!
もうイイわ、って域まで到達するのはまだまだ先になりそうです。

夏もいっぱい歩きましょうね〜。
2015/7/30 10:00
剱岳 大好きです!
komemameさん
おはようございます。koufaxです。

天気が良くて、良かったですね
でも、暑すぎた??

私も登山始めたばかりの3年前、無謀にもこのコースを日帰りで挑んで
へロヘロになりながら下山したのを今でも鮮明に覚えています。
登り 6時間 下山 5時間30分
下山後、靴のソールが片方はがれました

憧れて登って、くじけて下山 試練でしたね〜

ここは、いつか帰省したときに、自分にリベンジしようと思ってます。
※3回登ってますが、天候はいずれもピーカンでした

お疲れ様でした
2015/7/30 7:45
Re: 剱岳 大好きです!
koufaxさん

おはようございます!
週末は北海道でしたか!!
行動力すごすぎですっ、ビックリ〜〜

そしてさらにビックリなのは、
早月尾根、3回も登ってるんですか⁉︎
私、しばらくムリ〜〜って感じですっ
ちょっと試練は、封印かな、、笑
もう少し涼しくならないと…
でもkoufaxさんにとっては、
地元ですし、登山始めたばかりに登ったりと、
思い入れや親しみもきっとあるのでしょうね!

そうそう、帰りに生の白えび食べたかったけど、
叶わなかったのが心残りです…笑
このあたり、情報収集不足で、
お店が探せませんでした〜。
それはすぐにでもリベンジしたい!笑
2015/7/30 10:18
Re[2]: 剱岳 大好きです!
あ、早月尾根は1回です。あとの2回は、剣沢キャンプ場からです。
十分な説明でなく、すみません。

最近、実家の前の道から振り向くと、何と剣岳がドーン
何十年も住んでいるのに、気がつかなくて。。。。
最近、仕事があれば富山に帰りたくなって来ました

百名山到達まで、あと3つ
怪我無く、早く達成したいです!
そしたら、テント箔に切り替えます moon1

今週も暑そうですね!
いまのところ、、、今週は、荒川三山と赤石岳の予定です。
大阪で仕事して帰るので、ちょっと、辛い行程です。
2015/7/31 7:57
Re[3]: 剱岳 大好きです!
koufaxさん

こんばんは!

そうでしたか!さすがに早月尾根3回は…よほど思い入れがないと、
遠いし行けないですよね〜。
それにしてもずいぶん贅沢なところに住んでいらっしゃったのですね
劔がどーんと見えるなんて!
てか、それに気づかなかっただなんて!!!!
もったいなさすぎますーーー
koufaxさんは実家が富山でうらやましいです。
私も「仕事があれば!」、山の近くに移り住みたい

百までもうカウントダウンですね!
どんなフィナーレが待ち構えているのでしょう???
私もワクワクしてきちゃいます。

今週は荒川三山&赤石なんですね。
私もここいったときはあまり天気がよくなかったですが、
とても印象に残っているすばらしいコースです。
今回も大阪から車ですよね、山もそうですが
運転の方もお気をつけて楽しんできてください
2015/7/31 20:37
ゲスト
魅力的な尾根
こんにちは、pac2です

早月尾根、実に魅了的な尾根です
計画に入れてみようかな と思っています。
お二人のレコは、見るとすぐに行きたくなってしまう力を持っています

ところで、komemameさん、大丈夫ですか?
実は、先日の山行で同じような症状が出まして、帰宅後もフラフラ
病院へ行ってみると、熱中症でした
「しばらくは安静にしなさい」っというこでした。
現在も、頭痛とフラフラは続いています。
僕も、人生初の熱中症でビックリしていますが、体調管理の重要性を改めて感じています。
まだまだ暑い日が続きます
お二人とも、お気を付けください。
2015/8/1 14:36
Re: 魅力的な尾根
pac2さん

こんにちは!こめまめです。
早月尾根尾根、行きはひたすら登り、
帰りはひたすら下り、という潔ぎよさ、
美しいラインの尾根筋、などなど確かに魅力的でした。
ぜひpac2さんの計画にいれてください!

pac2さん、いまだに症状出ているとは、
かなり重い熱中症だったのですね…
微妙な頭痛がつづくのってツライですよね>_<
お大事にされてください。
どうやら熱中症は自覚症状がないうちになってしまうみたいなので、
なかなか予防も難しく、こわいーって思います。
意識的に水分補給やクールダウンをするしかないのかな、、。
でもプラスに考えれば、今回経験しておいてお互い良かったですよね!

これからの夏山、今回を教訓にして安全に、元気に歩きたいです〜。
2015/8/1 16:56
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳/早月尾根ルート/馬場島起点早月小屋経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
馬場島〜三ノ窓〜剣岳〜早月尾根〜馬場島
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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