ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7049863
全員に公開
ハイキング
朝日・出羽三山

小朝日岳 夏の花々・涼風・通り雨(古寺)

2024年07月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
blueblu その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:15
距離
13.4km
登り
1,184m
下り
1,182m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:14
休憩
2:00
合計
12:14
4:43
4:46
45
5:31
69
6:40
6:57
7
8:12
8:18
43
9:01
9:12
50
10:45
11:16
99
12:55
13:16
1
鳥原山展望台
13:17
17
13:34
13:35
8
ブナ峠分岐
13:43
13:45
7
13:52
13:53
45
ブナ峠分岐
14:38
14:58
21
15:19
89
16:48
16:49
3
天候 ◾️終日,西の雨域と東の晴天域との境界で,コース上は晴れのち曇りで昼ごろにわか雨あり,でした。風がそこそこあって,曇るととても涼しくて快適でした。下山路は標高下がって暑かったですが致し方なし。※雨域の動静は前夜段階でのSCWさんサイトの予想がほぼ完全に当たりました。
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◾️古寺センターまでは完全舗装路で朝日のアプローチとして例外的に最快適です。道幅が狭い区間も短いですし。
◾️砂利の駐車場も広くてこれも快適(一台1000円を自分で料金箱に入れるシステムです。クルマのナンバーを書く用紙が箱についてて一緒に投入。)簡易トイレあり。駐車場は車中泊・テント等禁止です。
コース状況/
危険箇所等
◾️整備完全です。鳥原山までの区間はちょうど刈り払いが済んだところでますます快適でした。ありがとうございます。鳥原山~古寺間は今年の刈り払いはまだですが問題なく快適です。古寺への最後の下りは急坂が長めに続きます。
◾️センターと登山口間の桟道にところどころ踏み板の腐食・穴あき等ありますのでヘッデンスタートの方はご注意です。
◾️水場は一服清水,三沢清水とも良好です。田代清水は使えないと思っていいです。
◾️出発時に駐車場は数台で,道中出会った人も10人程度。水場も山頂も貸切でたいへん静かでした。鳥原山~畑場峰~古寺は単調ですが森は終始きれいで森好きの方が森を楽しむには向いてます。たぶんあまり歩かれてません。ここのキタゴヨウの上限は標高980mでした。
◾️今日は下から上まで無数のトンボが飛んでいました。駐車場にアブいませんでした。
その他周辺情報 ◾️大井沢温泉ゆったり館 350円 夏期は入館1930まで。売店で「月山漬物」の扱いがなくなったのが残念。西川道の駅と同じ月山Tシャツ売ってます(880円)。
◾️ガッサンチドリは,距が楕円形で(延びてなく)小さいのが決め手のひとつのようです。
◾️古寺センターでバッヂ,手拭い売ってるそうです。
◾️今日は暑さ対策として,micremonさんおすすめの「氷入りサーモス」と,としみずさんご推奨の「ヒヤロン」を用意して入山しました。どちらも,下山途中の暑い道中でとても役に立ちました。ありがとうございます😊 ヒヤロンの持続時間は約10分間で,その間に顔や首すじにあててクールダウンできました。
予報から想像したよりずっと晴れてます。登り始めてすぐに朝日が射してきました。皆さん写真を撮られるキタゴヨウ(ヒメコマツ)の”門”を通過です。
2024年07月21日 05:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 5:02
予報から想像したよりずっと晴れてます。登り始めてすぐに朝日が射してきました。皆さん写真を撮られるキタゴヨウ(ヒメコマツ)の”門”を通過です。
すがすがしいブナ林。この尾根のキタゴヨウ上限は標高850mくらい(合体の樹があるあたり)で,そのあとはブナが目立つ区間が続きます。
2024年07月21日 05:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
7/21 5:51
すがすがしいブナ林。この尾根のキタゴヨウ上限は標高850mくらい(合体の樹があるあたり)で,そのあとはブナが目立つ区間が続きます。
誰もいない一服清水で休憩し,古寺山の登りに入ります。よく写真に撮られる変形ブナ。たくましや。
2024年07月21日 07:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 7:28
誰もいない一服清水で休憩し,古寺山の登りに入ります。よく写真に撮られる変形ブナ。たくましや。
少し木の丈が低くなって振り返ると,今日の月山様は雲をまとってらっしゃる。(想定内)
2024年07月21日 07:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
7/21 7:49
少し木の丈が低くなって振り返ると,今日の月山様は雲をまとってらっしゃる。(想定内)
すごい水量でじゃんじゃん出てました三沢清水。整備本当にありがとうございます。一服清水とともに,今年新しくなった標柱がピカピカ。
2024年07月21日 08:13撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
6
7/21 8:13
すごい水量でじゃんじゃん出てました三沢清水。整備本当にありがとうございます。一服清水とともに,今年新しくなった標柱がピカピカ。
古寺山に到着。この角度からの小朝日岳は「子供が描く富士山」みたいな形で,ちょっとほほえましい?です。落ち着かないともいいますか… 大朝日・主稜線はガスの中で見えません。
2024年07月21日 08:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
21
7/21 8:55
古寺山に到着。この角度からの小朝日岳は「子供が描く富士山」みたいな形で,ちょっとほほえましい?です。落ち着かないともいいますか… 大朝日・主稜線はガスの中で見えません。
見おろす朝日の森を作る高木たちの大きさには毎度圧倒されます。お山を守る鎧のよう。切り取りで見るとスケール感がバグりますね。
2024年07月21日 09:04撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
6
7/21 9:04
見おろす朝日の森を作る高木たちの大きさには毎度圧倒されます。お山を守る鎧のよう。切り取りで見るとスケール感がバグりますね。
古寺山から出発すると,おんやまさか青空広がってガスが取れだします❗️
2024年07月21日 09:21撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
12
7/21 9:21
古寺山から出発すると,おんやまさか青空広がってガスが取れだします❗️
大朝日様どっかーん。この眺望は思いがけずのボーナスでした。「キノコ雪渓🍄」の”傘”のところだけ残ってワンポイントに。
2024年07月21日 09:22撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
19
7/21 9:22
大朝日様どっかーん。この眺望は思いがけずのボーナスでした。「キノコ雪渓🍄」の”傘”のところだけ残ってワンポイントに。
これが今日のマックス展望の一瞬でした。ありがたすぎて目がつぶれそうです(^o^)
2024年07月21日 09:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 9:29
これが今日のマックス展望の一瞬でした。ありがたすぎて目がつぶれそうです(^o^)
古寺山から先の登山道沿いはずーっとつつましげなお花畑です。この登りでいい具合に曇ってくれてラッキー,風もあって涼しくて最高です。
2024年07月21日 09:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 9:49
古寺山から先の登山道沿いはずーっとつつましげなお花畑です。この登りでいい具合に曇ってくれてラッキー,風もあって涼しくて最高です。
左を見ると,鳥原山の向こうに頭殿山〜暖日山が浮かび上がってきました。蔵王もそこそこ見えて,村山盆地は一日晴れていました。
2024年07月21日 10:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 10:14
左を見ると,鳥原山の向こうに頭殿山〜暖日山が浮かび上がってきました。蔵王もそこそこ見えて,村山盆地は一日晴れていました。
着きました。ミニなロンギヌスの槍が刺さる小朝日岳。カヲルくんはどこに?
2024年07月21日 10:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 10:26
着きました。ミニなロンギヌスの槍が刺さる小朝日岳。カヲルくんはどこに?
予報どおりにこの時間,ガスが西から流れてきて眺めは限定的です。主稜線方面は全部隠れました。南に堂々たる体躯のトンガリの御影森山と,左奥に葉山(長井)。手前に割って入る大きな中ツル尾根。すごーい。のんびりしたあと,鳥原山方面に下山します。
2024年07月21日 10:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
7/21 10:57
予報どおりにこの時間,ガスが西から流れてきて眺めは限定的です。主稜線方面は全部隠れました。南に堂々たる体躯のトンガリの御影森山と,左奥に葉山(長井)。手前に割って入る大きな中ツル尾根。すごーい。のんびりしたあと,鳥原山方面に下山します。
小朝日から鳥原山との鞍部まで,目立つロープ場は3カ所ほど。その1,ここの最上部は三点確保で通過。
2024年07月21日 11:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 11:16
小朝日から鳥原山との鞍部まで,目立つロープ場は3カ所ほど。その1,ここの最上部は三点確保で通過。
その2,向かって左側にステップ切ってあります。
2024年07月21日 11:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 11:53
その2,向かって左側にステップ切ってあります。
その3,ここもステップあり。
2024年07月21日 12:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 12:00
その3,ここもステップあり。
小朝日を降りる途中で雨雲が流れてきて30分間ほど驟雨になりました。雨があがって,雲の中の月山,右に葉山,その手前にるいるいと朝日の前衛丘陵群。「群山とりよろふ...うまし国ぞ」です。
2024年07月21日 12:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 12:20
小朝日を降りる途中で雨雲が流れてきて30分間ほど驟雨になりました。雨があがって,雲の中の月山,右に葉山,その手前にるいるいと朝日の前衛丘陵群。「群山とりよろふ...うまし国ぞ」です。
てくてく歩いているうちに鳥原山への登りに。この登りは緩い直線的な坂に石段が築いてありまして,参道のようでした。
2024年07月21日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 12:24
てくてく歩いているうちに鳥原山への登りに。この登りは緩い直線的な坂に石段が築いてありまして,参道のようでした。
鳥原山展望台に着いて大朝日様の今日最後の眺め。
2024年07月21日 12:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 12:53
鳥原山展望台に着いて大朝日様の今日最後の眺め。
雲で見えない分,大朝日が大きく見えます。山頂に突き上げる雪渓の沢はガンガラ沢というそうです。
2024年07月21日 13:01撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/21 13:01
雲で見えない分,大朝日が大きく見えます。山頂に突き上げる雪渓の沢はガンガラ沢というそうです。
この角度の小朝日岳は,右の尾根のダケカンバの大木の列がなんとなくゴジラっぽい風貌をかもしています。
2024年07月21日 13:01撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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7/21 13:01
この角度の小朝日岳は,右の尾根のダケカンバの大木の列がなんとなくゴジラっぽい風貌をかもしています。
雨のあがった雲の下にスーパーかっこいい障子ヶ岳と右下に子分の竜ヶ岳。それでは下山でーす。
2024年07月21日 13:00撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
4
7/21 13:00
雨のあがった雲の下にスーパーかっこいい障子ヶ岳と右下に子分の竜ヶ岳。それでは下山でーす。
鳥原山三角点は二個組。
2024年07月21日 13:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 13:21
鳥原山三角点は二個組。
畑場峰へは緩い勾配できれいな森の中をてくてく下っていきます。小朝日からの下りで数人にお会いしたあとはまったくどなたにも会わない日曜日午後の道中でした。
2024年07月21日 14:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 14:09
畑場峰へは緩い勾配できれいな森の中をてくてく下っていきます。小朝日からの下りで数人にお会いしたあとはまったくどなたにも会わない日曜日午後の道中でした。
「田代の水場」はちょろちょろの小沢で,緊急時でない限りは使わ(使え)なさそう。数年前には設置されていたらしい水桶(奥の青色)はもう倒壊していました。ここでとしみずさんご推薦の「ヒヤロン」を投入❗️し,くびすじ等を冷やしてクールダウンに非常に役に立ちました。ありがとうございます。
2024年07月21日 14:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 14:52
「田代の水場」はちょろちょろの小沢で,緊急時でない限りは使わ(使え)なさそう。数年前には設置されていたらしい水桶(奥の青色)はもう倒壊していました。ここでとしみずさんご推薦の「ヒヤロン」を投入❗️し,くびすじ等を冷やしてクールダウンに非常に役に立ちました。ありがとうございます。
畑場峰からの下りは緩い森の道で始まります。
2024年07月21日 15:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 15:38
畑場峰からの下りは緩い森の道で始まります。
45度のブナ。この尾根は幅広で笹藪が少なく,「森を歩いてる!」という雰囲気ありありです。
2024年07月21日 15:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 15:45
45度のブナ。この尾根は幅広で笹藪が少なく,「森を歩いてる!」という雰囲気ありありです。
最後の30分間ほどは激くだりです。その途中にどどーんと大王級のブナ(blueblu調べ)はっけん。たまらん存在感です。
2024年07月21日 16:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 16:23
最後の30分間ほどは激くだりです。その途中にどどーんと大王級のブナ(blueblu調べ)はっけん。たまらん存在感です。
どーん。もうちょっとで下山が終わるので道を通してください,とお願いしてみた。進むと古寺川の沢音が大きくなってほっとして下山完了でした。
2024年07月21日 16:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 16:23
どーん。もうちょっとで下山が終わるので道を通してください,とお願いしてみた。進むと古寺川の沢音が大きくなってほっとして下山完了でした。
■お花(1)ツレサギソウの仲間■
今日もたくさんのお花に恵まれました。感銘深かった第一はツレサギソウ属です。これはホソバノキソチドリ,いくつも見れました。そして...
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■お花(1)ツレサギソウの仲間■
今日もたくさんのお花に恵まれました。感銘深かった第一はツレサギソウ属です。これはホソバノキソチドリ,いくつも見れました。そして...
これは....
「ガッサンチドリ」かもしれないですが,距のサイズ・形状が図鑑と若干違ってます。側花弁が背萼片に癒着して「かぶと状」になるあたりは合ってますが。写真に「くびれ有り」と書き込みましたがむしろこれは「ない」ですね(^^;;
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「ガッサンチドリ」かもしれないですが,距のサイズ・形状が図鑑と若干違ってます。側花弁が背萼片に癒着して「かぶと状」になるあたりは合ってますが。写真に「くびれ有り」と書き込みましたがむしろこれは「ない」ですね(^^;;
葉は小さめ・長めの葉が二枚,平開して互生状についてます。(一番下の大きい葉が写せてません。肝心な茎との接続部も写ってない(^^; →この見立ては違ってたと追加検討で判明(^^;;
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葉は小さめ・長めの葉が二枚,平開して互生状についてます。(一番下の大きい葉が写せてません。肝心な茎との接続部も写ってない(^^; →この見立ては違ってたと追加検討で判明(^^;;
こちらはオオヤマサギソウ,大きく立派な立ち姿。
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こちらはオオヤマサギソウ,大きく立派な立ち姿。
まだ咲く前です。
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まだ咲く前です。
そしてこちらはバンザイ\(^o^)/をしているキソチドリ。
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そしてこちらはバンザイ\(^o^)/をしているキソチドリ。
ほんとに鳥が飛んでいるような姿です。ベストフォームで見れました。
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ほんとに鳥が飛んでいるような姿です。ベストフォームで見れました。
これがどうして「横から見ると鳥」なのかは世界七不思議かも(^^;)
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これがどうして「横から見ると鳥」なのかは世界七不思議かも(^^;)
その全体像はひょろっとしています。
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その全体像はひょろっとしています。
■お花(2)偽高山帯の主役■
森が切れたあとの領域で,今日なんといってもたくさん華やかだったのはミヤマコウゾリナです。
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■お花(2)偽高山帯の主役■
森が切れたあとの領域で,今日なんといってもたくさん華やかだったのはミヤマコウゾリナです。
無限といっていいくらい咲いてました。
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無限といっていいくらい咲いてました。
もうひとつはシロバナクモマニガナ(ハナニガナ)。つぼみの先のピンクもおしゃれで,道沿いをずーっと明るくしてくれました。
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もうひとつはシロバナクモマニガナ(ハナニガナ)。つぼみの先のピンクもおしゃれで,道沿いをずーっと明るくしてくれました。
■お花(3)偽高山帯のお花いろいろ■
今日の標高高いところ限定で見れたのは,まずタカネマツムシソウの大きな花(早すぎない?),
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■お花(3)偽高山帯のお花いろいろ■
今日の標高高いところ限定で見れたのは,まずタカネマツムシソウの大きな花(早すぎない?),
終わりかけのオオコメツツジ,
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終わりかけのオオコメツツジ,
タテヤマウツボグサ,
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タテヤマウツボグサ,
そしてミヤマクルマバナ。
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そしてミヤマクルマバナ。
ナンブタカネアザミは,葉がズボンに当たるとかなりちくちくします。
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ナンブタカネアザミは,葉がズボンに当たるとかなりちくちくします。
カラマツソウと,
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カラマツソウと,
モミジカラマツは最盛期。モミジカラマツの小朝日山頂直下斜面の大群生は健在でした。
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モミジカラマツは最盛期。モミジカラマツの小朝日山頂直下斜面の大群生は健在でした。
草原ぽい場所は,ヒトツバヨモギが大活躍で,
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草原ぽい場所は,ヒトツバヨモギが大活躍で,
ヨツバヒヨドリも加わります。
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ヨツバヒヨドリも加わります。
イネ科二題は,芒がつんつんしてるミヤマノガリヤスと,
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イネ科二題は,芒がつんつんしてるミヤマノガリヤスと,
芒のないムツノガリヤス。
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芒のないムツノガリヤス。
ここから木本です。開花が進んでるクロヅルは,標高が高くなるとこんなにちんまりしてブーケ状になるんだー。意外な一面を見た感じ。
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ここから木本です。開花が進んでるクロヅルは,標高が高くなるとこんなにちんまりしてブーケ状になるんだー。意外な一面を見た感じ。
その周囲を威勢の良いミヤマコウゾリナに囲まれて。
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その周囲を威勢の良いミヤマコウゾリナに囲まれて。
なんかおもちゃのようでかわいいノウゴウイチゴの実。
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なんかおもちゃのようでかわいいノウゴウイチゴの実。
その葉のするどい鋸歯に,雨粒がひっかかっていました。
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その葉のするどい鋸歯に,雨粒がひっかかっていました。
ハナヒリノキのもよう。
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ハナヒリノキのもよう。
アカモノは,まだ咲いてるところもありますが結実が進んできました。
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アカモノは,まだ咲いてるところもありますが結実が進んできました。
毎年同じところでハイカーを楽しませてくれるハクサンシャクナゲ,今年はきれいな時期に間に合いました。
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毎年同じところでハイカーを楽しませてくれるハクサンシャクナゲ,今年はきれいな時期に間に合いました。
■お花(4)湿原■
植生の濃い鳥原山の池塘。奥のほうはミツガシワとミヤマホタルイ,手前はエゾホソイでしょうか。こんなかにホロムイソウって見つけられるの?
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■お花(4)湿原■
植生の濃い鳥原山の池塘。奥のほうはミツガシワとミヤマホタルイ,手前はエゾホソイでしょうか。こんなかにホロムイソウって見つけられるの?
ミヤマホタルイの花(実?)はコントラスト強調するとなるほどほたるに見えます。
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ミヤマホタルイの花(実?)はコントラスト強調するとなるほどほたるに見えます。
キンコウカはほんの少しでした。
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キンコウカはほんの少しでした。
を。うめっちの気配に敏感な私です(・∀・)。もうつぼみが。
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を。うめっちの気配に敏感な私です(・∀・)。もうつぼみが。
■お花(5)樹林帯の花々■
このコースにはコウモリソウやハグマ類が割と集まってる場所があります。今日はどれもまだつぼみでした。あと1週間で華やかになるかも。オオカニコウモリ,
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■お花(5)樹林帯の花々■
このコースにはコウモリソウやハグマ類が割と集まってる場所があります。今日はどれもまだつぼみでした。あと1週間で華やかになるかも。オオカニコウモリ,
カニコウモリ,
そしてオクモミジハグマ。
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そしてオクモミジハグマ。
ツクバネソウはあちこちに。
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ツクバネソウはあちこちに。
ぽつんとイチヤクソウ。
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ぽつんとイチヤクソウ。
ダキバヒメアザミは咲き始めでした。
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ダキバヒメアザミは咲き始めでした。
リュウキンカはたちまち実を結んですでにタネを全部飛ばしたあとでした。季節は高速でまわっているようです。
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リュウキンカはたちまち実を結んですでにタネを全部飛ばしたあとでした。季節は高速でまわっているようです。
を。にぶく光るタマガワホトトギス,
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を。にぶく光るタマガワホトトギス,
きらきらしてるものを載せて。
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きらきらしてるものを載せて。
オトギリソウはあちこちで多めでした。
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オトギリソウはあちこちで多めでした。
咲いてるマイヅルソウは数えるほどしかなく,ほとんどは地球儀みたいな模様の実に。
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咲いてるマイヅルソウは数えるほどしかなく,ほとんどは地球儀みたいな模様の実に。
ツマトリソウもほんの少しだけ残ってました。
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ツマトリソウもほんの少しだけ残ってました。
うぃ? アリドオシランがたくさん咲いてるところがあるんですが,まだどれも開いてませんでした。
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うぃ? アリドオシランがたくさん咲いてるところがあるんですが,まだどれも開いてませんでした。
まだ青くなってないツバメオモトの実。踊ってます♪ダーンス♪
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まだ青くなってないツバメオモトの実。踊ってます♪ダーンス♪
サンカヨウの実もまだ色づき途上です。
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サンカヨウの実もまだ色づき途上です。
クロバナヒキオコシは咲くまでもうすこしでした。
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クロバナヒキオコシは咲くまでもうすこしでした。
このコナスビは登山靴についてきたの...?
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このコナスビは登山靴についてきたの...?
チマキザサの花は数10年に一度しか咲かないそうです。
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チマキザサの花は数10年に一度しか咲かないそうです。
今日はたくさんのキノコも見ました。目立ったのはこれ。アカヤマドリというらしいです。巨大です。
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今日はたくさんのキノコも見ました。目立ったのはこれ。アカヤマドリというらしいです。巨大です。
ウスノキの真っ赤な実。
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ウスノキの真っ赤な実。
エゾアジサイは,あんまり多くありませんでした。
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エゾアジサイは,あんまり多くありませんでした。
今を盛りのミズキ。
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今を盛りのミズキ。
咲きだしたノリウツギと,
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咲きだしたノリウツギと,
ミヤマホツツジ。
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ミヤマホツツジ。
早朝から丸一日をお山で遊び倒して,帰りの道すがらで夕焼けに。これが夏の空かぁ,と思いつつ,もろもろに感謝感謝です。
2024年07月21日 19:15撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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7/21 19:15
早朝から丸一日をお山で遊び倒して,帰りの道すがらで夕焼けに。これが夏の空かぁ,と思いつつ,もろもろに感謝感謝です。
※ガッサンチドリに似たツレサギソウ属の写真を追加検討したら,にゃんと写った株は「2本並列」して生えていた(花序が二重になって見えていた)ことが判明。うひょぉ現場で気づかんかった... すると葉は「3個」です(ガッサンチドリの葉数は3〜5個とされています)。
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※ガッサンチドリに似たツレサギソウ属の写真を追加検討したら,にゃんと写った株は「2本並列」して生えていた(花序が二重になって見えていた)ことが判明。うひょぉ現場で気づかんかった... すると葉は「3個」です(ガッサンチドリの葉数は3〜5個とされています)。
肝心の距の形を別の花で検討すると,「くびれ」に相当するもの(矢印)は,なくはないこともわかります。それと,花序の上の方は側萼片がまだ開いていない開花途上なので下の方の花をみると,
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肝心の距の形を別の花で検討すると,「くびれ」に相当するもの(矢印)は,なくはないこともわかります。それと,花序の上の方は側萼片がまだ開いていない開花途上なので下の方の花をみると,
側花弁と背萼片のつかず離れずの関係や,側萼片の形・サイズが典型的なガッサンチドリとよく合うことがわかりました。
4
側花弁と背萼片のつかず離れずの関係や,側萼片の形・サイズが典型的なガッサンチドリとよく合うことがわかりました。

感想

ほぼ一年ぶりに小朝日岳。同じ場所に同じ花が咲くさまも,ちょっとした時期の違いで違う花が咲くさまも,心にしみました。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 朝日・出羽三山 [2日]
古寺鉱泉〜大朝日岳 避難小屋泊ピストン
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
ハイキング 朝日・出羽三山 [2日]
大朝日岳(古寺鉱泉ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 朝日・出羽三山 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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