蝶ヶ岳〜常念岳周回(明日はきっといい日になるでしょう)
- GPS
- 16:29
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,462m
- 下り
- 2,466m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 8:35
- 山行
- 8:44
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 10:11
・三俣駐車場〜蝶ヶ岳ヒュッテ
・蝶ヶ岳ヒュッテ〜蝶ヶ岳ピストン
9/23(月):13km
・蝶ヶ岳ヒュッテ〜常念岳縦走
・常念岳〜前常念岳〜三俣駐車場下山
天候 | 9/22(日)雨 9/23(月)晴れ後ガス、少しだけ小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペース:数十台 🚻あり 三俣第二駐車場 駐車スペース:数十台 🚻なし 第一駐車場林道手前500mくらい |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に整備されている。危険箇所はなし 初日:9/22 ・駐車場〜三俣登山口 :林道歩き ・三俣登山口〜まめうち平 :樹林帯歩き(水場、ゴジラみたいな木あり) ・まめうち平〜大滝山分岐 :樹林帯歩き ・大滝山分岐〜蝶ヶ岳ヒュッテ :稜線歩き(爆風) ・蝶ヶ岳ヒュッテ〜蝶ヶ岳 :数分でなだらか。すぐそこに見える 2日目:9/23 ・蝶ヶ岳〜蝶槍 :なだらかな稜線歩き ・蝶槍〜2592m峰 :一度下り登り返す ・2592m峰〜2512m峰 :一度下り少し登り返す ・2512m峰〜常念岳 :2450mまで下り400m登り返す 岩稜帯を登る ・常念岳〜前常念岳 :岩稜帯をなだらかに下る ・前常念岳〜約200m :岩稜帯の歩きにくい急登 道迷い注意。ピンクテープや目印を見逃さない様に ・2400m程〜三俣 :樹林帯をひたすら下る ところどころ粘土質の土が滑るので慎重に |
その他周辺情報 | 🏠️山小屋 蝶ヶ岳ヒュッテ 🚰200円/ 📶無料wifiあり/au繋がる/docomo繋がらない 🔌あり(無料) 🚻屋内19:00〜 🍴昼食メニュー ラーメン カルボナーラ カレーライス もつ煮定食など 生ビール1,000円 ♨️温泉♨️ ・豊科温泉 湯田里山の神 日帰り650円 ぬるぬるの湯 https://yuttari-yamanokami.jp/#:~:text=%E8%B1%8A%E7%A7%91%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%80%81%E6%B9%AF ・ほりでーゆ〜四季の郷 日帰り600円 三股駐車場から車で15分程 https://yumeyado.jp/yado/1787?utm_source=ms&utm_medium=cpc&utm_campaign=S_GE&utm_term=syslmsxg00000057&msclkid=4b6c4bb03ad114e5d62e2d428cb8f508 🍴グルメ🍴 ・お食事処「穂の香」 定食屋 山賊定食が人気 ご飯は釜炊きで定食には1人1人個人釜で焚いてくれる |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
今3連休は日曜日まで全国的に天気が悪い。
このところの週末は天候不良で4週連続で遠征中止(延期)なので何とか上りたかった。
昨年、相方(YAMAPのキノタク)と常念岳登山を計画したが、天気が悪く中止に。
今年相方とリベンジで再度蝶ヶ岳ヒュッテ予約にチャレンジ。
昨年は自分が予約成功で相方は撃沈。
今年は自分が撃沈したが相方が予約に成功して宿は確保していた。
月曜の朝晴れれば日曜日は雨でも登るつもり天気予報とにらめっこ。
直前の金曜日で日曜晴れ予報となったので決行してきた。
予報通り、日曜日は一日雨。しかも稜線は風が強く、濡れた体に強風はリスクがあったが稜線出てから山小屋まで近かったので強硬。何とか山小屋までたどり着けたが、一歩間違えれば低体温症もあったので反省。
翌日は予報通り快晴の中、常念岳までの稜線歩きを楽しむ。
早朝のモルゲンこそ見れなかったが、槍〜前穂までの北アルプス稜線を眺めながらの素晴らしい稜線歩きだった。
常念岳登頂後すぐにガスがかかり始めたが、ライチョウにも遭遇できて文句ない充実した山行になった。
------以下 備忘録------
●9/21(土)
土曜日は移動日でマエノリティ
家から三俣登山口駐車場まで車で往復900km以上
途中相方を拾い運転交代で向かった。
土曜日は移動日で11時前に家を出発。12時に相方を拾い高速に乗る。
17:30頃 温泉に到着して温泉後、調べていたお店で山賊定食を頂く。
長野県産コシヒカリを1人1人釜焚きで焚いておりご飯の粒が立って非常に美味しい。山賊焼きも塩で頂くタイプでお腹いっぱい堪能できた。
その後三俣駐車場へ移動するが、やはり次の日雨予報もあり駐車場はガラガラ。
ひどいときは夕方で満車になる時もある様で、ここも計画が甘かったと反省。
●9/23(日)
車中泊で朝6:00出発。
最初は小雨だったが、途中から本降りに💦
雨の中ひたすら高度を上げて標高差1200mを登る。
途中滝の様なゴォ−という音が聞こえるがどうも強風で木が揺れる音の様。
稜線は15m前後の強風と予想されかなりビビる。
幸い斜面では風は強くなく稜線までは何とか登りきる。
稜線では予想通り体ごと持っていかれそうな爆風が吹く。
当初は風の状態によっては蝶ヶ岳に寄ってからヒュッテの予定だったが、横風を受けながら一目散にヒュッテまで走る。
雨と汗でびしょびしょで体温を奪われ、手がかじかんでカイロやストーブで温めたが感覚が30分ほど戻らなかった。
今までの山行でここまで命の危険を感じたのは初めてかもしれない。
ヒュッテで荷物整理するが防水のはずのバック類が全て浸水。
・防水インナーのザックも古くなり底が弱くなってきたか?下から
・カメラバックも前面から水がしみてきていた。
・財布等小物ポーチも全体的に浸水して下に水が溜まっている状態。
・靴の中も汗が伝って濡れたのかビショビショ
乾燥スペースはあるが乾燥室と言える代物ではなくストーブで1つずつ乾かして何とか次の日に控える。
午後から風も弱まり蝶ヶ岳まで山小屋のスリッパで登頂(笑)
夕陽は雲で見れず次の日に期待。
●9/23(月)
朝4:30出発予定で3:30頃起床も外に出ると風が強く寒い。
日の出待ち時間を少なくするため4:50出発して蝶槍の1つ前の小ピークで三脚を構え御来光+モルゲンを待つ。しかし日の出方面は雲で太陽を隠し、ご来光は辛うじて拝めたものの槍穂は赤く染まらずモルゲン不発。
これを第一目的で来たが、こればかりは仕方がない。切り替えて快晴の稜線歩きを楽しむ。槍穂の3000m峰の稜線を眺めながら槍穂特等席を堪能。常念岳到着も槍のみ雲が出るがその他は相変わらずクリアに見える。しかし20分後くらいからガスが沸き始めて真っ白に。
もう少し遅かったら常念ビューも見れなかったと思うと運が良かったと改めて思う。
ガスったおかげかライチョウ親子にも会えて充実の3日間。
雨と爆風を我慢すれば”明日はきっといい日になる”を実感した山行だった。
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