【オーバーザサンゼン☆ファイナル】南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳 新穂高温泉から周回

2024年08月07日(水) ~ 2024年08月08日(木)

• GPS: 35:53
• 距離: 32.0km
• 登り: 2,583m
• 下り: 2,579m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:06
• 休憩: 1:11
• 合計: 9:17

距離 14.2km 登り 2,065m 下り 138m

3:49 新穂高温泉無料駐車場
3:57 4:01 新穂高温泉バス停
4:02 4:11 新穂高登山指導センター
4:13 中崎山荘 奥飛騨の湯
4:31 小鍋谷ゲート
5:10 穂高平小屋
5:46 5:47 白出沢出合
7:07 7:15 滝谷避難小屋
7:18 藤木レリーフ
8:07 8:41 槍平小屋
11:14 11:29 南岳新道 救急箱
13:06 南岳小屋

2日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 2:19
• 合計: 10:30

距離 17.7km 登り 513m 下り 2,441m

5:12 南岳小屋
5:21 5:25 南岳
5:46 天狗原分岐
6:39 7:20 中岳
7:45 8:07 大喰岳
8:19 飛騨乗越
8:28 槍ヶ岳山荘
8:43 9:07 槍ヶ岳
9:17 9:40 槍ヶ岳山荘
9:49 飛騨乗越
10:41 10:42 飛騨沢千丈乗越分岐
11:55 12:16 槍平小屋
12:56 藤木レリーフ
13:00 滝谷避難小屋
14:15 14:16 白出沢出合
14:50 穂高平小屋
15:15 小鍋谷ゲート
15:30 新穂高温泉駅
15:34 15:35 新穂高温泉バス停
15:41 15:42 新穂高温泉無料駐車場
15:42 ゴール地点

天候

2日間とも はれ時々ガス

昼間はほぼ無風
夜は風が強くダウン着ていても震える寒さ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：三才山トンネル〜松本〜安房峠トンネル
深夜ETC利用だが何故か780円と表示された

駐車場：新穂高第3駐車場（無料）
4時前に到着でほぼ満車、2台ほどの空きに滑り込む

復路：安房峠越え〜松本〜三才山トンネル

コース状況／危険箇所等

槍平小屋まではとにかく長い。槍平小屋は美味しい水がジャバジャバ。たっぷり汲んで持ち上げる。トイレも拝借、少々匂いはキツめ。

南岳新道は延々の急登、重い荷に腰がガクガク。

南岳小屋のテント場は広くて静かでいい感じ。幕営料2000円、ビール600円、水1リットル100円、雨水で味がイマイチだったので結局飲まず。トイレはすごくきれいだった。

南岳から槍ヶ岳まではご機嫌な稜線歩き。

槍からの下山も延々と長い。

その他周辺情報

コンビニは新島々のセブンイレブン

▪️湯の華銭湯 瑞祥 松本館▪️
松本市内にある温泉施設。大人800円。いいサウナとマッサージバス電気風呂。でかい水風呂で思う存分クーリング。
http://zui.sakura.ne.jp/index.php

▪️テンホウ渚店▪️
いつものやつ。

写真

8/7 3:57

滑り込みで無料駐車場に停められていつものこちらからスタート。

8/7 3:57

登山届出してトイレ済ませていざ入山。

8/7 4:30

ゲート超えてしばらく林道歩き。

8/7 4:45

ありがたい休憩所が2箇所。塩分タブレットが置いてあったので2ついただく。

8/7 4:50

ショートカットに気づかず延々林道歩き。新しく綺麗な林道が完成間近だった。

8/7 4:57

穂高平小屋。ここから同じコース歩く方と蝶ハンターのお二人と抜きつ抜かれつ。

8/7 5:33

穂高への分岐。キレットはいつ歩こうかなあ。

8/7 6:29

センジュガンピ。

8/7 6:30

チビ谷越えて。

8/7 6:32

ヨツバヒヨドリ。アサギマダラにも会えた。

8/7 6:56

渋い避難小屋。

8/7 7:00

滝谷越える。

8/7 7:05

橋を渡って。

8/7 7:09

気持ちの良い小さな沢沿いを進む。

8/7 7:10

カニコウモリ。

8/7 7:13

ゴゼタチ。

8/7 7:31

シモツケ。

8/7 7:31

オオバギボウシ。

8/7 7:33

ヤマハッカ。

8/7 7:35

南沢越えて。

8/7 7:38

苔むす。

8/7 7:39

ムシカリもすでに秋の準備。

8/7 7:51

歩きやすい木道に出る。

8/7 7:54

一人だけ目線をくれたトリカブト。

8/7 7:55

小屋に到着。

8/7 8:18

水ジャバジャバ。顔洗ってさっぱり。

8/7 8:21

小屋前でおにぎりタイム。下ってきた方々と情報交換。

8/7 8:44

これは何の実？つぼみ？

8/7 8:46

ラショウモンカズラかしら。

8/7 8:52

もう一度南沢を越えて樹林帯の中へ。

8/7 8:55

崩落木道。

8/7 8:55

ソバナ。

8/7 8:56

キオン。

8/7 8:56

奥丸山。帰りに寄ろうかと思ったがやめた。

8/7 8:58

サンカヨウも結実。

8/7 8:59

タケシマランの実。雫を絡って。

8/7 9:51

不思議な三角の葉。ソバの仲間？

8/7 9:53

ショウマ。

8/7 9:57

キイチゴも豊作。

8/7 9:59

とにかく急登。

8/7 10:03

隣の尾根を見ても角度がエグい。

8/7 10:07

とーなーりどーしあーなーたーとわーたしヒョウタンボク。

8/7 10:08

ダケカンバと青空。夏色。

8/7 10:13

抜戸岳かな。

8/7 10:29

樹林を抜けるとやっと目指すピークが見える。しかし遠い。

8/7 10:35

フウロ。

8/7 10:40

キスゲ。

8/7 11:01

ウメバチソウ。

8/7 11:02

救急箱の辺りで初めて人とすれ違った。

8/7 11:34

痩せ尾根なのだろうけどガスのせいで怖さ半減。

8/7 11:36

シオガマ。

8/7 11:37

ダイモンジソウ。

8/7 11:40

クモマナズナ。

8/7 11:43

イチゲが絶命寸前。

8/7 12:04

チンのクルマのアレ。

8/7 12:04

カール入り口。ちょっと腰かけたら強烈な睡魔が襲いかかってきてしばし気絶。

8/7 12:12

リンドウ。

8/7 12:26

カール出口。

8/7 12:28

黒い筋がかわええトウヤクリンドウ。つぼみ。

8/7 12:42

ヤマハハコ。

8/7 12:52

やっと小屋に到着。

8/7 13:56

さっさと幕営。干し物。

8/7 14:00

南岳行こうかと思ったがガスも晴れないのでプシュ。

8/7 16:53

夕日も見られず。小屋の自炊場にて延々酒宴。岡山から来たという「はるかぜのきみ」さんと楽しくおしゃべり。

8/7 23:56

念願の3000m星空タイム。銀河南端。

8/8 0:15

銀河北端。

8/8 0:25

槍とひしゃくと。

8/8 0:25

補助線入れてみる。

8/8 1:43

雄牛と御者。昴の上にはカシオペア。

8/8 1:47

笠ヶ岳上空。夏の大三角形。

8/8 1:51

銀河と槍。

8/8 4:46

寒さに負けて2度寝して朝。

8/8 4:47

撤収と出立準備終えると東の空が染まり始める。

8/8 4:56

南プスなのか雲海なのか。

8/8 4:58

とにかくライジング。

8/8 5:04

山頂から帰ってきたはるかぜさんとすれ違う。

8/8 5:04

北穂の小屋も朝日に染むる。

8/8 5:10

こりゃあ下界はどん曇りだろう。

8/8 5:10

おはよう槍様。

8/8 5:25

昨晩登頂済みだが自撮る。

8/8 5:15

ガスとともに奴らが来た。しかし遠すぎてうまく撮れず。

8/8 5:16

親もバックショット。

8/8 5:48

ブロッケンも出たよ。

8/8 5:52

しばらく歩くとガスも抜けて綺麗な光芒線が。

8/8 6:21

咲き残りのチングルマー。

8/8 6:28

晴れすぎ警報発令。

8/8 6:29

振り返れば良き穂高。奥に乗鞍御嶽。

8/8 6:51

登頂。

8/8 6:37

ここが今日のピークだろうなとザックを下ろしてしばらくのんびり。

8/8 6:41

笠の奥に白山。

8/8 6:41

乗鞍御嶽ズーム。

8/8 6:41

薬師岳。手前は祖父岳。三俣山荘の赤い屋根も見える。

8/8 6:41

丸山と三俣蓮華。

8/8 6:41

槍ズーム。小槍かわええ。

8/8 6:41

最後の一座。大喰岳。

8/8 6:50

針の木と蓮華の尾根の奥に白馬。

8/8 6:51

焼岳。ロープウェイ山頂駅も見える。

8/8 6:52

新穂高の温泉街。

8/8 6:52

常念のシルエットが渋すぎる。

8/8 6:53

水晶と赤牛。

8/8 7:04

一旦大きく下って大喰へ。

8/8 7:05

次のターゲットはあの辺り。

8/8 7:06

梯子で下る。

8/8 7:10

大喰とひょっこり槍。

8/8 7:14

鏡平。弓折。右に双六と黒部五郎。

8/8 7:28

今日もイワヒバリがガイドをしてくれた。

8/8 7:35

ありゃりゃ山頂通り過ぎてら。

8/8 7:43

登頂。オーバーザサンゼン全山制覇。

8/8 7:55

混んでたらスルーとか思ってた槍。これだけ晴れてたらねえ。

8/8 8:07

暗部のイワツメクサ。

8/8 8:11

大喰岳を振り返る。

8/8 8:16

山荘大賑わい。

8/8 8:26

上り渋滞。静岡から来た高校山学部の後ろを登る。

8/8 8:36

2度目の槍。

8/8 8:48

登頂。

8/8 8:39

朝の散歩道振り返り。

8/8 8:39

次のお休みにお邪魔します。

8/8 8:39

燕の白い尾根。

8/8 8:40

笠は今にも雲に飲まれそう。

8/8 8:48

下り渋滞。前を歩く人とお話ししたら国営放送のロケ隊の方だった。

8/8 9:18

槍に乾杯。

8/8 9:30

長い下山。千丈乗越から奥丸山経由と思っていたが面倒くさくなって真っ直ぐ進む。

8/8 9:36

延々と。

8/8 10:30

尾根からの合流点。

8/8 10:43

尾根もだいぶガスだった。

8/8 11:27

イチヤクソウがかろうじて。

8/8 12:04

山荘に着く頃には雲がどんより。頭からジャブジャブと水を被ってサッパリ。

8/8 12:45

滝谷の上部にはかなり大きな雪渓が残っていた。

8/8 13:37

ほっこり切り株。

8/8 13:58

白出沢出合いで登山道は終了。

8/8 14:38

砂利の林道を歩き穂高平山荘。

8/8 14:39

トイレの奥からショートカット道へ。

8/8 14:53

確かに距離は縮まるが登りで使うとキツそうな傾斜だった。

8/8 15:18

ロープウェイの下をくぐって。

8/8 15:29

無事下山。エクストレイルはまたしても入院。この夏は代車生活。

8/8 16:28

ひらゆの森に向かう途中で土砂降り。駐車場も満車ということで松本に向かう。安房峠越えたところで大きなダブルレインボー。

8/8 18:03

カモシカで細々と買い物。アミノバイタルゴールドがバラ売りしていたのでドーピング。

8/8 20:08

大好きな瑞祥の水風呂でクーリング後。

8/8 20:27

バンチー餃子でおつかれ山。

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

iPhone XS Apple

感想

otkme

2年前に購入したポッドキャスト番組「Over The Sun」のロゴ入りTシャツ。番組の中の目撃情報のコーナーで、北アルプス唐松岳でTシャツを着て登山している女性を見たとの投稿が。

不思議な闘志が心の中で燃え上がる。そこで思いついたのが、Tシャツを着て未踏の3000m峰を踏破する、題して「オーバーザサンゼン」山行。

昨年、南アルプスの未踏峰を登り終え、残るは槍ヶ岳直下の3座のみとなった。
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またしても愛車のエンジントラブル。小さな代車をお借りして安房トンネルをくぐり新穂高へ。悪天予報はどこへやら、空には満天の星。

南岳新道の急登にヒーヒー言いながらも稜線に出れば涼しいを通り越して寒いくらい。気持ちよく酒を飲み、テントでぐっすり眠り、深夜に目を覚ます。

3000m峰の頭上に広がる満点の星空。銀河に夏の大三角形。流れ星ビュンビュン。寒さと戦いながら2時間ほど撮影。

翌朝もよく晴れ、3座を気持ちよく縦走。おまけの槍ヶ岳も踏破し、ミッションは無事完遂。
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8月後半には、また少し長めの連休が取れる。しかし代車で遠出は少し気が引ける。

槍から眺めた裏銀座の深部。あそこをのんびりと歩く夏休みなんて悪くないなと、再びの新穂高入りを企みつつゆっくりと山を下りた。

コメント

silverfrost

3000m 21座完登おめでとうございます！1泊2日でこの周回はサスガです！
自分も踏破目指してますが、だいぶ先になりそう..大キレット未経験なのでそこと絡めたいところですが、この周回も参考にさせてもらいます..
いずれにせよ、南岳、槍ヶ岳テン場まで上がれるかどうか、ですね。

そのうち、パワフル山行にお供できたら嬉しいです。

PS.
8/1からの梅雨明け十日、特に8/8~11あたりは北ア当たりだったのに活かしきれませんでした..前半戦がよかっただけに..大反省😔

otkme

silverfrostさん

ありがとうございます。
まあ、2泊するにはちょっと持て余す周回ですよね。キレットも絡めたらとも思ったのですが、宿題は残しておく方が楽しいかな、と。

お盆連休はガッツリ仕事なので、最終週に裏銀座&雲の平ぶらりを狙っております。