丹沢/世附川日蔭沢・茨島(バラシマ)沢
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- GPS
- 04:56
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 562m
- 下り
- 562m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ソーラー発電所脇の余地に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・甲相国境尾根: 道標は少ないが要所には新しい道標が設置されていた。 ・日蔭沢: 特にルートガイドと異なる所はない。技術的には平易だが癒し系の沢。 ・大棚沢林道: 特に問題なし。 ・バラシマ沢: 特にルートガイドと異なる所はない。 ※ウォーターウォーキング2(白山書房)に日蔭沢、バラシマ沢共にガイド記載があり参考にした。 |
写真
感想
梅雨が来る前に沢でもうひと遊びと丹沢西端の日蔭沢とバラシマ沢を歩いてきました。日蔭沢は癒し系でバラシマ沢は水遊び系と隣の沢なのにまるで違って面白いです。でもドボっと浸かって戯れるには少し早いかも。
三国峠を下って行くと正面に富士山が聳え立つけどもう雪も少なくなった。でもこの天気は沢日和。平野のソーラー発電所脇の隅に停めさせて貰うのも恒例、ここから県境の尾根までは10分ちょっとと言う好立地だ。そこからは尾根を越えて東の渓に下りて行くが何となく記憶と違うと思ったらこれまで降り立った左俣では無くて右俣だった。まあ大差無いけれどこっちの方がグズグズな斜面だったか。合流点から少し下るとまた二俣があり広いのでそこで沢装備を身に着けて日蔭沢を下って行く。日蔭沢はナメが多く滝と言えるのは2mが2つだけと癒し系の沢。遡行するより下りに向いている感じだ。倒木は多いが土沢一ノ沢よりは大分マシ。日蔭沢橋手前の堰堤を下る所で去年はクロスズメバチにやられたが今年はいなかったので良かった。日蔭沢橋から切通沢橋まで10分程度の林道歩きで着き、再び入渓する前に小休止とした。
橋の袂からバラシマ沢に降りて入渓。水量は日蔭沢より格段に多く、また一昨年よりも多い。釜を湛えた小滝が続き陽光に煌めいて美しいし、そこにズボズボ入って行くとこれまた実に楽しい。へつって行くも良し。Lucky-Jさんは待ってましたとばかりに全ての釜に入って行く。最初はやっぱり冷たくて退却もしたが、一旦水を含むとさほど冷たさは感じなくなり次からはオールクリアー、存分に楽しめたようだ。2つの堰堤を越えて10m滝に出会うがここはロープを出してAki-G3さんにリードして貰う。前回はカムで中間支点を取ったが今回はなんとツルにスリングと言う仕様には笑わせてくれる。バラシマ橋を越えて要所小屋沢を分けると水量も減り、落ち着いた渓相に変わる。960mでほぼ水も涸れて来たので遡行終了とし尾根を目指す。が途中で林道跡に出合いそれを終点まで辿って行った。終点は前回も出た所と再確認。その先は渓が深くなるので適当なところから支尾根を目指し取付き、支尾根に出たらそこを詰めて甲相国境尾根を目指す。
甲相国境尾根からは高指山を経て出発地点に戻るが、高指山でひと休み。残念ながら富士山はもう雲中に隠れているけれどそれでも大展望地で最高に気持ち好いポイントであることには違いは無い。20分程で出発地点に戻れると言うのも気楽なところ。バラシマ沢は今日も楽しい沢だった。蒼い水を湛えた釜が美しいし、適当にテクニカルなのも好いし、危険箇所が無いのも良いところですね。そこに組み合わせるのに日蔭沢もまた良い沢。暑い季節にまた来たい沢でした。
高指山には日蔭沢ノ頭の別名がある。
日蔭沢を通る我々にはしっくり別名だ。
山頂ベンチ正面の富士山は雲に隠れて見えなかった。
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