大峯奥駈道(吉野〜八経ヶ岳)

2015年08月13日(木) ~ 2015年08月15日(土)

• GPS: 27:34
• 距離: 50.0km
• 登り: 3,745m
• 下り: 3,359m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:52
• 休憩: 0:35
• 合計: 9:27

7:59 近鉄吉野駅
9:23 9:23 吉野水分神社
9:34 9:34 高城山
9:43 9:44 奥千本口バス停
9:50 10:14 金峯神社
10:44 10:44 青根ヶ峰
12:19 12:20 四寸岩山
12:33 12:34 足摺の宿跡
13:11 13:12 二蔵宿小屋
14:56 14:58 五番関
16:33 16:38 洞辻茶屋
17:24 17:24 西の覗岩
17:26 山上ヶ岳

2日目

• 山行: 8:36
• 休憩: 0:46
• 合計: 9:22

7:09 山上ヶ岳
7:46 7:47 小笹ノ宿
8:26 8:27 阿弥陀ヶ森
9:23 9:47 大普賢岳
10:28 10:29 国見岳
11:21 11:21 七曜岳
12:04 12:04 行者の水場
12:16 12:18 行者還岳
12:27 12:40 行者の水場
12:47 12:48 行者還小屋
12:51 12:52 天川辻
13:55 13:55 しなの木出合
14:03 14:03 一ノ垰
14:09 14:10 一の垰プレート
14:36 14:36 奥駈道出合
14:59 14:59 弁天の森
15:28 15:29 聖宝ノ宿跡
16:31 弥山小屋

3日目

• 山行: 5:27
• 休憩: 2:04
• 合計: 7:31

3:07 弥山小屋
3:45 4:58 大峰山
5:32 5:32 国見八方覗
5:43 6:24 弥山小屋
6:28 6:31 弥山
6:33 6:34 弥山小屋
6:56 6:56 大黒岩
7:28 7:30 狼平避難小屋
7:54 7:54 高崎横手
8:41 8:42 カナビキ尾根分岐
9:09 9:10 栃尾辻
9:43 9:44 林道出合
10:33 10:34 川合登山口
10:38 天川川合バス停

天候

1日目...雨ときどき曇り / 2日目...雨のち晴れ / 3日目...晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：近鉄吉野駅
帰り：奈良交通 天川川合

写真

8/13 7:57

近鉄吉野駅スタート。何故か予報に反してピーカン。

8/13 10:00

金峯神社から先は山道となりますが、ちょうどここから予報通り雨の山行となりました。

8/13 12:16

四寸岩山到着時は予報通り雨です。

8/13 14:56

洞川からの道との出合い、五番関。この前後もしんどかったです。

8/13 15:53

雨が上がり、霊験あらたかな雰囲気となってきました。

8/13 15:59

鎖場で修行です。

8/13 16:29

洞辻茶屋まで来ました。あと2km。金峯神社以来、初めて人と出合いました。

8/13 16:59

修行です。

8/13 17:29

宿坊到着です。

8/13 18:14

据え膳ありがたや。

8/13 19:31

少し重たい布団ですが、ありがたや。行者さんたちの泥を落とすために風呂まであります、ありがたや。雨につき他の宿泊者無し。熟睡できました。

8/14 7:01

翌朝、大峯山寺雨のスタートです。

8/14 7:03

大峯山寺

8/14 8:00

雨があがってきました。

8/14 8:12

尾根上は常にUHF帯メリット5です。2(中部)、4(中国)、5(四国)エリアもよく入感してます。因みにdocomoはダメダメ(宿坊はOKでした)。

8/14 8:38

霧の中を行きます。

8/14 8:42

エエ感じ。

8/14 9:32

宿坊でドカベン作ってもらいました。2食に分けていただきます。

8/14 9:41

大普賢岳到着時には晴れ間が出てまいりました。

8/14 9:42

山頂で出会ったパーティーに撮っていただきました。和佐又山ヒュッテから来られたそうです。

8/14 9:57

山水画のような雰囲気。

8/14 10:05

やはり天気はよい方がいいですね。まだ足元は滑りますので慎重に行きます。

8/14 10:17

おお。

8/14 10:17

東方向、台高山脈方面

8/14 10:35

国見岳辺りから笙ノ窟方面を望む。本当はこちらが奥駈道なのです。険しすぎますね。

8/14 11:20

西方向、バリゴヤノ頭を望む。

8/14 10:36

鎖

8/14 11:19

鎖の連続

8/14 12:11

行者還岳寄りました。

8/14 12:43

行者還岳から南方向に下った地点から北方向を見返ります。鎖・梯子等のお助けが無い時代は南から来た行者はここで帰ったのもうなずけます。

8/14 12:50

気持ちいい天気となってまいりました。

8/14 13:09

行者還から弥山にかけての尾根道は一転してやさしい雰囲気となります。

8/14 14:53

弥山に登る途中「弁天の森」近辺でキジさんに出会いました。

8/14 14:54

メスですね。

8/14 16:30

山頂までもう少し。この詰めがキツイ！

8/14 16:38

弥山山頂到着いたしました。

8/14 16:42

今夜のお宿です。

8/15 3:27

朝食が6時と遅いため、朝飯前に八経ヶ岳ハイクです。オオヤマレンゲ畑を抜けます。

8/15 3:50

着きました。

8/15 4:24

夜明けのうたよ〜♪

8/15 4:43

神々しい...

8/15 4:51

明星ヶ岳も朝日にむせびます。

8/15 5:14

ご来光は雲のスリットから

8/15 6:29

小屋で朝ごはんいただいて、天川川合に向かって下り始めます。八経ヶ岳と明星ヶ岳。ここより南に足を踏み入れるの次回です。さらば。

8/15 7:16

狼平辺りから頂仙岳を望む。形が印象的ですね。

8/15 7:18

ボードウォークが続きます。シラビソやトウヒ等の植生を保護する目的のようですね。

8/15 8:07

頂仙岳近辺は白樺と松の混交林ですかね。癒されます。

8/15 9:28

林道坪内線。整備半ばで紀伊半島大水害等に見まわれ、工事の進捗は遅れているようです。

8/15 9:38

簡易保険の融資がついてるようですね。法面などメッチャお金かかってそうです。

8/15 9:41

紀州・熊野の山々ではここ数年の台風水害の爪あとがまだまだ残っています。

8/15 10:19

やっと天川川合が見えました。

8/15 10:36

水遊び楽しそうです。

8/15 10:41

バスに乗って、今回の修行の山行は了としました。

8/15 11:48

近鉄特急柿色は久しぶりで興奮します。(下市口駅)

8/15 11:49

現世煩悩が弾けます。

8/15 12:01

ストロング点滴。

8/15 12:17

車窓から。金剛・葛城は御所側から見てもきれいですね。

撮影機器：

PowerShot G7 X CANON

iPhone 6 Apple

感想

barb

2.5日の短い夏休み、奥駈道ちょび行ってまいりました。初心者なのでテン泊・避難小屋泊は無し。奥駈道の施設充実部分ですのでそれに甘えることにしました。特に初日は雨でしたので宿坊でゆっくり体力回復できました。
大峯に限らず、山に登ると神の存在のようなものを感じることが時々あります。これはもう理屈抜きで。仏教伝来や神道の体系化、修験道以前からあったであろう山岳信仰のようなものは、極めて自然な人間の感性に立脚していることを肌で感じることができますね。今回も心が洗われる旅でした。
さて、南部分に足を踏み入れることができるのはいつになるやら...