夏のLCC最安値で行く北海道。台風10号は当初この日関東を直撃する進路予想だったので冷や冷やしたが、九州に進路が変わり無事出航。しかし定刻の2時間半遅れの出発となった。九州方面は欠航が多く機体のやりくりのせいだったようだ(Sprig Japanは特に便数が少なく影響を受けたようだ。この機体は大幅遅れで22時過ぎに成田に飛び立って行った)。
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8/28 19:17
夏のLCC最安値で行く北海道。台風10号は当初この日関東を直撃する進路予想だったので冷や冷やしたが、九州に進路が変わり無事出航。しかし定刻の2時間半遅れの出発となった。九州方面は欠航が多く機体のやりくりのせいだったようだ(Sprig Japanは特に便数が少なく影響を受けたようだ。この機体は大幅遅れで22時過ぎに成田に飛び立って行った)。
千歳駅に着いたのは22時過ぎ。そもそもLCC最安値は夕方しかなかったので、この前泊日は千歳で寝るだけの計画。なので、遅くなっても問題なし。
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8/28 22:16
千歳駅に着いたのは22時過ぎ。そもそもLCC最安値は夕方しかなかったので、この前泊日は千歳で寝るだけの計画。なので、遅くなっても問題なし。
【1日目8/29】今回の目的は第一にアポイ岳、第二に山はほどほどにして北海道歴史めぐり。北海道史は日本史の中で特異だ。先史のアイヌ史、近代の開拓史に尽きる。必然、アイヌを知る(知らなければならない)旅となる。
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8/29 6:45
【1日目8/29】今回の目的は第一にアポイ岳、第二に山はほどほどにして北海道歴史めぐり。北海道史は日本史の中で特異だ。先史のアイヌ史、近代の開拓史に尽きる。必然、アイヌを知る(知らなければならない)旅となる。
アポイ岳へのバスは午後便しかない(札幌発と苫小牧発の2便しかない)ので、今日は途中の白老へ寄る。千歳駅から苫小牧駅行、さらに糸井駅行に乗り換え。糸井は苫小牧市の郊外の駅。住宅地という感じでもない。家が散在していた。
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8/29 7:39
アポイ岳へのバスは午後便しかない(札幌発と苫小牧発の2便しかない)ので、今日は途中の白老へ寄る。千歳駅から苫小牧駅行、さらに糸井駅行に乗り換え。糸井は苫小牧市の郊外の駅。住宅地という感じでもない。家が散在していた。
糸井駅はもちろん無人駅。「宿泊厳禁」って。お誂え向きだもんな。(千歳駅→東室蘭駅の直行便もあります。特急も多いです)
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8/29 7:41
糸井駅はもちろん無人駅。「宿泊厳禁」って。お誂え向きだもんな。(千歳駅→東室蘭駅の直行便もあります。特急も多いです)
白老駅。ここは立派な有人駅。ウポポイ(後述)が出来たせいでしょうね。
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8/29 8:16
白老駅。ここは立派な有人駅。ウポポイ(後述)が出来たせいでしょうね。
イランカラㇷ゚テ。この後、何度も耳にする。アイヌ語で、こんにちは。「あなたの心にそっと触れさせていただきます」という意味だそうだ。
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8/29 8:22
イランカラㇷ゚テ。この後、何度も耳にする。アイヌ語で、こんにちは。「あなたの心にそっと触れさせていただきます」という意味だそうだ。
白老は、大きなアイヌコタンだったところ。今も多くのアイヌが住むという。しかし今や、アイヌの家は日本人の家と何ら変わらない。
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8/29 8:27
白老は、大きなアイヌコタンだったところ。今も多くのアイヌが住むという。しかし今や、アイヌの家は日本人の家と何ら変わらない。
オオアワダチソウかな。セイタカアワダチソウとの区別が難しいが、北海道にはこちらが多いという。いずれにしても外来植物。日本人も北海道にとっては外来だな。
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8/29 8:29
オオアワダチソウかな。セイタカアワダチソウとの区別が難しいが、北海道にはこちらが多いという。いずれにしても外来植物。日本人も北海道にとっては外来だな。
ウポポイの開場は9時なので、寄ってみた。ポロト湖と湿原、ウツナイ川の上流の奥まで散策路があるようだ。
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8/29 8:35
ウポポイの開場は9時なので、寄ってみた。ポロト湖と湿原、ウツナイ川の上流の奥まで散策路があるようだ。
少しだけ進む。
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8/29 8:38
少しだけ進む。
湿原が広がっていますね。残念だがここで引き返す。一日ここにいても良かったかも。
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8/29 8:41
湿原が広がっていますね。残念だがここで引き返す。一日ここにいても良かったかも。
ポロト湖の対岸のウポポイの「伝統的コタン」のチセ(家屋)。
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8/29 8:49
ポロト湖の対岸のウポポイの「伝統的コタン」のチセ(家屋)。
開場と同時にウポポイへ。北海道旧土人保護法に代わって1997年に制定された「アイヌ文化振興法」(2019年に「アイヌ新法」となりアイヌを先住民族と規定)に基づき、2020年に開館した国立施設。いろんな評価があって、見てみたかった。
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8/29 9:03
開場と同時にウポポイへ。北海道旧土人保護法に代わって1997年に制定された「アイヌ文化振興法」(2019年に「アイヌ新法」となりアイヌを先住民族と規定)に基づき、2020年に開館した国立施設。いろんな評価があって、見てみたかった。
まずは、国立アイヌ民族博物館。すごい洒落てる。アイヌの歴史、文化、言語、芸術。時間足りないなあ。以下、注目したものだけ。
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8/29 9:13
まずは、国立アイヌ民族博物館。すごい洒落てる。アイヌの歴史、文化、言語、芸術。時間足りないなあ。以下、注目したものだけ。
この19世紀の民族分布図って。国境図と全然違う。紺がアイヌ。
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8/29 9:43
この19世紀の民族分布図って。国境図と全然違う。紺がアイヌ。
アイヌのしごと、というコーナーの現代編。他に編集者とか芸術家とかがビデオで語ってくれる。パリオリンピックの余韻冷めやらないのでつい見たのだが、彼女は1994年リレハンメルオリンピック、スピードスケート女子5000m銅メダリスト(日本新記録)の山本宏美さんだ。白老生まれで子どもの頃にここポロト湖でスケートを始めたという。アイヌのことは家で伝えられたことはなかったが、意識はしていた。娘に伝えるとカッコイイと言ってくれた、と。
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8/29 9:18
アイヌのしごと、というコーナーの現代編。他に編集者とか芸術家とかがビデオで語ってくれる。パリオリンピックの余韻冷めやらないのでつい見たのだが、彼女は1994年リレハンメルオリンピック、スピードスケート女子5000m銅メダリスト(日本新記録)の山本宏美さんだ。白老生まれで子どもの頃にここポロト湖でスケートを始めたという。アイヌのことは家で伝えられたことはなかったが、意識はしていた。娘に伝えるとカッコイイと言ってくれた、と。
アイヌ人骨返還問題。「墓地から人骨がもちさられ」とは、無断でこっそりということ。誰でも怒る。
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8/29 9:24
アイヌ人骨返還問題。「墓地から人骨がもちさられ」とは、無断でこっそりということ。誰でも怒る。
アヌタリアイヌ!!!。1970年代にアイヌ若者有志が発行した新聞。後述する石原真衣の母親が関わっていた。
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8/29 9:22
アヌタリアイヌ!!!。1970年代にアイヌ若者有志が発行した新聞。後述する石原真衣の母親が関わっていた。
国立アイヌ民族博物館を出るとポロト湖。今でもスケートできるのかな。
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8/29 11:19
国立アイヌ民族博物館を出るとポロト湖。今でもスケートできるのかな。
「伝統的コタン」へ向かう。
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8/29 9:49
「伝統的コタン」へ向かう。
ミニ植物園があった。全然咲いていなかったが、シロヨモギが目を惹いた。レタン・ノヤ、白いもみ草、とある。もみ草って意味不明だが、オオヨモギをアイヌはノヤというらしい(*13)。
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8/29 9:54
ミニ植物園があった。全然咲いていなかったが、シロヨモギが目を惹いた。レタン・ノヤ、白いもみ草、とある。もみ草って意味不明だが、オオヨモギをアイヌはノヤというらしい(*13)。
シロヨモギは、北海道、本州(新潟・茨城以北)の海岸に分布。これが花だ。
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8/29 9:54
シロヨモギは、北海道、本州(新潟・茨城以北)の海岸に分布。これが花だ。
ウポポイの特徴は、多くの体験・学習プログラムが組まれていることだ。30ほどあってとても回り切れない。アイヌ語・料理・木彫・刺繍・楽器・丸木舟などもあったが、芸能・文芸系に絞った。まずは、文化解説プログラム 「ウパㇱクマ」(語り継ぐ)へ。
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8/29 11:18
ウポポイの特徴は、多くの体験・学習プログラムが組まれていることだ。30ほどあってとても回り切れない。アイヌ語・料理・木彫・刺繍・楽器・丸木舟などもあったが、芸能・文芸系に絞った。まずは、文化解説プログラム 「ウパㇱクマ」(語り継ぐ)へ。
語りとともに、歌や踊りやムツコリ演奏が紹介された。この語りが良かった。ウポポイのスタッフの中には日本人もいるが、お互いにアイヌ語を話して、まずはスタッフの中で共生を目指している。ここではすべてアイヌ語併記なのだ。エレベーターはトゥシエリキンペ。こう話す言語は日本語だが声が良い。
(ところでトゥシエリキンペなんか、アイヌの世界観ではカムイと考えるんだろうな)
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8/29 10:06
語りとともに、歌や踊りやムツコリ演奏が紹介された。この語りが良かった。ウポポイのスタッフの中には日本人もいるが、お互いにアイヌ語を話して、まずはスタッフの中で共生を目指している。ここではすべてアイヌ語併記なのだ。エレベーターはトゥシエリキンペ。こう話す言語は日本語だが声が良い。
(ところでトゥシエリキンペなんか、アイヌの世界観ではカムイと考えるんだろうな)
続いて、芸能体験「ウポポ アキ ロ」。ウポポをしましょう。ウポポとは、お祝いなどで円座でうたう歌のこと。歌い方は斉唱・交唄・輪唱があるが即興にもなるという(*10)。祭儀に由来するようだが、楽しみのため日常的に歌うようだ。
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8/29 10:50
続いて、芸能体験「ウポポ アキ ロ」。ウポポをしましょう。ウポポとは、お祝いなどで円座でうたう歌のこと。歌い方は斉唱・交唄・輪唱があるが即興にもなるという(*10)。祭儀に由来するようだが、楽しみのため日常的に歌うようだ。
これはワークショップだった。参加者4名。歌詞はアイヌ語だ。ヘクリサラナ(?) ハッハッホー ハッホー。シントコという漆器の行器を叩いてリズムをとる。ほんの一節だが、何度か彼女の後で繰り返し歌った後に、輪唱に進んだ。私を含めてみんな下手だったから輪唱は1回で終わった。しかし楽しいものだ。歌詞の意味を聞いたら、カムイの尻尾が…、という意味だというが、カムイに祈る歌ではないという。後ほど調べてみるとアポポはアイヌ語が日常的に使われなくなった今でも各地域でよく歌われているが、意味が分からない歌も多いという(*10)。
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8/29 10:30
これはワークショップだった。参加者4名。歌詞はアイヌ語だ。ヘクリサラナ(?) ハッハッホー ハッホー。シントコという漆器の行器を叩いてリズムをとる。ほんの一節だが、何度か彼女の後で繰り返し歌った後に、輪唱に進んだ。私を含めてみんな下手だったから輪唱は1回で終わった。しかし楽しいものだ。歌詞の意味を聞いたら、カムイの尻尾が…、という意味だというが、カムイに祈る歌ではないという。後ほど調べてみるとアポポはアイヌ語が日常的に使われなくなった今でも各地域でよく歌われているが、意味が分からない歌も多いという(*10)。
続いて、口承文芸実演 「ネウサㇻアン ロ」。ネウサㇻは、話。ユーカラ(最近はユカㇻと表記)に代表されるアイヌ口承文芸の総称。
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8/29 11:14
続いて、口承文芸実演 「ネウサㇻアン ロ」。ネウサㇻは、話。ユーカラ(最近はユカㇻと表記)に代表されるアイヌ口承文芸の総称。
撮影録音禁止だったので、開演前の写真。話者の出身地の鵜川に伝わる話。それは、口承文芸にもいろいろあるうちで、語りに近い「散文説話」のようだった(*8)。しかし、これがほとんど歌のよう。口承文芸は聞かなきゃわかんないことを痛感した。
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8/29 10:53
撮影録音禁止だったので、開演前の写真。話者の出身地の鵜川に伝わる話。それは、口承文芸にもいろいろあるうちで、語りに近い「散文説話」のようだった(*8)。しかし、これがほとんど歌のよう。口承文芸は聞かなきゃわかんないことを痛感した。
最後に、体験交流ホールで、伝統芸能上演 「シノッ」(伝承)を鑑賞した。どこにいたのか観客は200人は集まっていた。踊りが中心で、ムックリもあった。しかし、大ホールには似合わない感じ。野外やチセに比べて親近感が薄れるのだ。
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8/29 11:53
最後に、体験交流ホールで、伝統芸能上演 「シノッ」(伝承)を鑑賞した。どこにいたのか観客は200人は集まっていた。踊りが中心で、ムックリもあった。しかし、大ホールには似合わない感じ。野外やチセに比べて親近感が薄れるのだ。
慰霊施設は遠いなあ。国立アイヌ民族博物館に説明があった人骨返還はアイヌとって大きな問題らしい。ここの慰霊施設じゃ、地域に戻すことにならないという声も聞く(*12)。
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8/29 12:13
慰霊施設は遠いなあ。国立アイヌ民族博物館に説明があった人骨返還はアイヌとって大きな問題らしい。ここの慰霊施設じゃ、地域に戻すことにならないという声も聞く(*12)。
松浦武四郎の碑。松浦武四郎は、今回いろんなところで目にした。北海道の名付け親ということだけでなく、江戸末期に北海道を数周して、アイヌへの抑圧の実態を幕府に訴えた(*3)。
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8/29 12:22
松浦武四郎の碑。松浦武四郎は、今回いろんなところで目にした。北海道の名付け親ということだけでなく、江戸末期に北海道を数周して、アイヌへの抑圧の実態を幕府に訴えた(*3)。
苫小牧駅。ここは10年ぶり。ますます寂れた感じだ。食事困った。店なさそう。
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8/29 13:02
苫小牧駅。ここは10年ぶり。ますます寂れた感じだ。食事困った。店なさそう。
10年前に調べておいたGoegle Mapの店リストが役立った。純喫茶 ドンドンのランチにありつく。
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8/29 13:11
10年前に調べておいたGoegle Mapの店リストが役立った。純喫茶 ドンドンのランチにありつく。
JRバス特急とまも号(予約制)に乗る。1日1本しかないのが困る。
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8/29 13:56
JRバス特急とまも号(予約制)に乗る。1日1本しかないのが困る。
浦河町役場BSまで3時間。隣の様似がアポイ岳に近いのだが、宿はここしかとれなかった。ここは日高支庁があるので、そこそこビジネスホテルがあるのだ。
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8/29 16:38
浦河町役場BSまで3時間。隣の様似がアポイ岳に近いのだが、宿はここしかとれなかった。ここは日高支庁があるので、そこそこビジネスホテルがあるのだ。
【2日目8/30】天気予報はこの週、ずっと雨模様だったが、好転した。しかし夕方から翌日にかけて大雨予報だ。アポイ岳へは2日目と3日目の2案用意しておいたが、本日決行だ。バスの時刻が遅いので、まず浦河町散歩。これは向別川(ムコベツ-静かに寝らるる)。
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8/30 8:01
【2日目8/30】天気予報はこの週、ずっと雨模様だったが、好転した。しかし夕方から翌日にかけて大雨予報だ。アポイ岳へは2日目と3日目の2案用意しておいたが、本日決行だ。バスの時刻が遅いので、まず浦河町散歩。これは向別川(ムコベツ-静かに寝らるる)。
オオセグロカモメかな。
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8/30 8:05
オオセグロカモメかな。
オオハンゴウソウのようだ。これは特定外来生物。つまり在来種を駆逐してしまい生態系に影響を与える等の恐れがある侵略的外来種として駆除対象になっている。
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8/30 8:03
オオハンゴウソウのようだ。これは特定外来生物。つまり在来種を駆逐してしまい生態系に影響を与える等の恐れがある侵略的外来種として駆除対象になっている。
オオイタドリ。本州だと北の方の山に多いけどね。
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8/30 8:07
オオイタドリ。本州だと北の方の山に多いけどね。
ヤブジラミかと思ったが、葉がちょっと違う。ノラニンジンのようだ。帰化植物でニンジンの原種とも言われる。北海道に多いという。
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8/30 8:12
ヤブジラミかと思ったが、葉がちょっと違う。ノラニンジンのようだ。帰化植物でニンジンの原種とも言われる。北海道に多いという。
これはノラニンジンが実になりかけのものみたいだ。でかい。これが本来の姿?
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8/30 9:07
これはノラニンジンが実になりかけのものみたいだ。でかい。これが本来の姿?
分布的にアオモリアザミのようです。北海道はやっぱり道端の花も違うな。北海道花図鑑が必要だ。
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8/30 9:07
分布的にアオモリアザミのようです。北海道はやっぱり道端の花も違うな。北海道花図鑑が必要だ。
日高支庁は、今は振興局と名前が変わっている。ここからバスです。
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8/30 9:02
日高支庁は、今は振興局と名前が変わっている。ここからバスです。
前に見えるのがアポイ岳だ。
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8/30 10:12
前に見えるのがアポイ岳だ。
アポイ岳ジオパーク・ビジターセンターに着きました。
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8/30 10:27
アポイ岳ジオパーク・ビジターセンターに着きました。
正直、花のアポイ岳の時期としては適切ではない。しかし、この季節、アポイマンテマが咲いているはずなのだ。2か月前の道南で見かけたマンテマが何だったのか確認したかった。10日前は見頃(左下)とある。まだ咲いているか。
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8/30 10:34
正直、花のアポイ岳の時期としては適切ではない。しかし、この季節、アポイマンテマが咲いているはずなのだ。2か月前の道南で見かけたマンテマが何だったのか確認したかった。10日前は見頃(左下)とある。まだ咲いているか。
一覧表形式の登山届。先行者は3組だけだった。まあ時季外れだな。
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8/30 10:36
一覧表形式の登山届。先行者は3組だけだった。まあ時季外れだな。
ポンサヌシベツ川(アイヌ語解の定説はないようだ)は、3面張り。
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8/30 10:37
ポンサヌシベツ川(アイヌ語解の定説はないようだ)は、3面張り。
人も少なそうなので、クマ鈴装着。
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8/30 10:37
人も少なそうなので、クマ鈴装着。
いきなり針葉樹だ。標高100mもない。
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8/30 10:38
いきなり針葉樹だ。標高100mもない。
トドマツのようですね。葉の先が二股で長い。本州では見れないからうれしい。
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8/30 10:38
トドマツのようですね。葉の先が二股で長い。本州では見れないからうれしい。
樹皮は白い。
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8/30 10:38
樹皮は白い。
やっぱり5月に来たいな。
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8/30 10:41
やっぱり5月に来たいな。
この時期に、どれだけ咲いているだろうか。あまり期待しないほうが良い。
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8/30 10:42
この時期に、どれだけ咲いているだろうか。あまり期待しないほうが良い。
針葉樹の森が続く。
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8/30 10:52
針葉樹の森が続く。
この森はかなり特殊な植生という。キタゴヨウとアカエゾマツの森。
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8/30 11:00
この森はかなり特殊な植生という。キタゴヨウとアカエゾマツの森。
ハイマツと同じで5本の葉。これがアポイ名物のキタゴヨウですね。
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8/30 10:52
ハイマツと同じで5本の葉。これがアポイ名物のキタゴヨウですね。
そうすると、こちらがアカエゾマツか。いや、、、。
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8/30 10:53
そうすると、こちらがアカエゾマツか。いや、、、。
いや、これは先端が二股だから、トドマツかな。それにしては、葉が短いな。
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8/30 10:54
いや、これは先端が二股だから、トドマツかな。それにしては、葉が短いな。
この樹には、樹名表があってトドマツとあった。
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8/30 11:01
この樹には、樹名表があってトドマツとあった。
さっきと同じだ。これがトドマツ。トドマツはシラビソより細くて長い葉と図鑑にあったけど、いろいろなのかな。
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8/30 11:02
さっきと同じだ。これがトドマツ。トドマツはシラビソより細くて長い葉と図鑑にあったけど、いろいろなのかな。
そして、アポイ名物のもう一つはかんらん岩。マントルがかんらん岩だが、そう簡単には地表に出てこない。大抵、変質して蛇紋岩とかになる。日本で容易に見られるのは、ここだけと教科書にあった。
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8/30 11:08
そして、アポイ名物のもう一つはかんらん岩。マントルがかんらん岩だが、そう簡単には地表に出てこない。大抵、変質して蛇紋岩とかになる。日本で容易に見られるのは、ここだけと教科書にあった。
キタゴヨウは、ヒダカゴヨウとも言うんだね。それだけ珍しいということか。
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8/30 11:08
キタゴヨウは、ヒダカゴヨウとも言うんだね。それだけ珍しいということか。
奥の樹がヒダカゴヨウ。巨木だ。
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8/30 11:09
奥の樹がヒダカゴヨウ。巨木だ。
鐘があちこちにある。盛大に鐘を鳴らす。すると後ろからも聞こえてきた。後続者がいるようだ。
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8/30 11:20
鐘があちこちにある。盛大に鐘を鳴らす。すると後ろからも聞こえてきた。後続者がいるようだ。
蛇紋岩は、貴重な花が咲くと有名だ(早池峰山とか至仏山)。かんらん岩も同様なわけだ。もっとすごいのかも。
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8/30 11:29
蛇紋岩は、貴重な花が咲くと有名だ(早池峰山とか至仏山)。かんらん岩も同様なわけだ。もっとすごいのかも。
盗掘と環境変化で高山植物の花が激減して再生手法を検証するためのさまざまな実験を行っていると公式HPにあった。そういえば、ここまで花は全く見かけなかった。激減してしまったのだろうか。
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8/30 11:35
盗掘と環境変化で高山植物の花が激減して再生手法を検証するためのさまざまな実験を行っていると公式HPにあった。そういえば、ここまで花は全く見かけなかった。激減してしまったのだろうか。
5合目山小屋が見えてきた。あまり登った感じではない。
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8/30 11:38
5合目山小屋が見えてきた。あまり登った感じではない。
5合目山小屋からの景色は素晴らしい。山頂方面。
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8/30 11:40
5合目山小屋からの景色は素晴らしい。山頂方面。
海方面。下に見える岩が、かんらん岩だろう。
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8/30 11:40
海方面。下に見える岩が、かんらん岩だろう。
キタゴヨウが風に耐えている。
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8/30 11:48
キタゴヨウが風に耐えている。
キタゴヨウの実。松ぼっくりですね。
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8/30 11:58
キタゴヨウの実。松ぼっくりですね。
かんらん岩。公式HPには、斜長石の薄い層を含むかんらん岩(斜長石レルゾライト)の露頭で、ごつごつと飛び出ているところが斜長石を含む部分とある。うーむ。
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8/30 12:06
かんらん岩。公式HPには、斜長石の薄い層を含むかんらん岩(斜長石レルゾライト)の露頭で、ごつごつと飛び出ているところが斜長石を含む部分とある。うーむ。
進みましょう。ここから、かんらん岩エリアだ。
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8/30 12:08
進みましょう。ここから、かんらん岩エリアだ。
アキノキリンソウ。これは山ではごく普通。
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8/30 12:09
アキノキリンソウ。これは山ではごく普通。
これ何? ヒロハヘビノボラズのようだ。全国に分布するが、蛇紋岩の地域に多いという。
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8/30 12:10
これ何? ヒロハヘビノボラズのようだ。全国に分布するが、蛇紋岩の地域に多いという。
わぁ、クジャクチョウ。
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8/30 12:13
わぁ、クジャクチョウ。
これが、例のアカエゾマツのようです。
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8/30 12:19
これが、例のアカエゾマツのようです。
アカエゾマツの葉は4面体と珍しい。
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8/30 12:19
アカエゾマツの葉は4面体と珍しい。
かんらん岩の上を歩く。
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8/30 12:19
かんらん岩の上を歩く。
ロープは、境界を示すもので、頼る必要はない。岩場は終始、足場がしっかりしてて登りやすかった。
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8/30 12:25
ロープは、境界を示すもので、頼る必要はない。岩場は終始、足場がしっかりしてて登りやすかった。
かんらん岩の説明版。
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8/30 12:27
かんらん岩の説明版。
あれのことだな。
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8/30 12:28
あれのことだな。
確かに互層になっている。窪んだところがかんらん岩ということか。しかし風化しちゃってるな。
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8/30 12:28
確かに互層になっている。窪んだところがかんらん岩ということか。しかし風化しちゃってるな。
ここでキンロバイが登場。
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8/30 12:29
ここでキンロバイが登場。
キンロバイは初めてだ。蛇紋岩や石灰岩地に多いという。
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8/30 12:29
キンロバイは初めてだ。蛇紋岩や石灰岩地に多いという。
キンロバイは野草ではなくて樹。草みたいなのも多かったけど。
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8/30 12:29
キンロバイは野草ではなくて樹。草みたいなのも多かったけど。
展望も素晴らしいです。湾で凹んでいるのが様似です。明日、あそこを歩く予定。
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8/30 12:29
展望も素晴らしいです。湾で凹んでいるのが様似です。明日、あそこを歩く予定。
様似を拡大。左に突き出ているのがエンルム岬。こう見ると大きい町だ。
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8/30 12:29
様似を拡大。左に突き出ているのがエンルム岬。こう見ると大きい町だ。
左がアポイ岳で右が吉田山かな。どこまで行くかな。
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8/30 12:30
左がアポイ岳で右が吉田山かな。どこまで行くかな。
キンロバイはたくさん咲いている。
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8/30 12:33
キンロバイはたくさん咲いている。
七合目。このあたりはハイマツ帯。
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8/30 12:35
七合目。このあたりはハイマツ帯。
アポイ岳山頂が近づいてきた。登りはここまでたいしたことない。
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8/30 12:35
アポイ岳山頂が近づいてきた。登りはここまでたいしたことない。
振り返って。
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8/30 12:36
振り返って。
ウメバチソウ。この花はどちらかというと湿原でよくみかけるが、これも多かった。
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8/30 12:37
ウメバチソウ。この花はどちらかというと湿原でよくみかけるが、これも多かった。
キンロバイいっぱい。
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8/30 12:37
キンロバイいっぱい。
これだけ咲いてくれれば言うことなし。終盤だがまだまだ見ごろ。
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8/30 12:38
これだけ咲いてくれれば言うことなし。終盤だがまだまだ見ごろ。
イブキジャコウソウは、これだけ。
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8/30 12:39
イブキジャコウソウは、これだけ。
5月はもっと凄いのか。
1
8/30 12:44
5月はもっと凄いのか。
確かに、今は花は少ないわな。
1
8/30 12:44
確かに、今は花は少ないわな。
あとは尾根筋をたどる。右がアポイ岳で左が吉田山かな。
1
8/30 12:44
あとは尾根筋をたどる。右がアポイ岳で左が吉田山かな。
キンロバイがなくなると寂しくなる尾根。とはいえ気持ちいいです。とても標高数百メートルの山とは思えない。
1
8/30 12:44
キンロバイがなくなると寂しくなる尾根。とはいえ気持ちいいです。とても標高数百メートルの山とは思えない。
左側はなだらかな山々。
1
8/30 12:48
左側はなだらかな山々。
分岐。直進が旧幌満お花畑経由で山頂へ、左が山頂へ直行だ。まずは山頂だ。左。
1
8/30 12:55
分岐。直進が旧幌満お花畑経由で山頂へ、左が山頂へ直行だ。まずは山頂だ。左。
かんらん岩の岩場が続くが、意外に登りやすい。
1
8/30 13:00
かんらん岩の岩場が続くが、意外に登りやすい。
ミヤマワレモコウか。ワレモコウとの区別は雄しべを見なきゃいけないんだが、ないなあ。
2
8/30 13:00
ミヤマワレモコウか。ワレモコウとの区別は雄しべを見なきゃいけないんだが、ないなあ。
振り返って。だいぶ登って来た。あそこに見える方は途中で抜かされたように思う。さっさと下山されていった。天気が怪しくなってきたのだ。
1
8/30 13:00
振り返って。だいぶ登って来た。あそこに見える方は途中で抜かされたように思う。さっさと下山されていった。天気が怪しくなってきたのだ。
つまり、独占状態のようだ。気になってきたのはアポイマンテマ。どこに咲いているんだろう。
0
8/30 13:02
つまり、独占状態のようだ。気になってきたのはアポイマンテマ。どこに咲いているんだろう。
おっ岩場に咲くのは、、、ダイモンジソウか。どちらかというと花弁の太いタイプのようだ。
1
8/30 13:03
おっ岩場に咲くのは、、、ダイモンジソウか。どちらかというと花弁の太いタイプのようだ。
ダイモンジソウって、そうは見かけない花だが岩場というより低山の湿気のある所に咲くような。高山に咲くミヤマダイモンジソウかと思ったが、葉に長い毛があるのでそうではない。
1
8/30 13:02
ダイモンジソウって、そうは見かけない花だが岩場というより低山の湿気のある所に咲くような。高山に咲くミヤマダイモンジソウかと思ったが、葉に長い毛があるのでそうではない。
とはいえ、こんなに状態の良いのは初めて。花盤は黄色から段々と赤色になるらしい。
1
8/30 13:03
とはいえ、こんなに状態の良いのは初めて。花盤は黄色から段々と赤色になるらしい。
九合目。霧に囲まれる。
1
8/30 13:12
九合目。霧に囲まれる。
ここで、チシマセンブリが登場。北海道中部と東部のみ分布。かなり小さい花。
2
8/30 13:19
ここで、チシマセンブリが登場。北海道中部と東部のみ分布。かなり小さい花。
それぞれの花弁のほぼ中央に楕円形の蜜腺があるのが良い味を出している。北海道にはエゾタカネセンブリも分布するが蜜腺の形が三角だという。
4
8/30 13:18
それぞれの花弁のほぼ中央に楕円形の蜜腺があるのが良い味を出している。北海道にはエゾタカネセンブリも分布するが蜜腺の形が三角だという。
チシマセンブリはあちこちで咲いていました。
2
8/30 13:19
チシマセンブリはあちこちで咲いていました。
美しいですね。
4
8/30 13:22
美しいですね。
山頂付近で再び登場する樹林帯。雨が降ってきて風も強くなってきたので、樹林帯は助かる。
1
8/30 13:25
山頂付近で再び登場する樹林帯。雨が降ってきて風も強くなってきたので、樹林帯は助かる。
登頂です。
3
8/30 13:28
登頂です。
アイヌ語で「火のあるところ」か。アイヌに山岳信仰はあったに違いないが、どんな形だったのだろうか。
1
8/30 13:29
アイヌ語で「火のあるところ」か。アイヌに山岳信仰はあったに違いないが、どんな形だったのだろうか。
これは日本の神様。
2
8/30 13:29
これは日本の神様。
三角点。
2
8/30 13:29
三角点。
ダケカンバですね。標高が低いから森になっていておかしくないが、途中までが森林限界というのも不思議。でも鷲別岳(室蘭岳)も、山頂が森というわけではないが、森林限界を超えた後に背の高いダケカンバ林が登場した。北海道の山にはよくあるのかもしれない。
1
8/30 13:30
ダケカンバですね。標高が低いから森になっていておかしくないが、途中までが森林限界というのも不思議。でも鷲別岳(室蘭岳)も、山頂が森というわけではないが、森林限界を超えた後に背の高いダケカンバ林が登場した。北海道の山にはよくあるのかもしれない。
天気が悪化してきたので、このまま素直に戻る方がいいが、アポイマンテマが見つかっていない。幌満お花畑にするか吉田山にするか。
1
8/30 13:42
天気が悪化してきたので、このまま素直に戻る方がいいが、アポイマンテマが見つかっていない。幌満お花畑にするか吉田山にするか。
吉田山方面に少し行ってみよう。あとは天気次第。
1
8/30 13:46
吉田山方面に少し行ってみよう。あとは天気次第。
森は結構続いていた。
1
8/30 13:46
森は結構続いていた。
一旦降りなきゃならないが、真っ白。
1
8/30 13:52
一旦降りなきゃならないが、真っ白。
また、ヒロハヘビノボラズ。
1
8/30 13:54
また、ヒロハヘビノボラズ。
もう終わっているが、エゾシオガマのようだ。
1
8/30 13:56
もう終わっているが、エゾシオガマのようだ。
たまに霧が晴れるけど、風が強い。
1
8/30 14:00
たまに霧が晴れるけど、風が強い。
うーん、どこまで行くか。
1
8/30 14:01
うーん、どこまで行くか。
チシマセンブリはこちらにもたくさん咲いていた。
2
8/30 14:01
チシマセンブリはこちらにもたくさん咲いていた。
うーん。
1
8/30 14:02
うーん。
かんらん岩だらけ。
1
8/30 14:02
かんらん岩だらけ。
エゾコゴメクサのようだが、撮影に失敗。
1
8/30 14:03
エゾコゴメクサのようだが、撮影に失敗。
大量の糞にも怖気づき(エゾシカっぽいが)、引き返す。
1
8/30 14:04
大量の糞にも怖気づき(エゾシカっぽいが)、引き返す。
アポイ岳の山頂に戻ると、天候が悪化。雨が降り出してきた。木々に覆われた山頂は格好の避難場所なのだ。ゆっくりと雨具を着て、森から出て下山する。
1
8/30 14:29
アポイ岳の山頂に戻ると、天候が悪化。雨が降り出してきた。木々に覆われた山頂は格好の避難場所なのだ。ゆっくりと雨具を着て、森から出て下山する。
天気はどんどんひどくなり、強風で真っ白な中、岩場を降りる。ピストンなので危険個所がないのがわかっていたが、これはどうなることやら。無心で慎重に。。。。(こういうのも、いいものだ)。
1
8/30 14:52
天気はどんどんひどくなり、強風で真っ白な中、岩場を降りる。ピストンなので危険個所がないのがわかっていたが、これはどうなることやら。無心で慎重に。。。。(こういうのも、いいものだ)。
樹林帯にはいって一安心で、再び花を探し始めるが全然咲いていなかった。もう一回は来ないとな。アポイマンテマの他に、サマニヨモギが気になって来たのだ。高山の砂礫地に咲くヨモギ。アイヌ名をカムイノヤという。カムイのヨモギ。カムイと名が付く数少ない植物(*13)。
1
8/30 15:26
樹林帯にはいって一安心で、再び花を探し始めるが全然咲いていなかった。もう一回は来ないとな。アポイマンテマの他に、サマニヨモギが気になって来たのだ。高山の砂礫地に咲くヨモギ。アイヌ名をカムイノヤという。カムイのヨモギ。カムイと名が付く数少ない植物(*13)。
気になったのがこれ。ハクウンボクって聞いたことかないなあ。
1
8/30 16:33
気になったのがこれ。ハクウンボクって聞いたことかないなあ。
高いのでよく写んない。全国に分布するが、やや稀にしか見られないらしい。
1
8/30 16:35
高いのでよく写んない。全国に分布するが、やや稀にしか見られないらしい。
下山届。予想通り、最終下山者でした。
1
8/30 17:09
下山届。予想通り、最終下山者でした。
ハクウンボクがまたあった。このあたりでは多いのかもしれない。
1
8/30 17:17
ハクウンボクがまたあった。このあたりでは多いのかもしれない。
今度は良く写せた。実もなっていた。アイヌは、乾燥葉をタバコの代用にしたという話もあるようだ。
1
8/30 17:18
今度は良く写せた。実もなっていた。アイヌは、乾燥葉をタバコの代用にしたという話もあるようだ。
今日は登山口近くのアポイ山荘に宿泊です。ずぶ濡れ。
1
8/30 21:03
今日は登山口近くのアポイ山荘に宿泊です。ずぶ濡れ。
温泉でもないのに、日帰り入浴で賑わっていた。食堂も二つあり、街にも近いので、地元の休息施設でもあるようだった。
2
8/30 21:07
温泉でもないのに、日帰り入浴で賑わっていた。食堂も二つあり、街にも近いので、地元の休息施設でもあるようだった。
【3日目8/31】大雨注意報が出ていて、朝から大雨。歩いて様似→浦河まで行こうと思っていたが、バスを使うことにした。
1
8/31 8:40
【3日目8/31】大雨注意報が出ていて、朝から大雨。歩いて様似→浦河まで行こうと思っていたが、バスを使うことにした。
まずは麓の様似までバスで15分ほど。
1
8/31 8:59
まずは麓の様似までバスで15分ほど。
日高本線の終着駅の様似駅。2021年に廃線になってしまったのが痛い。
2
8/31 8:59
日高本線の終着駅の様似駅。2021年に廃線になってしまったのが痛い。
駅前のかんらん石広場。かんらん岩が町の売りみたいだ。
1
8/31 9:07
駅前のかんらん石広場。かんらん岩が町の売りみたいだ。
世界的に貴重であることは確かだが、、、
1
8/31 9:07
世界的に貴重であることは確かだが、、、
ここにあるかんらん岩は、ピカピカに磨かれていた。すべてが、かんらん岩ではなさそうだが、何の説明もない。
1
8/31 9:08
ここにあるかんらん岩は、ピカピカに磨かれていた。すべてが、かんらん岩ではなさそうだが、何の説明もない。
中央公民館。
1
8/31 9:22
中央公民館。
ロビーが美術館になっていた。
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8/31 9:17
ロビーが美術館になっていた。
片岡球子。札幌出身だったんですね。
1
8/31 9:18
片岡球子。札幌出身だったんですね。
雨がひどいが少しは歩く。様似川。
1
8/31 9:39
雨がひどいが少しは歩く。様似川。
川名板には必ずアイヌ語を表記しているようだ。
1
8/31 9:40
川名板には必ずアイヌ語を表記しているようだ。
あれがエンルム岬。あそこまでは行ってみよう。
1
8/31 9:46
あれがエンルム岬。あそこまでは行ってみよう。
ハマナスですね。実が生っている。
1
8/31 9:50
ハマナスですね。実が生っている。
これはノブドウみたい。ヤマブドウと違って食べられない。
1
8/31 9:50
これはノブドウみたい。ヤマブドウと違って食べられない。
エンルム岬には展望台がある。幸い雨が止んできた。
1
8/31 10:21
エンルム岬には展望台がある。幸い雨が止んできた。
展望台はここではないなあ。
1
8/31 10:26
展望台はここではないなあ。
ここはエンルム遺跡のようだ。縄文(早・前期)〜続縄文(前半期)、擦文、アイヌ時代まで、多くの石器、鉄器、骨器が発掘されたようだ。
1
8/31 10:28
ここはエンルム遺跡のようだ。縄文(早・前期)〜続縄文(前半期)、擦文、アイヌ時代まで、多くの石器、鉄器、骨器が発掘されたようだ。
ツリガネニンジンのようだが、北海道ではモイワシャジンというのもあり、それかもしれない(萼片が披針形)。札幌の藻岩山(5日目に登る)が基本標本なのでその名前があるという。
2
8/31 10:25
ツリガネニンジンのようだが、北海道ではモイワシャジンというのもあり、それかもしれない(萼片が披針形)。札幌の藻岩山(5日目に登る)が基本標本なのでその名前があるという。
展望台は、この上か。これ傾いていて怖い階段だった。
1
8/31 10:28
展望台は、この上か。これ傾いていて怖い階段だった。
ゲンノショウコは北海道にも多いようだ。
1
8/31 10:30
ゲンノショウコは北海道にも多いようだ。
登り終わった先には、エンルムチャシ跡。チャシとは砦と言われてきたが、もともとアイヌの祭祀の場所だったと言われるようになったという。
1
8/31 10:31
登り終わった先には、エンルムチャシ跡。チャシとは砦と言われてきたが、もともとアイヌの祭祀の場所だったと言われるようになったという。
見晴らしの良いのは、砦にも祭祀場にもふさわしい。
1
8/31 10:31
見晴らしの良いのは、砦にも祭祀場にもふさわしい。
今日は海も荒れている。
1
8/31 10:32
今日は海も荒れている。
いちいち北海道に分布するのか確認しているが、これはシラヤマギクでよさそうだ。
1
8/31 10:33
いちいち北海道に分布するのか確認しているが、これはシラヤマギクでよさそうだ。
エンルムチャシ跡から降りるとすぐに、空き地になっていて様似会所跡だという。
1
8/31 10:39
エンルムチャシ跡から降りるとすぐに、空き地になっていて様似会所跡だという。
要するに幕府の東蝦夷経営(植民地経営のようなものだな)の拠点だったわけだ。なんでこんな南端に、というのはこの後分かる。
1
8/31 10:39
要するに幕府の東蝦夷経営(植民地経営のようなものだな)の拠点だったわけだ。なんでこんな南端に、というのはこの後分かる。
また雨が降ってきて、様似郷土館で雨宿り。ここが素晴らしかった。無料です。
1
8/31 10:40
また雨が降ってきて、様似郷土館で雨宿り。ここが素晴らしかった。無料です。
ここに限らず北海道は旧石器〜アイヌ文化期(19世紀)までの遺跡が非常に多く残されている。アイヌは文字を残さなかったのですべて先史時代だ。その代わり開発は明治以降なので遺跡が多いんだと思う。様似町だけでも無数にある。それを狭い館内で要領よく紹介していた。これはほんの一例。生息してないイノシシの骨が何故出土するか。交易品だったわけだ。
1
8/31 10:54
ここに限らず北海道は旧石器〜アイヌ文化期(19世紀)までの遺跡が非常に多く残されている。アイヌは文字を残さなかったのですべて先史時代だ。その代わり開発は明治以降なので遺跡が多いんだと思う。様似町だけでも無数にある。それを狭い館内で要領よく紹介していた。これはほんの一例。生息してないイノシシの骨が何故出土するか。交易品だったわけだ。
そしてアイヌ文化紹介ビデオが素晴らしかった。
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8/31 11:36
そしてアイヌ文化紹介ビデオが素晴らしかった。
ビデオはこんなにあるのだ。これってネットで流せばいいのに。アイヌ料理が55分って。1しか見る時間がなかったが、感動した。以下、少しだけ紹介。
1
8/31 11:37
ビデオはこんなにあるのだ。これってネットで流せばいいのに。アイヌ料理が55分って。1しか見る時間がなかったが、感動した。以下、少しだけ紹介。
エンルム岬の海側からの写真。つまりさっき登ったのは、ほんの一部で、その先が続いていて、そのてっぺんにシャチがあったわけだ。
1
8/31 11:09
エンルム岬の海側からの写真。つまりさっき登ったのは、ほんの一部で、その先が続いていて、そのてっぺんにシャチがあったわけだ。
バックの絵は当時、19世紀後半に書かれた絵図。180人は様似でということ。この沿岸は多くのコタンが並んでいる。
1
8/31 11:14
バックの絵は当時、19世紀後半に書かれた絵図。180人は様似でということ。この沿岸は多くのコタンが並んでいる。
松浦武四郎はもちろん幕末にここを何度も通っている。沙流には、平取・二風谷がある。代表的なコタンだ。さっき見た幕府の会所があったから、ここではアイヌは困窮していたわけだ。
1
8/31 11:15
松浦武四郎はもちろん幕末にここを何度も通っている。沙流には、平取・二風谷がある。代表的なコタンだ。さっき見た幕府の会所があったから、ここではアイヌは困窮していたわけだ。
アイヌの伝統儀式がいくつか続く。観音山とは近くの低山、予定コースに入れていたが雨で断念した。
1
8/31 11:30
アイヌの伝統儀式がいくつか続く。観音山とは近くの低山、予定コースに入れていたが雨で断念した。
古式舞踊・フントリフンチカプ。親子鶴の舞。ウポポイでも公演しているという。そして、これらの舞踊が、、、
2
8/31 11:21
古式舞踊・フントリフンチカプ。親子鶴の舞。ウポポイでも公演しているという。そして、これらの舞踊が、、、
町のサークル活動のような形で伝承されているといい、その楽しそうな活動の様子が報告されていた。一旦去った若い人が戻ってきて子どもと一緒に参加しているという。これって町のコミュニティ活動じゃん。様似町はここ50年で人口が半減しているが、今後アイヌの智慧が生かされるかもしれない。
1
8/31 11:23
町のサークル活動のような形で伝承されているといい、その楽しそうな活動の様子が報告されていた。一旦去った若い人が戻ってきて子どもと一緒に参加しているという。これって町のコミュニティ活動じゃん。様似町はここ50年で人口が半減しているが、今後アイヌの智慧が生かされるかもしれない。
展示で驚いたのが、江戸時代初頭に、ここに金鉱があって幕府が採掘して賑わったということ。だからここが日高の中心地だったんだ。面白いのがシャクシャインの戦い(このあと訪れる)でその金鉱が隠されてしまったとあること。アイヌは負けて、その後、幕府による抑圧が強まるが、こんなことがあったとは。
1
8/31 11:42
展示で驚いたのが、江戸時代初頭に、ここに金鉱があって幕府が採掘して賑わったということ。だからここが日高の中心地だったんだ。面白いのがシャクシャインの戦い(このあと訪れる)でその金鉱が隠されてしまったとあること。アイヌは負けて、その後、幕府による抑圧が強まるが、こんなことがあったとは。
これが、登ろうと思っていた観音山。ここにも山頂にシャチがある(さっきのビデオにあった)。雨なので断念。
1
8/31 12:09
これが、登ろうと思っていた観音山。ここにも山頂にシャチがある(さっきのビデオにあった)。雨なので断念。
さらに浦河まで歩く予定だったが、雨なのでバスにした。というか、様似郷土館が面白過ぎて長居しすぎてしまった。
1
8/31 12:04
さらに浦河まで歩く予定だったが、雨なのでバスにした。というか、様似郷土館が面白過ぎて長居しすぎてしまった。
バスは、浦河まではたくさんある。しかし1日1本(札幌と苫小牧行それぞれ)の長距離バス以外は、静内迄でも何回か乗り継ぐ必要があり、さらに内陸をぐるぐる回るので時間がえらくかかる。
1
8/31 12:15
バスは、浦河まではたくさんある。しかし1日1本(札幌と苫小牧行それぞれ)の長距離バス以外は、静内迄でも何回か乗り継ぐ必要があり、さらに内陸をぐるぐる回るので時間がえらくかかる。
バスで10分ほどで、次は、浦河郷土博物館。隣町になる。
0
8/31 13:11
バスで10分ほどで、次は、浦河郷土博物館。隣町になる。
ここも無料。旧校舎を活用したこちらは、様似に比べると乱雑な印象だが、考古資料は溢れんばかり(ここでは割愛)。
1
8/31 12:27
ここも無料。旧校舎を活用したこちらは、様似に比べると乱雑な印象だが、考古資料は溢れんばかり(ここでは割愛)。
浦河町の開拓の歴史がひたすら語られていた。古くから馬の牧場が拓かれていたことが判る。左端の浦河支庁(その後の日高支庁)の西忠義庁長(元会津藩士)が日高の発展に功績があったと称えられていた。
1
8/31 12:34
浦河町の開拓の歴史がひたすら語られていた。古くから馬の牧場が拓かれていたことが判る。左端の浦河支庁(その後の日高支庁)の西忠義庁長(元会津藩士)が日高の発展に功績があったと称えられていた。
右の明治40年の国立日高種馬牧場の設置が大きかったようだ。日高本線は昭和10年、様似延伸が昭和12年か。アイヌの記述は全くない。
1
8/31 12:35
右の明治40年の国立日高種馬牧場の設置が大きかったようだ。日高本線は昭和10年、様似延伸が昭和12年か。アイヌの記述は全くない。
とはいえ、アイヌのコーナーはしっかりあった。浦川タレさんというアイヌ文化伝承者の紹介ではあるが。この方は、数少ないアットゥシ織り手だったという(Wikiにあり)。
1
8/31 12:31
とはいえ、アイヌのコーナーはしっかりあった。浦川タレさんというアイヌ文化伝承者の紹介ではあるが。この方は、数少ないアットゥシ織り手だったという(Wikiにあり)。
これがアットゥシ。オヒョウという樹の樹皮で編んだ衣服だ。
1
8/31 12:43
これがアットゥシ。オヒョウという樹の樹皮で編んだ衣服だ。
これは、浦川タレさんの編んだサラニプ。樹皮繊維で編んだものとあるが、オヒョウの場合が多いらしい。サラニプとは編袋の意のようだ。
1
8/31 13:05
これは、浦川タレさんの編んだサラニプ。樹皮繊維で編んだものとあるが、オヒョウの場合が多いらしい。サラニプとは編袋の意のようだ。
馬事資料館が併設されていた。こちらの方が人気のようだが、あまり興味ない。
1
8/31 12:57
馬事資料館が併設されていた。こちらの方が人気のようだが、あまり興味ない。
ここからバスに乗って、静内へ。この間は距離があって、乗換もして2時間近くかかった。内陸の集落をいくつも経由するものだから。
1
8/31 13:16
ここからバスに乗って、静内へ。この間は距離があって、乗換もして2時間近くかかった。内陸の集落をいくつも経由するものだから。
途中は馬の牧場だらけ。
1
8/31 14:20
途中は馬の牧場だらけ。
静内に着きました。静内駅(廃線だが)の一つ手前のバス停・入舟町。もう一つ行きたい場所があるのだ。
1
8/31 15:15
静内に着きました。静内駅(廃線だが)の一つ手前のバス停・入舟町。もう一つ行きたい場所があるのだ。
ここ静内は「新ひだか町」という名になっているが、町のホームページにあった近道を行く。でも荒れてるんですけど。
1
8/31 15:35
ここ静内は「新ひだか町」という名になっているが、町のホームページにあった近道を行く。でも荒れてるんですけど。
ツリフネソウ。これは全国でみられる。
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8/31 15:39
ツリフネソウ。これは全国でみられる。
散策道として整備はされたが、今はあまり使われていないようだ。
1
8/31 15:42
散策道として整備はされたが、今はあまり使われていないようだ。
ひと登りで丘の上に出る。ここまでの道は立入禁止となっていた。
1
8/31 15:44
ひと登りで丘の上に出る。ここまでの道は立入禁止となっていた。
丘の上にはシャクシャイン像。掌を上にした祈りのポーズだ。左はイレンカ(希望)塔とあった。シャクシャインは17世紀に松前藩に立ち向かったアイヌのリーダー。ここ静内が拠点だ。(この像が昔は違った像だったことを翌日知ることになる)
2
8/31 15:48
丘の上にはシャクシャイン像。掌を上にした祈りのポーズだ。左はイレンカ(希望)塔とあった。シャクシャインは17世紀に松前藩に立ち向かったアイヌのリーダー。ここ静内が拠点だ。(この像が昔は違った像だったことを翌日知ることになる)
広場は大掛かりな工事中だった。
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8/31 15:54
広場は大掛かりな工事中だった。
シャクシャイン記念館やアイヌ民族資料館が建築中とあった。前からあったようなので建て直しのようだ。
1
8/31 15:55
シャクシャイン記念館やアイヌ民族資料館が建築中とあった。前からあったようなので建て直しのようだ。
松浦武四郎記念碑もあった。読みにくいので一部抜粋。「我々は、新ひだか町のアイヌ民族と松浦武四郎の民族を越えた交流と、ともになしえた業績を讃え、ここアイヌ民族の聖なる地、真歌の丘に記念碑を建立する」(2012年)
1
8/31 15:54
松浦武四郎記念碑もあった。読みにくいので一部抜粋。「我々は、新ひだか町のアイヌ民族と松浦武四郎の民族を越えた交流と、ともになしえた業績を讃え、ここアイヌ民族の聖なる地、真歌の丘に記念碑を建立する」(2012年)
少し離れたところにシベチャリチャシ跡がある。
1
8/31 15:58
少し離れたところにシベチャリチャシ跡がある。
部族に分かれていて部族抗争もあったアイヌはシャクシャインのもとに団結し、隣の新冠のピポクに進軍した松前藩に対峙し、このシャチで最終決戦を構えた。松前藩は講和を申し込み、その宴会で酒に酔ったシャクシャインを殺害、その後、このシャチを焼き払った、と幕府側の文書は伝えている(*6)。
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8/31 15:58
部族に分かれていて部族抗争もあったアイヌはシャクシャインのもとに団結し、隣の新冠のピポクに進軍した松前藩に対峙し、このシャチで最終決戦を構えた。松前藩は講和を申し込み、その宴会で酒に酔ったシャクシャインを殺害、その後、このシャチを焼き払った、と幕府側の文書は伝えている(*6)。
松前藩は、この酒宴での騙し討ちを何度もやっている。卑怯ともいえるが、騙されるアイヌが純朴すぎたのか。どうも口承伝承から伺えるのは、アイヌの争いはチャランケという、武力による解決よりことばによる解決が上、ことばで決着したら争いは終わりという方式が定着した社会だったからだという(*10)。
さて。シベチャリシャチの先端に行ってみよう。
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8/31 16:03
松前藩は、この酒宴での騙し討ちを何度もやっている。卑怯ともいえるが、騙されるアイヌが純朴すぎたのか。どうも口承伝承から伺えるのは、アイヌの争いはチャランケという、武力による解決よりことばによる解決が上、ことばで決着したら争いは終わりという方式が定着した社会だったからだという(*10)。
さて。シベチャリシャチの先端に行ってみよう。
シャチからは静内の市街地が望めた。沿岸の一つ向こうの丘が新冠だろう。
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8/31 16:00
シャチからは静内の市街地が望めた。沿岸の一つ向こうの丘が新冠だろう。
シャクシャインのあとの歴史は交易ルールなど幕府の思うままに進んだようだ。そして明治になってアイヌの土地収奪の場としても静内はよく話題に登る。静内から新冠にかけて広大な新冠御料牧場が設置されたのだ。アイヌは全て強制撤去させられた、と(*6)。写真の方角である。(よく見えない)
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8/31 16:01
シャクシャインのあとの歴史は交易ルールなど幕府の思うままに進んだようだ。そして明治になってアイヌの土地収奪の場としても静内はよく話題に登る。静内から新冠にかけて広大な新冠御料牧場が設置されたのだ。アイヌは全て強制撤去させられた、と(*6)。写真の方角である。(よく見えない)
シャチは祭祀の場、とされるが、ここはまさしく砦だな。遺構からもそれがわかる。
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8/31 16:01
シャチは祭祀の場、とされるが、ここはまさしく砦だな。遺構からもそれがわかる。
断崖絶壁だ。
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8/31 16:03
断崖絶壁だ。
次は、別の方向に進む。
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8/31 16:08
次は、別の方向に進む。
最初に登って来た荒れた散策路のもうひとつのルートの出口。地形図にある道なんだが、ここは無理だったな(のちほど入口を紹介する)。
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8/31 16:10
最初に登って来た荒れた散策路のもうひとつのルートの出口。地形図にある道なんだが、ここは無理だったな(のちほど入口を紹介する)。
静内灯台。
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8/31 16:13
静内灯台。
そのわきに、表示があった。ホイナシリチャシ?これは知らなかった。150mなら行ってみよう。
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8/31 16:14
そのわきに、表示があった。ホイナシリチャシ?これは知らなかった。150mなら行ってみよう。
ちょっと荒れ気味だが下っていく。
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8/31 16:16
ちょっと荒れ気味だが下っていく。
なんか、日本の戦国時代の山城みたい。
1
8/31 16:18
なんか、日本の戦国時代の山城みたい。
鉄鍋、漆器、鹿角が発掘されたというが、砦だったのか、祭祀場だったのか。シベリチャシの支城といいたいところだが、日本の山城とは考え方が違うだろうしな。
1
8/31 16:19
鉄鍋、漆器、鹿角が発掘されたというが、砦だったのか、祭祀場だったのか。シベリチャシの支城といいたいところだが、日本の山城とは考え方が違うだろうしな。
切堀?盛土?
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8/31 16:21
切堀?盛土?
戻ろう。少し先には、真歌公園遺跡というのもあった。アイヌの拠点であったことは確かだな。切り立った丘の上なので、生活の場ではなさそうだが。
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8/31 16:38
戻ろう。少し先には、真歌公園遺跡というのもあった。アイヌの拠点であったことは確かだな。切り立った丘の上なので、生活の場ではなさそうだが。
登ってきた道を戻ります。車道だと相当の回り道になるので強行突破です。
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8/31 16:42
登ってきた道を戻ります。車道だと相当の回り道になるので強行突破です。
登山口に戻りました。このめくれていた表示は何だったのだろう。
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8/31 16:47
登山口に戻りました。このめくれていた表示は何だったのだろう。
「車両進入禁止」だったんですね。歩けばいいわけだ。
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8/31 16:47
「車両進入禁止」だったんですね。歩けばいいわけだ。
先ほど言及した、もうひとつのルートの入り口。一見して、相当の難路の気配がしたので避けた。
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8/31 16:48
先ほど言及した、もうひとつのルートの入り口。一見して、相当の難路の気配がしたので避けた。
静内川を渡って、静内駅へ。シベチャリ川。
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8/31 16:54
静内川を渡って、静内駅へ。シベチャリ川。
JR日高線の鉄橋が残っている。
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8/31 16:54
JR日高線の鉄橋が残っている。
振り返って、シベチャリシャチのあった山。
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8/31 16:55
振り返って、シベチャリシャチのあった山。
静内駅です。
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8/31 17:14
静内駅です。
今はバス待合所になっている。
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8/31 17:15
今はバス待合所になっている。
シベチャリシャチを遠望する。
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8/31 17:42
シベチャリシャチを遠望する。
今日の宿は駅前。安い「ホテルサトウ」というビジネスホテルなのだが、、
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8/31 17:13
今日の宿は駅前。安い「ホテルサトウ」というビジネスホテルなのだが、、
単なるハンバーグ定食だと思っていた夕食がすごい。
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8/31 18:33
単なるハンバーグ定食だと思っていた夕食がすごい。
【4日目9/1】長距離バスはこの2本だけ。朝ゆっくりできる路線バスのつもりだったが、それだと札幌着が昼過ぎになってしまうので、急遽予約を入れた。
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9/1 7:36
【4日目9/1】長距離バスはこの2本だけ。朝ゆっくりできる路線バスのつもりだったが、それだと札幌着が昼過ぎになってしまうので、急遽予約を入れた。
札幌・大谷地駅です。2時間で着いた。
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9/1 9:32
札幌・大谷地駅です。2時間で着いた。
地下鉄2駅で新札幌駅。大都会です。
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9/1 9:55
地下鉄2駅で新札幌駅。大都会です。
何だ、このビル群は。
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9/1 9:57
何だ、このビル群は。
医療系の大規模開発のようだ。まだまだ<開拓>が続くサッポロぺッ(乾く、大きい、川)。人口200万人だもんな。しかしそんな巨大都市札幌のすぐ近くには、、、
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9/1 10:00
医療系の大規模開発のようだ。まだまだ<開拓>が続くサッポロぺッ(乾く、大きい、川)。人口200万人だもんな。しかしそんな巨大都市札幌のすぐ近くには、、、
野津幌川を渡って、住宅地を抜けると、、、
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9/1 10:12
野津幌川を渡って、住宅地を抜けると、、、
森が見えてくる。丘の上の建物は、北星学園大附属高校。
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9/1 10:30
森が見えてくる。丘の上の建物は、北星学園大附属高校。
エゾミソハギ。エゾとあるが全国に分布。
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9/1 10:16
エゾミソハギ。エゾとあるが全国に分布。
何見てるんだろうか。
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9/1 10:35
何見てるんだろうか。
サッカーの練習試合かな。北星学園高はそこそこ強いようだ。
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9/1 10:36
サッカーの練習試合かな。北星学園高はそこそこ強いようだ。
すぐに野幌森林公園。2000haを越える広大な平地林。一日かけても一周できないほどの広さなので、一部だけ。左側の中央のここ瑞穂口から、北(上)へ行く。
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9/1 10:43
すぐに野幌森林公園。2000haを越える広大な平地林。一日かけても一周できないほどの広さなので、一部だけ。左側の中央のここ瑞穂口から、北(上)へ行く。
この森は平地林というのがポイント。本州に平地林なんてほとんど残っていない。森と言えば山にしかない。古代以来開墾し尽くされた。
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9/1 10:53
この森は平地林というのがポイント。本州に平地林なんてほとんど残っていない。森と言えば山にしかない。古代以来開墾し尽くされた。
森好きの私にとって、平地林はあこがれだったのだ。自然林が続く。広葉樹林が主体だ。
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9/1 10:53
森好きの私にとって、平地林はあこがれだったのだ。自然林が続く。広葉樹林が主体だ。
ゲンノショウコ。
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9/1 10:57
ゲンノショウコ。
ミミコウモリ。コウモリソウの仲間はたくさんあって、悩ましいが、これは北海道と東北に分布。別名エゾコウモリ。
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9/1 11:05
ミミコウモリ。コウモリソウの仲間はたくさんあって、悩ましいが、これは北海道と東北に分布。別名エゾコウモリ。
花の先端が面白い。
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9/1 11:06
花の先端が面白い。
オオバコ。森の中に咲いているのは珍しいかも。
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9/1 11:10
オオバコ。森の中に咲いているのは珍しいかも。
瑞穂池。
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9/1 11:26
瑞穂池。
ここから、説明板が多くなる。クリの北限地とある。縄文人の主要な食料で、今でも東北では非常に多いクリ。
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9/1 11:31
ここから、説明板が多くなる。クリの北限地とある。縄文人の主要な食料で、今でも東北では非常に多いクリ。
北限とはいえ立派だ。
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9/1 11:31
北限とはいえ立派だ。
なるほど、トドマツも混ざった針広混交林なんだな。
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9/1 11:38
なるほど、トドマツも混ざった針広混交林なんだな。
ナナカマドは亜高山の樹だと思い込んでいた。
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9/1 11:40
ナナカマドは亜高山の樹だと思い込んでいた。
しかもこんなに巨木になるとは。
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9/1 11:40
しかもこんなに巨木になるとは。
イチイは北日本に多い感じだな。そうは見かけない。
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9/1 11:43
イチイは北日本に多い感じだな。そうは見かけない。
イチイ。
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9/1 11:44
イチイ。
なかなか美しい森だ。
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9/1 11:47
なかなか美しい森だ。
この樹は初めて見るかも。九州まで分布するようだ。薬用や染料とするのは日本でもアイヌでも同じかな。
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9/1 11:47
この樹は初めて見るかも。九州まで分布するようだ。薬用や染料とするのは日本でもアイヌでも同じかな。
キハダか。樹皮が特徴的。コルク質になっている。アイヌ語ではシケルペ。この木で作った神に捧げるイナウ(木幣)は「金の木幣」といわれ、クマなど位の高い神を送る儀式のときにだけ作り、むやみに作ってはならないといわれているという。
1
9/1 11:48
キハダか。樹皮が特徴的。コルク質になっている。アイヌ語ではシケルペ。この木で作った神に捧げるイナウ(木幣)は「金の木幣」といわれ、クマなど位の高い神を送る儀式のときにだけ作り、むやみに作ってはならないといわれているという。
キハダ。
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9/1 11:48
キハダ。
ヤチダモは多雪地に多い樹。
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9/1 11:48
ヤチダモは多雪地に多い樹。
ヤチダモ。
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9/1 11:48
ヤチダモ。
葉はサワグルミに似ているな。区別が難しそう。
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9/1 11:49
葉はサワグルミに似ているな。区別が難しそう。
一部、植林帯もあった。
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9/1 11:54
一部、植林帯もあった。
奥がカラマツ。元気ないみたい。
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9/1 11:54
奥がカラマツ。元気ないみたい。
と、森を楽しんで、道立北海道博物館。野幌森林公園に隣接しているのです。
1
9/1 12:08
と、森を楽しんで、道立北海道博物館。野幌森林公園に隣接しているのです。
マンモスゾウから始まるのが北海道らしい。左は長野県あたりにもいたナウマンゾウ。大きさ半分ぐらい。
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9/1 12:38
マンモスゾウから始まるのが北海道らしい。左は長野県あたりにもいたナウマンゾウ。大きさ半分ぐらい。
旧石器から縄文・続縄文・擦文土器と並んでいたがすべて省略して、目を惹いたのが岩面刻画。文字と考えられていたとは。1〜4世紀とあるが、文字だったら大変なことだ。アイヌ語に文字があったかもしれないと想像力を掻き立てられる。
1
9/1 13:00
旧石器から縄文・続縄文・擦文土器と並んでいたがすべて省略して、目を惹いたのが岩面刻画。文字と考えられていたとは。1〜4世紀とあるが、文字だったら大変なことだ。アイヌ語に文字があったかもしれないと想像力を掻き立てられる。
日本でいう中世以降のアイヌを巡る歴史が丁寧に解説されていた。その一例。アイヌと和人の交易品は、圧倒的にアイヌ産品が大量(右下はタラ←タラはこの旅でたくさん食べた。その上がサケ)で、日本からの米・酒などが少量で交換されていたことが一目瞭然だった。
2
9/1 13:19
日本でいう中世以降のアイヌを巡る歴史が丁寧に解説されていた。その一例。アイヌと和人の交易品は、圧倒的にアイヌ産品が大量(右下はタラ←タラはこの旅でたくさん食べた。その上がサケ)で、日本からの米・酒などが少量で交換されていたことが一目瞭然だった。
シャクシャインについても解説されていたが、吃驚したのが右の写真のシャクシャイン像が、前日見て来たものと全然違う。この写真では勇ましく片手を振り上げているではないか。どうもこの写真は初代のもので、今は掌を上にして祈る像に代わった。初代の像は、それを複製したのもが別の場所にあることを知った。戦いか共生かという表象する理念の違いだな、難しいね。
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9/1 13:20
シャクシャインについても解説されていたが、吃驚したのが右の写真のシャクシャイン像が、前日見て来たものと全然違う。この写真では勇ましく片手を振り上げているではないか。どうもこの写真は初代のもので、今は掌を上にして祈る像に代わった。初代の像は、それを複製したのもが別の場所にあることを知った。戦いか共生かという表象する理念の違いだな、難しいね。
入替制らしき特別テーマ展示がいくつかあって、その一つ。偶然、【6日目】に訪問を予定していた江別のアイヌの最近の調査結果が報告されていた。
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9/1 13:45
入替制らしき特別テーマ展示がいくつかあって、その一つ。偶然、【6日目】に訪問を予定していた江別のアイヌの最近の調査結果が報告されていた。
サノイヘナイという川の近くのアイヌコタンの調査。私はその左上のエベツブシあたりに行く計画なのだ。ここは樺太アイヌの強制移住地として著名なので。
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9/1 13:45
サノイヘナイという川の近くのアイヌコタンの調査。私はその左上のエベツブシあたりに行く計画なのだ。ここは樺太アイヌの強制移住地として著名なので。
サノイベのアイヌも夕張から強制移住させれられた人たちだったが、、、。(なんと引用されているのはサッポロ堂書店の本ではないか。あとで出てくるが石原真衣さんの父親の店。)
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9/1 13:46
サノイベのアイヌも夕張から強制移住させれられた人たちだったが、、、。(なんと引用されているのはサッポロ堂書店の本ではないか。あとで出てくるが石原真衣さんの父親の店。)
離散してしまった、、、
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9/1 13:46
離散してしまった、、、
その理由は、明治15年(早い!)の江別駅の開業で、和人が移住して、漁業や狩猟が困難になった、と。ほんの小さな地域の小さな話だが、同じことが各地で起こったのだろう。この淡々とした展示に、歴史を掘り起こすこの博物館の神髄を感じた。
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9/1 13:46
その理由は、明治15年(早い!)の江別駅の開業で、和人が移住して、漁業や狩猟が困難になった、と。ほんの小さな地域の小さな話だが、同じことが各地で起こったのだろう。この淡々とした展示に、歴史を掘り起こすこの博物館の神髄を感じた。
時間が全然足りなくなったが、引き上げる。次があるのだ。今回、日程をたっぷりとったつもりだったのに、忙しい。森林公園駅。
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9/1 14:22
時間が全然足りなくなったが、引き上げる。次があるのだ。今回、日程をたっぷりとったつもりだったのに、忙しい。森林公園駅。
札幌駅です。北海道5度目にして、初訪問。
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9/1 14:47
札幌駅です。北海道5度目にして、初訪問。
北大植物園です。
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9/1 14:56
北大植物園です。
正式には、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園。札幌駅のすく近くの植物園。植物園ってあまり好きではない。自然そのものではないから。有料だし。だけど、、、
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9/1 16:13
正式には、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園。札幌駅のすく近くの植物園。植物園ってあまり好きではない。自然そのものではないから。有料だし。だけど、、、
これが目的でした。北方民族植物標本園。北方民族というけど、アイヌが中心でした。
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9/1 15:26
これが目的でした。北方民族植物標本園。北方民族というけど、アイヌが中心でした。
これだけの草と木が並んでいる。
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9/1 15:09
これだけの草と木が並んでいる。
こんな感じ。もっとも、季節柄、あまり花は咲いていないけどね。代表的なのを紹介しましょう。
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9/1 15:19
こんな感じ。もっとも、季節柄、あまり花は咲いていないけどね。代表的なのを紹介しましょう。
エゾヨモギは別名。北海道に多いヨモギで大きい。呪術にも使うのか。(そういえば、アイヌ語表記がないのが残念。オオヨモギはノヤ。ウポポイにはレタンノヤ=白いノヤ=シロヨモギが咲いていた)
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9/1 15:14
エゾヨモギは別名。北海道に多いヨモギで大きい。呪術にも使うのか。(そういえば、アイヌ語表記がないのが残念。オオヨモギはノヤ。ウポポイにはレタンノヤ=白いノヤ=シロヨモギが咲いていた)
オオヨモギ。本土では高い山地だが、北海道だと道端にも生えるらしい。
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9/1 15:14
オオヨモギ。本土では高い山地だが、北海道だと道端にも生えるらしい。
エゾイラクサ。これが繊維になるのか。
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9/1 15:17
エゾイラクサ。これが繊維になるのか。
エゾイラクサはイラクサより葉が細長い。北海道では川岸にも生える(本州だと山地)。
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9/1 15:18
エゾイラクサはイラクサより葉が細長い。北海道では川岸にも生える(本州だと山地)。
シオデはアイヌ語らしい。薬用なんだ。
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9/1 15:19
シオデはアイヌ語らしい。薬用なんだ。
シオデは全国に分布。見たことあるかな。
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9/1 15:20
シオデは全国に分布。見たことあるかな。
ヤマゴボウ。魔除けと鼠除けか。
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9/1 15:20
ヤマゴボウ。魔除けと鼠除けか。
ヤマゴボウは沖縄を除く全国に分布。これは見たことあると思う。でもこれは中国産とされているのだ。北海道にどういう経路で伝わったのだろうか。
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9/1 15:20
ヤマゴボウは沖縄を除く全国に分布。これは見たことあると思う。でもこれは中国産とされているのだ。北海道にどういう経路で伝わったのだろうか。
アキカラマツ。心を殺す、か。この発想は面白い。
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9/1 15:21
アキカラマツ。心を殺す、か。この発想は面白い。
アキカラマツはよくみかけるお馴染みだ。沖縄を除く全国に分布。
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9/1 15:21
アキカラマツはよくみかけるお馴染みだ。沖縄を除く全国に分布。
オンコは別名。赤色の染料とは。用途多いな。
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9/1 15:31
オンコは別名。赤色の染料とは。用途多いな。
イチイは野幌森林公園にもあった。巨木になる針葉樹。葉を写しておく。
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9/1 15:31
イチイは野幌森林公園にもあった。巨木になる針葉樹。葉を写しておく。
ハナヒリノキ。箸にすると中毒しないって。
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9/1 15:33
ハナヒリノキ。箸にすると中毒しないって。
ハナヒリノキは北海道など北方の低木。
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9/1 15:33
ハナヒリノキは北海道など北方の低木。
フッキソウ。重要な薬用とあるが、日本人にはふつう薬用とされていないようだ。
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9/1 15:36
フッキソウ。重要な薬用とあるが、日本人にはふつう薬用とされていないようだ。
フッキソウは、沖縄を除く全国に分布。常緑。
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9/1 15:36
フッキソウは、沖縄を除く全国に分布。常緑。
なかなか面白かった。さて、普通の野草もあって、せっかくだから綺麗な花だけ紹介しよう。
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9/1 15:39
なかなか面白かった。さて、普通の野草もあって、せっかくだから綺麗な花だけ紹介しよう。
エゾノトウウチソウ。エゾトウウチソウともいう。
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9/1 15:39
エゾノトウウチソウ。エゾトウウチソウともいう。
エゾノトウウチソウは、日高山脈の高地だけに咲く固有種。ピンクのトウウチソウは雪倉岳(白馬)のユキクラトウウチソウがある。綺麗で珍しい花だ。しかし、こういうのは、山で見ないとなあ(大変だけど)。
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9/1 15:40
エゾノトウウチソウは、日高山脈の高地だけに咲く固有種。ピンクのトウウチソウは雪倉岳(白馬)のユキクラトウウチソウがある。綺麗で珍しい花だ。しかし、こういうのは、山で見ないとなあ(大変だけど)。
ハマフウロ。これも初めて知った。
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9/1 15:41
ハマフウロ。これも初めて知った。
ハマフウロは、本州北部〜北海道の海岸の砂地や草地に生える。海岸か、難しそう。山よりさらに自然のままの海岸は少ないのだ。
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9/1 15:41
ハマフウロは、本州北部〜北海道の海岸の砂地や草地に生える。海岸か、難しそう。山よりさらに自然のままの海岸は少ないのだ。
植物園には、こんなのもあった。
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9/1 15:53
植物園には、こんなのもあった。
北方民族資料館。知らなかったが、明治初期と昭和初期に収集されたものを、そのまま残しているわけだ。博物館の博物館ということだ。あえて公開しているのだろうが、受け取り方が難しい。
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9/1 15:57
北方民族資料館。知らなかったが、明治初期と昭和初期に収集されたものを、そのまま残しているわけだ。博物館の博物館ということだ。あえて公開しているのだろうが、受け取り方が難しい。
昭和10年に録画されたイオマンテ(クマ送り)は、怪奇映画みたいだった。うーん。映像も現実をそのまま切り取らない。
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9/1 16:03
昭和10年に録画されたイオマンテ(クマ送り)は、怪奇映画みたいだった。うーん。映像も現実をそのまま切り取らない。
続いて、北海道大学です。
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9/1 16:46
続いて、北海道大学です。
例のクラーク像は、意外に小さい。
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9/1 16:52
例のクラーク像は、意外に小さい。
しかしキャンパスは広大です。しかも、この日は日曜日。学生より、観光客や市民の方が多い感じ。子ども連れや犬の散歩。こんな大学って初めてだ。
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9/1 16:53
しかしキャンパスは広大です。しかも、この日は日曜日。学生より、観光客や市民の方が多い感じ。子ども連れや犬の散歩。こんな大学って初めてだ。
なぜか公園みたいのもある。
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9/1 16:49
なぜか公園みたいのもある。
かつて北大構内を流れていたサクシュコトニ川を再現した言う。
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9/1 16:59
かつて北大構内を流れていたサクシュコトニ川を再現した言う。
このサクシュコトニ川の源流が、北大のすぐ南にあるここ偕楽園にあったという。偕楽園にはかつての開拓使の迎賓館である清華亭が残され中を見学できる。和洋折衷の立派な建物だ。(見学の順番は前後している)
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9/1 16:26
このサクシュコトニ川の源流が、北大のすぐ南にあるここ偕楽園にあったという。偕楽園にはかつての開拓使の迎賓館である清華亭が残され中を見学できる。和洋折衷の立派な建物だ。(見学の順番は前後している)
ここにもサクシュコトニ川の源流の説明があった。この川は鮭の道でもあったという。
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9/1 16:26
ここにもサクシュコトニ川の源流の説明があった。この川は鮭の道でもあったという。
驚いたのは、ここにアイヌコタンがあったというのだ。さりげなく「明治15年までに移転を余儀なくされた」と書いてあるが。調べてみると、こういう川だったから、今の北大キャンパスの中の川沿いにコトニ・コタンという名のコタンがあったという。札幌は、無人の森林・荒地を切り拓いて開発されたと思い込んでいたが、そういう訳ではなかったわけだ。
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9/1 16:31
驚いたのは、ここにアイヌコタンがあったというのだ。さりげなく「明治15年までに移転を余儀なくされた」と書いてあるが。調べてみると、こういう川だったから、今の北大キャンパスの中の川沿いにコトニ・コタンという名のコタンがあったという。札幌は、無人の森林・荒地を切り拓いて開発されたと思い込んでいたが、そういう訳ではなかったわけだ。
北大キャンパスに戻って、サクシュコトニ川沿いにはこんな池もあった。大野池。
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9/1 17:00
北大キャンパスに戻って、サクシュコトニ川沿いにはこんな池もあった。大野池。
バカでかいキャンパスのはずれにこんな建物があった。
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9/1 17:09
バカでかいキャンパスのはずれにこんな建物があった。
アイヌ納骨堂とあり、手を合わせる。ウポポイの「国立アイヌ民族博物館」でも人骨返還問題が紹介されていた。私は、石原真衣(北大准教授)の『<沈黙>の自伝的民族誌』でここを知った。2016年に、裁判での勝訴の結果、この納骨堂から遺骨12体が返還され、浦河町杵臼コタンでカムイノミイチャルパ(先祖供養の儀式)が行われた。アイヌのハーフの母親と琴似屯田兵を祖先に持つ和人の父の間に生まれた石原真衣は参加した。その体験が彼女を変えた。(*2)→詳しくは感想へ
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9/1 17:09
アイヌ納骨堂とあり、手を合わせる。ウポポイの「国立アイヌ民族博物館」でも人骨返還問題が紹介されていた。私は、石原真衣(北大准教授)の『<沈黙>の自伝的民族誌』でここを知った。2016年に、裁判での勝訴の結果、この納骨堂から遺骨12体が返還され、浦河町杵臼コタンでカムイノミイチャルパ(先祖供養の儀式)が行われた。アイヌのハーフの母親と琴似屯田兵を祖先に持つ和人の父の間に生まれた石原真衣は参加した。その体験が彼女を変えた。(*2)→詳しくは感想へ
有名なイチョウ並木。観光のための車は進入禁止とだけある。歩くのは自由のようだ。
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9/1 17:18
有名なイチョウ並木。観光のための車は進入禁止とだけある。歩くのは自由のようだ。
帰りは、サクシュコトニ川の遊歩道を行く。
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9/1 17:27
帰りは、サクシュコトニ川の遊歩道を行く。
とても大学構内とは思えない。
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9/1 17:26
とても大学構内とは思えない。
遺跡もあるし。(擦文時代とあるが、縄文・続縄文に比べると遺跡分布が集中する中、このあたりは旭川・上川や千歳川上流と並ぶ集落の集積地だったという。その理由はサケの産卵地。つまり漁村として札幌は開拓前から栄えていた(*11))
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9/1 17:25
遺跡もあるし。(擦文時代とあるが、縄文・続縄文に比べると遺跡分布が集中する中、このあたりは旭川・上川や千歳川上流と並ぶ集落の集積地だったという。その理由はサケの産卵地。つまり漁村として札幌は開拓前から栄えていた(*11))
バカでかいオオイタドリが花を付けているし。
1
9/1 17:26
バカでかいオオイタドリが花を付けているし。
そしてクロビイタヤ。北海道、青森、岩手、長野などに自生する特に稀な種、と図鑑にある。
1
9/1 17:32
そしてクロビイタヤ。北海道、青森、岩手、長野などに自生する特に稀な種、と図鑑にある。
クロビイタヤの樹皮。
1
9/1 17:32
クロビイタヤの樹皮。
クロビイタヤの葉。
1
9/1 17:33
クロビイタヤの葉。
なんかいろいろ回り過ぎた。そのまま歩いて、すすきののホテルに投宿。温泉付きです。
1
9/1 18:22
なんかいろいろ回り過ぎた。そのまま歩いて、すすきののホテルに投宿。温泉付きです。
【5日目9/2】月曜の朝。博物館系はみんなお休みだ。山に行くしかない。近場には札幌岳、空沼岳など手頃な山も多い。札幌岳や空沼岳なら定山峡の温泉宿も捨て難かったがその気分になれなかった。定山峡の札幌市・アイヌ施設ピリカコタンも月曜休館。どうせなら札幌尽くし、と至近の藻岩山にした。
2
9/2 6:42
【5日目9/2】月曜の朝。博物館系はみんなお休みだ。山に行くしかない。近場には札幌岳、空沼岳など手頃な山も多い。札幌岳や空沼岳なら定山峡の温泉宿も捨て難かったがその気分になれなかった。定山峡の札幌市・アイヌ施設ピリカコタンも月曜休館。どうせなら札幌尽くし、と至近の藻岩山にした。
藻岩山なら歩いていけるのだ。だから朝はのんびり。
2
9/2 7:04
藻岩山なら歩いていけるのだ。だから朝はのんびり。
市電の走る市街を通勤者に混じって西へ。
1
9/2 7:54
市電の走る市街を通勤者に混じって西へ。
円山公園から入る。
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9/2 8:36
円山公園から入る。
北海道神宮、立派。北海道の開拓にあわせて、明治天皇の勅によるもの。
1
9/2 8:46
北海道神宮、立派。北海道の開拓にあわせて、明治天皇の勅によるもの。
円山から藻岩山へのコースだ。
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9/2 8:54
円山から藻岩山へのコースだ。
まず円山。標高たった225mだが、意外に登る。
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9/2 9:22
まず円山。標高たった225mだが、意外に登る。
原始林とある。広葉樹林の自然林だ。
1
9/2 9:24
原始林とある。広葉樹林の自然林だ。
気温23度と涼しいはずだが、疲れたぞ。
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9/2 9:25
気温23度と涼しいはずだが、疲れたぞ。
山頂です。登山者は意外に多かったです。
1
9/2 9:26
山頂です。登山者は意外に多かったです。
下山途中にエゾトリカブト。トリカブトの同定は難しいが葉は3全裂しているのと、北海道中部低地に多く分布するとされることから。
3
9/2 9:36
下山途中にエゾトリカブト。トリカブトの同定は難しいが葉は3全裂しているのと、北海道中部低地に多く分布するとされることから。
エゾトリカブトは最も猛毒なトリカブト。アイヌが毒矢に使用した。アイヌ語でスルク。毒性の強弱により分類は細かく、最強はケレ・プ・トゥルセ(触るもの倒れる)という(*13)。毒は根茎にあるので花は触っても大丈夫かと。
2
9/2 9:37
エゾトリカブトは最も猛毒なトリカブト。アイヌが毒矢に使用した。アイヌ語でスルク。毒性の強弱により分類は細かく、最強はケレ・プ・トゥルセ(触るもの倒れる)という(*13)。毒は根茎にあるので花は触っても大丈夫かと。
藻岩山へは住宅街が続いていた。ここも結構登る。
1
9/2 9:54
藻岩山へは住宅街が続いていた。ここも結構登る。
山を開発した住宅街のようだ。道は大きく迂回しているので、この道が長いぞ。地形図にはない近道があるかもしれない。
1
9/2 10:07
山を開発した住宅街のようだ。道は大きく迂回しているので、この道が長いぞ。地形図にはない近道があるかもしれない。
旭山記念公園。
1
9/2 10:18
旭山記念公園。
立派な公園。
1
9/2 10:26
立派な公園。
公園に藻岩山登山口があった。
1
9/2 10:31
公園に藻岩山登山口があった。
こっちの森の方がいい感じ。
1
9/2 10:51
こっちの森の方がいい感じ。
クルマバソウかな。実になっている。大きな群落でした。
1
9/2 10:56
クルマバソウかな。実になっている。大きな群落でした。
ヌスビトハギの実。この鞘が盗人の足跡に似ているからその名がある。
1
9/2 10:59
ヌスビトハギの実。この鞘が盗人の足跡に似ているからその名がある。
あれが、藻岩山の山頂だな。円山で疲れてしまったので体調の心配したが、調子が出てきた。すいすい行く。変化に富むがアップダウンは小さく歩きやすいです。
1
9/2 11:27
あれが、藻岩山の山頂だな。円山で疲れてしまったので体調の心配したが、調子が出てきた。すいすい行く。変化に富むがアップダウンは小さく歩きやすいです。
最後だけ九十九折の岩混じりをひと登りで、、、
1
9/2 12:08
最後だけ九十九折の岩混じりをひと登りで、、、
山頂です。意外にあっけなかった。そして、いきなりの建物にゲンナリ。ここまでいい森だったんです。
2
9/2 12:23
山頂です。意外にあっけなかった。そして、いきなりの建物にゲンナリ。ここまでいい森だったんです。
インカルシベ、アイヌにとっての聖なる山、とあった。伝統儀式もやっているんだね。やはりロープウェイは似合わないな。
1
9/2 12:37
インカルシベ、アイヌにとっての聖なる山、とあった。伝統儀式もやっているんだね。やはりロープウェイは似合わないな。
展望素晴らしいです。札幌の大都会ぶりは圧巻です。とんでもない巨大都市。こんな大都会を眼下に見渡せる山は他にないでしょう。
2
9/2 12:31
展望素晴らしいです。札幌の大都会ぶりは圧巻です。とんでもない巨大都市。こんな大都会を眼下に見渡せる山は他にないでしょう。
札幌駅と北大あたり。
2
9/2 12:33
札幌駅と北大あたり。
大都会の展望に比べると、色あせてしまうが、遠方右側のピークが札幌岳、その稜線を左に辿って、少し離れて聳えているのが恵庭岳、さらに左の最も遠方が樽前山だ。
2
9/2 12:28
大都会の展望に比べると、色あせてしまうが、遠方右側のピークが札幌岳、その稜線を左に辿って、少し離れて聳えているのが恵庭岳、さらに左の最も遠方が樽前山だ。
札幌市街地の南方。右寄りの丸い白いドームが真駒内スケートリンクだ。これからあそこに降りていく。
1
9/2 12:30
札幌市街地の南方。右寄りの丸い白いドームが真駒内スケートリンクだ。これからあそこに降りていく。
下山は途中まで、中間駅への舗装された道となる。
1
9/2 12:44
下山は途中まで、中間駅への舗装された道となる。
ここから登山道。あの山のを越えて、白い真駒内スケートリンクへ降りる。
1
9/2 12:54
ここから登山道。あの山のを越えて、白い真駒内スケートリンクへ降りる。
セントウソウかと思ったが、それは初春の花。ヤブジラミにしてももう遅すぎ。しかし北海道図鑑で調べたらヤブジラミは9月まで咲くと分かった。
1
9/2 13:02
セントウソウかと思ったが、それは初春の花。ヤブジラミにしてももう遅すぎ。しかし北海道図鑑で調べたらヤブジラミは9月まで咲くと分かった。
ヤマハハコだ。
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9/2 13:03
ヤマハハコだ。
コウゾリナ。
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9/2 13:05
コウゾリナ。
ヤマハハコがたくさん。
1
9/2 13:06
ヤマハハコがたくさん。
いい森ですね。市街地から近いというのが何よりだ。
1
9/2 13:10
いい森ですね。市街地から近いというのが何よりだ。
山鼻山。そう登っていない。
1
9/2 13:19
山鼻山。そう登っていない。
下山しました。藻岩山は多くの人が歩いていた。市街地から近いし軽く登れる普通にいい山でした。(北海道まで来て、物足りなさは残ったけど)
1
9/2 13:51
下山しました。藻岩山は多くの人が歩いていた。市街地から近いし軽く登れる普通にいい山でした。(北海道まで来て、物足りなさは残ったけど)
左上から右下のルートをたどったわけだ。
1
9/2 13:51
左上から右下のルートをたどったわけだ。
ここでオヒョウが登場。何本かあった。【3日目8/31】の浦河博物館で紹介したアイヌ衣装・アットゥシを織るのに、この樹の樹皮が使われる。
1
9/2 14:03
ここでオヒョウが登場。何本かあった。【3日目8/31】の浦河博物館で紹介したアイヌ衣装・アットゥシを織るのに、この樹の樹皮が使われる。
オヒョウの葉の形は特徴的。
1
9/2 14:04
オヒョウの葉の形は特徴的。
真駒内の街に出てきた。
1
9/2 14:07
真駒内の街に出てきた。
こんなところで熊が出没するんだ。藻岩山の森は深そうだったったが、クマには住みにくくなってるんだろうか。
1
9/2 14:10
こんなところで熊が出没するんだ。藻岩山の森は深そうだったったが、クマには住みにくくなってるんだろうか。
こっちの方が怖いかな。
1
9/2 14:11
こっちの方が怖いかな。
藻岩山。東京でいうと、東京駅から新宿あたりまでの距離が、札幌駅からの距離に等しい。新宿に標高500mの山があるのと同じ。
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9/2 14:18
藻岩山。東京でいうと、東京駅から新宿あたりまでの距離が、札幌駅からの距離に等しい。新宿に標高500mの山があるのと同じ。
真駒内スケートリンク。札幌オリンピックが懐かしい。あれは1972年。50年以上前だ。札幌はまだまだ成長を続けている。北海道内では独り勝ちって感じ。
1
9/2 14:30
真駒内スケートリンク。札幌オリンピックが懐かしい。あれは1972年。50年以上前だ。札幌はまだまだ成長を続けている。北海道内では独り勝ちって感じ。
真駒内教会。
2
9/2 14:43
真駒内教会。
あれれ。ここに古書店「サッポロ堂書店」があるはずなんだが。アイヌ・北海道関係のことを調べている人ならば知らない人はいない店といわれている。先に触れた、石原真衣さんの父親の店。(帰宅後調べたら、奥の建物の一室のようだった。看板なかったなあ)
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9/2 14:52
あれれ。ここに古書店「サッポロ堂書店」があるはずなんだが。アイヌ・北海道関係のことを調べている人ならば知らない人はいない店といわれている。先に触れた、石原真衣さんの父親の店。(帰宅後調べたら、奥の建物の一室のようだった。看板なかったなあ)
真駒内駅です。ここから地下鉄ですすきのに戻る。
1
9/2 15:10
真駒内駅です。ここから地下鉄ですすきのに戻る。
【6日目9/3】実質、最終日は江別駅です。札幌駅からJRで25分。札幌のベッドタウンといってよい人口12万人の江別市。観光的には何にもないが、、、
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9/3 8:49
【6日目9/3】実質、最終日は江別駅です。札幌駅からJRで25分。札幌のベッドタウンといってよい人口12万人の江別市。観光的には何にもないが、、、
駅前にいきなり登場するのが、火薬庫。
1
9/3 8:59
駅前にいきなり登場するのが、火薬庫。
まず、屯田兵により開拓が進められた町。
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9/3 8:58
まず、屯田兵により開拓が進められた町。
他に何もない駅前に、立派な屋根付きの歩道橋がある公共施設の充実した町。ベッドタウンにしては、人口停滞している。なんか寂しい町です。
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9/3 9:02
他に何もない駅前に、立派な屋根付きの歩道橋がある公共施設の充実した町。ベッドタウンにしては、人口停滞している。なんか寂しい町です。
立派な江別神社。由緒に「熊本県より移住した屯田兵の守護神として加藤清正公を江別市緑町の飛鳥山にお祀り申し上げたのが創始」とある。
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9/3 9:05
立派な江別神社。由緒に「熊本県より移住した屯田兵の守護神として加藤清正公を江別市緑町の飛鳥山にお祀り申し上げたのが創始」とある。
眞願寺。浄土真宗。ここが興味深かった。
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9/3 9:15
眞願寺。浄土真宗。ここが興味深かった。
ちょっと読みにくいので、HPにあった文章を引用する。「対雁に本州より開拓のため入地し、その後江別屯田分隊の入植されたり。樺太からは移住殉難者百八戸が入地され皆、故郷を離れただひたすらに開墾の日々を送られたり。明治十五年樺太移民指導者上野正氏という念佛者ありき氏を中心に屯田兵有志ら相集い寺院建立を札幌別院に懇願され(中略)しかしながら、樺太移住殉難の人々 伝染病などにより一カ年に三百余名が次々と犠牲となられただ涙と悲しみの中にあれり、その葬儀等の法要を当説教所により修行され…」。
2
9/3 9:16
ちょっと読みにくいので、HPにあった文章を引用する。「対雁に本州より開拓のため入地し、その後江別屯田分隊の入植されたり。樺太からは移住殉難者百八戸が入地され皆、故郷を離れただひたすらに開墾の日々を送られたり。明治十五年樺太移民指導者上野正氏という念佛者ありき氏を中心に屯田兵有志ら相集い寺院建立を札幌別院に懇願され(中略)しかしながら、樺太移住殉難の人々 伝染病などにより一カ年に三百余名が次々と犠牲となられただ涙と悲しみの中にあれり、その葬儀等の法要を当説教所により修行され…」。
対雁(ツイシカリ)とは、江別市の北部の地名。そこは樺太アイヌが強制的に移住させられてきた地なのだ。その悲惨さは2020年直木賞の川越宗一『熱源』に描かれる。(写真は、車が少ないのに地下道があるという光景)
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9/3 9:22
対雁(ツイシカリ)とは、江別市の北部の地名。そこは樺太アイヌが強制的に移住させられてきた地なのだ。その悲惨さは2020年直木賞の川越宗一『熱源』に描かれる。(写真は、車が少ないのに地下道があるという光景)
江別市郷土資料館。ここも充実していた。江別市には、興味深い遺跡もあるのだ。遺跡の宝庫と言っても良い。
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9/3 9:32
江別市郷土資料館。ここも充実していた。江別市には、興味深い遺跡もあるのだ。遺跡の宝庫と言っても良い。
江別市年表。こんなに小さな市なのに、旧石器時代から現代まで語れるってすごいと思う。続縄文期には江別式土器があり、擦文時代には古墳があり、樺太アイヌに屯田兵だ。榎本武揚もいる。
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9/3 9:35
江別市年表。こんなに小さな市なのに、旧石器時代から現代まで語れるってすごいと思う。続縄文期には江別式土器があり、擦文時代には古墳があり、樺太アイヌに屯田兵だ。榎本武揚もいる。
そして、樺太アイヌのコレラ死。樺太アイヌは、宗谷を希望し、対雁への移住を全面的に拒否していた。近くに和人が多く疫病を懸念し、石狩川の中流ではなく海岸でなければ生活が成り立たないからという申上書が残っているという。それを開拓使長官黒田清隆が拒絶。その結果としてのコレラ。残る全員が対雁を離れ、日露戦争による南樺太割譲により樺太に戻ったという(*6)。(ついでながら、黒田に次ぐ地位だった松本十郎は、黒田の強制移住に抗議して辞職、故郷の鶴岡に戻って農民として生涯を終えた。松本十郎はアイヌ語を話しアットゥシを着たのでアッシ判官とよばれた。いろいろな歴史がある)
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9/3 9:35
そして、樺太アイヌのコレラ死。樺太アイヌは、宗谷を希望し、対雁への移住を全面的に拒否していた。近くに和人が多く疫病を懸念し、石狩川の中流ではなく海岸でなければ生活が成り立たないからという申上書が残っているという。それを開拓使長官黒田清隆が拒絶。その結果としてのコレラ。残る全員が対雁を離れ、日露戦争による南樺太割譲により樺太に戻ったという(*6)。(ついでながら、黒田に次ぐ地位だった松本十郎は、黒田の強制移住に抗議して辞職、故郷の鶴岡に戻って農民として生涯を終えた。松本十郎はアイヌ語を話しアットゥシを着たのでアッシ判官とよばれた。いろいろな歴史がある)
江別市の遺跡一覧。すべての時代を網羅している。
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9/3 9:39
江別市の遺跡一覧。すべての時代を網羅している。
だから、この土器ったら、壮観だ。これほど並んでいるのは初めてかも。しかも様式の違いが丁寧に説明してあった。(が、紹介は省略)
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9/3 9:40
だから、この土器ったら、壮観だ。これほど並んでいるのは初めてかも。しかも様式の違いが丁寧に説明してあった。(が、紹介は省略)
注目したのは、「古墳」。「古墳」とはヤマト朝廷の人の墓のことをいう用語だ。つまり日本人の墓。
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9/3 9:54
注目したのは、「古墳」。「古墳」とはヤマト朝廷の人の墓のことをいう用語だ。つまり日本人の墓。
江別で発掘された円墳は、東北地方の円墳と同じだという。
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9/3 9:54
江別で発掘された円墳は、東北地方の円墳と同じだという。
江別古墳群の模型。最北の古墳だという。どう解釈するか。瀬川拓郎さんは、7〜8世紀に東北北部の日本人が移住してアイヌと共存したとみる。移住者の遺跡がみられなくなった9世紀にはアイヌに同化してしまった(*5)、と。
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9/3 9:56
江別古墳群の模型。最北の古墳だという。どう解釈するか。瀬川拓郎さんは、7〜8世紀に東北北部の日本人が移住してアイヌと共存したとみる。移住者の遺跡がみられなくなった9世紀にはアイヌに同化してしまった(*5)、と。
北海道の縄文人に対して、オホーツク人も同化し、日本人も同化し、アイヌ人となっていったという見立てだ(*4*5)。アイヌ文化の成立は13世紀ごろとされる。その遺跡の代表格が、このチャシだ。
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9/3 10:01
北海道の縄文人に対して、オホーツク人も同化し、日本人も同化し、アイヌ人となっていったという見立てだ(*4*5)。アイヌ文化の成立は13世紀ごろとされる。その遺跡の代表格が、このチャシだ。
特別展示・高砂遺跡。今でも続々と発掘が続けられており、最新報告がされていた。
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9/3 10:22
特別展示・高砂遺跡。今でも続々と発掘が続けられており、最新報告がされていた。
遺跡をいくつか見に行く。まずは飛鳥山公園。
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9/3 10:47
遺跡をいくつか見に行く。まずは飛鳥山公園。
丘の上に屯田兵の開村記念碑があった。
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9/3 10:35
丘の上に屯田兵の開村記念碑があった。
丘は古砂丘なのね。開拓がこの町の誇りなのかも。
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9/3 10:36
丘は古砂丘なのね。開拓がこの町の誇りなのかも。
遊歩道を通ると、、、(公園がとても多い)。
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9/3 10:53
遊歩道を通ると、、、(公園がとても多い)。
蔦屋書店。ボーネルンドやスタバ、カルディなどのお店もある。唯一みかけた商業施設。あとはコンビニだけ。
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9/3 10:55
蔦屋書店。ボーネルンドやスタバ、カルディなどのお店もある。唯一みかけた商業施設。あとはコンビニだけ。
また、公園?
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9/3 11:01
また、公園?
旧町村邸とある。「きゅうちょうそん」て何だろう、と不思議に思ったら、、、
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9/3 11:02
旧町村邸とある。「きゅうちょうそん」て何だろう、と不思議に思ったら、、、
町村敬貴(まちむら)さんだった。北海道では有名人のようだ。ここは、もともと町村牧場だったようだ。
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9/3 11:03
町村敬貴(まちむら)さんだった。北海道では有名人のようだ。ここは、もともと町村牧場だったようだ。
目的の江別古墳が見えてきた。
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9/3 11:42
目的の江別古墳が見えてきた。
国指定史跡。
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9/3 11:43
国指定史跡。
確かに円墳だ。これは7世紀ごろ。
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9/3 11:46
確かに円墳だ。これは7世紀ごろ。
そして、すぐのところに、、、。
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9/3 11:55
そして、すぐのところに、、、。
江別チャシ。13世紀以降。隣の「旧豊平河畔遺跡」は紀元前後の続縄文期のムラが発掘された。
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9/3 11:55
江別チャシ。13世紀以降。隣の「旧豊平河畔遺跡」は紀元前後の続縄文期のムラが発掘された。
これが江別チャシ。
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9/3 11:56
これが江別チャシ。
江別チャシからは豊平川が望める。
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9/3 11:57
江別チャシからは豊平川が望める。
ガガイモの花。沖縄を除く全国に分布するが、北海道にはごく普通にみられるという。
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9/3 12:02
ガガイモの花。沖縄を除く全国に分布するが、北海道にはごく普通にみられるという。
なぜここに遺跡が多く、開拓もされたのか。それは石狩川のため。石狩川に行ってみよう。河川敷が広い。
1
9/3 12:21
なぜここに遺跡が多く、開拓もされたのか。それは石狩川のため。石狩川に行ってみよう。河川敷が広い。
石狩川です。綺麗に見えないのは雨のせい?でも降ったの3日前だな。
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9/3 12:24
石狩川です。綺麗に見えないのは雨のせい?でも降ったの3日前だな。
この河川敷は、対雁。樺太アイヌの居住地はここだったのか。
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9/3 12:53
この河川敷は、対雁。樺太アイヌの居住地はここだったのか。
黄色い花が綺麗だが、、、
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9/3 12:52
黄色い花が綺麗だが、、、
セイタカアワダチソウか、オオアワダチソウか。いずれにせよ外来種だが、茎に毛が多いのでセイタカアワダチソウだろう。だとすると要注意外来生物として駆除対象だ。
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9/3 12:21
セイタカアワダチソウか、オオアワダチソウか。いずれにせよ外来種だが、茎に毛が多いのでセイタカアワダチソウだろう。だとすると要注意外来生物として駆除対象だ。
これはクサフジ。外来種のナヨクサフジかと思ったが、花柄が萼筒の先についているので在来のクサフジ。植物の世界も在来と外来の争いになっている。
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9/3 12:59
これはクサフジ。外来種のナヨクサフジかと思ったが、花柄が萼筒の先についているので在来のクサフジ。植物の世界も在来と外来の争いになっている。
河川敷の内陸側は広大な工業団地になっている。樺太アイヌの居住地はこのあたりだったのか。
1
9/3 13:05
河川敷の内陸側は広大な工業団地になっている。樺太アイヌの居住地はこのあたりだったのか。
そこには榎本公園があった。
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9/3 13:05
そこには榎本公園があった。
対雁番屋の説明版。河川敷に対雁の市街地があったとある。
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9/3 13:06
対雁番屋の説明版。河川敷に対雁の市街地があったとある。
榎本公園にはもう一つ、、、
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9/3 13:06
榎本公園にはもう一つ、、、
榎本武揚像。
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9/3 13:07
榎本武揚像。
榎本武揚は、五稜郭の戦いに負けた後、開拓使となりここ対雁を開拓したわけだ。その後、明治政府で大臣を歴任する。むしろ気になったのは、北海道知事町村金五の名前。先ほど通った町村牧場を開いた町村敬貴の弟であることを知る。
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9/3 13:08
榎本武揚は、五稜郭の戦いに負けた後、開拓使となりここ対雁を開拓したわけだ。その後、明治政府で大臣を歴任する。むしろ気になったのは、北海道知事町村金五の名前。先ほど通った町村牧場を開いた町村敬貴の弟であることを知る。
石狩川の支流・豊平川沿いを進む。
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9/3 13:16
石狩川の支流・豊平川沿いを進む。
この丘の上に、江別チャシや江別古墳があるわけだ。
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9/3 13:34
この丘の上に、江別チャシや江別古墳があるわけだ。
江別の住宅街は綺麗だった。色の違う同じ形の住宅が並ぶ。
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9/3 13:43
江別の住宅街は綺麗だった。色の違う同じ形の住宅が並ぶ。
対雁小学校。
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9/3 13:56
対雁小学校。
対雁小学校のレンガの体育館が立派だ。
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9/3 13:58
対雁小学校のレンガの体育館が立派だ。
小学校に隣接する公園。あの丘は、古砂丘なのだろうか。
1
9/3 14:00
小学校に隣接する公園。あの丘は、古砂丘なのだろうか。
静かな住宅街に江別神社の旗が目立つ。賑わいは全然見られなかった。
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9/3 14:18
静かな住宅街に江別神社の旗が目立つ。賑わいは全然見られなかった。
江別市役所。
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9/3 14:38
江別市役所。
江別市郷土資料館で特別展示されていた高砂遺跡。
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9/3 14:43
江別市郷土資料館で特別展示されていた高砂遺跡。
高砂遺跡は、発掘後、埋め戻されたのだろう。自治会館となっている。
1
9/3 14:44
高砂遺跡は、発掘後、埋め戻されたのだろう。自治会館となっている。
高砂駅。このあと野幌森林公園に歩いていく手もあったが、どっと疲れて電車に乗る。歴史の重みだろうか。(こういうこともあろうかと、野幌森林公園は2日前に一部前倒ししておいた)
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9/3 14:53
高砂駅。このあと野幌森林公園に歩いていく手もあったが、どっと疲れて電車に乗る。歴史の重みだろうか。(こういうこともあろうかと、野幌森林公園は2日前に一部前倒ししておいた)
そういえば、【4日目9/1】の道立博物館で説明されていた、江別の消滅したサノイベというアイヌコタンは、この方角の少し先あたりだ。市街地の中なんだろう。
1
9/3 14:56
そういえば、【4日目9/1】の道立博物館で説明されていた、江別の消滅したサノイベというアイヌコタンは、この方角の少し先あたりだ。市街地の中なんだろう。
札幌駅に戻ってきた。15時半。少し早すぎたが、最後の夜だ。ゆっくり過ごそう。
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9/3 15:27
札幌駅に戻ってきた。15時半。少し早すぎたが、最後の夜だ。ゆっくり過ごそう。
すすきのへ向かう地下街に、アイヌ文化を発信する空間「ミナパ」というのがあった。休憩スペースなんだが、、、
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9/3 16:00
すすきのへ向かう地下街に、アイヌ文化を発信する空間「ミナパ」というのがあった。休憩スペースなんだが、、、
流れている映像は多彩で、これなんかはアイヌ文様を使ったフランスのアーティストのアニメーション作品。
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9/3 15:41
流れている映像は多彩で、これなんかはアイヌ文様を使ったフランスのアーティストのアニメーション作品。
作品解説。
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9/3 15:58
作品解説。
シマフクロウ像。
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9/3 16:01
シマフクロウ像。
貝澤徹の最近作。
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9/3 16:00
貝澤徹の最近作。
地下街をさらに歩いていくと、また作品展示があった。
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9/3 16:03
地下街をさらに歩いていくと、また作品展示があった。
アイヌ文様。
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9/3 16:03
アイヌ文様。
市民参加型アイヌアートとあった。
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9/3 16:03
市民参加型アイヌアートとあった。
時計台は、メインの通りから少し入る。新しい高層ビルに隠れるよう立っていた。
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9/3 16:13
時計台は、メインの通りから少し入る。新しい高層ビルに隠れるよう立っていた。
これも北海道大学の施設だったんですね。演武場として建てられた。北大の源流は、明治5年の開拓使仮学校(札幌に移すつもりで東京に開設したので仮)である(Wiki)ので、源流からして違う。
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9/3 16:26
これも北海道大学の施設だったんですね。演武場として建てられた。北大の源流は、明治5年の開拓使仮学校(札幌に移すつもりで東京に開設したので仮)である(Wiki)ので、源流からして違う。
札幌農学校時代の卒業生。他に有島武郎、志賀重昂とまあ多彩な人材を生み出している。町村金弥というのは、午前中に知った町村敬貴・町村金五の父親。
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9/3 16:20
札幌農学校時代の卒業生。他に有島武郎、志賀重昂とまあ多彩な人材を生み出している。町村金弥というのは、午前中に知った町村敬貴・町村金五の父親。
札幌は、ある意味、植民地の首都として建設されたことを、今回ほんのさわりだけだが歴史を垣間見て実感した。まだまだ成長を続ける札幌は今後どうなっていくのだろう。少なくとも北海道の歴史はしっかり知らなければなるまい。
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9/3 16:36
札幌は、ある意味、植民地の首都として建設されたことを、今回ほんのさわりだけだが歴史を垣間見て実感した。まだまだ成長を続ける札幌は今後どうなっていくのだろう。少なくとも北海道の歴史はしっかり知らなければなるまい。
最後の〆は、札幌元祖味噌ラーメン。どこでも食べられるとはいえ、絶品でした。(アイヌ料理を探したがすぐには見つからなかった。ウポポイで食べることはできるが、札幌にももちろん店はある。完全に事前調査不足)
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9/3 18:06
最後の〆は、札幌元祖味噌ラーメン。どこでも食べられるとはいえ、絶品でした。(アイヌ料理を探したがすぐには見つからなかった。ウポポイで食べることはできるが、札幌にももちろん店はある。完全に事前調査不足)
空いていたのでふらっと入ったのだが、出てみたら行列でした。
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9/3 18:14
空いていたのでふらっと入ったのだが、出てみたら行列でした。
翌朝の新千歳空港のLCCは満席。定刻でした。ユーカラを読みながら、出発を待つ。
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9/4 9:30
翌朝の新千歳空港のLCCは満席。定刻でした。ユーカラを読みながら、出発を待つ。
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