焼山(金山登山口からピストン)
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- GPS
- 10:49
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,014m
- 下り
- 2,017m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 10:47
天候 | 晴れ! 11時頃からガスが湧いてきた(>_<) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
金山登山口には登山専用の駐車場はありません。登山口近くに路肩の広いところがあるのでそこに駐めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂まで距離が長いので、登山道の状況は刻々と変わります。 ・水場を過ぎてしばらくすると尾根沿いの急な登りになります。広葉樹の落葉が堆積して滑りやすかったり、途中ざれたところやぬかるんだところ、それに塹壕のように狭くて粘土性の登山道かあり、注意して進む必要があります。 ・樹林帯を過ぎると金山までは高山植物で癒やされますが、登山道は十分整備されているわけではありません。トラバース道は狭くて水平になっているわけではないので、下側に足を滑らせないよう注意しなければならないし、所々崩れてザレた山肌が顔を出しています。当日ヘリが金山への登り部分で足を痛めた女性を救助していました。帰りにそのことを意識しながら歩いたのですが、特に危険だというポイントは見受けられませんでしたが、意識して歩かないとどこでも滑って怪我をするんだなと思いました。 ・金山からは背の高い笹の登山道をしばらくあるくことになりますが、降りはじめは急なので刈られた笹に足をすくわれないようにしなければなりません。基本的に草刈りの終わった登山道は歩きやすいですが、泊岩分岐まで刈られた笹に気をつけつ必要があります。 ・泊岩分岐から山頂までは大きな石が転がっている登山道をすぎ、樹林帯を抜けるとザレた登山道が火口縁まで続きます。 ・火口縁から山頂までは、お助けロープを使って両手で岩のよじ登り、その後ザレた登山道を数度アプルダウンして山頂に着きます。 |
その他周辺情報 | 下山後は糸魚川のひすいの湯(700円)で汗を流しました。道の駅小谷で汗を流そうとはじめは思いましたが、前を通った時激混みと思ったのでひすいの湯にしましたが、ここも激混み(>_<)でした。時期が時期だからね。 |
写真
焼山愛好会のTシャツを着ていました。4人で刈払しているとのこと。大変お疲れ様です。
手前の丘のような山が裏金山。左にトラバース道がついているが、帰りに草刈りしている人に聞いたら、この山への登山道は草刈りしないとのことです。帰りに余裕があれば登ろうと思っていたけどやめました。
火口外縁から上ってきたルートを見る。
ガレ場、砂礫が終わるまでは登山道が不明瞭なので、ガスが上がってきていたら道迷いの不安があったが視界が利くので一安心。
草刈りはもう終わったようで、4人の草刈さんは下山支度をしていた。
一人の草刈さんに裏金山への登山道は草刈りしないのですかと聞いたら、「しない」との回答だった。なので、裏金山に登ろうと思っていた計画は取りやめ。
感想
焼山へのアクセスは、距離と累積標高差が大きいので自分にとってはかなりハードルの高い山で、3年ほど前からいつ登ろうかとかなり気にしていました。不安がいっぱいだけどやっとこの日が訪れました。
登りはじめはブナを主体とした原生林。巨木と言っていいほどの高く太い木が所々に見られます。通った時は薄暗かったですが、明るい時に通ったら素晴らしさをもっと感じられたかもしれません。また紅葉の時期も見事だと思います。
水場を過ぎてしばらくしてから尾根沿いの登山道は急に高度を上げていきます。登りでは急さはあまり感じられませんでしたが、下山時にこれでもかと言っていいほど急で長い登山道を降りていくので、その急さを感じました。
途中、木々の切れ間から北アルプスや頸城の山々、お隣の雨飾山も見え素晴らしい景色を堪能できました。
樹林帯を過ぎるとしばらくして、かなり遠くに目指す焼山やその向こうの火打山が見えました。と、同時に高山植物も見られるようになり、写真を撮りながら進みました。
金山から焼山に向かって下り始めると、草の刈払を行っているではありませんか。4人で作業していて、下山時には完了していました。草は主に背の高い笹で、刈られてないところを少し歩きましたが、とても歩きにくかったです。感謝しかありません。金メダルものです。
刈られていた年配の方一人が前歯が一本しか無くそれがとても印象に残っています。^^
火山特有の砂礫の道や岩場を進み、苦労しながらもたどり着いた山頂はとても感慨深いものでした。遠くはかなり雲が張り出してきていましたが、火打山、金山、なんとか白馬三山を見ることができました。
山頂で休憩していると三人の登山者が登ってこられ、皆さん火打山からでした。
周回される方、雨飾山へ縦走される方いろいろでした。
下山時水場近くで5人組の登山者と会い、救助ヘリのことについて聞いたところ、単独の女性だったとのことです。幸いなことに電波が通じたことと、雲が張り出していたけどヘリが飛べるギリギリの状態だったようです。もしかすると朝水場で会話した人かもしれません。大きな怪我で無いことを祈っています。
どこから登るにしても決して近くは無い山頂。ハードルの高い山をクリアーでき、大満足です。ありがとうございました!
<メモ>
出発前に水分0.5l摂取し、3.3リットル持参。下山時にはほぼ飲みきっていた。
コメント
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ヤマレコユーザだったのですね、僕はあまり聞かないし名乗らないので気づかれない事多いです!
夏の山は早めにガスが湧きますよね秋の空になったらガスのない景色見れそうですね、zaikunさん健脚な歩きでしたよ。
僕もあのグループの方から救助の情報聞きました、草で足元見づらい箇所が多く気が抜けない稜線でしたね!
無事救助され良かったと思いました、下りこそフラットを意識して足を置くように心がけています。
ヘルメットについては難路と記載あったし活火山で被る機会は少ないのでこんな時くらい活用しないとなんて
新潟の山は春 秋が良いですよ暑い時期は避けてお越しください
zaikunさん僕の記事のコメントこちらに返信いたしますね。
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