西鎌尾根 〜 秋空の北アルプスを満喫〜
- GPS
- 54:40
- 距離
- 40.6km
- 登り
- 3,058m
- 下り
- 3,053m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:54
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:22
天候 | 1日目:晴れ → ガス → 雨 2日目:晴れ → ガス → 晴れ 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
深夜2時に到着、上から2段目に駐車しました。 明けても、駐車場には空きが多数ありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備され、歩きやすいルートです。 南岳新道だけを除いて・・・。 |
その他周辺情報 | 下山後のお風呂 荒神の湯 志200円 http://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=2199 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
3週続けて登山。理解ある嫁様に感謝。
しかも、SWで混雑予想、仕事も1日お休みしました。
いやぁ〜でも、これが大正解♪ とても快適な3日間でした。
感想、showziさんに任せて、僕は雑感だけ。。。
笠ヶ岳の下山路、弓折乗越から眺めた西鎌尾根。
憧れを抱いて3年、ようやく歩くことが出来ました。
槍さまに向かって歩くその道は、妄想以上、素敵な道でした。
まぁ、最後の登りは・・・ね、ねぇ。。。
槍さまから南岳、3000mのスカイライン。
昨年は半分をヘッデンで歩いたっけ。
今回は明るいうちに、その景色を堪能したかった。
が、中岳からは濃い〜ガスの中。
これじゃヘッデンと違いないやん(泣)
こりゃ、再訪しないといけませんなぁ〜って、ただの口実!?
南岳テント場、やっぱり最高のロケーション。
すっかりはまっちゃいました。
キレット越しの穂高、ホントに神々しい。
夕焼けショー。
刻々と変わる空の色に、震えが止まらなかった。。。寒くて(笑)
いや、ほんと、最高でしたよ。
西鎌より、強烈に脳裏に焼きついてます。
激下りの南岳新道。
showziさんには辛い思いをさせました。
いや、もちろん、僕も辛かったです、はい。
ここは登りに使うべきですね。下り、苦手ですから。
昨年遭難したGPS、救い出したかった(泣)
欲を出せば、星空、もっと撮りたかったなぁ〜。
小屋の明かりがあるうちに撮る。勉強になりました。
10月は予定が詰まって、これが今年最後の遠征です。たぶん。
よし、満足しきった!!と思っていても、
こうして振り返ると、やっぱり行きたくなるよね。。。
showziさん、行きたいお山がたくさん増えましたね!?
お互い、体力維持に努めましょう。
今回もお付き合いありがとうございました。
今年、登山納め?シルバーウィークの前半戦。
駐車場に向かう道中は激しい雨で雷光怯えながら、高速を爆走。
到着時は雨でしたが、仮眠後の朝6時頃には雨はやんで、雨の中の出発はなんとか回避。
林道を歩き出すことには、晴れ間も見えてきました。
小池新道から本格的に登山開始。ガレ場はあるものの整備されており、休憩ポイントも何カ所かあり歩きやすい道です。私はシシウドヶ原付近でペースダウンするもの鏡平山荘に無事到着。
ここからは雨がぽつぽつ、残念ながら鏡池に写る槍ヶ岳は望めず、レインウェアの出動。私にとって初レインウェアです。残念ながら双六小屋まではガスが立ちこめて展望なし。登山道も引き続き歩きやすい道が続き、無事に双六小屋到着。到着時は雨も小康状態となり、テントをなんとか張り出した瞬間に、雨脚が強くなる。
このまま、この日は天候が回復する様子もないので、双六岳も断念で早々にご飯を食べて就寝しました。
次の日は4時に起床。星空も見え、ご来光が期待できるとの急いで身支度。食事をとり、濡れているテントをそのままつっこんで準備するも出発時刻は5時15分。急いで登るも無情に時間は過ぎ、樅沢岳到着前に日の出の時刻を迎える。ご来光は直接望めず、残念でした。パッキングを素早くするのが課題です。
で、西鎌尾根の縦走。天気も良くて槍を目の前に向かっていく。千丈乗越まではアップダウンも少なく、気持ちよく歩けました。
千丈乗越を超えてからは本格的に登り。危険箇所も無く、1歩1歩、着実に登っていく。正直、千丈乗越から見上げていた時に思っていたほど急ではなく、歩きやすい道だったので、そんなにしんどいという印象はない。前を歩いていたnobuchiさんに怒られるかもしれないけども。
で、槍ヶ岳に無事到着。天気は晴れ!、連休前入りしていたおかげで人も少なく、槍ヶ岳のピークハントも可能だったけど、花より団子。小屋でのおでん購入(600円)、休憩。槍ヶ岳をみながら、CCレモンで一杯!。がつがつとピークハントはしないのです。nobuchiさんには、体力ないからでしょと突っ込まれそうですが、それもある。これからの余裕ができてからの楽しみにとっておきます。
で、南岳山荘に向けて出発、ここからが苦行。コースははしごが途中あり、多少のアップダウンがあるものの、綺麗な登山道で比較的のんびりコース。ですが、大喰岳を登りきったあたりから吐き気、中岳を過ぎたあたりから強烈に吐き気。で、コースのアップダウン以上にしんどい状況。ガスも出てきて、目標地点も目視できず、つらい。10歩歩いて休憩を繰り返してなんとか南岳。nobuchiさんには先に行ってもらったので、南岳山荘到着時刻はコースタイムより40分近く、遅めです。
到着時はガスの中でぽつぽつと雨が降る中でテントを張る。二日目も雨かぁと嘆き、
とりあえず、ガスの切れ間にシャッターチャンスと外で待機。で、ガスが晴れだしたと思ったら5分後には上は青空、下は見渡す限りの雲海!。絶景が広がり、他の登山者もざわついていました。写真も綺麗に撮れていますが、実際はこれ以上の感動ものでした。
で、3日目。あいにくの天候で綺麗なご来光は望めないなぁとテントでのんびり朝食。ガスっていましたが、これまた急にガスがはれる。残念ながら、雲は残ったので綺麗なご来光は望めなかったのですが、雲が穂高を覆って幻想できてした。nobuchiさんの名言「雨以外は外に出ろ」です。
で、ぼちぼち準備して南岳新道を下山。昨日は吐きながらしんどい思いをしたけど、南岳新道の下山はそれを上回る。はじめのガレ場を抜け、高度が下がり、樹林帯に入ると木製はしごの連続。朝露で濡れており、斜面の向きもあり、朝は日陰になっているため登山道はウェット。なので、脚をつけば滑る、ストックついても滑る。足下のズボンの裾は泥だらけ。下山の技術が未熟なため、もう、ストレス溜まりまくり。正直、下山には使いたくないと思いました。下山中は悪態つきまくり、nobuchiさんになだめながら下山しました。
nobuchiさんすみませんでした・・・
ただ、私より後に南岳新道を降りてきた老夫婦。ペースをみださず、滑ることなくハイペースで下山、ズボンには泥一つつかず。自分の技術のなさを猛省。途中からは抜かされ、必死についていきながら、何が違うのか見ていたのですが、脚運びなど勉強になる部分多数、精進いたします。
なんだかんだで、林道に到着。当然歩きやすいのですが、正直、南岳新道の次にここが辛かった。しんどい思い出は記憶は上書きされるもので、林道の印象が強い・・・
今年はこれで遠征終了。もう一回行きたいところですが、10月は家族サービスに徹します。よろしければ、nobuchiさんまた来年、よろしくお願いします。頑張ってついて行けるように精進します。
山の素晴らしさは、苦労して登ったご褒美として、このような絶景を授けてくれる事ですね。
ご訪問、ありがとうございます
なんでこんなしんどい思いをしてるんだろ? って登りながらよく考えますが、
こんな絶景が待ってくれていたら、やっぱり登っちゃうんですよねぇ
しんどい思いをした分だけ、待っている感動は大きいように感じます
そこに愛人さんがいたら、さらに倍増なんですけどねぇ(笑)
( あ、showziさん、気を悪くしないで下さいね )
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