前奥西穂高 無理やり日帰り
- GPS
- 15:31
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 2,273m
- 下り
- 2,279m
コースタイム
- 山行
- 12:52
- 休憩
- 3:08
- 合計
- 16:00
天候 | 早朝、ガス その後、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
写真
感想
前穂に行きたかったが、天気が午前中だけ晴れになってたので、電動自転車で夜1時に上高地入りして登山。
天気が悪ければ前穂だけで帰って、天気が良ければ奥穂西穂もいってみる計画。
車は焼岳の登山口あたりに停めて、そこから自転車。
夜12時に出発したが、霧がすごくて何も見えない。
恐る恐る上高地まで行く。車が全く通ってないのでそこは安心。
上高地のバスターミナルの横には親切にも駐輪場がある。
自転車止めて早速出発。まずは岳沢小屋まで行く。
小屋直下のがれ場が夜は道がよくわからず迷って変なところを進む。
何とか小屋まで着いて小休憩。ここから先、西穂山荘まで小屋がない。奥穂の小屋は遠回りになるので行きたくない。
重太郎新道を登っていく。岩の急斜面なので結構疲れる。
最初は星が見えていたが、だんだんガスが濃くなり岩などが濡れ出した。
きみこ平から前穂まではさらに急な岩場。濡れてて滑る。
山頂はガス。日の出の時間でも何も見えない。風も強く寒い。
とりあえず持ってきたウナギメシを作って食べてみる。
匂いは鰻だが、食感がなんか違う。いまいち。
しばらく晴れそうにないのでとりあえず下る。
下ってる途中で晴れてきたので、奥穂の方に向かってみる。
奥穂までの吊り尾根は思った以上にキツかった。アップダウンが多くかつ気を使う岩場が多い。
ただ奥穂に向かうにつれて快晴になっていくのでやる気が出てくる。このまま西穂まで行ってみることにした。
奥西は想像以上に大変だった。
細かい紹介はyoutubeに沢山あるので割愛する。
◼️大変だった1
エグいアップダウンが10以上続くので、体力が尽きた。間ノ岳あたりでもうフラフラになりながら歩いていた。
もしかしたらシャリバテもあるかもしれない。
食べ物は頻繁に食べてたけど、ヤマレコには後半消費カロリー3300kcalと表示されてたので、基礎代謝と合わせると全然足りない。
最後は非常用のブドウ糖を食べて凌いだ。
◼️大変だった2
よく言われているが浮石が本当に多い。
一度大きめのを落した。誰もいなくてよかった。
手で持つ時や踏むときに毎回確認するので時間がかかる。面倒で省略すると大抵浮石で焦る。
◼️大変だった3
正解のルートがかなり分かりづらい。
丸ペンキをとにかく探す。ただ、ないことも多い。
見当たらない場合は引き返せる範囲でちょっと進んで探す。
近くに人がいれば聞けるけど、いなくて途方に暮れたことも何度かあった。
丸ペンキがあっても、その先をまっすぐ進むのか、横に行くのかはよく分からん。丸ペンキの付近を通ってどこかに行くとしか分からない。
正解ルートもかなりエグい。本当にそっち行くの?ってのが大抵正解ルート。
◼️大変だった4
後半握力がだいぶなくなった。
簡単なボルタリングみたいな岩登り降りがひたすら続く。
落ちたら死ぬので必死に岩を掴んでたら手がだるくなった。
◼️大変だった5
途中に小屋がないので、トイレが困った。
飯や水は持ってけばいいだけだけど。
稜線上で傍にも逸れられないので、隠れてやるのは難しい。
西穂山荘に着いた頃には便秘になっていた。
とりあえず過去一疲れた。
距離や標高差は大したことないけど、数値に出ない辛さがある。
怖さはジャンダルム過ぎたくらいには麻痺してくるけど、体力はどうにもならない。
もうこの工程は2度とやらない。
行くならロープウェイで西穂山荘に泊まって奥穂の白出沢から下山が体力的には一番楽かなあ。
あそこであの速度は凄すぎてビビりました。
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