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Yamareco

記録ID: 695531
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

北アルプス縦走10日間(奥大日岳〜三俣蓮華岳〜白馬岳)ロングトレイル

2015年07月31日(金) ~ 2015年08月09日(日)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
224:00
距離
122km
登り
11,024m
下り
11,988m

コースタイム

1日目
山行
3:30
休憩
0:30
合計
4:00
9:00
30
室堂
9:30
10:00
100
雷鳥沢キャンプ場
11:40
80
13:00
雷鳥沢キャンプ場
2日目
山行
9:50
休憩
0:00
合計
9:50
5:30
100
雷鳥沢キャンプ場
7:10
190
10:20
300
15:20
スゴ乗越
3日目
山行
12:00
休憩
0:00
合計
12:00
4:20
220
8:00
90
9:30
300
14:30
110
黒部五郎岳
16:20
黒部五郎小屋
4日目
山行
7:00
休憩
0:30
合計
7:30
4:30
130
黒部五郎小屋
6:40
7:10
60
三俣山荘
8:10
80
9:30
90
双六岳
11:00
60
三俣蓮華岳
12:00
三俣山荘
5日目
山行
10:00
休憩
0:00
合計
10:00
4:00
230
三俣山荘
7:50
190
11:00
180
14:00
烏帽子小屋
6日目
山行
7:20
休憩
0:20
合計
7:40
4:00
50
烏帽子小屋
4:50
310
10:00
80
船窪岳
11:20
11:40
0
針ノ木谷出合
0:30
針ノ木小屋
7日目
山行
9:10
休憩
0:00
合計
9:10
3:50
60
針ノ木小屋
4:50
310
10:00
180
13:00
8日目
山行
9:00
休憩
0:00
合計
9:00
3:30
80
4:50
370
11:00
90
12:30
9日目
山行
7:30
休憩
0:00
合計
7:30
3:50
130
6:00
120
8:00
200
11:20
10日目
山行
7:40
休憩
0:00
合計
7:40
4:00
50
4:50
160
7:30
130
9:40
120
白馬大池
11:40
蓮華温泉
天候 連日晴れ(3日〜5日までは午後雷雨)
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
31日朝、富山着の夜行バス利用、室堂まではアルペンルート
10日、蓮華温泉9:15のバスで平岩駅〜大町〜松本経由で川崎まで
コース状況/
危険箇所等
八峰キレットや不帰キレット周辺等それなりに危険個所はありますが、良く整備されているので心配ありません。
船窪岳周辺はロープ等で簡単に整備はされていますが、上記キレット周辺ほど手厚く整備されていないので、注意が必要です。
針ノ木谷出会いから針ノ木小屋間は沢登りです、破線ルートと考えた方が良いです。
沢なので、必ず靴の中まで濡らすと思います。
その他周辺情報 蓮華温泉は800円で立ち寄り湯利用可、500円で露天風呂利用可(宿から20分くらい登る)
*1日目(奥大日往復)
室堂スタートします
*1日目(奥大日往復)
室堂スタートします
雷鳥沢にテント張りました、今回のテントはゴアライト2〜3人用です。
1
雷鳥沢にテント張りました、今回のテントはゴアライト2〜3人用です。
奥大日に向かいます
明日登る浄土山がよく見えます
明日登る浄土山がよく見えます
奥大日頂上(頂上は2つある感じ)
奥大日頂上(頂上は2つある感じ)
奥大日から大日岳を見てます
*2日目(雷鳥沢〜スゴ乗越)
浄土山山頂付近は沖縄のグスクの様な感じです
*2日目(雷鳥沢〜スゴ乗越)
浄土山山頂付近は沖縄のグスクの様な感じです
白山を望みます、仲間が登ってる筈です
白山を望みます、仲間が登ってる筈です
明日登る薬師岳と五色ケ原
槍、水晶、笠など良く見えます
槍、水晶、笠など良く見えます
黒部湖と後立山
五色ケ原に着きました
五色ケ原山荘で冷たい水を補給しました
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五色ケ原山荘で冷たい水を補給しました
キャンプ場の近くには池塘が沢山あります
キャンプ場の近くには池塘が沢山あります
立山がどんどん遠くなります
そして薬師が近づいてきます
スゴ乗越到着しました
*3日目(スゴ乗越〜黒部五郎小屋)
薬師に登る途中からの夜明け
*3日目(スゴ乗越〜黒部五郎小屋)
薬師に登る途中からの夜明け
ニュージーランドのフッカー谷の様な景色です
ニュージーランドのフッカー谷の様な景色です
まずは北薬師から
太郎平と北ノ又岳
太郎平小屋で冷たく冷えたフルーツ缶をいただきました。
生き返ります
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太郎平小屋で冷たく冷えたフルーツ缶をいただきました。
生き返ります
太郎山に寄り道です
広い稜線を進みます
黒部五郎の登りです
やっと着いた黒部五郎山頂
黒部五郎小屋まで稜線ルートとカールルートがあります
黒部五郎小屋まで稜線ルートとカールルートがあります
黒部五郎小屋、ここはオアシスの様なところです
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黒部五郎小屋、ここはオアシスの様なところです
テント張ります
*4日目(黒部五郎小屋〜三俣山荘〜双六岳往復)
朝霧の黒部五郎小屋周辺
*4日目(黒部五郎小屋〜三俣山荘〜双六岳往復)
朝霧の黒部五郎小屋周辺
昨日登った黒部五郎岳に朝日が当たっています
昨日登った黒部五郎岳に朝日が当たっています
槍ケ岳も近くなりました
三俣蓮華岳の登り
三俣蓮華岳です
明日登る鷲羽岳と水晶岳
雲ノ平と薬師岳、薬師はこんなに遠くなりました
雲ノ平と薬師岳、薬師はこんなに遠くなりました
黒部五郎岳はカッコイイです
これから双六岳往復です、笠も見えてます
これから双六岳往復です、笠も見えてます
双六岳に着きました、携帯のアンテナが立ったのでメールしました。
双六岳に着きました、携帯のアンテナが立ったのでメールしました。
双六小屋方面への広い稜線
また三俣蓮華岳に帰ってきました
また三俣蓮華岳に帰ってきました
*5日目(三俣山荘〜烏帽子小屋)
鷲羽岳の登り途中から振り返って双六岳を見る
*5日目(三俣山荘〜烏帽子小屋)
鷲羽岳の登り途中から振り返って双六岳を見る
鷲羽岳もカッコイイです
これから行く後立山の山々がはるかに見えます
これから行く後立山の山々がはるかに見えます
ワリモ岳は危ないので頂上の下を通過します
ワリモ岳は危ないので頂上の下を通過します
この後登る野口五郎岳
水晶岳の頂上はタイミング悪く混んでました
水晶岳の頂上はタイミング悪く混んでました
水晶小屋から水晶岳を見てます
水晶小屋から水晶岳を見てます
水晶小屋の南東斜面はこんなに荒々しい感じ
水晶小屋の南東斜面はこんなに荒々しい感じ
野口五郎岳ももうすぐです
熊の遊び場庭園(勝手に名づけました)
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熊の遊び場庭園(勝手に名づけました)
野口五郎岳から水晶岳を望む
野口五郎小屋は凄いところに建ってます
野口五郎小屋は凄いところに建ってます
急速に雲が湧いてきました
野口五郎岳を振り返る
白っぽいコマクサ、もっと白いのもありましたが、道から遠いので撮れません。
白っぽいコマクサ、もっと白いのもありましたが、道から遠いので撮れません。
*6日目(烏帽子小屋〜針ノ木小屋)
ボケてしまってますが、針ノ木谷出合で洗濯しました
*6日目(烏帽子小屋〜針ノ木小屋)
ボケてしまってますが、針ノ木谷出合で洗濯しました
*7日目(針ノ木小屋〜冷池山荘)
種池山荘は大きいです
*7日目(針ノ木小屋〜冷池山荘)
種池山荘は大きいです
冷池小屋のキャンプサイト
8日目(冷池山荘〜五竜山荘)
五竜岳
8日目(冷池山荘〜五竜山荘)
五竜岳
9日目(五竜岳〜天狗山荘)
不帰2峰です
9日目(五竜岳〜天狗山荘)
不帰2峰です
不帰3峰?、4峰?
天狗ノ大下りです
天狗の頭まで登ってしまうと、途端に穏やかな稜線に変わります。
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天狗の頭まで登ってしまうと、途端に穏やかな稜線に変わります。
ウルップソウも表われ始めました
ウルップソウも表われ始めました
天狗小屋とテントサイト
*10日目(天狗山荘〜蓮華温泉)
白馬鑓ケ岳から鹿島槍〜天狗山荘方面を見てます
*10日目(天狗山荘〜蓮華温泉)
白馬鑓ケ岳から鹿島槍〜天狗山荘方面を見てます
白馬鑓ケ岳の日の出、ヨガのマントラ唱えました。
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白馬鑓ケ岳の日の出、ヨガのマントラ唱えました。
結構白馬三山は遠いです
頂上はこんな感じ、一気に人が増えました。
頂上はこんな感じ、一気に人が増えました。
稜線も混んでます。
初めて見る白馬大池です
大池とテントサイト
蓮華温泉に到着しました
このキャンプサイトもニュージーランドの雰囲気です。
10日間、お疲れ様でした。
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このキャンプサイトもニュージーランドの雰囲気です。
10日間、お疲れ様でした。

装備

個人装備
ゴアライトテント(2~3人用) ストック×2 サングラス ヘルメット サンダル IPOD スマホ スマホ充電用電池(1回分) 高山植物図鑑 ザック40リットル シュラフ マット(枕付き) コンロ コッヘル ヘッドランプ 水筒 スポーツドリンクペットボトル 雨具上下 救急セット 防寒具

感想

いつものウルトラライト装備と違うのはツエルトではなく、ゴアライトテント(2~3人用)1.8舛砲靴討い襪海箸函高山植物の図鑑300弔鮖っていることです。
今回のザックの重量は出発時で13キロ(水を除く)でした。
内訳はザックやテント、寝袋、コンロ、雨具、防寒具、着替え、ヘッドランプやスマホ、図鑑などの装備が8.5キロ。
食糧が10日分で4.5キロ(フリーズドライのごはん各種24ケ、麺類、粉末の飲物やサプリ、スポーツヨーカン×7等です)
特に気を付けているのは、雨に濡れると使い物にならなくなる羽毛は装備に入ないことです。
寝袋はファイントラックのポリゴンネスト4×3、防寒具は同じくファイントラックのポリゴン2ULジャケットを行動中や雨天時にも使える優れものとして持っていきました。
このジャケットを持っていることで、かなりの状況でも安心して行動出来るという安心感がありました。
着替えは帰りの電車用に短パンとTシャツを1枚、替えソックス×2セット持っていきました。
最近のウエアは速乾性なので、山行中4回洗濯しました。そういうやり方で替えのウエアは省略しています。
他にテント内用としてモンベルの化繊の薄いジャケットも持っていきました。
前記の2ULジャケットと重ね着することで、これで十分な温かさでした。

さて、山行内容ですが、
2週間前の御嶽100キロマラソンの疲れがなんとなく残っている状態でのスタートでした。
計画では称名の滝から大日岳に登る予定でしたが、立山駅に降りたときの気温の高さですぐに室堂行に変更し、雷鳥沢のテントから奥大日岳を往復しました。
写真は6日目から8日目まで、なぜかピンボケになってしまいました。
すみません。
2日目、3日目とかなり頑張って歩いたので、4日目は休養日とし、テントを黒部五郎から三俣に移動し、双六岳往復としました。
6日目は船窪岳から北葛岳、蓮華岳と縦走する予定でしたが、雷雨の時間が日に日に早まっていたので、稜線歩きをあきらめて、針ノ木谷に下ってから針ノ木小屋まで登り返しています。雨具を着て行動したのは、この日だけでした。

食事に関しては、フリーズドライのご飯中心です。
朝はコーヒーと味噌汁、青汁でサプリを飲んですぐ出発です。
前日に水を入れて戻してあるフリーズドライのご飯×2が朝食と昼食になります。
他にスポーツヨーカン、パワーバー、グラノーラなども適宜食べます。
夕食はフリーズドライのご飯と各種の麺類、青汁でサプリです。
北アルプスはテントの人にも夕食を食べさせてくれる山小屋があるので、針ノ木小屋、五竜小屋、天狗山荘と下山後の蓮華温泉はちゃんとした夕食を食べました。
ごちそうさまでした。

とにかく天気に恵まれた山行でした。
10日の間に停滞日もなく行動できたのはとてもラッキーでした。
花も多くて、65種類以上の高山植物を見ることができました。
特に夜露に濡れたコマクサがヘッドライトの明かりに照らされて、銀色に輝いていたのが印象的でした。

山行中、色々な方からお話を伺えて、とっても楽しかったですし、参考になりました。
皆様が無事に目的地に着かれることを祈っています。
ありがとうございました。

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技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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