聖岳・赤石岳・悪沢岳（初テント泊）

2015年07月29日(水) ~ 2015年08月01日(土)

• GPS: 74:59
• 距離: 39.6km
• 登り: 4,386m
• 下り: 4,407m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 0:24
• 合計: 6:17

距離 7.6km 登り 1,464m 下り 355m

9:04 聖沢登山口
10:31 10:32 聖沢吊橋
11:19 11:24 造林小屋跡
12:33 乗越
13:43 14:01 滝見台
15:21 聖平小屋

2日目

• 山行: 8:34
• 休憩: 1:12
• 合計: 9:46

距離 8.8km 登り 1,322m 下り 1,110m

6:25 聖平小屋
6:29 聖平小屋分岐
6:56 薊畑分岐
7:53 小聖岳
9:07 9:34 聖岳
11:51 12:06 兎岳
12:45 小兎岳
13:48 13:52 中盛丸山
14:20 中盛丸山・大沢岳間分岐(百間洞山の家方面)
15:14 15:40 百間洞山の家
16:11 百間洞山の家テント場

3日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:03

距離 9.3km 登り 1,180m 下り 596m

5:54 百間洞山の家テント場
6:56 百間平
8:45 赤石岳避難小屋
8:55 9:09 赤石岳
9:26 赤石岳・小赤石岳間分岐
9:43 小赤石岳
10:37 大聖寺平
11:08 12:02 荒川小屋
13:10 13:14 お花畑（荒川前岳南東斜面）
13:57 荒川岳（中岳）
13:57 荒川中岳避難小屋

4日目

• 山行: 6:57
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:56

距離 13.7km 登り 395m 下り 2,304m

4:05 荒川中岳非難小屋
5:12 5:51 悪沢岳
6:17 丸山
6:48 6:57 千枚岳
7:26 千枚小屋
7:48 駒鳥池
8:18 見晴岩
8:26 蕨段
9:50 9:57 小石下
11:40 11:43 滝見橋
12:00 12:01 椹島ロッジ
12:01 ゴール地点

天候

4日間とも晴れのちガス

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

畑薙湖の夏季臨時駐車場に駐車

特種東海フォレスト・観光チーム のHPにいろいろ情報があります。特にバスの事については必見です。
http://www.t-forest.com/alps/index.html

コース状況／危険箇所等

いろいろです。特別に危険なところは無いと思います。体力は必要。

写真

7/29 7:32

夏季臨時駐車場、結構広く、まだまだ停められます。駐車スペースもゆったり取ってあり安心です。

7/29 7:34

臨時駐車場の入り口がバス乗り場になっており、バスもやってきました。本日は2台、一便は定刻前に出発していきましたが、それには乗れず。二便は定刻どおり8:00に出発

7/29 9:04

聖沢登山口、「降ります〜！」って言って降りれます。本日はもう一名でした。案内看板もたくさんあります

7/29 9:16

普通の登山道です

7/29 9:39

出会所小屋跡かな？

7/29 9:44

橋があったり、結構整備されています

7/29 9:50

トラバース道、歩きやすいです

7/29 10:27

聖沢吊橋

7/29 11:47

尾根筋の急坂を登ったところにある標柱

7/29 12:54

水場か？　その1

7/29 12:56

ちょっと雰囲気のいい登山道になってきました

7/29 13:09

吊橋

7/29 13:15

水場か？　その2

7/29 13:16

7/29 13:17

水場か？　その3

7/29 13:22

水場か？　その4　いやガレ場か？

7/29 13:26

7/29 13:26

7/29 13:28

7/29 13:46

岩頭滝見台と思われる岩場

7/29 13:45

反対側の尾根の滝が見えます

7/29 13:45

谷の上流側も見れますが、今日はガスで見えません

7/29 14:07

深い森の中で光が差し込むと、なんかキレイ、木の道もいい感じです

7/29 14:14

7/29 14:17

たぶん露地あたりの標柱

7/29 14:23

露地からの眺め、上流側も見れました

7/29 14:35

「せせらぎを横切る」と思ったのですが

7/29 14:44

暫く歩くと、立派な橋で「せせらぎを横切る」に遭遇します

7/29 14:48

平坦なみち、「ぬかるみ」あります

7/29 15:01

この橋までくれば聖平小屋まで、もうちょっと！

7/29 15:21

聖平小屋、すこしガスってます。フルーツポンチご馳走様でした。疲れた体にホント嬉しいです。

7/29 15:59

とりあえずテント設営、初めてにしては上出来かな

7/29 16:08

テント設営完了記念に、小屋にビールを買いに行くと、「訳ありビール、2本で500円！」とりあえず買うでしょ。

7/29 16:42

テントの中はこんな感じ

7/29 17:13

飯炊いて、レトルトカレー投入して、味噌汁作って、夕食準備完了！
1日目終了

7/30 5:04

ああ、ぐずぐずしていたら日が出てきてしまった

7/30 6:27

ボードウォーク、歩きやすいんだが、滑らないか不安

7/30 6:29

稜線に出ました

7/30 6:31

7/30 6:31

7/30 6:48

ガスってます、う〜ん

7/30 6:54

「薊畑」分岐

7/30 7:04

おっ、晴れてきた！

7/30 7:08

目指す、聖岳。まだまだ遠いなぁ〜

7/30 7:18

雲の動きが非常に早い！見えたり、見えなくなったり目まぐるしい

7/30 7:48

小聖岳

7/30 7:46

兎岳、よく見えます

7/30 7:55

聖岳はそこなのに、ガスが上がってきました。間に合うか！

7/30 7:58

7/30 8:04

7/30 8:05

7/30 8:22

ふっと、ガスが取れて、歩いてきた稜線が見渡せます。結構登ってきてるんですけどね

7/30 9:07

聖岳頂上

7/30 9:08

赤石岳も良く見えます

7/30 9:08

これから向かう稜線の山々、結構あるな・・・

7/30 9:09

奥聖岳方面、けっこう行ってる人いました（私は行ってません）

7/30 9:28

3000m越すと空の青さが街で見るのとは明らかに違う！

7/30 9:30

中心ちょい右あたりに今日の目的地、百間洞が見えます

7/30 9:35

歩き始めると、雷鳥の親子が登山道を横切ります。ちょっとびっくり。しかし、雷鳥は人を恐れないなぁ

7/30 9:49

名も無きピーク、でも尖がり具合の形がいい、かっこいい

7/30 10:01

半分ガスに埋もれた兎岳

7/30 10:32

7/30 10:34

聖兎のコル

7/30 11:30

兎岳非難小屋、奥にあります。実際には行ってません。

7/30 11:42

兎岳頂上

7/30 12:05

7/30 12:16

小兎岳方面、実際にはその前の小ピークか？

7/30 12:30

左：聖岳（雲に飲み込まれそう）　右：兎岳

7/30 12:38

水場入り口のペイント、往復10分らしい（行ってません）

7/30 12:46

小兎岳頂上

7/30 13:01

中盛丸山への登りの途中

7/30 13:24

7/30 13:42

左から、聖岳、小兎岳、兎岳。キレイに収まってくれました

7/30 13:51

中盛丸山頂上

7/30 14:18

百間洞下降点（分岐）

7/30 14:21

雲に飲み込まれそうな、赤石岳。明日行くぜ！

7/30 14:34

百間洞への道はトラバース道となってます。この曲がった木に何度も頭をぶつけました

7/30 14:41

木々の間から百間洞山の家が見えてきました。

7/30 15:50

本日はここにテントを張ります、周りは花であふれています

7/30 15:50

7/30 15:51

7/30 15:51

7/30 16:35

テントの脇には小川も！

7/30 17:12

昨日に引き続き、飯炊いて、レトルトカレー投入して、味噌汁作って、夕食準備完了！（微妙にモノは変えてます）
二日目終了

7/31 5:53

テント場から見える聖岳、朝はやっぱり天気がいい

7/31 6:03

中盛丸山もきれいに見えます

7/31 6:15

写真の真ん中あたりが森林限界のようです

7/31 6:20

南アルプス北部も見えてきました

7/31 6:58

百間平の標柱

7/31 6:58

広い

7/31 6:58

これから向かう右の赤石岳、左にちょっと荒川中岳と悪沢岳

7/31 7:00

ロープがあって、ここ以外は歩くなと。植生へのダメージ深刻なんでしょうね

7/31 7:09

振り向いてみると、百間平と聖岳

7/31 7:12

馬の背と赤石岳のコル付近

7/31 7:36

大斜面のトラバース

7/31 7:39

歩いてきた道が一堂に見えます

7/31 7:58

標柱

7/31 7:58

標柱からも東面は一大パノラマです

7/31 8:49

赤石岳非難小屋

7/31 8:54

赤石岳頂上

7/31 8:55

そして三角点

7/31 8:56

歩いてきた道

7/31 8:56

これから向かう道

7/31 9:25

分岐、東尾根と大聖寺平、もちろん大聖寺平へ

7/31 9:35

赤石岳からだいぶおりてきました、その赤石岳

7/31 9:42

小赤石岳頂上

7/31 9:42

楽しい、稜線歩き

7/31 9:43

赤石岳と歩いてきた道

7/31 9:46

再び楽しい稜線歩き

7/31 10:22

これから向かう、荒川岳の前岳あたりか？

7/31 10:34

大聖寺平

7/31 10:41

大聖寺平から荒川小屋へのトラバース道

7/31 11:03

荒川小屋が見えてきました

7/31 12:02

荒川小屋、ゆっくり昼飯にしました。カレーが名物らしい（食べてませんが・・・）

7/31 12:03

荒川小屋

7/31 12:08

7/31 12:09

7/31 12:26

水場、まだ枯れていません。大丈夫。でも荒川小屋で汲んでおいた方が安心です。

7/31 12:40

標柱

7/31 12:54

やっぱり、登っていくとガスに飲み込まれます

7/31 13:09

7/31 13:09

お花畑の中を登って行きます。晴れてれば凄い綺麗なんだろうなぁ〜

7/31 13:16

7/31 13:24

尾根を登って、「稜線に出るか！」と思ったら、新しい尾根に出ました。新しい尾根もガスの中。

7/31 13:42

中岳の南側はカールになってるんですね

7/31 13:45

あの稜線の上は青空だ！

7/31 13:47

稜線の分岐、晴れてました

7/31 13:47

晴れてると、色も綺麗です

7/31 13:56

荒川中岳頂上

7/31 13:56

三角点もあります

7/31 13:58

本日の宿泊場所、中岳非難小屋が見えてきました

7/31 16:23

非難小屋にしては十分じゃない？

7/31 16:24

悪沢岳、明日登るぞー！

7/31 18:47

夕日に赤く染まる悪沢岳、右上の方に富士山と月が見えます

7/31 18:55

夕暮れの赤石岳

7/31 18:55

日没

7/31 18:56

南アルプス北部方面
3日目終了

8/1 4:06

中岳非難小屋より、夜明け前の悪沢岳（左）と富士山（右）。星も見えました。

8/1 4:45

夜明け前の南アルプス北部方面

8/1 4:46

中岳と月、非難小屋も見えます

8/1 4:54

朝焼けの赤石岳

8/1 5:08

悪沢岳頂上からの日の出、ちょっと間に合いませんでした。でも十分綺麗でした。

8/1 5:09

荒川東岳（悪沢岳）頂上

8/1 5:13

富士山と白根南嶺

8/1 5:13

赤石岳と重なってかすかに見える聖岳

8/1 5:13

中岳はちょうど悪沢岳の影に入っちゃいました

8/1 5:13

中央アルプス、北アルプスの山々も見えます

8/1 5:13

南アルプス北部方面、塩見、間ノ岳、農鳥、甲斐駒、仙丈、鳳凰とオールスターです（北岳は間ノ岳の影になるらしい）

8/1 5:13

奥秩父方面も頂上が雲の上に出ています、小川山や金峰山など

8/1 5:23

遅ればせながら朝食を取ります

8/1 5:37

あらためて、荒川東岳（悪沢岳）頂上（撮ってくれる人が来たので）

8/1 5:49

だいぶ太陽も昇りました

8/1 5:49

いつもの赤石岳

8/1 5:49

南アルプス北部方面

8/1 6:13

丸山の手前

8/1 6:16

丸山頂上

8/1 6:17

ここでも南アルプス北部方面が良く見えます

8/1 6:30

赤石岳もよく見えますよ

8/1 6:32

千枚岳への道

8/1 6:54

千枚岳頂上

8/1 6:54

三角点も

8/1 6:56

右から、悪沢岳、赤石岳、聖岳と今回の主要な山がそろいました

8/1 7:02

これから降りていく尾根、長いなぁ・・・

8/1 7:06

二軒小屋への分岐

8/1 7:11

なんか、雰囲気のいい道

8/1 7:18

いつの間にか森林限界以下に戻ったようです

8/1 7:24

千枚小屋、ずいぶん綺麗です。新しいのかな？

8/1 7:24

千枚小屋の標柱

8/1 7:26

今日はたくさん見れた富士山でした。本日はたぶん見納め

8/1 7:46

椹島まで4時間、あれっ、さっきと変わってないような？

8/1 8:06

このような看板が複数あります

8/1 8:27

椹島まで3時間

8/1 8:27

歩きやすい山道になってきました

8/1 8:59

清水平、水場です

8/1 9:00

水場、良いところにありますよね

8/1 9:34

林道を横切ります

8/1 10:12

案内通りでOKです

8/1 10:20

ずんずん進むHさん

8/1 10:28

山の上のほうは雲が出てきたようです。

8/1 10:28

岩頭見晴。登り返しがきつい。
登りの人は下るのをもったいないと思うが、逆に下りの人は登るのがもったいない（きつい）と思う。

8/1 11:30

橋

8/1 11:36

おおっ、林道にかかっていそうなデカイ橋がある！

8/1 11:42

登山道入り口、林道に出ます。

8/1 11:52

椹島ロッジに到着。ようやく到着です。

8/1 12:01

バスの待合所のテント、バスの受付は建物内にあります。建物内で食事も取れます。ご馳走様です。

撮影機器：

E-PM2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

papakuri

7/29〜7/31は休みを取ることになっていたのだが、家族との予定があわなかったので「ならば、山に行ってきます」ということで山へ。
こんなに長い休み（土日も含めると〜8/2までの5連休）はそうそう取れないので、初めてのテント泊山行なのだが、がっつり登るため南アルプス南部に狙いを定めます。本来なら1泊2日とかで慣らしをするべきだが、そんな時間は無いのでぶっつけ本番、出たとこ勝負です。（でも持っていく装備の準備ではすごい悩みましたが）
7/25に15kgの装備で御正体山に登って、結構参っていたのですが、装備をパッキングして重量を測ると17kgちょい・・・、無理だな。担げない・・・。無理やり減らして15.5kg。4日分の食料が何気に重いです。帰ってきてから思ったのですが生米って結構重いですよね。おとなしくアルファ米にしときゃもっと軽かったかも。なんか、テント場で米炊くのに憧れてましたから、しょうがないね重いのも。
南アルプス南部と言えば、聖・赤石・悪沢の他にも、塩見・光も考えましたが、欲張るときりが無いので却下しました。3泊4日くらいが限界かと、帰ってきて1日くらい休まないと月曜日から仕事にならないかもしれないし、なにかあって降りてくるのが1日くらい伸びても大丈夫なようにしておいたほうが安心です。私の山行計画で始めての予備日ってやつですよ。

はっきり言って、南アルプス南部って秘境ですよ。本州に残された秘境です。まずアクセスが大変です。バスの出る、畑薙湖の夏季臨時駐車場に行くまでも大変です。さらにそこからバスで1時間くらい乗って登山道口へようやく着きます。南アルプス北部とは大違いです。

でも、山は素晴らしかったです。何もかもデカイです。荷物も重かったですが、素晴らしい山に気持ちを助けられました。あとはやはり私の経験不足もあった気がします、もうちょっと経験をつんでから再びここに来たいと思わせられました。そうすればもっともっとこの山を楽しめると思います。