笠新道キツカッタ〜でも景色は最高！笠ケ岳・双六岳

2015年07月26日(日) ~ 2015年07月28日(火)

• GPS: 56:00
• 距離: 34.1km
• 登り: 2,946m
• 下り: 2,943m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:22
• 休憩: 0:23
• 合計: 10:45

6:00 新穂高登山指導センター
7:07 笠新道登山口
11:47 12:10 杓子平
14:06 笠新道分岐
15:15 抜戸岩
16:30 笠ヶ岳
16:45 笠ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 9:53
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:53

5:24 笠ヶ岳山荘
6:48 笠新道分岐
8:32 秩父平
9:33 大ノマ岳
11:34 弓折乗越
11:56 花見平
12:16 くろゆりベンチ
13:06 双六小屋
14:10 双六岳
15:17 双六小屋

3日目

• 山行: 7:05
• 休憩: 2:00
• 合計: 9:05

5:25 双六小屋
6:05 くろゆりベンチ
6:27 花見平
6:41 弓折乗越
7:46 8:00 鏡平山荘
8:35 シシウドヶ原
9:37 チボ岩
10:00 秩父沢出合
10:53 小池新道入口
11:24 11:30 わさび平小屋
11:38 笠新道登山口
12:26 新穂高温泉駅
12:35 14:15 中崎山荘 奥飛騨の湯
14:30 ゴール地点

天候

1日目　晴れ　2日目　曇り　3日目　雨

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日アルペンバス　行き　新宿23時発−新穂高着5時30分　　　　　　　　　　帰り　新穂高発14時45分−新宿着21時20分

コース状況／危険箇所等

危険個所はありませんが、秩父平の雪渓が長かった。ロープが張ってありました。

写真

7/25 22:52

新宿都庁地下駐車場。毎日アルペンバスで出発！3列シートなので、よく眠れました。

7/26 5:31

新穂高に到着

7/26 6:03

登山センターで身支度して、登山届をだしました。

7/26 6:03

この天気！テンションが上がる！

7/26 6:15

ゲートを通過

7/26 6:25

林道歩き

7/26 7:07

笠新道入口。ここから試練が始まる・・・

7/26 7:09

最初は樹林帯

7/26 7:25

余裕で通過しました。

7/26 8:11

1700mも余裕で通過

7/26 8:12

石ゴロゴロの道になってきました。そろそろ、疲れてきた。

7/26 8:15

槍の穂先だ！

7/26 8:21

焼岳と乗鞍。励まされるな〜

7/26 8:33

このあたりから樹林帯が終わりました。

7/26 8:50

お花がたくさん

7/26 8:51

ニッコウキスゲかな？

7/26 8:51

たくさんお花があったけど、疲れてきて、あんまり写真撮っていません。

7/26 9:19

穂高の山々がよく見える！

7/26 9:20

空が青いし、北アルプスに来たっていう感動。

7/26 9:24

疲れたけど、槍穂の絶景！見たかった景色。

7/26 9:40

槍と大喰岳と中岳と南岳の絶景

7/26 9:48

2100m。疲れて息が切れて、休憩。

7/26 10:27

7/26 11:06

岩岩で疲れたよ〜足が上がらなくなってきた〜

7/26 11:07

写真を撮る時だけ、元気なフリ。槍穂が背景だからね。

7/26 11:47

やっと杓子平に着きました。

7/26 11:47

目指す笠ケ岳が見えました。カールが美しい！

7/26 11:48

抜戸岳。これから歩く道も見える。

7/26 11:52

ここまで辛かったけど、来てよかった〜

7/26 12:01

杓子平からは、少し楽になるかな？いえいえ、まだこれからがキツイんです！平坦だったのは、この一瞬だけ。

7/26 12:16

まわりはお花畑。

7/26 12:19

いっぱい咲いていました。

7/26 13:27

かわいいお花

7/26 12:53

岩ゴロゴロで、歩きにくい。登っても登っても辿り着かないよ〜

7/26 13:34

道はキツイけど、景色がステキ

7/26 13:36

もうちょっとで尾根に登れる・・

7/26 13:56

目指す笠ケ岳は、まだまだ遠い。笠ケ岳山荘が見えるけど、あんなに高いところに作らなくてもいいのに。

7/26 14:06

やっと尾根に上がりました。すでにヘロヘロ

7/26 14:06

明日、歩く予定の道が見えました。スゴイ景色

7/26 14:06

笠ケ岳に続く道が見えました。アップダウンが多いぞ・・まだまだ苦難は続く。

7/26 14:23

すごい景色

7/26 14:23

御嶽山も見えました。

7/26 14:47

疲れたよ〜早く着かないかな？まだ遠いな。

7/26 15:14

こんな岩の間を通りました。

7/26 15:35

笠ケ岳山荘が見えているんだけどな〜歩いても、歩いても、着かない。

7/26 15:48

ヤマレコで、よく見る岩。この写真を撮りたくなる気持ちが、よくわかりました！

7/26 15:49

疲れて足の裏が痛いけど、景色がステキ

7/26 16:17

憧れの景色

7/26 16:00

岩ゴロゴロの道を登る。

7/26 16:08

雪の上をちょっと歩くと、もうすぐ小屋に着く、ガンバレ。

7/26 16:18

やっと小屋に着きました。

7/26 16:18

笠ケ岳山頂は、小屋から15分

7/26 16:56

山頂

7/26 16:58

三角点

7/26 16:19

テラスでお楽しみタイム。350ml缶は600円でした。まわりの人達とおしゃべりしながら、楽しい時間でした。

7/26 17:43

夕食

7/27 4:36

翌朝、甲斐駒の向こうに富士山が見えました！北アルプスで富士山が見られるとは思わなかった。

7/27 5:22

槍とご来光。今日も晴れてね。

7/27 5:24

笠ケ岳山荘。お世話になりました。この時は、晴れ間が見えましたが、

7/27 6:48

杓子平への分岐。ガスってきて、小雨も降ってきたよ。

7/27 7:22

ハイマツの中のステキな道なんだけど、ガスが邪魔。晴れて〜

7/27 7:59

秩父平から登って来た人に「この先に怖い雪渓があるよ」と教えていただく。

7/27 8:08

長い雪渓。たぶん50mくらいかな？ビビリなので、後ろを向いて、一歩一歩慎重におりました。

7/27 8:18

やっとこさ雪渓を通過

7/27 8:26

こんな天気の時は、雷鳥がいるハズ。親子の雷鳥と遭遇しました。この写真のどこかに雷鳥がいます。

7/27 8:32

秩父平

7/27 8:54

これから向かう道

7/27 9:13

一瞬だけ槍が見えました。

7/27 10:00

ガスが晴れてくれないかな。

7/27 10:02

まわりはお花畑

7/27 10:16

かわいい。前日の笠新道で足がダメージを受けているけど、お花を見ると頑張れる。

7/27 11:03

笠ケ岳山荘のお弁当。あんまり食欲がなかったけど、寿司飯だったので、美味しくいただけました。

7/27 11:33

コースタイムを大幅にオーバーしながらも、ようやく弓折乗越に着きました。

7/27 11:34

ここから槍ケ岳がバーンっと見えるハズなんだけど・・昨年は見られなかったので、今年こそは思っていたけど、今年も槍ケ岳は姿を見せてくれませんでした。

7/27 11:34

鏡平山荘が見えました。こうして見ると、近そうな感じ。

7/27 11:56

双六に向かいました。まずは、花見平

7/27 12:16

くろゆりベンチ

7/27 12:17

お花

7/27 12:17

お花が多い。

7/27 12:49

目指す双六小屋が見えました。鷲羽岳がカッコいい

7/27 13:00

双六小屋に着きました。双六小屋は、とっても居心地がいい小屋なので、今年もお世話になります。

7/27 13:06

双六小屋のテラスからの景色

7/27 13:07

雲が切れて来て景色がいい。

7/27 13:35

双六岳への登山道

7/27 13:38

看板がありました。

7/27 13:56

双六岳への道

7/27 14:04

岩ゴロゴロ

7/27 14:10

山頂

7/27 14:10

7/27 15:17

双六小屋のメニュー

7/27 15:34

テラスで飲む生ビールは最高！

7/27 17:03

夕食は、天ぷら。サクサクして美味しかった。

7/27 17:30

テント場

7/27 17:45

部屋は10畳で、8名でした。お布団が気持ちよくて、珍しくぐっすり眠れました。

7/28 4:28

朝食。塩シャケが美味しかった。

7/28 6:25

翌日は雨でテンション下がる〜お花畑のお花達も下を向いていました。

7/28 6:25

花見平には雪が残っていて、雪の上をちょっと歩きました。

7/28 6:27

お花がいっぱい。

7/28 6:41

弓折乗越。ガスガス

7/28 6:43

ガスガスだけど、お花が咲いているので楽しい。

7/28 7:46

鏡平小屋。雨が止んできたので、雨具の上着を脱ぎました。

7/28 7:51

少し青空。この池で「逆さ槍」が見たかった。

7/28 8:08

7/28 8:35

シシウドはまだ早いらしく、咲いていませんでした。

7/28 9:16

ひたすら下山。温泉に入ることばかり考えながら歩いていました。

7/28 9:37

雨なので、岩で滑らないように慎重に。

7/28 9:53

秩父沢。水が激しい。秩父平の小さな沢が、こんなに激しい流れになるのね。

7/28 10:06

岩が平らなので、歩きやすい。

7/28 10:45

早く温泉に入りたい、そればかり考えてひたすら歩く。

7/28 10:49

雪解け水の滝

7/28 10:50

川の上に雪があって、空洞になっていました。冷たい空気が流れて来て気持ちいい。

7/28 10:53

ようやく小池新道が終わりました。あとは楽勝かな？

7/28 10:59

こんな雪の階段がありました。作ってくださった方に感謝！

7/28 10:59

雪が多いので、階段を作ってもらっていなかったら、通れませんでした。

7/28 11:24

わさび平小屋に着きました。ここで荷物整理して、サンダルに履き替えました。足が楽になった〜

7/28 11:38

笠新道入口。もうここからは登りたくない！

7/28 12:03

冷たい空気が流れてるのが不思議。どこから風がくるのかな？

7/28 12:21

ゲートに到着

7/28 12:26

ロープーウエイに乗ってみたいな。

7/28 13:54

中崎山荘に行きました。温泉、気持ちよかった！3日分の汗を流してさっぱり。

7/28 13:23

そして、温泉の後のお楽しみ。

撮影機器：

DSC-RX100M2 SONY

DSC-WX30 SONY

感想

3737

笠ケ岳、双六岳に行きました。笠ケ岳→双六に行くか、反対に双六→笠ケ岳にするか迷いましたが、笠新道を下るのはキツイだろうと思い、笠新道を登って笠ケ岳→双六に行くことにしました。

いろいろな方のレコを見ると、笠新道は「キツイ」と言う方と「それほどでもない」という方がいらっしゃいますが、私にとっては、自分史上最大に疲れた！夜行バスの疲れか、高山病になりかけたのか、頭が痛くなったし、息がきれて苦しい。ダンナに水などの重いものを持ってもらうという情けなさ・・・

杓子平から先は、少しは楽になるかと思ったら、まだまだ岩岩の道が続いて、いつまでたっても尾根に着かない！やっと尾根に上がった時には、足がダメージを受けていて、亀の歩みになってしまいました。

翌日も足の疲れが取れず、亀の歩みで、ゆっくりゆっくり。足の裏が痛いよ〜情けない！今回は、私にとって、初めての山小屋2泊でした。3日間歩くの大丈夫かな？と心配していたけど、3日目は足のダメージから復活し、無事に下山できました。

3日目に、手の親指の付け根あたりをブヨに刺されてしまいました。家に帰ると、腕の内側まで腫れていたので、心配になって次の日に近所のお医者さんに行きました。ブヨの毒性が強くてリンパに入ってしまったそうで、リンパを伝って脇の下が痛くなるかもしれないとのこと。言われてみると、腫れが腕を上がってきて二の腕くらいまで腫れてきていました。次からは虫よけを持っていかなきゃ。

今回、泊まった山小屋
笠ケ岳山荘
定員100名のところ、60名くらい泊まっていたと思います。部屋はカイコ棚で、幸い下の段だったのでよかった。通路に荷物を置けたので助かりました。夕食が終わった後、食堂ではNHKのテレビが見られました。トイレは、男女兼用で和式のポットンが4つ。朝は混雑しました。

双六小屋
定員200名のところ160名くらい。和室10畳に8名でした。食事は美味しいし、トイレは洋式と和式があって水洗。私の数少ない山小屋宿泊体験の中では、一番、居心地のいい小屋です。

コメント

ゲスト

素敵なお山♪
3737さん、こんにちは

私、昨年の秋に双六→笠へ行ったのですが、その時の逆コースですね
泊まったお宿も同じです！

笠ヶ岳は真っ白で見えなかったのですが、とってもキレイな稜線ですね
緑がとっても素敵です

3737

Re: 素敵なお山♪
こんにちわ、コメントありがとうございます。
昨年のＤｕｃｋｙＭｏｍｏさんのレコを見て、ずっと行きたいと思っていたコースに、やっと行けました。ＤｕｃｋｙＭｏｍｏさんがいらした時は、双六から大きな槍ケ岳がきれいに見えたんですよね。私も大きな槍が見たいので、来年も行くかもしれません。
ＤｕｃｋｙＭｏｍｏさんは、笠新道を下山してましたが、天候が悪い中で、笠新道を下るなんて、さすが健脚！

PANDRA

お帰りなさーい♪ （´∀｀）
笠ヶ岳、イイなぁ〜♪ 私は北アルプスの
百名山ではこの山だけ残ったままでして、
今度必ず…と思っていながらまだ…

笠新道は勾配がキツイらしく大変そうですね
テント担いで登ったら更にキツそう…
でも、やっぱり登ってみたい・・・

以前に薬師岳から双六へ縦走したのですが
3737さんと同じように下山中は新穂高で
「温泉に入りたい」で頭がイッパイでした

ブヨは厄介ですよね 私もブヨは過去に
何度もやられましたが本当に辛いです
その後は大丈夫でしょうか…どうかお大事に。

お疲れ様でした〜♫ ヽ(´▽｀)/

3737

Re: お帰りなさーい♪ （´∀｀）
こんにちは。コメントありがとうございます。
笠ヶ岳は、とっても大変だったけど、行ってよかったです！遠いので、思い切らないと、なかなか行けません。
PANDRAさんは、テント泊ですか？
重そう

ブヨに刺されたところは、お陰さまで、腫れが引きました。腋の下まで腫れたので、ブヨといっても侮れませんね。

半袖隊長👕

3737さん
拙者にとっては懐かしの笠新道です。
1986年、仲間に誘われて初めて足を踏み入れた北アルプス。
表銀座（合戦尾根）から入って、最後は笠新道で下山。
そう、双六岳からの下りが、今回の初日・二日目のコースだったのですよ。

天候は二転三転したようですが、富士山まで見ることが出来て、好かったですね。
花の季節にも間に合ったようですし、大変だったとは言え、雪渓歩きも体験し・・・テンコ盛り

双六岳は当時（30年前）から登山者に人気の宿で、冷たいせんべい布団から転換を図った第一号と言ってもいいくらいの小屋。
小池新道も開発した小池さんの思いのこもった山小屋ですね。
80番写真を見ると、ああ、双六山荘だ・・・と思います。
冷たい水場も印象に残っています。

笠ヶ岳山荘には宿泊していませんが・・・トイレ、覚えています。
ハエがぶんぶん飛んでいたな

最後に降った笠新道、ここは登りも下りも辛いですね・・・とにかく長い

あっ！自分のことばかりになってしまった
ついでに過去レコの宣伝。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-352145.html

新穂高温泉で汗を流した後の 、さぞかし身体に沁み渡ったことでしょう

　 隊長

3737

Re: 3737さん
こんにちわ。コメントありがとうございます。
隊長さんの過去レコ、読ませていただきました。若き日の凛々しいお姿を拝見いたしましたが、残念ながら写真が小さくてお顔はよくわかりません。きっと素敵な方なのでしょう。それにしても、すごい日程。3日で燕岳から笠ケ岳までいくなんて！
現在、健脚なのは、お若いころから鍛えていらしたからですね。