神奈山（↑↓関温泉）

2024年10月12日(土) [日帰り]

• GPS: 08:05
• 距離: 8.9km
• 登り: 1,055m
• 下り: 1,048m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:28
• 休憩: 0:38
• 合計: 8:06

距離 8.9km 登り 1,055m 下り 1,048m

6:05 スタート地点
6:13 関温泉スキー場（スキー学校前）
7:05 7:06 スキー場山頂部
8:59 八方睨
9:50 10:27 神奈山
11:22 八方睨
12:46 スキー場山頂部
13:56 関温泉スキー場（スキー学校前）
14:11 ゴール地点

天候

晴れのちガス……下山後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関温泉第二駐車場に停めました。
第一駐車場の方が登山口までほんの少し近いですが案内板には温泉利用者のみとの表記あり。
キャパは第一が39台、第二が90台。
冬期は第一駐車場は一日500円、第二は無料とのこと。

コース状況／危険箇所等

スキー場内から急登が続きます。

実質的な登山口からしばらくはおおむね良好な登山道。
尾根を巻く辺りから、ぬかるんだトラバースや枯れ沢渡り、倒木越えなど越後らしいちょっといやらしい箇所あり。

尾根に復帰後、八方睨みから先は刈払いされておらず足元が見ずらかったり、朝露でびしょ濡れになったり。
ちょっとした岩場と細尾根が連続するのでそれなりに気を遣います。

らくルートで計画するとほぼ全線「難路」となっていますが、残雪があったり今回のように刈払いがなかったりすると山慣れしていない場合、多少難儀するかな、と。

明瞭な尾根歩きなので道迷い箇所はありません。
距離の割に登降差はあるので、その点は注意が必要。

写真

10/12 6:01

(ka)今日はここから！

どうも！カスティーナです！

(S)約束された(はずの)快晴。

(ka)まことに快晴- ̗̀ ☺︎ ̖́-

10/12 6:05

(S)「難路」と表記された破線登山道。どんな感じなのか楽しみ。

(ka)だけどさ、シラネアオイの頃はずいぶんとにぎやかになるっぽいのよね。

10/12 6:13

(S)少し車道を歩いて、右に入るここから舗装がなくなる。えーと、これどっちに登ったっけ(笑)

(ka)右だね(´ー｀*)

10/12 6:15

(S)登っているとこの太陽で、俄然やる気が出てくる！

(ka)いいぞ！いいぞ！

このときは妙高がたいへんよく見えておりました。

10/12 6:24

(S)スキー場ゲレンデにはアキノキリンソウやヤマハハコが多く、リンドウはごくわずか。まだ朝早くて開いていないなぁ。

(ka)とはいえヤマレコによればCTは登り5時間とのこと。
あんまりのんびり花撮影もしていられない。

10/12 6:40

(S)左は米山、右の富士山みたいな山はなんだろう。

(ka)そう。我々は山座同定がたいへん苦手なのであります。

10/12 6:51

(S)左の方に道は続くけど、ヤマレコの足跡ではこの辺りからショートカットで直登するものも多かったので、適当にこの辺から登ってみた。刈り込んだ藪が放置されていて滑る。

(ka)下りは尻セードかなあ(´-`).。oO

10/12 7:05

(S)登山道に復帰すると歩き易い。ススキが秋の風情を盛り上げるね。

(ka)ぽっかり空いた穴が登山口の模様。ピンテあり。

10/12 7:03

(S)樹林帯に突入。紅葉準備を始めたブナやダケカンバがとてもきれい。

(ka)木漏れ日がすてき！

10/12 7:11

(S)ここはツバメオモトが延々と花を咲かせるであろう豪華な登山道だね。

(ka)延々、ツバメオモト、シラネアオイ、ショウジョウバカマなどなど越後の春を彩る花が咲き誇るみたい✨⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝✨

10/12 7:17

(S)これはスッポンタケらしい。ハエに胞子を運んでもらうために悪臭がするみたいだけど、ニオイを嗅ぐ発想はなかった(笑)
それでいて食菌というからおもしろい。

(ka)見た目もちょっとアレよねえ。

10/12 7:46

(S)強いて言えば前半では「難路」らしき難路はここくらいだった気がする。水が滲み出して岩を濡らし、滑る、かもしれない。

(ka)わりといやらしいへつり。

10/12 7:47

(S)その場所で咲いていたダイモンジソウはまだけっこう見栄えがよかった。

(ka)濡れた岩のへつりでの撮影はSMセンセイにお任せよっ！

10/12 7:59

(S)登り一辺倒な等高線だけど、ごくたまに穏やかになるね。

(ka)平和ー٩(๑>ᴗ<๑)۶

10/12 8:06

(S)写真では表現出来ない狂ったような急登もあったりはするけど、まぁ難路ではないかなぁ。

(ka)手を使うほどではないよね。

10/12 8:14

(S)急登なので休憩はどうしても多くなるわけです。
座ってふと見上げた空にカエデがいい感じのグラデーション。

(ka)ふえーーーーーーーーーーーーー♡*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*♡

大好きなグラデーション♡

10/12 8:27

(S)シラタマノキが文字通り白玉になっていた。花はすごくかわいいみたいだけど、まだ見たことはないなぁ。

(ka)そういえばフッキソウも真っ白な実を付けるんじゃなかったかな。

10/12 8:31

(S)げー('ω';)

(ka)はっ？なんで！？てんくらAとは！？

10/12 8:39

(S)みーんなこっち向いていたヤマハハコ。

(ka)ほとんどがドライフラワー状態だったの。

10/12 8:41

(S)この付近のカエデはいい感じだけど、全体的に紅葉最盛期はもう少し先になりそう。

(ka)でもわたし、これくらいのグラデーションが大好き(*^ω^*)

10/12 8:55

(S)意外な出会い、ウメバチソウ！

(ka)今年ははじめましてだあ*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*

10/12 9:00

(S)睨めない景色となってしまった。
おかしいなぁ、今日は晴れると約束したはずなのに。

(ka)どんな景色が見えるはずだったのでしょう‎( ꒪⌓꒪)

10/12 9:00

(S)よく見ると青空が控えているようだけど。

(ka)ガスは薄いみたいなんだけどねー。

10/12 9:11

(S)八方睨を過ぎたら色々とずいぶんハードモードになった気がするぞ。

(ka)これくらいのレベルの岩が数回。
落ちる心配はないけどね。

10/12 9:16

(S)雪国のダケカンバだなぁ。

(ka)すごいね、これ！

10/12 9:16

(S)急登、急登、ずっと急登。

(ka)あははははははヾ(≧∀≦*)ノ〃
ひっさしぶりのドM山行なので、めちゃくちゃ楽しい！！！

10/12 9:19

(S)毒キノコの代表選手、ベニテングタケ。食べると美味しいらしいけど。

(ka)勇気ある選択。

10/12 9:27

(S)標高が上がってくるとそれなりに色付きがよくなってきたね。

(ka)あーん、青空ならなあ(´；ω；｀)

10/12 9:36

(S)イナゴは種の保存に一生懸命。

(ka)あ、これって、そういう状況なのね(,,- -,, )

10/12 9:37

(S)わずかだけど、またもやウメバチソウ。

(ka)群生してるのもいいけど、こんなヘンな道で、たまに見かけるとほんとに癒される(◦ˉ ˘ ˉ◦)

10/12 9:43

(S)晴れていればけっこう感動的な発色だったであろう。

(ka)ほんとだねー！

10/12 9:45

(S)藪は道を隠してちょっと危うい場所もある。なるほどこれで「難路」か。

(ka)場所によってはかなりの細尾根だから、薮をさばいてできるだけ足場の確認をして足を置くが吉。

10/12 9:49

(S)天気はアレだけど、この紅葉トンネルはそこそこいい気分で歩けるね。

(ka)あの穴の先がきっと山頂だよ( *´艸`)

10/12 9:51

(S)計画段階から登頂が危ぶまれていたが、無事完遂！
なんか思っていたより全然うれしい！

(ka)やったー！神奈山。

お、CTよりずいぶん早く到着できたね。

10/12 9:59

(S)ダメだろうと思ってはいたけど、一応見に行ってみた妙高の景色、やっぱりねぇ。

(ka)快晴のままであればここにどーんと妙高がそびえていたはず。

と、思って下界から妙高の写真撮らなかったー。゜(゜´Д｀゜)゜。

10/12 10:25

(S)少し待ってみたけどガスが晴れる感じもないので、諦めて下山開始。でもこの色付きはうれしいなぁ。近くで見ると葉焼けしていて枯葉のようなものも多いけど。

(ka)てんくらA……・:*+.\(( °ω° ))/.:+

10/12 10:27

(S)八方睨から上はこんなところもしばしばある。朝露が残っていてすぐびしょびしょになる。

(ka)道はしっかり踏まれてるけど、薮がうるさい！

10/12 10:27

(ka)ほいよっ！

(S)なんと三角点があるお山だった。

10/12 10:27

(S)登山道表面が目視出来ないと速度が一気に落ちるよね。

(ka)ただでさえ、下りは苦手(´-ω-｀)

10/12 10:35

(S)おー、ここは陽が当たらなくてもすごいね！

(ka)きれい！きれい！

10/12 10:55

(S)なんとかアザミ？

(ka)オヤマボクチもいたけれど、どうしても写真が撮れない急登にばかりいる謎。

10/12 11:17

(ka)八方睨みまで戻ってきたけども、ご覧の有様。

10/12 12:23

(S)ツリバナかマユミか。落ちてパッカンと開いていた。

(ka)ツリバナだろうなー。
あ、ちなみにラン科の咲き終わり二種発見。

開花時期に歩くには熱中症注意過ぎて、ちょっとどうだろう。

でもまだ越後で見た事のなかったランなんだよなあ…( ´-`)

10/12 12:46

(S)気を遣う下山であった。ここで樹林帯は終了し、一安心。

(ka)あー、おもしろかった！
わーきゃー大騒ぎしながらの山行だったもんだから、わたしの声はいつもよりさらにハスキーだわ♡

10/12 12:45

(S)秋、全開。

(ka)あー！下山あるある発動中！

10/12 12:53

(S)あれに見えるは斑尾山でしょう。

(ka)ニッコウキスゲが有名な山？

10/12 12:46

(S)ススキの穂がキラッキラ！

(ka)やっぱこれよねー。
ちなみにここからゲレンデへの道は粘土質でつるっつる！

10/12 13:06

(S)このリフトトップが最高に気持ちよくて、ここでけっこう長々と休憩。

(ka)もうね、ここでお昼寝したいくらいなの！

10/12 13:11

(S)やっぱり山はいいなー。

(ka)神奈山って圧倒的に春のレコばっかりだったけど、秋も最高じゃない？

10/12 13:38

(S)たった一株だけど、リンドウが開いていた！

(ka)登りながら「帰りに開くといいね」って見てた株かな。

10/12 13:43

(S)まだ元気なアキノキリンソウにシジミチョウ。

(ka)セイタカアワダチソウもどさくさに紛れていそう。

10/12 13:47

(S)キク科のなにか。

(ka)ウラナミシジミ（だと思う）が羽根を広げてくれた。

10/12 13:50

(S)この株だけピンクだったゲンノショウコ。

(ka)これはうれしい♪

10/12 13:59

(S)アースカラーのグラデーションがすばらしい。

(ka)ヒメフウロかな。
ゲレンデ内でセンブリでも咲いてないものかとのんびりゆっくり下山です。

10/12 14:07

(S)車道に出てきました。大きな杉になんのためか不明な祠。元禄年間のものらしい。

(ka)祠って街の方を向いてるものと思っていたけど、これは山の方を向いてるね。

10/12 14:09

(S)この近くに慰霊碑っぽいものがあったね。

(ka)こういうのが分かるようになるともっと知的なレコも書けるでしょうに……( ；ᗜ； )

10/12 14:10

(S)戻ってきたー！今のボクらにはけっこう手応えのある山でした。

(ka)ただいまー！
下界は絶好の行楽日和なのだー！
なんで(* ᐕ)？

撮影機器：

Canon EOS M2 Canon

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

iPhone XS Apple

感想

SM100C

山や海へ行くのは日常だった。
そんな中で、泳いでいて溺れかけたことは幾度かあるし、テトラポッドから落ちて隙間から這い上がり、ズブ濡れで泣きながら家に帰ったりしたこともあった。

山では積まれた竹の切り口にアシナガバチの巣を見つけ、なんとか獲ってやろうとちょっかいを出し、十ヶ所以上刺されて泣きながら家に帰ったり。
道に迷って泣きながら狂ったように走り下って、たまたまそこが入山口で事無きを得たこともあった。

思えば何度か死んでいるような体験を経て、手を出してもだいじょうぶなもの、無事では済まなくなるようなものを体で覚えてきたようだ。
山以外のものもあるが、身体には当時のやんちゃな行ないの代償による縫合痕が残る。

子どもの頃から数えればおそらく数千回山に入っていると思うが、単独でいるスズメバチに襲われたことはないし、巣が直近にないのであれば黒を着ているからといって率先して襲ってくるわけではない。クマの目撃は幾度かあったが襲われたことはない。
日本国内に限って言えば、動物が襲ってくるのはそれに「守りたいもの」があったり、驚いて身の危険を感じるときのみという認識である。
理不尽に襲われたと思っていても、彼等には何らかの理由があったはずだ。

山ではすべての動植物が種の存続を掛けて戦っている。
その営みの中で、独自の戦略を垣間見ることはとても興味深く尊いものに思えて仕方ない。手痛いしっぺ返しにも懲りずに山に入り続けるのは、どんなに小さくても、命を繋ぐためにとる驚くべき手法を見るのが何より楽しいからだろう。


関係ないが、それにしても、急登の山だった(笑)

kastin52

山に入ることを、特別なことだと思っていた。

小さな自分のアパートから、電車に乗って、乗り換えるごとに近付く山々に胸をどきどきさせる。

降り立った登山口から見上げる山頂はとても遠くて、不安と期待が入り交じる感情は、すぐさま都会での生活を忘れさせてくれる。

山でのパートナーを得て、驚いたことのひとつに「山は生活の一部」だという価値観がある、ということだった。

山はすぐそこにあって、朝、目が覚めて、空が青かったら飛び起きてそのまま山へまっしぐら。

思うまま歩き回って、疲れたら休んで、目的なんか無くって、そこにあるがままの動植物と戯れ、日が暮れてしまったらそこに眠ってしまうこともあったんだ、と。

ふと、古い山行記録のことを思い巡らす。

道無き道を歩いた彼らの記録はたいてい日没のころ、その頂に立つ。

幕営、とも言えないような簡素な装備で眠りについて朝日とともに歩き出す姿は、ニンゲンもただのドウブツであるということを証明しているようだ。

山は特別なものでなくて、ニンゲンが本来の姿に立ち返る原点回帰でしかないのかもしれない。

わたしにはそのチカラがあるのだろうか。

コメント

beehive

師匠、かすちんさんこんにちは😀
あんまり関係ないので申し訳ないのですが💦、SMさんの感想を読んでいて市役所の前の公園の噴水の池に何度も落ちたな〜と思いだしてしまいました。
恐らくですがSMさんもあるんじゃないでしょうか？ｗ
泣いていたかは分かりませんが、傍にいた大人にばあちゃんの家に（預けられてた）ずぶ濡れで送ってもらったな〜と

なんか小さい時のことは、ふとしたことでフラッシュバックしますよね

SM100C

beehiveさんこんにちは！
残念ながら市役所前公園の池に意図せず落ちたことはありません（＾ω＾）
でもあの池にはよくミズカマキリが来ていたので、よく入ってとっていましたよ。
あの公園の大きなイチョウの木によく登ったもんですが、あれはもう今やないでしょうね。
公園の公衆トイレ、汚かったなぁ（笑）

kastin52

beehiveさん、ごぶさたです。
地元トークにほっこりしました。
おふたりとも、やんちゃだったようでなにより(o´罒`o)♡