光岳(畑薙大吊橋から往復、2泊3日のテント山行)
- GPS
- 26:36
- 距離
- 43.3km
- 登り
- 4,202m
- 下り
- 4,201m
コースタイム
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:45
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 11:23
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 2:59
- 合計
- 11:55
天候 | 一日目(7/22):晴れ、山中の気温25度 二日目(7/23):晴れ、稜線の気温20度 三日目(7/24):くもり一時雨のち晴れ、朝の気温10度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
戸塚5:58→7:21三島7:29→8:29静岡〖運賃2,310円〗 静岡駅8番バスのりば(しずてつジャストライン:予約制)10:00→13:20畑薙第一駐車場〖運賃3,500円〗 【帰り】7/24 現地よりクルマにて送っていただいた。 畑薙ダムから新静岡I.C.利用、横浜まで約4時間30分 ※帰りの当初予定 白樺荘(赤石温泉)14:40→17:50静岡駅 静岡18:08→19:34熱海19:42→20:51戸塚 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 畑薙臨時駐車場にて提出(日中、係員常駐) 【コース状況】 南アルプス三大急登と呼ばれているほど、序盤から急登の連続です。 畑薙大吊橋からウソッコ沢小屋の間、足場の安定しない急場が続きます。 途中、頼りない吊り橋や鉄階段もあり、慎重さを要します。 稜線に上がってからはハイマツ帯と樹林帯を何度か越え、三吉平の先でゴーロ帯の登りになりますが、総じて危険な箇所は少ない。 【小屋】 ●ウソッコ沢小屋 下部(登山コース上の橋のたもと)に取水できる沢・小屋近くに簡素なトイレあり ※通年無人・小屋内利用可・幕営は草が繁り厳しい https://thejapanalps.com/mountain-hut/usokkosawa/ ●光岳小屋 ハイシーズンはテント泊3,000円、テント泊も予約推奨 https://www.town.kawanehon.shizuoka.jp/soshiki/kankoshoko/kankokoryu/tekarigoya/13878.html ●茶臼小屋 水場・トイレ・テント場・食品の販売あり ※シーズン中は管理人さん居ます、食事は持参が必要なようです。 ●横窪沢小屋 水場・トイレあり ※2024/7/24現在無人・小屋内利用可・幕営問題なし https://ikawa-kanko.com/ |
その他周辺情報 | 【下山後の入浴】 赤石温泉 入浴料600円 ※毎週火曜定休(火曜日が祝日の場合は翌平日)8月・11月は無休 この日は18:00まで受け付け可でした。 https://ikawa-shinko.wixsite.com/shirakabasou 【山行計画書】 https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-4430260.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖アンダー(L.W.)
行動着(半袖クールライトジップT)
アンダー半袖(メッシュ)
アンダータンクトップ(メッシュ)
長ズボン(薄手)
半ズボン
靴下×2
グローブ
レイングローブ
雨具上下
ゲイター
帽子
替え下着×2
靴(ALP1000)
予備靴ひも
サンダル
ザック(100)
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
包帯
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
スマホ
バッテリー×2
腕時計
サングラス
てぬぐい
サバイバルシート
ストック
ナイフ
カメラ
三脚
シュラフ#7
シュラフカバー
エアマット150
テント(ルナドーム2型)
グラウンドシート
|
---|---|
備考 | ※水以外は全て持参:5000kcal分くらい 【一日目:7/22】昼:バス車内(行動食) 夜:ぶた肉(しょうがネギみそ) 【二日目:7/23】朝:パスタ 昼:行動食 夜:リゾッタ、レトルト魚、肉団子、チーズ 【三日目:7/24】朝:ラーメン 昼:行動食 |
感想
関東地方も梅雨明けが発表され、夏山シーズンがやって来ました。
当初、この日程で飯豊山を目指していたのですが、前線の南下でどうにも天気が思わしくない。ということで、天気良好の南アルプスに転進!
過去に南部の聖、赤石、悪沢は周回をしたことがありましたが、光岳はなかなか手が届かないままになっていました。どこから入るのも大変なのですが長野側の易老渡からではなく、静岡の畑薙から目指すことにしました。
静岡駅から登山バスは出てますが、到着は午後。
途中に避難小屋がふたつあるのは心強く、天気さえ安定していれば何とかなるだろうと。
後に知ることになりましたが、畑薙大吊橋からのコースは、南アルプスでも屈指の急登でした。樹林帯が中心なので、日差しを遮っていてくれたのは良かったですね。一歩一歩進めば、いつかは着きますから。
途中、「水吞場」ではTJARのレジェンド、静岡市消防局の望月将悟さんに出会いました!前日夜に沢での遭難連絡があったらしく、これから救助に向かうということで、バディの方と颯爽と下って行かれました!お疲れさまです、元気もらった〜
二日目は早発ちです。
内容としては、昨年回った白峰三山での大門沢小屋から下降点までの登りのようでした。営業はしてませんが雰囲気の良い横窪沢小屋、そしてお花畑にポツンと建つ茶臼小屋。久しぶりに南ア南部に来れたことが無性に嬉しくなりました。
茶臼岳から光岳までは快適な稜線歩き。
稜線とはいっても樹林帯や縞枯帯など、緑豊かな南アルプスの雰囲気がたっぷり。
聖や赤石を回ったときとは異なるワクワクが続きました。
途中に立ちよった仁田岳からの眺望も素晴らしかったです。
ゴーロ帯を越え、静高平に着いたときは、その牧歌的な雰囲気も相まって、安堵を覚えました。
光岳山頂は静かな森に囲まれ眺望はありませんが、山全体で見てこその「光岳」。
玄人好みで、とても好きな山になりました。
下山には、バスの発車に合わせ二日間かける予定でしたが、雨宿りしていた茶臼小屋で出会った川崎からの方のご厚意で、何と自宅まで送り届けて頂くことに!これは本当に感謝、登りは一人でしたが下りは色々と会話も楽しみながら下山することが出来ました。
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山中でお会いした望月さんのインタビュー記事を共有します。
望月さんは私のいっこ上、私も頑張ろ!
【引用元】認定NPO法人 富士山世界遺産国民会議
https://www.mtfuji.or.jp/thought/interview/vol50
いいことずくめの3日間だったようで、レコ内容からしっかり伝わってきました。
静岡は南アも深南部も、まだまだ手付かずの自然がいっぱい残っているので嬉しいのだけど、それだけ遠くて深くて、簡単に近づいては行けない貫禄があります。
山の中でレジェンド・もっちーにお会いするなんでパワーもらえましたね。
私も静岡の里山でお会いしたことがあります。今年は補欠だったようですが、辞退された方があり繰り上げになって今年も選手として出場決定したとのこと。また応援に力が入ります。
長旅、お疲れさまでした〜。
光岳、南アルプスの百名山に限って言えば、一番遠くて、一番変化に富んだ山だったように感じました。
私も深南部は色々チャレンジしたい山が多いのですが、今回は少しだけ度胸がついた気がします(^-^)
一瞬でしたが望月さんに出会えたことでパワー貰いましたが、今回の山では元気に歩くシニアの方も多く、パワーを貰いました!
玄人好みの南アルプス南部…本当に山が好きな人が、集まってきていたような気がしました。
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