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Yamareco

記録ID: 6890048
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

花の雨飾山(新潟長野遠征初日)

2024年06月06日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:03
距離
8.2km
登り
989m
下り
1,006m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:03
休憩
1:36
合計
9:39
6:31
72
7:43
7:52
42
8:34
14
8:48
8:55
107
10:42
10:43
6
10:49
10:56
40
11:36
12:37
24
13:01
13:10
5
13:15
64
14:19
15
14:34
14:35
32
15:07
15:08
62
16:10
雨飾山登山口
 入梅前のお天気の良さそうな6/6〜6/8の3日間、新潟長野遠征に行ってきました。
初日:雨飾山・・・言わずと知れた日本百名山、未だ未登のお山で残ってました!
2日目:神奈山・・・この時期のシラネアオイの群生が見事と言われるお山
3日目:浅間山・・・アサマコザクラ開花の情報に、久々に行ってみたくなった!
いろいろ行く場所を考えましたが、お天気の分布とにらめっこしつつ、上記のように決めました。
 雨飾山は秦野〜距離的に長いので、ここまで来るなら、どうしても北アルプスの方に気持ちが傾いてしまい、なかなか訪れる機会が無かったお山でした。しかし北アルプスもほぼ行き尽くして、また行く体力も無くなった今日この頃、こちら方面へ行くなら、次は雨飾山と狙っていました。お花が素晴らしいと聞いていたので、行くなら雪解け直後のこの季節がよさそう。今年は雪が少なく、レコでも荒菅沢は通過できるレベルになったこと、てんくらでも6日はお天気よいことが決め手で決定。
 2日目は雨飾山から近しい場所で、行ってみたかった神奈山が候補でしたが、7日の天気予報は当初曇り時々雨予報。なのでお天気悪い場合に備えて、比較的標高差の少ない青田難波山も候補として考えましたが、前日になって予報が好転、曇り時々晴れ予報に変わったので、神奈山に決定。青田難波山は今年は季節が進むのが早く、お花が少し終わりかけていそうだったので、次のお楽しみとしました。両者ともお花のすばらしいところなので、やはりその年の一番いい時期を狙って行きたいですね。なので今年は初日雨飾山と2日目神奈山にしました。
 3日目はアサマコザクラにどうしても会いたくなって、8日にお天気よい浅間山を当てました。帰路が距離の近い方がプレッシャー無いですしね。浅間山は火山活動は落ち着いているみたいなので、黒斑山は相変わらず登山規制中で行けませんが、火口内から外輪山周回は可能なので、行ってみる事に決定。
天候 晴れ後高曇り
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小谷温泉の先、雨飾高原キャンプ場Pに停めてピストン
キャンプ場までの道は、道案内あって迷うことはありませんでした。
コース状況/
危険箇所等
トラバース地点の雪は、多少残っていますが、危険なところは無くなりました。荒菅沢の雪渓は、ベンガラ蒔いてあり、迷うことはありません。雪は緩くてツボ足で問題なし。笹平から上部の雪も、ほぼなくなりました。
キャンプ場の駐車場にトイレあり。水洗ウォシュレットできれいです。駐車場は20台ぐらいは停めれそう。少し下にも駐車スペースが何か所かありました。
秦野を前日の19時頃出発、梓川SA22時頃着にて仮眠。翌日朝4時過ぎに出発して小谷へ向かっていく途中でこのモルゲンに遭遇。
常念岳がピンクに染まりました!
2024年06月06日 04:33撮影 by  X30, FUJIFILM
3
6/6 4:33
秦野を前日の19時頃出発、梓川SA22時頃着にて仮眠。翌日朝4時過ぎに出発して小谷へ向かっていく途中でこのモルゲンに遭遇。
常念岳がピンクに染まりました!
蓮華岳
2024年06月06日 04:57撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 4:57
蓮華岳
爺が岳
2024年06月06日 04:57撮影 by  X30, FUJIFILM
3
6/6 4:57
爺が岳
鹿島槍の双耳峰、カッコイイ!
やっぱ、北アルプス、間近で見るといいなあ!
2024年06月06日 04:57撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 4:57
鹿島槍の双耳峰、カッコイイ!
やっぱ、北アルプス、間近で見るといいなあ!
6時過ぎにほぼ予定通りに雨飾高原キャンプ場Pに到着
ウワミズザクラが開花してました。朝は良いお天気でした。
準備をして出発です!
2024年06月06日 06:03撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 6:03
6時過ぎにほぼ予定通りに雨飾高原キャンプ場Pに到着
ウワミズザクラが開花してました。朝は良いお天気でした。
準備をして出発です!
最初は少し下って湿原へと向かいます。
いきなりズダヤクシュの群生!花への期待が高まる
2024年06月06日 06:29撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 6:29
最初は少し下って湿原へと向かいます。
いきなりズダヤクシュの群生!花への期待が高まる
木道の湿原地帯もお花多し。朝は陽があたっておらず、帰路の時間帯に期待して、撮影は半ば諦め、先を急ぎます。
ただオオバノミゾホオズキだけは撮影
2024年06月06日 06:43撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 6:43
木道の湿原地帯もお花多し。朝は陽があたっておらず、帰路の時間帯に期待して、撮影は半ば諦め、先を急ぎます。
ただオオバノミゾホオズキだけは撮影
15分ほどで湿原の木道が終わり、いきなり斜面の急登へ
尾根に取りついても、お花がいっぱいです。下部特に多かったのはイワカガミとこの写真のユキザサ
2024年06月06日 07:11撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 7:11
15分ほどで湿原の木道が終わり、いきなり斜面の急登へ
尾根に取りついても、お花がいっぱいです。下部特に多かったのはイワカガミとこの写真のユキザサ
下部にはチゴユリの姿も
2024年06月06日 07:16撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 7:16
下部にはチゴユリの姿も
オオカメノキ
ちょうど満開で、コースを通じてたくさん見られました。
2024年06月06日 07:36撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 7:36
オオカメノキ
ちょうど満開で、コースを通じてたくさん見られました。
だいぶん登って、傾斜が緩くなります。
このイワナシは終盤で、残り僅かでした。
2024年06月06日 07:40撮影 by  X30, FUJIFILM
3
6/6 7:40
だいぶん登って、傾斜が緩くなります。
このイワナシは終盤で、残り僅かでした。
ぶな平周辺のぶな林はほんとに美しい。
この先では遅くまで雪が残っていそうなこの斜面、雪解けを待って咲くお花たちが、次々現れます。
2024年06月06日 07:44撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 7:44
ぶな平周辺のぶな林はほんとに美しい。
この先では遅くまで雪が残っていそうなこの斜面、雪解けを待って咲くお花たちが、次々現れます。
サンカヨウ
中腹から上で、雪解けした先から、次々と咲き初めていました。
2024年06月06日 08:09撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 8:09
サンカヨウ
中腹から上で、雪解けした先から、次々と咲き初めていました。
ツクバネソウ
ちょうど見頃の感じです。
2024年06月06日 08:16撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 8:16
ツクバネソウ
ちょうど見頃の感じです。
ツバメオモト
場所によって咲き終わってしまった場所、これから咲く場所、今が見頃の場所と様々。
2024年06月06日 08:20撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 8:20
ツバメオモト
場所によって咲き終わってしまった場所、これから咲く場所、今が見頃の場所と様々。
ノウゴウイチゴ
最初の雪渓は短い。雪渓脇に咲いてました。
このお花はこのコース上、数が少なかった。やがて1500m台地
2024年06月06日 08:27撮影 by  X30, FUJIFILM
3
6/6 8:27
ノウゴウイチゴ
最初の雪渓は短い。雪渓脇に咲いてました。
このお花はこのコース上、数が少なかった。やがて1500m台地
1500m台地からは荒菅沢と雨飾山の絶景が眺められます。
荒菅沢出合手前のトラバースは傾斜が急で最も危なそうに見えました。しかし雪はほぼ無く、難なく通過。これはトラバースを越えて、沢へ向かって急降下する雪渓で、量は結構雪がありましたが、まっすぐ下に降りるので、雪はあるけど、緩んでいて、怖くはないです。
2024年06月06日 08:42撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 8:42
1500m台地からは荒菅沢と雨飾山の絶景が眺められます。
荒菅沢出合手前のトラバースは傾斜が急で最も危なそうに見えました。しかし雪はほぼ無く、難なく通過。これはトラバースを越えて、沢へ向かって急降下する雪渓で、量は結構雪がありましたが、まっすぐ下に降りるので、雪はあるけど、緩んでいて、怖くはないです。
荒菅沢出合に到着
まだフキノトウが咲き立て
ここから対岸へ荒菅沢雪渓をトラバース気味に斜上する。
2024年06月06日 08:44撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 8:44
荒菅沢出合に到着
まだフキノトウが咲き立て
ここから対岸へ荒菅沢雪渓をトラバース気味に斜上する。
沢の雪渓をトラバースしつつ対岸へ向け、登っていきます。ここが一番長い雪渓ですが、ベンガラ敷いてあり、迷う心配なし。雪は緩く、ツボ足で問題なし。沢の雪渓の真ん中から見上げる雨飾山の本峰、とがった鋭鋒がかっこいい。
2024年06月06日 08:48撮影 by  X30, FUJIFILM
2
6/6 8:48
沢の雪渓をトラバースしつつ対岸へ向け、登っていきます。ここが一番長い雪渓ですが、ベンガラ敷いてあり、迷う心配なし。雪は緩く、ツボ足で問題なし。沢の雪渓の真ん中から見上げる雨飾山の本峰、とがった鋭鋒がかっこいい。
二股に分かれる右の左岸尾根を登っていく。この写真の右側尾根です。高く見えるのが笹平です。まだまだ遠く、ここからが雨飾山の正念場!
2024年06月06日 08:50撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 8:50
二股に分かれる右の左岸尾根を登っていく。この写真の右側尾根です。高く見えるのが笹平です。まだまだ遠く、ここからが雨飾山の正念場!
タムシバ
2024年06月06日 09:00撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 9:00
タムシバ
荒菅沢出合から、左岸の尾根を笹平へ向け直登していきます。
初めは灌木帯ですが、1600m過ぎると、俄然見晴らしが効いて、急登ながら気持ちの良い尾根道になります。
2024年06月06日 09:04撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 9:04
荒菅沢出合から、左岸の尾根を笹平へ向け直登していきます。
初めは灌木帯ですが、1600m過ぎると、俄然見晴らしが効いて、急登ながら気持ちの良い尾根道になります。
ムラサキヤシオ
咲きたてできれい。
2024年06月06日 09:08撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 9:08
ムラサキヤシオ
咲きたてできれい。
標高1700mを過ぎると、雨飾山の頂上が見えてきます。
2024年06月06日 09:40撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 9:40
標高1700mを過ぎると、雨飾山の頂上が見えてきます。
ツクバキンモンソウ
2024年06月06日 09:42撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 9:42
ツクバキンモンソウ
オトメエンゴサク
2024年06月06日 09:46撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 9:46
オトメエンゴサク
こんな標高高いところにもニョイスミレ
2024年06月06日 09:54撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 9:54
こんな標高高いところにもニョイスミレ
シギンカラマツ
2024年06月06日 09:56撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 9:56
シギンカラマツ
コツマトリソウ
2024年06月06日 10:04撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 10:04
コツマトリソウ
雪がたくさん残っていた場所のお花は、まだ春の気配。
オオバキスミレ群生
2024年06月06日 10:11撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 10:11
雪がたくさん残っていた場所のお花は、まだ春の気配。
オオバキスミレ群生
この辺りから上はお目当てのこのお花いっぱい咲いており、見頃
シラネアオイ
2024年06月06日 10:11撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 10:11
この辺りから上はお目当てのこのお花いっぱい咲いており、見頃
シラネアオイ
見事なシラネアオイの大株
2024年06月06日 10:12撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 10:12
見事なシラネアオイの大株
ミヤマスミレの群生
2024年06月06日 10:14撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 10:14
ミヤマスミレの群生
荒菅沢のトラバースのベンガラが良く見えます。
だいぶん登って来た感があるなあ!
2024年06月06日 10:17撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 10:17
荒菅沢のトラバースのベンガラが良く見えます。
だいぶん登って来た感があるなあ!
エチゴキジムシロ
2024年06月06日 10:19撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 10:19
エチゴキジムシロ
笹平の台地へ登り切った!
2024年06月06日 10:36撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 10:36
笹平の台地へ登り切った!
ここからは雨飾山の本峰が良く見え、初めて北アルプスが遠望できます。
2024年06月06日 10:40撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 10:40
ここからは雨飾山の本峰が良く見え、初めて北アルプスが遠望できます。
ハクサンタイゲキ
笹平にたくさんありますが、まだほとんど蕾です。
2024年06月06日 10:41撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 10:41
ハクサンタイゲキ
笹平にたくさんありますが、まだほとんど蕾です。
白いシラネアオイ
笹平はたくさんのシラネアオイが咲いてます。今が見頃
その中で、白いのを1つだけ見つけた!
笹平からほぼ平坦な道、多少の上下を繰り返し、笹の中を進みます。両側が笹だから笹平何んだね。
2024年06月06日 10:44撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 10:44
白いシラネアオイ
笹平はたくさんのシラネアオイが咲いてます。今が見頃
その中で、白いのを1つだけ見つけた!
笹平からほぼ平坦な道、多少の上下を繰り返し、笹の中を進みます。両側が笹だから笹平何んだね。
ハクサンチドリ
まだ咲き初め
ところどころ草原帯があって、お花畑を形成。
2024年06月06日 10:48撮影 by  X30, FUJIFILM
2
6/6 10:48
ハクサンチドリ
まだ咲き初め
ところどころ草原帯があって、お花畑を形成。
雨飾温泉への分岐点は雪渓が残っており、その脇に
ショウジョウバカマ
2024年06月06日 10:51撮影 by  X30, FUJIFILM
2
6/6 10:51
雨飾温泉への分岐点は雪渓が残っており、その脇に
ショウジョウバカマ
ヒメイチゲ
2024年06月06日 10:54撮影 by  X30, FUJIFILM
2
6/6 10:54
ヒメイチゲ
こちらは紫の濃いシラネアオイ
2024年06月06日 10:55撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 10:55
こちらは紫の濃いシラネアオイ
ついに出てきたハクサンイチゲ
でも笹平は満開〜終盤の様相
2024年06月06日 11:05撮影 by  X30, FUJIFILM
3
6/6 11:05
ついに出てきたハクサンイチゲ
でも笹平は満開〜終盤の様相
もちろんフレッシュな株も残っていました。
来週はもうおしまいかな?
2024年06月06日 11:11撮影 by  X30, FUJIFILM
2
6/6 11:11
もちろんフレッシュな株も残っていました。
来週はもうおしまいかな?
荒菅沢の最上部を登山道が通ってる。ここから下部を俯瞰。
左上にトラバースのベンガラも見えます。
右のスラブがすごい。この最低コルから最後の雨飾山頂上へ向けての岩場の急登が始まります。
2024年06月06日 11:14撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 11:14
荒菅沢の最上部を登山道が通ってる。ここから下部を俯瞰。
左上にトラバースのベンガラも見えます。
右のスラブがすごい。この最低コルから最後の雨飾山頂上へ向けての岩場の急登が始まります。
草付きの沢の詰め部分は、遅くまで雪が残って、雪解けした場所からカタクリがいっぱい咲いてました。
2024年06月06日 11:16撮影 by  X30, FUJIFILM
4
6/6 11:16
草付きの沢の詰め部分は、遅くまで雪が残って、雪解けした場所からカタクリがいっぱい咲いてました。
イワハタザオ
2024年06月06日 11:21撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 11:21
イワハタザオ
そしてハクサンイチゲも雨飾山本峰岩壁に張り付くようにいっぱい咲いてる。
雨飾の本峰への登山道は岩場で厳しいがハクサンイチゲはちょうどフレッシュな咲き初めの状態で見頃。あと1週間は良さそう。
2024年06月06日 11:30撮影 by  X30, FUJIFILM
2
6/6 11:30
そしてハクサンイチゲも雨飾山本峰岩壁に張り付くようにいっぱい咲いてる。
雨飾の本峰への登山道は岩場で厳しいがハクサンイチゲはちょうどフレッシュな咲き初めの状態で見頃。あと1週間は良さそう。
ついに雨飾山頂上です。初めて北アルプス側が開け、大展望が広がる。この日は到着が一歩遅れ、雲が涌出した後だった!残念!
でも久々の百名山を登頂しました!満足感MAX
2024年06月06日 11:32撮影 by  X30, FUJIFILM
2
6/6 11:32
ついに雨飾山頂上です。初めて北アルプス側が開け、大展望が広がる。この日は到着が一歩遅れ、雲が涌出した後だった!残念!
でも久々の百名山を登頂しました!満足感MAX
振り返って笹平と遠く右に焼山展望
笹平が女神の造形らしいが、何がどうなってんだかわけわからん!周りの方から、登山道の模様が女神の横顔に見えるらしいと教えて戴いた。
2024年06月06日 11:35撮影 by  X30, FUJIFILM
3
6/6 11:35
振り返って笹平と遠く右に焼山展望
笹平が女神の造形らしいが、何がどうなってんだかわけわからん!周りの方から、登山道の模様が女神の横顔に見えるらしいと教えて戴いた。
左の一番高いのが焼山、その右奥が火打山でしょうか
頂上からは360度絶景でした。北アルプスの展望台だが、雲がかかってしまって、それだけ心残りの宿題。秋に再訪しよう!
2024年06月06日 11:35撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 11:35
左の一番高いのが焼山、その右奥が火打山でしょうか
頂上からは360度絶景でした。北アルプスの展望台だが、雲がかかってしまって、それだけ心残りの宿題。秋に再訪しよう!
ここでお昼ご飯にします。
今日はカップ麺とサラダとパンケーキ
2024年06月06日 11:44撮影 by  X30, FUJIFILM
6/6 11:44
ここでお昼ご飯にします。
今日はカップ麺とサラダとパンケーキ
頂上に居た方に撮っていただきました。
ありがとうございました。
2024年06月06日 12:02撮影 by  X30, FUJIFILM
4
6/6 12:02
頂上に居た方に撮っていただきました。
ありがとうございました。
頂上にフデリンドウ
2024年06月06日 12:05撮影 by  X30, FUJIFILM
5
6/6 12:05
頂上にフデリンドウ
イワベンケイも開花
さて頂上で長居しました!最後まで北アルプスの雲は取れず。
先が長いので下ります。
2024年06月06日 12:05撮影 by  X30, FUJIFILM
4
6/6 12:05
イワベンケイも開花
さて頂上で長居しました!最後まで北アルプスの雲は取れず。
先が長いので下ります。
ユキワリコザクラ
本峰の最上部、岩場にへばりつくように咲いてました。
2024年06月06日 12:16撮影 by  X30, FUJIFILM
3
6/6 12:16
ユキワリコザクラ
本峰の最上部、岩場にへばりつくように咲いてました。
タチカメバソウ
ネマガリタケの間にいっぱい!
2024年06月06日 12:25撮影 by  X30, FUJIFILM
3
6/6 12:25
タチカメバソウ
ネマガリタケの間にいっぱい!
イワハタザオ
アップにしてみました。咲きたてでフレッシュ
2024年06月06日 12:27撮影 by  X30, FUJIFILM
2
6/6 12:27
イワハタザオ
アップにしてみました。咲きたてでフレッシュ
ユキワリコザクラ
美しいお花です。ちょうど見頃です。
2024年06月06日 12:28撮影 by  X30, FUJIFILM
3
6/6 12:28
ユキワリコザクラ
美しいお花です。ちょうど見頃です。
ミヤマタンポポ
やはり笹平から上は、高山植物が豊富です
2024年06月06日 12:33撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 12:33
ミヤマタンポポ
やはり笹平から上は、高山植物が豊富です
ハクサンイチゲ
岩場に咲くお花は一味違います。孤高の気高さ感じます。
2024年06月06日 12:34撮影 by  X30, FUJIFILM
3
6/6 12:34
ハクサンイチゲ
岩場に咲くお花は一味違います。孤高の気高さ感じます。
こんな標高高い位置でも、カタクリ群生の中に、タチツボスミレが群生してました!
2024年06月06日 12:38撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 12:38
こんな標高高い位置でも、カタクリ群生の中に、タチツボスミレが群生してました!
花びら7枚のミツバオウレン
通常は5枚

2024年06月06日 13:02撮影 by  X30, FUJIFILM
2
6/6 13:02
花びら7枚のミツバオウレン
通常は5枚

笹平で雨飾山ともお別れ、一気に坂をくだります。
途中ダケカンバの林相が美しかった。
2024年06月06日 13:23撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 13:23
笹平で雨飾山ともお別れ、一気に坂をくだります。
途中ダケカンバの林相が美しかった。
だいぶん下ってきた!
荒菅沢トラバース地点とその奥、キャンプ場の建物も見える。
2024年06月06日 13:30撮影 by  X30, FUJIFILM
1
6/6 13:30
だいぶん下ってきた!
荒菅沢トラバース地点とその奥、キャンプ場の建物も見える。
タケシマラン
2024年06月06日 13:36撮影 by  X30, FUJIFILM
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6/6 13:36
タケシマラン
コミヤマカタバミ
2024年06月06日 13:38撮影 by  X30, FUJIFILM
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コミヤマカタバミ
ウリハダカエデのお花がたわわ
2024年06月06日 13:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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ウリハダカエデのお花がたわわ
オオイワカガミの大群生
2024年06月06日 14:05撮影 by  X30, FUJIFILM
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オオイワカガミの大群生
オトメエンゴサク
荒菅沢の周辺は冷気漂い、エンゴサクの季節なんです・
2024年06月06日 14:17撮影 by  X30, FUJIFILM
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オトメエンゴサク
荒菅沢の周辺は冷気漂い、エンゴサクの季節なんです・
エンレイソウ
まだまだ赤ちゃんサイズです。
2024年06月06日 14:23撮影 by  X30, FUJIFILM
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エンレイソウ
まだまだ赤ちゃんサイズです。
スミレサイシン
やはり雪渓脇に春のスミレが
2024年06月06日 14:26撮影 by  X30, FUJIFILM
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スミレサイシン
やはり雪渓脇に春のスミレが
タケシマラン
2024年06月06日 14:37撮影 by  X30, FUJIFILM
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タケシマラン
ツバメオモト
2024年06月06日 14:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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ツバメオモト
オオイワカガミ
色の淡いピンク色
2024年06月06日 15:20撮影 by  X30, FUJIFILM
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オオイワカガミ
色の淡いピンク色
ミヤマシキミの高さ10僂曚匹陵通
一丁前にお花咲かせてる
2024年06月06日 15:21撮影 by  X30, FUJIFILM
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ミヤマシキミの高さ10僂曚匹陵通
一丁前にお花咲かせてる
マイヅルソウ
これから本番、ほとんどまだ蕾です。
2024年06月06日 15:23撮影 by  X30, FUJIFILM
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マイヅルソウ
これから本番、ほとんどまだ蕾です。
ウラジロヨウラク
まだほとんど蕾
2024年06月06日 15:36撮影 by  X30, FUJIFILM
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ウラジロヨウラク
まだほとんど蕾
やっとこ湿原まで降りてきた。
キツネノボタンに似てるけど、ちょっと花の形のイメージが違う何だろう?
2024年06月06日 15:48撮影 by  X30, FUJIFILM
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やっとこ湿原まで降りてきた。
キツネノボタンに似てるけど、ちょっと花の形のイメージが違う何だろう?
ホクリクネコノメソウ
2024年06月06日 15:54撮影 by  X30, FUJIFILM
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ホクリクネコノメソウ
ミヤマザクラ
2024年06月06日 15:57撮影 by  X30, FUJIFILM
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ミヤマザクラ
リュウキンカは最終盤
2024年06月06日 15:59撮影 by  X30, FUJIFILM
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リュウキンカは最終盤
ニリンソウ
湿原帯の木道両脇には、いっぱい群生してます
2024年06月06日 16:01撮影 by  X30, FUJIFILM
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ニリンソウ
湿原帯の木道両脇には、いっぱい群生してます
羅生門葛
2024年06月06日 16:03撮影 by  X30, FUJIFILM
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羅生門葛
ハウチワカエデの花
2024年06月06日 16:07撮影 by  X30, FUJIFILM
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ハウチワカエデの花
オオバノタチツボスミレ
2024年06月06日 16:09撮影 by  X30, FUJIFILM
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オオバノタチツボスミレ
ようやくキャンプ場へ帰還。あ疲れさまでした!例のごとく残っていた車はほとんどなかった。
2024年06月06日 16:11撮影 by  X30, FUJIFILM
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ようやくキャンプ場へ帰還。あ疲れさまでした!例のごとく残っていた車はほとんどなかった。
鹿島槍、五竜岳、唐松岳
帰路の林道から、雲がとれてたんだあ!これが頂上から見たかったなあ。
2024年06月06日 16:41撮影 by  X30, FUJIFILM
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鹿島槍、五竜岳、唐松岳
帰路の林道から、雲がとれてたんだあ!これが頂上から見たかったなあ。
日本海に沈む夕陽
2024年06月06日 18:36撮影 by  X30, FUJIFILM
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日本海に沈む夕陽
撮影機器:

感想

 初日雨飾山、一言で言って、お花のポテンシャルのすごいお山です。とにかくお花の種類、お花の規模、そして雪の多いお山の特徴、いろいろな季節のお花が一度に、1回の山行で見られちゃう、素晴らしさがここにありました。雪深いと雪が遅くまで残り、雪の吹き溜まりのようなたくさん積もって、遅くまで残る場所と、早く雪解けしてしまう場所が各所に点在するので、残雪の有無で季節感が大きくずれます。なので季節の早いお花〜遅く咲くお花まで、一日でこのコースの中で見れちゃう。以下コース中で確認できたお花を描いてみました。
【登山口〜湿原】
オオバタチツボスミレン群生がすごかった。ニリンソウの群生も登山道脇に多数。この2つが特に目に付きます。湿原内ミズバショウ、リュウキンカはともに終盤。最盛期は見事でしょう。その他タネツケバナ系のお花、キツネノボタン系のお花、ニョイスミレ、ラショウモンカズラ、ホウチャクソウ、ホクリクネコノメソウ、ズダヤクシュ、チゴユリなど。灌木系ではミヤマザクラ、ウワミズザクラが開花、オオカメノキ、ハウチワカエデは満開です。ヤグルマソウはまだ蕾でした。 
【急登〜ぶな平】
オオイワカガミが雨飾山全体でも最もたくさん咲いています。ただ下部は終盤、ただ場所によってきれいな株もあります。中腹〜頂上までは見頃の株が増えますのでご安心を。この先もしばらく長く咲き継いでいきそう。その他チゴユリが満開〜しおれはじめ。マイヅルソウは蕾〜開花でこれから。イワナシはそろそろ終盤。ツクバネソウ、ユキザサは咲き初め〜見頃で、この先笹平付近までずって咲いてました。
【ぶな平〜1500m台地】 
この区間は雪解け後に咲くお花たちのオンパレード。サンカヨウ、シラネアオイ、ツバメオモト、エンレイソウ、コミヤマカタバミ、タケシマランなど。場所によってお花の進行はまちまちです。終わったものもあれば咲き初めのきれいなお花、まだ蕾とどこかで良いお花が見れそう。特に良かったのはサンカヨウでしょうか。灌木では、オオカメノキが満開でとてもきれいです。
【1500m台地〜荒菅沢出合】
ここは雪渓脇にいろいろなお花が咲き出しています。シラネアオイ、オオバキスミレ、カタクリ、ニリンソウ、スミレサイシン、オトメエンゴサク、フキノトウなど。まだまだ雪渓脇は、今後もいろいろなお花が遅くまで楽しめそう。
【出合〜笹平】
下部は灌木のお花が目を引きます。ムラサキヤシオ、タムシバ、オオカメノキ、ウラジロナナカマド、ウラジロヨウラクなど。またツバメオモトやオオイワカガミは、この区間に素晴らしい群生がありました。ツクバキンモンソウ、ニョイスミレ、オオタチツボスミレなども、標高高いのに結構咲いてます。中盤からは木々の背丈がひくくなると、笹平の名前のゆえんか、ネマガリタケの道に変わって、植生も一変。雪渓が残る場所が数か所あり、ここはオオバキスミレ、カタクリ、シラネアオイ、サンカヨウ、ミヤマスミレ、エチゴキジムシロ、コミヤマカタバミ、ニョイスミレ等。
 上部にはコツマトリソウ、咲き初めの真っ赤なイワカガミ、エチゴキジムシロが多くなります。また見ずらいけど、ネマガリタケの中の茂みに、シラネアオイが多く群生しており、シラネアオイの個体数は半端なく多いと感じました。登山道脇にも立派な大株がいくつも見られ、すごいです。
【笹平〜荒菅沢コル】
数か所残雪の残った場所が点在。カタクリ、ミツバオウレン、イワカガミ、ショウジョウバカマ等。ネマガリタケの中や登山道脇にはシラネアオイがいっぱい。ところどころの草原帯には、ハクサンイチゲが満開。すこし落花しかけているところもあり。またハクサチドリは咲き初め。ハクサンタイゲキはまだほとんど蕾。
【コル〜雨飾山頂上】
なんといってもハクサンイチゲ。この斜面のイチゲはフレッシュでとてもきれいでした。しばらく楽しめそうです。コル付近はカタクリ、オトメエンゴサク、タチツボスミレなど。笹の中はシラネアオイ、タチカメバソウの群生多数。岩場にはイワハタザオ、コイワカガミ、エチゴキジムシロ、ユキワリコザクラ、ミヤマタンポポなど。頂上にはイワベンケイ、フデリンドウ、など。全体に高山植物の御花畑っぽい雰囲気で、お花いっぱいの岩場の道でした。

 とにかくこの季節の雨飾山は、お花のポテンシャルすんごい山です。結局数えてみれば、この日は1000ショット近くの撮影をしておりました。お天気もよく、条件が最高だったので、撮り出したら止まらなくなっちゃった。天気も時間も心配しなくて撮影三昧、楽しかったあ!頂上での北アルプスの絶景が見れなかった事だけが、心残りですけどね。しかしお花の撮影に時間を取り過ぎたので、自業自得ですが。まあ人気のお山なので、平日でも駐車場は20台ぐらいは停まっていたと思いますので、たくさんの方が、今日はこの良きお天気の一日の景色を享受できたのでは?早く登って行かれた方々は、早起きは三文の徳と言いますが、絶景みれたに違いない。絶景の方は、自分はまたの宿題です。

新潟長野遠征2日目と3日目のレコは以下よりよろしかったら、どうぞ!
2日目:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6891704.html
3日目:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6899544.html

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