裏銀座 ブナ立尾根〜槍ヶ岳〜新穂高温泉(テン泊)
- GPS
- 75:57
- 距離
- 54.1km
- 登り
- 4,434m
- 下り
- 4,602m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 6:30
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 9:05
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 8:49
天候 | 8/1 晴れ、8/2 晴れのち一時雨、8/3 晴れのち曇り、8/4 晴れ 基本的に午前中は夏空! |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
7/31 21:39着 竹橋駅 22:25発(毎日あるぺん号 7,700円) 8/1 3:47頃着 七倉山荘前 5:30発(乗合タクシー 500円/人) 5:40頃着 高瀬ダム 復路 8/4 新穂高ロープウェイ 11:30発(バス)13:30着頃 松本バスターミナル(松本駅前) 13:47発(あずさ20号 2,880円+運賃)16:07頃着 八王子(5分程度遅延) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届け: 七倉山荘に登山相談所あり 危険箇所: 烏帽子岳の山頂手前の鎖場は狭いので慎重に。 三俣山荘テン場からのスタート直後に数十メートル雪渓を通過しましたが、アイゼンは不要です。 西鎌尾根にも鎖場ありますが特に問題なし。 槍ヶ岳山頂への鎖場、ハシゴは人も多いので落石に注意しながら慎重に。 今回縦走したコースは全体的によく整備されていて、天候が良ければ危険箇所は特になし。 今回給水した水場: 烏帽子小屋(有料)、水晶小屋(有料)、三俣山荘(無料)、双六小屋(無料)、槍ヶ岳山荘(有料) テン場: 烏帽子小屋 - 9時頃到着時点ではほとんどなし。敷地は平で小石もほとんどない 三俣山荘 - 14時頃到着時点でちらほらと先客あり。敷地は平で小石もほとんどない。雪渓から引いている水場が近くにあり水がウマイ! 槍ヶ岳山荘 - 12時頃到着時点で数張り程度。今回は No.4 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉: 中崎山荘 奥飛騨の湯(800円)、食事処、休憩室あり、バス停から5分くらい。 ホテル穂高は13時からとのこと。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
備考 | 意外とテン場でムシに刺された。この時期のテン場では長袖、長ズボンが良い(?) ラジオ忘れ。テン場では携帯がつながらないこともあったので、情報収集にはあった方が良い。 |
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感想
今年も梅雨明け十日を狙っての山行。今回の同行者は父親。まぁ、体力的には全く問題ないでしょう。ということで、以前から行きたかった裏銀座を選択。ブナ立尾根の急登さえクリアすればあとは、まぁなんとかなるだろう的に気楽に考えていたのですが・・・。
天気と毎日あるぺん号の予約状況を見極めながら、2週間前にバスを予約。前週までは梅雨明けはしたものの安定していなかった天候も予報では悪くなさそう。
7/31
いつも通り、竹橋の毎日新聞社から出発。翌朝の急登に備えてとにかく寝る。
8/1 七倉山荘〜烏帽子小屋
早朝4時前に七倉山荘に到着したけど、熟睡していたのもあり一瞬到着したかどうかわからず。涼しい!というか、半袖だとちょっと寒いくらい。この時点でタクシー待ちの列は6, 7人程度。朝食食べたりしながら登山準備。タクシーは予約不可だったが、5時半にはタクシーがそこそこ集まり、なんなく乗れる。
高瀬ダムからトンネルやら吊り橋やらをしばらく歩いて行くと、いよいよブナ立尾根の登山口。さぁ、始まるぞ。と気合を入れて、12から数字のカウントダウン開始。
が、急登だけあってどんどん高度を稼げる感じで・・・気がついたら三角点。あら?想像よりも楽??で、次の数字がなかなか出てこないなぁと思いながら歩いてたら No.1 の数字が。あら?早くない??ということで3時間ほどで烏帽子小屋に到着。日本三大(かつ北アルプス三大)急登というので構えてた分、ホッとしました。
この日は烏帽子岳にピストンして、ゆっくり休むことに。とにかく天気が良い!烏帽子岳の山頂からは遠くの山々も良く見えました。烏帽子岳の山頂直下の鎖場が今回一番の危険箇所(!?)だったかも。コマクサが群生しているのには感動!
8/2 烏帽子小屋〜三俣山荘
3:30起床。この日は工程の中で一番コースタイムが長かった。それでも、天気が良く、周辺の山々や遠く槍ヶ岳を見ながら、気分は上々。お花畑も綺麗です。水晶小屋から水晶岳のピストンも荷物が少なければ比較的楽ちん。水晶岳からの下山時に雷鳥の親子に会いました!可愛いですよね。で、この辺りで、カメラ(Canon PS110)が壊れたことに気づく。ショック!!!以降、写真はGOPROのみ。鷲羽岳の山頂からは鷲羽池が良く見えました。こういう山の中に池があるって不思議な感じです。そして急坂を下れば、三俣山荘。ここの水場は冷たくて美味しい!生き返る感じです。とりあえず、一番長い日を乗り越えたということで、槍ヶ岳〜穂高を見ながらビールで乾杯。やっぱり美味い!生き返ります。笑。しかし、とにかく天気がいいから良く日焼けします。
8/3 三俣山荘〜槍ヶ岳山荘
3:00起床。この日も朝からいい天気。三俣蓮華、双六とピークを踏みます。いやもう、絶景なのが当たり前になっていてマヒしてしまうんですが、とにかく素晴らしい眺めが続きます。で、事件発生。父親が双六の山頂に来ない・・・。落ちるようなところなかったよなぁ。こりゃ中道を行っちゃったなぁ〜。ということで、とりあえず双六小屋に向かうことに。そしたら、反対から登ってきましたよ。お花畑が綺麗で分岐を見落としたと。笑。ということで双六小屋で待つこと1時間くらい。再び合流して、いよいよ西鎌尾根へ。
ここからが長かった。樅沢岳からの槍〜穂高の眺めは間の大キレットも鮮明に見えて、とても素晴らしかったんです。が、硫黄、左俣、そして千丈の各乗越を通過するたびになんとなく足取りが重くなっていくようないかないような・・・。で、鎖場越えて槍ヶ岳山荘が真上に見えるようになってからは、完全に疲れていました。それでも一歩一歩登るしかないんです。そうすれば、ちょっとずつ山荘が近づいてくる。
で、ようやく勾配が緩くなり・・・山荘に到着です!長かったぁ〜。うちの父親は最後、12時に絶対着くんだって小走りに行きました。で、11時59分に着いたと。笑。
槍は一昨年の秋以来。ここまでくれば、後は荷物下ろして山頂へ!残念ながら雲がでてしまい絶景!とはいきませんでしたが、それでも十分満足な景色。また来れば良いですしね。その後は外のテーブルでお決まりのビールで乾杯!そりゃ美味しいですよ!!
8/4
3:00起床の予定が寝坊して3:30。この日は一気に下る。新しい靴(スカルパ トリオレ)が合っているか合っていないか本当にわかる。結果、問題なし。ご来光は飛騨乗越で。槍の山頂にも多くの人がいたようです。その後は笠ヶ岳を正面に槍の影を見ながらとにかく下る。新穂高側に降りるのは初めてなので新鮮な気分です。槍平小屋からは穂高が良く見えました。今日もいい天気。その後、幾つかの沢を越えると、突然大きな重機がある工事現場!?に。白出沢でした。ここまでくると、あとは大型車も通れる広い林道を下ります。なんとなく、縦走は終わったなぁという感じに。そして、ゴールの新穂高温泉。4日間で累積標高差約5000m、距離約50kmを歩き通しました。感無量。3泊4日後の温泉は最高!そのあとのビールも最高!そりぁ最高に美味しいですよ!!!
そのあとは予定通りのバスに乗り、特急に乗り、自宅近くの焼き鳥屋で打ち上げ。
今回も素晴らしい山行でした!!!!また、どこかに行こう!あぁ、カメラどうしよう・・・。
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