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Yamareco

記録ID: 694682
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山縦走 〜 心震える山旅、憧れの稜線を越えて

2015年08月07日(金) ~ 2015年08月09日(日)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
23.1km
登り
1,966m
下り
2,553m

コースタイム

1日目
山行
3:25
休憩
0:00
合計
3:25
2日目
山行
6:25
休憩
1:05
合計
7:30
5:10
40
5:50
50
6:40
80
8:00
8:10
10
8:20
9:00
85
10:25
10:30
65
11:35
11:45
55
12:40
3日目
山行
5:50
休憩
0:30
合計
6:20
5:10
50
6:00
85
7:25
7:45
110
11:30
猿倉
天候 8/7~9 ずっと晴れ!
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方に駐車(バスターミナル最寄りの第2駐車場) → 栂池へバス移動 → ゴンドラ・ロープウェイで栂池自然園へ

○ 駐車場 (登山シーズンは第2,3,5が開放)
http://www.happo-one.jp/access/img/parking_map.pdf

○ バス
https://www.alpico.co.jp/access/hakuba/tsugaike/

○ ゴンゴラ・ロープウェイ (栂池パノラマウェイ)
http://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html
コース状況/
危険箇所等
全般でよく整備されているので問題なし。
ただし、鑓温泉〜猿倉は雪渓が数箇所あり要注意。アイゼンは必要なかった。残雪の状況でルート変更があるようで、崩れやすいトラバースを通過する場所もあった。
車を八方に停めてバスで栂池へ。そこからゴンゴラ、ロープウェイを乗り継ぎます。
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車を八方に停めてバスで栂池へ。そこからゴンゴラ、ロープウェイを乗り継ぎます。
ロープウェイを降りて車道を10分ぐらい歩くと自然園のビジターセンター。ここから登山道が始まります。
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ロープウェイを降りて車道を10分ぐらい歩くと自然園のビジターセンター。ここから登山道が始まります。
蒸し暑い樹林帯を登ること1時間。不意に飛び出した天狗原の湿原。
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蒸し暑い樹林帯を登ること1時間。不意に飛び出した天狗原の湿原。
お花もちらほら。イワオトギリかな?
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お花もちらほら。イワオトギリかな?
タテヤマリンドウ
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タテヤマリンドウ
天狗原を過ぎると白馬乗鞍岳に向かって、なかなかの急登りに。
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天狗原を過ぎると白馬乗鞍岳に向かって、なかなかの急登りに。
安山岩の大きな岩塊がゴロゴロした登りです。振り返れば眼下に天狗原が広がっています。
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安山岩の大きな岩塊がゴロゴロした登りです。振り返れば眼下に天狗原が広がっています。
途中、雪渓があるけど、アイゼンはなくても大丈夫。
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途中、雪渓があるけど、アイゼンはなくても大丈夫。
雪渓を越えると広い山頂台地に出ます。夏雲がいい雰囲気。
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雪渓を越えると広い山頂台地に出ます。夏雲がいい雰囲気。
雷鳥出現! しかもつがい? 若しくは親子? 登山道のすぐそば、手が届いちゃう距離にいました。実は雷鳥に出会うのは初めて。かわいすぎる。萌えてしまいました。
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雷鳥出現! しかもつがい? 若しくは親子? 登山道のすぐそば、手が届いちゃう距離にいました。実は雷鳥に出会うのは初めて。かわいすぎる。萌えてしまいました。
平らな道を進み、ケルンのある山頂が見えてきました。
平らな道を進み、ケルンのある山頂が見えてきました。
写真だけ撮って山頂を後にします。その理由は…
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写真だけ撮って山頂を後にします。その理由は…
早くこの白馬大池を見たかったから。雲は湧き立って躍動しているのに、水面は静かに時間が止まっているようで、そのコントラストに強く心惹かれた風景。
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早くこの白馬大池を見たかったから。雲は湧き立って躍動しているのに、水面は静かに時間が止まっているようで、そのコントラストに強く心惹かれた風景。
池の畔を回り込んで白馬大池山荘に向かいます。岩の道なので案外、時間が掛かります。
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池の畔を回り込んで白馬大池山荘に向かいます。岩の道なので案外、時間が掛かります。
翌日、歩く予定の小蓮華山への稜線はガスの中。
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翌日、歩く予定の小蓮華山への稜線はガスの中。
栂池自然園から本日の宿泊地、白馬大池山荘まで3時間半の行程でした。
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栂池自然園から本日の宿泊地、白馬大池山荘まで3時間半の行程でした。
荷物を置いた後、山荘の周りを散策。
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荷物を置いた後、山荘の周りを散策。
蓮華温泉への登山道の両側がすごいことに。チングルマに覆い尽くされています。
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蓮華温泉への登山道の両側がすごいことに。チングルマに覆い尽くされています。
ここは楽園ですか?
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ここは楽園ですか?
時期的にチングルマはちょっと遅いかと思ってましたが、嬉しい誤算。
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時期的にチングルマはちょっと遅いかと思ってましたが、嬉しい誤算。
ミヤマキンバイ? 黄色系はよくわかりません。
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ミヤマキンバイ? 黄色系はよくわかりません。
ハクサンイチゲ
イワイチョウ
大池の畔には綿毛になったチングルマが風に揺れてました。
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大池の畔には綿毛になったチングルマが風に揺れてました。
17時、白馬大池山荘の夕食。カツカレーを期待していたけど、今回はハンバーグカレーでした。でも、カレーは美味。
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17時、白馬大池山荘の夕食。カツカレーを期待していたけど、今回はハンバーグカレーでした。でも、カレーは美味。
夕飯が終わったら、大池の畔でゆっくり。夕焼け間近のこの時間帯は風が止んで水鏡に。
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夕飯が終わったら、大池の畔でゆっくり。夕焼け間近のこの時間帯は風が止んで水鏡に。
白馬大池から日没は見れないけど、きれいに焼けてくれました。
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白馬大池から日没は見れないけど、きれいに焼けてくれました。
2日目の朝、快晴の予感。最高の一日が始まっていきます。
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2日目の朝、快晴の予感。最高の一日が始まっていきます。
朝食(自炊)を済ませて。5時過ぎにスタート。まずは小蓮華山に向かう雷鳥坂を登ります。
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朝食(自炊)を済ませて。5時過ぎにスタート。まずは小蓮華山に向かう雷鳥坂を登ります。
朝日に照らされる登山道。
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朝日に照らされる登山道。
歩き始めてすぐに、白馬大池の向こうから太陽が昇ってきました。
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歩き始めてすぐに、白馬大池の向こうから太陽が昇ってきました。
小蓮華山の稜線が見えてきました。その前に船越ノ頭までひと登り。
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小蓮華山の稜線が見えてきました。その前に船越ノ頭までひと登り。
右手には三国境から続く雪倉岳、朝日岳の稜線が。
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右手には三国境から続く雪倉岳、朝日岳の稜線が。
白馬大池が少しずつ小さくなって行きます。
3
白馬大池が少しずつ小さくなって行きます。
朝の陽を受けるイワギキョウ。
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朝の陽を受けるイワギキョウ。
船越ノ頭までもうちょっと。自分の影がなんだかいい感じ。
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船越ノ頭までもうちょっと。自分の影がなんだかいい感じ。
船越ノ頭で南側の眺望が開けると、ついに後立山の稜線が姿を現しました。白馬岳は隠れちゃってるけど、杓子岳、鑓ヶ岳から遠くは鹿島槍まで続いています。
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船越ノ頭で南側の眺望が開けると、ついに後立山の稜線が姿を現しました。白馬岳は隠れちゃってるけど、杓子岳、鑓ヶ岳から遠くは鹿島槍まで続いています。
そして、小蓮華山への稜線。NHKドラマ「坂の上の雲」のエンディングに出てきた稜線です。ここを歩いてみたくて登山をはじめたようなものなので、なんだか感慨深い。
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そして、小蓮華山への稜線。NHKドラマ「坂の上の雲」のエンディングに出てきた稜線です。ここを歩いてみたくて登山をはじめたようなものなので、なんだか感慨深い。
「坂の上の雲」を目指して登ります。
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「坂の上の雲」を目指して登ります。
タカネナデシコ
白馬岳も姿を現し、三山そろい踏み。
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白馬岳も姿を現し、三山そろい踏み。
大雪渓が見えます。まだ、それほど人は多くないみたいですね。
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大雪渓が見えます。まだ、それほど人は多くないみたいですね。
景色を楽しみながら、あっという間に小蓮華山のピーク。混雑していたので、鉄剣の写真を撮ったら先に進みます。
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景色を楽しみながら、あっという間に小蓮華山のピーク。混雑していたので、鉄剣の写真を撮ったら先に進みます。
白馬岳が近くに迫ってきて、最高の気分で稜線漫歩。
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白馬岳が近くに迫ってきて、最高の気分で稜線漫歩。
白馬鑓と鹿島槍の間に遠く見える槍ヶ岳。
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白馬鑓と鹿島槍の間に遠く見える槍ヶ岳。
存在感がすごい白馬岳。後立山の中心にいることを実感。
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存在感がすごい白馬岳。後立山の中心にいることを実感。
緩やかに曲線を描く稜線をたどって、一歩一歩、確実に白馬岳へ近づいて行く。
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緩やかに曲線を描く稜線をたどって、一歩一歩、確実に白馬岳へ近づいて行く。
三国境から雪倉岳、朝日岳に続く稜線を眺めて。いつかはあの稜線も歩いてみたい。
三国境から雪倉岳、朝日岳に続く稜線を眺めて。いつかはあの稜線も歩いてみたい。
三国境を過ぎると、いくつか急登をこなして行きます。ところどころ、風が強かった。
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三国境を過ぎると、いくつか急登をこなして行きます。ところどころ、風が強かった。
厳しい環境にも負けない花たち。ウサギギクの群生。
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厳しい環境にも負けない花たち。ウサギギクの群生。
チシマギキョウは岩陰に寄り添って。
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チシマギキョウは岩陰に寄り添って。
このピークを越えたら、そろそろ山頂かな?
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このピークを越えたら、そろそろ山頂かな?
立山から剱岳も見えて来ました。剱岳はやっぱり存在感ある。
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立山から剱岳も見えて来ました。剱岳はやっぱり存在感ある。
あの三角の先っぽが山頂です。もう少し!
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あの三角の先っぽが山頂です。もう少し!
白馬大池から3時間で白馬岳山頂に立ちました。
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白馬大池から3時間で白馬岳山頂に立ちました。
「強力伝」で有名な(読んでないけど)指示盤越しに見る立山・剱岳。その後ろには白山も。
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「強力伝」で有名な(読んでないけど)指示盤越しに見る立山・剱岳。その後ろには白山も。
東側を覗き込めば大雪渓。
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東側を覗き込めば大雪渓。
南側にこれから越えて行く杓子岳と白馬鑓。
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南側にこれから越えて行く杓子岳と白馬鑓。
北側はここまで歩いてきた稜線。
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北側はここまで歩いてきた稜線。
ひと通り眺望を楽しんだら白馬山荘に向かって下り。山荘の向こうには、やっぱり立山と剱岳。なんだか日本じゃないみたい・
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ひと通り眺望を楽しんだら白馬山荘に向かって下り。山荘の向こうには、やっぱり立山と剱岳。なんだか日本じゃないみたい・
山荘前のベンチで、白馬大池山荘のお弁当をいただきます。ちょっと早い昼休憩で、この後の縦走に備えます。
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山荘前のベンチで、白馬大池山荘のお弁当をいただきます。ちょっと早い昼休憩で、この後の縦走に備えます。
まずは小高い丸山を越えて行きます。
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まずは小高い丸山を越えて行きます。
白馬岳を振り返って、こちらから見ると何とも穏やかな山容で、小蓮華側から見た荒々しさとのギャップが、同じ山とは思えませんね。
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白馬岳を振り返って、こちらから見ると何とも穏やかな山容で、小蓮華側から見た荒々しさとのギャップが、同じ山とは思えませんね。
杓子岳に続く鞍部までお花畑が続きます。
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杓子岳に続く鞍部までお花畑が続きます。
ミヤマトリカブトと何でしょう?
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ミヤマトリカブトと何でしょう?
これから向かう杓子岳と白馬鑓。この稜線、気持ち良過ぎます。
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これから向かう杓子岳と白馬鑓。この稜線、気持ち良過ぎます。
大雪渓を見下ろすと、登山者の列が大変なことに。
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大雪渓を見下ろすと、登山者の列が大変なことに。
杓子岳の斜面の崩れっぷりがすごい。
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杓子岳の斜面の崩れっぷりがすごい。
巻き道の誘惑を断って、山頂目指してザレザレの斜面を登って行きます。
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巻き道の誘惑を断って、山頂目指してザレザレの斜面を登って行きます。
白馬三山、2座目。杓子岳山頂に到着。
3
白馬三山、2座目。杓子岳山頂に到着。
東側を覗き込むと…怖 ガラガラと大きな音を立てて、岩が転がっていくのが見えました。
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東側を覗き込むと…怖 ガラガラと大きな音を立てて、岩が転がっていくのが見えました。
踏み外さないように注意しながら、白馬岳と歩いてきた稜線。
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踏み外さないように注意しながら、白馬岳と歩いてきた稜線。
旭岳と清水岳方面。黒部渓谷の欅平まで道が続いているそうで、お花畑がすごいらしい。いつかは歩けるかな?
旭岳と清水岳方面。黒部渓谷の欅平まで道が続いているそうで、お花畑がすごいらしい。いつかは歩けるかな?
ガスったら危険そうな山頂の稜線。三山最後の鑓ヶ岳に向けて出発します。
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ガスったら危険そうな山頂の稜線。三山最後の鑓ヶ岳に向けて出発します。
トラバース路と合流したあたりから見上げた白馬鑓。こっちから見ると全然、尖っていませんね。
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トラバース路と合流したあたりから見上げた白馬鑓。こっちから見ると全然、尖っていませんね。
白馬鑓へのきつい岩場の登りから、白馬岳、杓子岳を振り返って。
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白馬鑓へのきつい岩場の登りから、白馬岳、杓子岳を振り返って。
道端に咲く花たちに元気をもらって。
2
道端に咲く花たちに元気をもらって。
そして、白馬鑓の山頂に到着。空が青すぎる。
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そして、白馬鑓の山頂に到着。空が青すぎる。
今日、歩いてきた道が全部、見えそう。
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今日、歩いてきた道が全部、見えそう。
少し休憩したら、本日の宿泊地、天狗山荘を目指します。時折、ガスが稜線を越えるようになって来ました。
少し休憩したら、本日の宿泊地、天狗山荘を目指します。時折、ガスが稜線を越えるようになって来ました。
白馬鑓のどっしりとした山容が白く輝いて見えました。
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白馬鑓のどっしりとした山容が白く輝いて見えました。
大好きなイワツメクサ。
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大好きなイワツメクサ。
トウヤクリンドウがたくさん咲いていて、すでに気配は秋に向かっているようです。
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トウヤクリンドウがたくさん咲いていて、すでに気配は秋に向かっているようです。
鑓温泉への分岐を過ぎて、あの緩やかな丘を越えたら…
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鑓温泉への分岐を過ぎて、あの緩やかな丘を越えたら…
天狗山荘が見えてきます。白馬大池を出発して7時間半。思ったよりも順調に来れました。
天狗山荘が見えてきます。白馬大池を出発して7時間半。思ったよりも順調に来れました。
天狗山荘のロケーション、最高です。こんな所にテントを張れたら気持ちいいだろうな。
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天狗山荘のロケーション、最高です。こんな所にテントを張れたら気持ちいいだろうな。
水場は雪渓の雪解け水です。
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水場は雪渓の雪解け水です。
釜プリンなるスイーツ。疲れてるし、ビール飲んだら回ってしまいそうだったので、今回は甘いもので。でかい!と思ったけど、冷たくて、美味しくて、ペロリといけました。
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釜プリンなるスイーツ。疲れてるし、ビール飲んだら回ってしまいそうだったので、今回は甘いもので。でかい!と思ったけど、冷たくて、美味しくて、ペロリといけました。
夕飯は有名なお鍋つき。
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夕飯は有名なお鍋つき。
夕飯が終わったら、夕暮れの風景を眺めに、天狗の頭まで行きます。
2
夕飯が終わったら、夕暮れの風景を眺めに、天狗の頭まで行きます。
雲に隠れていた剱岳も、再び顔を出してくれたようです。
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雲に隠れていた剱岳も、再び顔を出してくれたようです。
ここでまさかのブロッケン現象。初めての体験です。
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ここでまさかのブロッケン現象。初めての体験です。
白馬鑓に雲が掛かってきたけど、それもまたいい感じ。
白馬鑓に雲が掛かってきたけど、それもまたいい感じ。
ゆっくり歩いて、30分ぐらいで天狗の頭に到着。誰もいません。
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ゆっくり歩いて、30分ぐらいで天狗の頭に到着。誰もいません。
この夕暮れを独り占めです。
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この夕暮れを独り占めです。
不帰ノ嶮を越えて、唐松岳、五竜岳、鹿島槍まで赤く染まっています。
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不帰ノ嶮を越えて、唐松岳、五竜岳、鹿島槍まで赤く染まっています。
白馬鑓のガスも取れました。
2
白馬鑓のガスも取れました。
立山方面には雲が湧き立っています。
立山方面には雲が湧き立っています。
そして、静かに日没の時間。
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そして、静かに日没の時間。
暗くなる前に山荘に戻ります。白馬鑓がガスに飲み込まれて行きそうで、幻想的な風景に。
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暗くなる前に山荘に戻ります。白馬鑓がガスに飲み込まれて行きそうで、幻想的な風景に。
今日の日が終わっていく色。
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今日の日が終わっていく色。
3日目の朝。外に出てびっくり。眼下に雲海が広がっていました。
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3日目の朝。外に出てびっくり。眼下に雲海が広がっていました。
白馬鑓の肩には、雲海から頭を出した頸城山塊。
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白馬鑓の肩には、雲海から頭を出した頸城山塊。
一日のはじまり。温かい色。
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一日のはじまり。温かい色。
角度的にモルゲンロートとまでは行かないけど、ほんのりオレンジ色に染まった白馬鑓。
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角度的にモルゲンロートとまでは行かないけど、ほんのりオレンジ色に染まった白馬鑓。
朝の風景を楽しんで5時に出発。鑓温泉経由で猿倉に下ります。
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朝の風景を楽しんで5時に出発。鑓温泉経由で猿倉に下ります。
朝日に染まった雲海が波打つよう。
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朝日に染まった雲海が波打つよう。
オレンジ色に変わったウサギギク。
3
オレンジ色に変わったウサギギク。
なかなかの存在感を示していた毛勝三山。後立山の稜線の影が映っているってことは、僕の影もあの影の一部を作っているということ。
なかなかの存在感を示していた毛勝三山。後立山の稜線の影が映っているってことは、僕の影もあの影の一部を作っているということ。
もうすぐ立山・剱ともお別れ。
3
もうすぐ立山・剱ともお別れ。
やっぱり剱岳は無条件にかっこいい。今回の山行で憧れがいっそう強くなりました。
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やっぱり剱岳は無条件にかっこいい。今回の山行で憧れがいっそう強くなりました。
白馬鑓への鞍部から急斜面を下って鑓温泉方面へ。
白馬鑓への鞍部から急斜面を下って鑓温泉方面へ。
北アルプス随一のお花畑が広がるという大出原に入ります。
北アルプス随一のお花畑が広がるという大出原に入ります。
まず出迎えてくれたのがハクサンコザクラ。しっかり群生していました。
5
まず出迎えてくれたのがハクサンコザクラ。しっかり群生していました。
チングルマの綿毛を見上げて。
6
チングルマの綿毛を見上げて。
チングルマの綿毛の中にウサギギク。
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チングルマの綿毛の中にウサギギク。
ミヤマキンポウゲ?の群生。
ミヤマキンポウゲ?の群生。
本当にここは花園と言っていい場所です。
4
本当にここは花園と言っていい場所です。
クルマユリ
まだまだ続くお花畑。写真を撮ってばかりで、なかなか進みません。
3
まだまだ続くお花畑。写真を撮ってばかりで、なかなか進みません。
再びハクサンコザクラの群生。
3
再びハクサンコザクラの群生。
こちらはチングルマと並んで。
3
こちらはチングルマと並んで。
お花畑が終わると鎖場に入ります。
お花畑が終わると鎖場に入ります。
といっても、難しくはないです。
といっても、難しくはないです。
雪渓が近づくと、白馬鑓温泉小屋が見えてきます。
雪渓が近づくと、白馬鑓温泉小屋が見えてきます。
これが評判の露天風呂。ここで入ったら動けなくなりそうなので、休憩のみでスルーしました。ここから永遠とも思える下山が始まります…
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これが評判の露天風呂。ここで入ったら動けなくなりそうなので、休憩のみでスルーしました。ここから永遠とも思える下山が始まります…
鑓温泉からはいくつか雪渓を越えて行きます。アイゼンはなくても大丈夫でした。
鑓温泉からはいくつか雪渓を越えて行きます。アイゼンはなくても大丈夫でした。
キヌガサソウ
君はシナノキンポウゲ?
1
君はシナノキンポウゲ?
また雪渓を越えます。
また雪渓を越えます。
このルート、たくさんの沢を越えるので、その度に結構な登り返しがあります…。嫌らしい崩れやすいトラバースもあるので、快適なルートとは言えないかな。
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このルート、たくさんの沢を越えるので、その度に結構な登り返しがあります…。嫌らしい崩れやすいトラバースもあるので、快適なルートとは言えないかな。
さっきまでいた稜線が、もうあれだけ遠い。なんだか名残惜しいです。
1
さっきまでいた稜線が、もうあれだけ遠い。なんだか名残惜しいです。
またいつかあの稜線を。
2
またいつかあの稜線を。
君は誰?
フワフワのシモツケソウ。
2
フワフワのシモツケソウ。
小日向のコルで休憩。白馬岳方面はガスで隠れちゃいました。
1
小日向のコルで休憩。白馬岳方面はガスで隠れちゃいました。
もうヘトヘトで心折れそうになる頃、猿倉に続く林道に出ました。鑓温泉から3時間半強で、コースタイム通りではあるけど、とにかくしんどかった。
2
もうヘトヘトで心折れそうになる頃、猿倉に続く林道に出ました。鑓温泉から3時間半強で、コースタイム通りではあるけど、とにかくしんどかった。
そして、猿倉にゴール。充実感と達成感で胸がいっぱい。
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そして、猿倉にゴール。充実感と達成感で胸がいっぱい。
3日間の山旅の最後はカキ氷で。
5
3日間の山旅の最後はカキ氷で。

感想

とにかく、今回は写真でお伝えしたい。3日間、最高の山旅になりました。

「ここを歩いてみたい」。登山を始めるきっかけとも言える小蓮華山の稜線。そして白馬三山への縦走。2年前から計画していたのに予定と天気が合わず、やっと叶った悲願の山行。

憧れの稜線、初めての雷鳥との出会い、ブロッケン現象、花園とも言えるお花畑、どこまでも青い空、湧き立つ夏雲、刻々と変化する夕暮れ。ひとつひとつの風景が鮮明に心に刻まれた白馬三山の縦走でした。

※ ブログもぜひ↓
http://blog.livedoor.jp/o_chiku/archives/45117583.html

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コメント

お邪魔します
素敵な光景を見せていただきました。今月末に、猿倉〜白馬岳〜栂池と行く予定ですが。楽しみになってきました。最後のかき氷おいしそう・・・。
2015/8/12 22:22
Re: お邪魔します
t-morikawa さん。
はじめまして。コメントありがとうございます。

白馬岳から白馬大池の稜線、最高ですよ。
いい天気になることを祈っています。
2015/8/13 12:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
白馬岳(猿倉から栂池)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
後ろ立山 北半分を縦走するルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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