2年越しの想いも実らず・・・

2015年08月16日(日) ~ 2015年08月17日(月)

• GPS: 08:45
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,378m
• 下り: 1,392m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:24
• 休憩: 1:23
• 合計: 5:47

7:28 スタート地点
8:30 8:30 浄土山
8:38 8:49 浄土山南峰
9:05 9:16 一の越山荘
9:59 10:27 雄山
10:40 10:47 立山
10:49 10:49 大汝休憩所
10:58 11:07 富士ノ折立
11:34 11:34 真砂岳
12:20 12:37 別山南峰
13:15 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 2:23
• 休憩: 0:13
• 合計: 2:36

7:12 剱沢キャンプ場
8:05 8:12 剱御前小舎
8:59 9:02 浄土橋
9:06 9:07 雷鳥沢キャンプ場
9:14 9:15 雷鳥沢ヒュッテ
9:23 9:23 雷鳥荘
9:37 9:38 みくりが池温泉
9:45 9:45 みくりが池
9:48 室堂

天候

16日は晴れ時々ガス、17日は無念の雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

◆新宿から夜行バスで室堂
http://www.maitabi.jp/bus/tokusyu1.php
　1時間から2時間おきに休憩（20分程度）があり、乗り継ぎなしで室堂へ行けるので便利でした。
　立山駅からのケーブルカーなどより、室堂に一番乗りする交通機関です。
◆帰りは、室堂から扇沢へ（アルペンルート）、扇沢から信濃大町へ路線バスを利用。
　アルペンルート
http://www.alpen-route.com/
　濡れたレインウェアは脱いで、ザックカバーは外します。
　10kgを超える荷物は、300円の追加料金。重量計があるので確認できます。
　扇沢から信濃大町へのバスのダイヤは、ケーブルカーに合わせて発車しいるようです。荷物が大きくても重くても荷物の追加料金はありません。大きな荷物は荷物室に入れてもらえます。

コース状況／危険箇所等

特に危険個所はありません。
唯一あげるとしたら、一の越から雄山山頂のルートです。
落石に注意!ファミリー登山がとにかく多く、先を急ぎたい一部の方がルートから外れるケースを幾度となく目撃しました。追い越す際、岩や石を転がすシーンも目の当たりにしました。勿論注意しましたが・・・。追い越す際は、ひと声かけて気持ち良い登山に心がけたいですね。

写真

8/16 7:12

夜行バスの定刻通り、室堂に到着です。

8/16 7:23

ここで給水します。なぜか水場に硬貨が沈んでいます。

8/16 7:25

浄土山（過去）を目指して出発。

8/16 7:31

観光客、一の越（雄山）を目指す方々に混ざって歩きます。

8/16 7:35

多くの方は、直進（左へ）しますが、浄土山を目指す私は、人気の少ない右へ進みます。

8/16 7:35

静かに歩けました。

8/16 7:59

途中左手にに雪渓が現れます。100m程直すると室堂山の展望台に行き着きます。そこからは、立山カルデラ（爆裂火口）が見えそして、五色ケ原山荘も見えます。が、私はうっかり左折して雪渓を超えてしまいました。
展望台までがハイキングコースのようです。

8/16 8:00

ここから登山道。そして、プチトラバース。

8/16 8:09

展望台と立山カルデラと五色ケ原が見えました。

8/16 8:26

浄土山山頂です。軍人霊碑（左上）がありました。

8/16 8:29

二つ目の雄山（現在）を目指して龍王岳方面に進みます。

8/16 8:39

龍王岳に着きました。

8/16 8:56

ここから一旦、一の越まで下降します。

8/16 9:04

一の越が近づいて来ました。室堂からの最短ルートが左下に見えます。

8/16 9:06

一の越山荘前は、多くの登山者で賑わっています。他の山に比べて、ファミリーが多いと思いました。
公衆トイレがあります。

8/16 9:07

一の越からの室堂方面

8/16 9:07

一の越から龍王岳方面

8/16 9:19

雄山を目指します。前の方を追い越したい際は、声を掛けてから追い越しましょう。また、後方の方の方が体力ありそうだと思ったら、道を譲りましょう。

8/16 9:36

みな頑張っています。

8/16 9:55

雄山まで、あと一息です。

8/16 9:58

雄山に到着。

8/16 10:05

ここも賑わっています。鳥居より先へは拝殿料が必要となるそうです。

8/16 10:09

山頂東斜面の御前沢の氷河。2012年に日本初の氷河に認定されたとのこと。

8/16 10:26

三つめの別山（未来）を目指して、まずは大汝山に向けて進みます。

8/16 10:28

多くの登拝者で賑わっています。クマよけ鈴や神主さんから御神酒も頂けるようですね。

8/16 10:32

大汝山方面へは、静かな道となります。

8/16 10:45

大汝山到着です。

8/16 10:46

ここは、撮影の列が出来ていました。

8/16 10:48

大汝山頂直下にある大汝休憩所です。春を背負ってでお馴染みですね。

8/16 11:03

黒部ダムが見えます。

8/16 11:04

富士の折立です。

8/16 11:18

真砂岳に向け更に進みます。

8/16 11:26

左は、大走ルートで雷鳥沢キャンプ場方面の下りです。私は直進して真砂岳経由別山に向けて進みます。

8/16 11:31

ガスが・・・

8/16 11:35

内蔵助山荘が右上に見えます。この左斜面は、内蔵助カールです。

8/16 11:37

内蔵助カールも2013年に氷河であることが認定されたそうです。

8/16 12:00

左て（西斜面）には室堂、雷鳥沢キャンプ場が見えます。

8/16 12:20

別山山頂です。これで立山信仰で言う浄土山（過去）、雄山（現在）、別山（未来）の立山三山の踏破となりました。
ちなみに、立山とは、雄山、大汝山、富士ノ折立の三つのピークを総称して立山と呼ぶそうです。

8/16 12:30

眼下に、今日の宿泊地が別山頂から見えました。

8/16 12:38

宿泊地の剱沢キャンプ場を目指します。

8/16 12:46

南斜面（別山からは右折）に下ります。
ここを直進すると剱御前小舎です。

8/16 12:46

高度が下がりキャンプ場が近づいて来ました。

8/16 12:58

振り返って見上げた画。カレ場、ザレ場のため、焦らず慎重に歩みを進めます。

8/16 12:59

あと一息です。

8/16 12:59

剱御前小舎が写真左上に見えます。

8/16 13:02

別山方面、剱御前小舎の分岐です。ここからは20分程度でキャンプ地到着予定。

8/16 13:03

剱岳の頂は、相変わらずガスの中。

8/16 13:22

無事に剱沢キャンプ場に到着しました。野営場管理所（剱澤警備派出所と同じ建物）でテント（一張り、一泊、一人で500円）の受付をします。売店はありませんので、5分程下った剱沢小屋まで行かなくてはなりませn。

8/16 14:23

中央にある水道から出る水は、消毒されていないため飲用には適しません。飲用する場合は、煮沸するようにと、管理棟にて説明を受けました。

8/16 14:24

管理棟横にある出っぱなしの水（＆水道）は、塩素消毒されているので、そのまま飲用できます。無料です。冷たくて美味しいです。

8/16 17:03

やっと剱岳が姿を見せてくれました。おやすみなさい・・・

8/17 7:28

2日目の朝です。
昨日の22時頃から雨が降りだし、撤退を決断しました。残念です。雨の中、テントを撤収し室堂に向けて出発。

8/17 7:43

前方の3人の方も私同様に剱岳登山を断念したとのこと。山は逃げないと言いますが・・・様々な事情を考慮し、調整してこの日に決めたのでしょう。お気持ち察します。

8/17 7:43

どうしても剱岳に未練が・・・

8/17 7:48

剱御前小舎が大きくなってきました。

8/17 8:05

剱御前小舎に到着です。小屋の向かい側にトイレがあります。

8/17 8:06

どうしても剱岳が気になります・・・。

8/17 8:28

室堂方面、眼下に雷鳥沢キャンプ場方が見えます。

8/17 8:55

ツアーでしょうか？雨の中登ってきます。

8/17 8:59

雷鳥沢手前まで降りてきました。

8/17 9:02

浄土沢にかけられた板の上を渡ります。

8/17 9:04

キャンプ場です。

8/17 9:09

左は雷鳥沢ヒュッテ（キャンプ場利用者はここの売店を利用すると良いです、10分程度）、右はロッジ立山連峰です。

8/17 9:18

剱御前小舎から雷鳥沢キャンプ場までのルートが一望できます。

8/17 9:30

この辺りから観光気分です。血の池だったかな。

8/17 9:35

8/17 9:36

8/17 9:38

8/17 9:44

みくりが池

8/17 9:49

雨です。私の剱岳に登る想いは、叶わず終わりを迎えました。

8/17 10:31

トローリーバスで。

8/17 10:57

ロープウェイで。

8/17 11:27

ケーブルカーで。

8/17 11:44

黒部ダムを歩いて。

8/17 11:48

トローリーバスで。

8/17 11:48

8/17 12:19

あぁ~あ、おわっちゃった（扇沢に到着）。
でも、帰宅までが登山ですね。

撮影機器：

PowerShot S3 IS CANON

装備

個人装備

テント

感想

zve01117

室堂→立山→劔岳→下ノ廊下→黒部ダム→扇沢
もしくは
室堂→立山→劔岳→水平歩道→欅平
を3泊4日で歩くことが目的でしたが、
結果は、
1泊2日の室堂→立山→室堂
でした。
昨年も計画したこのルートですが、天候不順により計画実行前に中止しました、
今年は、ジョギングや週末には24kg背負っての体力作りを行い、2年越しの想いで臨みました。
所が、出発前に2日目と3日目の天候が芳しくないことが天気予報で判明。剱岳登頂を天気が良い初日にする計画変更も考えましたが、時間的にどうしても無理そうなので、致し方なく予定通り立山→剱岳の順番で決行しました。
現地の天候、天気予報、剱沢キャンプ場の派出所隊員の方のアドバイス、天候回復を期待しての一日待機、など悩みに悩み考え抜きました。結果、当初の予定を大きく変更し、室堂へ向かうことを決断しました。
まだまだ、技術も判断力も体力も剱岳を登るに相応しくないと言われているのかもしれません。剱岳に再挑戦すべく心身共に磨きをかけ、再挑戦を誓う山行となりました。