相棒と赤岳〜横岳〜硫黄岳〜箕冠山〜根石山縦走
- GPS
- 30:56
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,147m
- 下り
- 2,147m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 6:49
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 2:58
- 合計
- 7:36
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは整備されていて道迷いの不安はなし。 桜平から行者小屋までは尾根を一つ越えますが林道歩きなので迷うことはないでしょう。 文三郎尾根は階段が多いので大変ですがこちらも問題はなし。 赤岳山頂はがけを登るので天候が悪いときついかも? 赤岳から横岳、硫黄岳山荘までは急な坂道やがけがあるので注意。 硫黄岳から夏沢峠も急な下りで落石に注意が必要。 赤岳、横岳、硫黄岳と縦走するにはある程度の経験がないときついと思われます。 |
その他周辺情報 | 要所要所に山荘があり食事もできるので食料はなくても問題ないとは思いますが自分は頼らなくても良いような準備はしていきました。 |
写真
感想
今回は7月に富士登山を計画していましたが、けがの為断念したのでその代わりに山小屋泊を経験してみようと思い計画。
目的地はいつもお世話になっているショップで教えてもらったので決定。
今回は2日なので初日は赤岳まで、翌日はガッツリと縦走を楽しもうと思ったので周回コースを検討。
桜平からまずは赤岩ノ頭までいったん登りそこから赤岳鉱泉まで下り行者小屋を経由して山頂までのルート。
翌日は赤岳を出発して横岳、硫黄岳、根石山、東西天狗と回り下山。
まずは1日目、桜平入り口に前日入りして車中泊。
7時少し前に出発してオーレン小屋まで。
ここで赤岩ノ頭に進路を向ける。
森の中を坦々と歩き尾根へ。
目の前には硫黄岳がそびえたちすぐにでもたどり着けますが、今回は翌日の楽しみに取っておくために尾根を越えてすぐに赤岳鉱泉方面に下山。
赤岳鉱泉にてちょっと早めの昼食を取って休憩。
行者小屋まで移動して文三郎尾根ルートを選択。
登り始めて30分くらいしたところで上方からちょっと下ってほしいと言われた。
事情を確認するとどうやら数メートル先でけが人が発生、その救助のために長野県の航空隊がヘリで救出に来るということらしい。
ほどなくしてヘリ登場。
まさに頭上での救助作業の一部始終を見ることになりました。
実際に活動されている隊員の方々の手際が良く、降下から5分もかからないうちに撤収。
数分までの作業がうそのような静けさが戻りました。
赤岳山頂付近は険しい崖を登る本日のハイライト。
その場を抜けると山頂。
狭い山頂は登頂者でごった返していたので先に頂上山荘にチェックイン。
しばらく山荘で休憩してから再び山頂へ。
先ほどとは打って変わり人気がほとんどない山頂は独占状態。
景色を堪能してから山荘に戻り夕食。
その後はサンセット・・・は残念ながらガスの中。
しかし、暗闇が訪れると空には星の海。
流れ星がたくさん見ることができました。
翌日は4時起きで朝食前に準備。
朝食後にはガスが晴れて山頂より日の出。
遠くには富士山が雲海の中に浮かんでいて幻想的。
その後は縦走開始。
いきなり急な下り。
横岳に近づくにつれて岩場が出現。
鎖場は緊張しましたがよく見ながら登ると楽ですね。
横岳から硫黄岳の爆裂火口。
大迫力の展望を堪能し夏沢峠から根石山へ。
ここまで来て横岳の崖場が答えたのか根石山山荘で休憩。
しかし体力が一向に回復せず、根石山山頂まで登り、天狗岳を眺め断念。
時間的にも下山のことを考えここで引き返すことに。
オーレン小屋を抜けて桜平の駐車場に着いたのは山頂を出てから2時間。
すでに体力が限界だったのであそこで引き返したのは正解だったと思います。
今回は怪我のリハビリも兼ねていましたが、前回の地元のハイクを除くと3か月ぶりの本格的な山行。
その為体力も落ちている中の強行軍でちょっと無理した感じもしました。
が、その3か月の反動か登りきった時の達成感が今まで以上でした。
前回感じたのは昨年の御嶽でしたから1年ぶりでしょうか。
初の山荘泊で新しい楽しみを見つけることができ、また次回への反省も得ることができました。
初の山小屋でしたがちょっと疑問に思うことが。
小さなことなんですが、ほとんどの人が先を急ぐせいか黙って出ていく人が多かった。
自分はどんなお店でも感謝の気持ちを一言だけでも伝えるようにしています。
「ごちそうさまでした」「お世話になりました」など。
山に登る人は挨拶やごみのマナーがいいと思っていただけに残念に思いました。
「お金を払っているからお客様」という考えではなく「貴重な場所を提供してくれてありがとう」という気持ちはもって今後も登っていこうと思います。
動画は4分あたりから日の出が見れます
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