剱岳（馬場島→早月尾根→別山尾根→室堂）

2024年08月24日(土) ~ 2024年08月25日(日)

• GPS: 29:55
• 距離: 17.2km
• 登り: 2,979m
• 下り: 1,299m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:46
• 休憩: 0:16
• 合計: 5:02

7:21 馬場島荘
7:30 登山口
8:13 松尾平
9:13 9:18 標高1360m付近
9:52 早月尾根標高1600m標識
10:31 10:38 標高1750m付近（1800m標識）
11:13 1920.9m三角点
11:45 11:49 標高2060m付近（池）
12:20 丸山
12:23 早月小屋

2日目

• 山行: 7:39
• 休憩: 1:16
• 合計: 8:55

4:22 早月小屋
5:32 5:33 標高2600m標識
6:22 6:30 標高2800m標識
6:53 6:57 カニのハサミ
7:15 7:26 剱岳
7:45 7:49 カニのヨコバイ
8:03 8:12 平蔵の頭
8:28 8:30 前劔の門
8:37 8:44 前剱
9:21 9:22 一服剱
9:39 9:57 剣山荘
11:08 11:15 剱御前小舎
12:19 12:21 浄土橋
12:39 雷鳥沢ヒュッテ
12:45 雷鳥荘
13:02 13:03 みくりが池温泉
13:07 みくりが池
13:16 13:17 ホテル立山
13:17 ゴール地点

天候

8/24：晴れ、8/25：曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

◾️8/24
・電鉄富山6:17→上市6:44｜富山地鉄、運賃610円（現金）
・上市駅6:45→馬場島7:15｜タクシー（予約済）、運賃10260円
　※事前調査では運賃約8千円だったが、運賃改定でこのお値段に…
◾️8/25
・室堂→電鉄富山｜立山黒部アルペンルート、運賃5320円
・記録的大雨の影響により、富山地鉄の立山〜岩峅寺間は一時運転見合わせ。15時過ぎに運転再開。

写真

8/24 7:15

馬場島荘前の駐車場は既に満車

8/24 7:26

これから登る早月尾根を正面に見ながら登山口に向かう

8/24 7:27

舗装路からこの石碑を左に入ると登山口
この周辺にも数台の駐車スペースあり

8/24 7:28

登山口にある「試練と憧れ」の石碑

8/24 7:29

ここから登山開始
土曜日の朝だというのに誰もいない…
スタートが遅いのか？

8/24 7:33

最初から急登続きでいきなりの試練
朝から暑く、汗が吹き出す

8/24 7:45

立派な立山杉がお出迎え

8/24 8:08

この辺りが展望台？
稜線には雲が掛かっていて何が見えるのかよくわからん…

8/24 8:25

早月尾根には立山杉の巨木が多い

8/24 8:27

今回見た中で最大の立山杉

8/24 8:44

まだまだ急坂が続く

8/24 8:50

ミヤマウズラ

8/24 9:11

標高1300mを超え、ようやく少し眺望が

8/24 9:22

ホツツジ

8/24 9:22

木の根の階段

8/24 9:49

富山の街と富山湾を遠望
手前に見えるのは馬場島

8/24 10:21

オトギリソウ

8/24 10:22

リョウブ

8/24 10:28

ダイモンジソウ

8/24 10:30

標高1800mの標識だが、実測は1750mぐらい

8/24 10:52

ミヤマコウゾリナ

8/24 10:54

ゴゼンタチバナの実

8/24 11:01

コウメバチソウ

8/24 11:04

タテヤマアザミかな？

8/24 11:05

カニコウモリ

8/24 11:10

カライトソウ

8/24 11:11

タカネニガナ

8/24 11:29

オヤマリンドウ

8/24 11:44

8/24 11:44

確認用

8/24 11:49

イワイチョウ

8/24 12:08

短いハシゴが出てくるようになったら小屋までもう少し

8/24 12:12

こんな感じの鎖もあります

8/24 12:22

早月小屋に到着

8/24 15:39

雲は多いけど天気は持ちました

8/24 15:39

山頂は雲に阻まれ拝めず…

8/24 15:48

小屋前のテーブルに描かれた概念図

8/24 17:02

早月小屋の夕食
この日のメインは鳥の照焼
水が使えないので食器は使い捨て

8/24 18:19

夕方に雲が抜け、諦めかけていた山頂とのご対面

8/24 18:22

沈みゆく夕日

8/24 18:23

早月小屋と剱岳

8/25 5:02

ここから2日目
有明の月だが、天気は確実に下り坂

8/25 5:04

標高2400m付近
森林限界を抜けたが、山頂付近は厚い雲の中…

8/25 5:15

鎖場が出てきたので、手前でヘルメット装着

8/25 5:22

小窓尾根と毛勝三山

8/25 5:26

ミヤマセンキュウ？

8/25 5:32

雲が抜け剱岳山頂とご対面
想定外の展開にテンションが上がる

8/25 5:35

標高2600m付近に群生するヨツバシオガマ

8/25 5:36

半生のウサギギク

8/25 5:37

チングルマと剱岳

8/25 5:38

ミヤマダイモンジソウ

8/25 5:40

夜露に濡れるミヤマホツツジ

8/25 5:40

モミジカラマツ

8/25 5:41

また雲が広がり始めた…
山頂まで持つかな？

8/25 5:45

毛勝三山

8/25 5:52

ヤマハハコ

8/25 6:00

地獄谷と薬師岳

8/25 6:08

雲海越しの大日連山

8/25 6:16

北方稜線越しに白馬岳を望む

8/25 6:22

標高2800m付近から

8/25 6:35

ロープがある辺りは両側が切れ落ちて足元の幅が50cmほど

8/25 6:37

8/25 6:38

雷鳥の親子と遭遇

8/25 6:38

子鳥をアップで

8/25 6:39

獅子頭と山頂

8/25 6:41

白馬岳

8/25 6:42

イワツメクサ

8/25 6:45

獅子頭

8/25 6:48

山頂直下の岩壁

8/25 6:48

タカネヤハズハハコとミヤマアキノキリンソウ

8/25 6:49

獅子頭の鎖場
北側を巻く
この先がカニのハサミ

8/25 6:53

別山尾根と立山三山

8/25 6:54

チシマギキョウ

8/25 6:59

登ってきた尾根を振り返る

8/25 7:00

そして早月尾根最後の鎖場へ
この辺りから雨がポツリポツリ

8/25 7:09

鎖場を抜けました
赤い屋根は早月小屋

8/25 7:09

別山尾根と合流

8/25 7:15

天気が崩れる前になんとか山頂に到着

8/25 7:15

山頂からの眺望��
立山三山と薬師岳〜笠ヶ岳まで、さらに立山越しに槍穂高も一望

8/25 7:16

山頂からの眺望��
後立山連峰の稜線も一望

8/25 7:16

山頂からの眺望��
八ツ峰の稜線
背後には鹿島槍ヶ岳と五竜岳

8/25 7:18

山頂からの眺望��
そして登ってきた早月尾根

8/25 7:34

雨が本降りになる前に下山開始
薬師が霞み始めた

8/25 7:38

雨はポツポツ程度だが、岩がかなり濡れてきた

8/25 7:41

そうなる前にここを通過しておきたかったが致し方なし
滑落したらただでは済まないため、核心部は念のため自己確保

8/25 7:51

カニのよこばいを通過しても気が抜けない
直後の長い梯子は雨で濡れて滑るので慎重に下降

8/25 7:55

そして急なルンゼの鎖場
足の置き方を間違えると滑るのでとにかく慎重に

8/25 7:56

平蔵の頭

8/25 7:57

イワヒバリのつがい

8/25 7:58

クロトウヒレン

8/25 8:01

平蔵のコルを通過

8/25 8:13

平蔵の頭を越えました

8/25 8:28

そして前剱の門
下山ルートの鎖場

8/25 8:31

前剱直下の下山専用巻道から平蔵の頭を振り返る

8/25 8:52

前剱からの下り
ここも気を使うセクション

8/25 8:53

下ってきた急なガレ場を振り返る

8/25 8:54

8/25 9:06

一服剱が見えてきた

8/25 9:35

剣山荘
ここまで何とか天気が持ちました

8/25 9:59

オヤマリンドウ
このあと雨が本降りに

8/25 10:40

チングルマの綿毛

8/25 12:07

雷鳥坂から
週末だというのにキャンプ場のテントは5張

8/25 12:25

キャンプ場から望む別山

8/25 12:30

雄山と山崎カール
5月に滑りました

8/25 13:05

雨のみくりが池

撮影機器：

Xperia 5 III SO-53B docomo SONY

装備

個人装備

水4L持参

感想

ridgewalker

・かねて機会を伺っていた早月尾根からの剱岳。今回の山行も天候判断に悩まされたが、なんとか成就。
・当初は前週末に計画していた山行だったが、台風7号による影響を考慮して1週間延期したもの。この週末も天気は下り坂、予報も不安定で悩んだが、行くだけ行って現地判断することに。
・2日目は昼過ぎからかなりの雨になりそうだったことから、出発を計画よりも1時間以上早めた。この判断は正しかったが、欲を言えばあと20〜30分早発ちしていれば、別山尾根の下りで気を使う区間をより安全に通過できていたかな。結果論だけど。山頂手前から雨がポツリと降り始め、雨具はいらないぐらいだったが、岩が濡れてスリッピーな状態になったため慎重に下山。念のため持参したアルパインハーネスとランヤードが活躍。
・山頂からの眺望は全く期待していなかったが、山頂到着時は高曇りで360度の景色を楽しめたのは嬉しい誤算。難しい状況での山行だったが、山頂に立てたこととあわせ達成感はひとしお。
・剣山荘で休憩後、剱御前に向けて登り始めてすぐに本降りに。以後、雨が止むことはなかった。この日は昼過ぎに記録的短時間大雨情報が出されるほどの大雨だったが、その前に室堂ターミナルに辿り着けたのはラッキーだった。