双六岳・抜戸岳・小池新道〜笠新道周回 日帰り・新穂高
- GPS
- --:--
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 2,643m
- 下り
- 2,647m
コースタイム
- 山行
- 11:32
- 休憩
- 3:27
- 合計
- 14:59
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースに特に危険な箇所はありません。 左俣林道の最後(わさび平小屋と小池新道入口の間)に雪渓のトラバースで危険な為、林道を外れて迂回している場所がありました。 双六岳への登山道に雪渓を迂回している場所が中道分岐辺りにありました。 どちらも案内の注意標識、誘導案内があります。 秩父岩手前、2667地点へ上りに雪渓の直登あります、通行も少ないためステップは浅いがトラロープの設置があるのでアイゼンは必要ないと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
|
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感想
夏山真っ盛りな7月下旬の休み。
1日だけの休み、鷲羽岳を見に行こうと思い双六まで計画。
いつも通り日曜の仕事を終えて就寝。
4時間弱の睡眠で自宅出発が3時40分。
新穂高まで車を走らせ、駐車場スタートが6時13分。
新しくなった新穂高センター前には人がちらほら。
平日なのにさすが北ア。
身仕度済ませて6時25分。
左俣林道を歩きだす。
8分ほどでゲート前に登山ポスト。
この林道は槍穂方面の右俣林道と違いヘアピンカーブは2つだけで楽。
しかし林道区間が小池新道入口まで5〜6キロある。
今回は日帰りで林道10キロをアプローチシューズで軽快に歩く。
笠新道入口7時10分。
わさび平小屋7時18分。
いいペースで歩けてるので小屋前のベンチもスルー。
しかし暑い。気温は低めでも左俣の午前中は陽当たり良くて灼熱林道。
しばらく先に下抜戸沢に雪渓をトラバースするため河川へ迂回。
小池新道登山口に7時35分。
ここで登山靴に履き替える。
後ろの荷物は靴の重さの分、少しだけ軽くなる。
小池新道は更に陽当たり良好で汗が止まらない。
20分程して秩父沢を渡る。ここはヒンヤリ気持ち良いが休まず歩く。
20分してイタドリヶ原。
21分でシシウドヶ原。ベンチもあるのでここで休憩10分。
鏡平に急ぐ。空模様が気になる。
鏡平から槍ヶ岳を観るのも今日の目的でもある。
なんとかいいタイミングで到着したい。
9時24分に鏡平。
槍ヶ岳は穂先を見せてくれていた。
山荘前のベンチで朝ごはんのおにぎりを2つ食べて9時50分まで休憩。
10時10分に弓折中段。小池新道はこの辺りの景色が好き。
見上げると深緑の弓折岳。
振り返ると鏡平と左俣谷。
弓折乗越に10時28分。
ここまで4時間。休憩したこともあり、予定より遅い。
先を急いで歩く。ここからは多少アップダウンはあるものの軽快な足取り。
双六小屋が見えて鷲羽岳も。
双六小屋に11時22分到着。
水を500補給してすぐに歩く。
11時44分巻き道分岐。
双六への登りで晴れは初めてなので景色を眺めながら歩く。
山頂手前の開けた所から山頂に人が立ってるのが見えた。
12時22分 双六岳 登頂。
着く間際に辺りはガスで包まれてしまい、残念。
この先の三俣蓮華まで行こうかとも思っていたが、真っ白な空に行く気を喪失。
すぐにガス切れる気配ないのでとりあえずセルフタイマーで撮影。
腰を下ろしてゆったり休憩。
山頂で
いろんな方々とお話したり、食べたり飲んだり食べたり、楽しい休憩はあっという間に2時間オーバー。
荷物まとめて下山開始14時45分。
まっ、日没まで4時間以上あるのでピストンなら余裕。
休憩で疲れも取れて軽快に下り双六小屋に15時10分。
弓折岳分岐に15時55分。
ここで計画案の抜戸岳経由で笠新道を下山のルートを選択するか小池新道を下山するか選択しなければならない。
普通で考えたら時間的に小池新道を下るけど、この時は普通じゃなかった。
この時間から弓折岳入れば、間違えなく笠新道で日没することはわかっていた。
下手したら笠新道下りの前に暗くなりかねない。
何考えたのか、チャレンジしたくなったのか。山ではチャレンジとかはイケナイとはわかっているのに。
自分の脚を信じて歩き進む。
16時36分大ノマ岳の山頂は急ぐので通過。
秩父平手前でガスが取れて目の前に険しい岩壁の山容が。
この稜線歩きは登りもキツイ所があり、体力と時間を奪われる。
雪渓の直登を上がると2700をこえて笠ヶ岳まで続く稜線上に上がる。
辺りのガスも取れて左の先に槍ヶ岳から穂高岳までの稜線が見渡せた。
目の前には抜戸岳。その先に笠ヶ岳。
素晴らしい眺めにここまで歩いてきてよかった。
抜戸岳へ上がる分岐を登り山頂に17時56分。
空は明るく遠くまで見渡せた。
山頂からハイマツの隙間やガレ場を抜けて笠新道分岐に18時05分。
ここのCTは下りも長めだが、自分の予定は2時間。
日のあるうちに出来るだけ標高を下げようと歩く。
杓子平18時39分。まだまだ空は明るく先を急ぐ。
2000メートル位まで下ると暑さも半端ない。
19時20分、ライト点灯。同時に半袖に着替える。
樹林帯で辺りは暗くなり笠新道の下り後半をナイトハイクとなるが道は分かりやすく安全かつスピーディーに下り続ける。
19時40分頃ハイドレーションの水も予想通り終わり(予備の残り有り)林道の水場が待ちどおしい。
20時09分に笠新道入口の大きな標識の前に降りた。
林道の広く平な道にホッとする。
ヒンヤリ気持ちいい水場の水で手と顔を洗い、喉を潤す。
ストックをしまい、登山靴を脱いで軽くて柔らかい靴に履き替える。
そんなに休んだつもりはないが(既に12分経ってた)20時21分林道を下り始める。
靴を履き替えて足もまだ快調。
ゲート20時53分。
新穂高センター21時00分。
静かなセンター前のベンチに5分程 ボーっとして。
駐車場の車に21時12分到着。
遅スタートからゴールまで15時間のロングハイクで下山時間が夜になってしまいましたが、歩き通した達成感と緊張感のあった山歩きでした。
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