美しき1本線、あらゆる移動手段を駆使して南アルプスフロントトレイル&安部奥縦走。恒例一人ぼっちの年越山行;芦安温泉から太平洋へ125km、初日の出もばっちり(高谷山、櫛形山、源氏山、富士見山、七面山、八紘嶺、十枚山、青笹山、真富士岳、文珠岳、静岡浅間神社、安倍


- GPS
- 42:58
- 距離
- 123km
- 登り
- 9,097m
- 下り
- 9,986m
コースタイム
- 山行
- 13:56
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 14:45
- 山行
- 10:58
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 12:04
- 山行
- 12:44
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 14:26
天候 | 12/30;快晴 12/31;曇で一時小雪で強風、のち快晴 1/1;快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
自転車
自宅 12:00出発 ↓ 自動車約120km 2:00 ) 七面山北登山口付近に車をデポ 14:00到着 〜 14:25出発 ↓ 自転車13.1km 0:39) 下部温泉駅に自転車をデポ 15:05 〜 15:19 ↓ 身延線特急ふじかわ7号 \1320- 甲府駅 16:02 〜 17:05 ↓ (山梨交通バス0:36) 御勅使(みだい) 17:41 ↓(宿の送迎車) 芦安温泉白雲荘 1/1; 安倍川駅 18:58 ↓ JR東海道本線 富士駅 19:38 〜 20:11 JR身延線ふじかわ13号(乗車券\1660+特急券\1180) 下部温泉駅 21:21 〜 22:25 自転車13.1km 0:53 七面山北登山口P 22:18 〜 22:30 自動車120km 2:00 自宅 00:30 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況は感想欄に書きましたので、そちらをご参照ください。 【参考にした情報】 ヤマレコのレコ 芦安〜高谷山 koba13さん;http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-537849.html 高谷山〜早川町(七面山登山口) horiko&michael3さん;http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-779156.html http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-471988.html 七面山〜静岡 kaikaireiさん;http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-470641.html nomoshinさん;http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-294508.html 南ア・フロントトレイルにつてはGipfelさんの次の日記にも詳しく紹介されております。Gipfelさん自身も全部踏破しています(この日記にレコへのリンクあり) http://www.yamareco.com/modules/diary/detail.php?bid=108472&com_id=1243586&com_rootid=1243586&com_mode=flat&com_order=0#comment1243586 この場を借りて、感謝いたします。ありがとうございました。 |
写真
半分以上がバリで、ルーファイしながらだったにしては
まずまずの速さ。昨年の高速ロングトレーニングの効果かな。
これだけ歩いて、誰にも会わず、絶景を完全独り占めした1日でした。
装備
個人装備 |
【12/30芦安→早川町まで(日帰り装備)】
ハンドライト
ヘッドランプ
予備電池
1/25000地形図コピー
GPS(ルート登録済)
笛
筆記具
保険証
ティッシュ
ファーストエイドキット
バンダナ
スマホ(1)
計画書(2)
雨具(ゴアスーツ&傘)
防寒着(ダウン上)
フリース手袋
ストック(1)
ビニール袋
テルモス500ml
水筒(ペットボトル500)(2)
時計(高度計付)
日焼け止め
非常食
医薬品
カメラ(1)
軽アイゼン
【12/31〜1/1 早川町→静岡(1泊2日ツェルト泊装備)上記以外に】
ライター(+1)
手袋(防寒
軍手)
ツェルト張り用ストック(+1)
シュラフ(モンベルダウン#2)
薄手銀マット
半身エアマット厚さ2cm
ツェルト1式
張り綱予備
固形燃料(5)
エスビットチタン製ゴトク
コッヘル(1)
チタンカップ300cc
ポリタンク(4L)
タイベックシート(2×1m)
|
---|---|
備考 | ・夏用エアマットではお尻が寒かった。 ・夜間の結露霜対策としてタイベックシートをかぶって寝たが、内側に吐息が結露して水滴が冷たかった。ツェルト内側の結露の霜は風がほとんどなかったので、夜間に降ってくることはなかった。 ・使わなかった物はサングラスくらいで、余計なものを一切持っていかない効率のよい登山だった。 |
感想
【計画立案】
ここ数年、恒例なった、年越しの単独山行。
昨年は伊那谷の道の駅の車中で一人さびしく新年を迎え。
一昨年は八ヶ岳の極寒のオーレン小屋でやはり一人寂しく年を越えました。
今回は地図眺めていて、今回のルートを思い立ちました。
初めは甲斐駒から、早川尾根、鳳凰山も含めた壮大な計画を考えたのですが、
雪山フル装備が必要になり、雪の状況したいでは日数が何日かかるか分からない
ので、歩いたことがある高谷山以北はカットしました。
それでもこの時期にこの場所を縦走するためにはアプローチ手段をどうするかが
最大の課題でした。
いろいろ検討した結果、
〔觝疑斉愁好拭璽箸任呂覆芦安温泉スタート
芦安温泉に宿泊し、御勅使(みだい)バス停からは宿の送迎を活用
車を七面山登山口においておき、1日目は車中泊、2日目以降のツェルト泊
装備も置いておく。
ぜ渓婿嚇仍蓋から下部温泉駅までは、バスが少ないので自転車で往復
チ案の下部温泉駅から甲府駅、下山後の安倍川から下部温泉へはJR利用
となりました。
肝心の登山ルートの状況はヤマレコその他のnetで情報を収集しましたが、
あまりありません。
ただ調べてみると、初日に歩く部分は「南アルプスフロントトレイル」として整備中
とのこと、また2日目以降は大部分が一般登山道として整備されていること
より、今回の日程でのチャレンジとなりました。
運よく偶然、直前にhorokoさんとmichael3さんが「南アルプスフロントトレイル」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-779156.html
を踏破してくれて、詳しい情報がえられ、何とか日が短いこの時期でも
勝算が得られました。ありがとうございました。
早朝暗い内に歩く芦安からの大骨尾根についてもkoba13さんの
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-537849.html
がとても参考になりました。ありがとうございました。
その他、参考にしたHP等は山行計画に詳しく記載しました。
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-176364.html
【芦安温泉】
netで予約できる宿は少なく、どこも満室だったので、電話で予約。
2件目にかけた白雲荘が送迎もしてくれるとのことで、
(1件目は年末は送迎不可でした)ここに泊りました。
大骨尾根をのぼることを話すと、道が悪く滑落や遭難が発生しているので
注意するようにアドバイスいただきました。
【大骨尾根】
山ノ神の登山口は事前にネットの写真で確認していたので、すぐに分かりました。
鉄階段を登ると少し巻道になってすぐに尾根に乗りました。
尾根は緩やかで快適、踏み跡もうっすらと有り、快調に高度を稼げました。
自然林の尾根で、葉がすべて落ちて見通しも良く、半月の月明かりが明るくて
ライト無しでも歩けて、ナイトハイクを堪能できました。
標高1400〜1600m間がとても急で、ロープ等もありました。
踏み跡が枯葉で埋もれて分からないところも結構あり、ルーファイは必要でした。
途中からは甲府盆地の夜景がきれいでした。
【高谷山】
2回目の登頂ですが、前回の記憶はありません。
木の間からまだ暗い白根三山とご対面しました。
桧尾峠からは風が強くなって寒く、耳が冷たいのでフリースの耳あてを
付けました。
ところが、高谷山を下り始めると風が当たらなくなって暑くなり、
耳当てを外してポケットに入れて歩いていたのですが、
樺平でその耳あてが無いことに気が付きました。
この先でまた寒くなったら必要なので、すぐに取って返して
探しに戻りましたが、結局見つからず、30分のタイムロスになりました。
【団子沢山】
右側を巻いて通り過ぎました。
木々の間から、素晴らしいモルゲンロートの白根三山を見ることができ、
枝が邪魔せずに写真を撮れるところ探しながら歩きました。
葉が落ちてない季節には展望が全く得られないかもしれません。
【ドノコヤ峠】
踏み跡は次第に薄くなり、テープ印を辿りました。
峠にはnetでみた標識があります。道はさらに険しくなり、
最難関の一つ先の崩壊した鞍部に到着。踏み跡は西側になく、horikoさんたちと
同じように東側の踏み跡をたどって枯葉の積った急斜面をジグザグに
下り、降り立ったところで崩壊の下を横切ると踏み跡が無くなり、
ガレ場に落ち葉の積もった急斜面を適当に登って、最後は木の根が
露出した高さ3mの崖を根っこを使ってよじ登って、尾根に復帰しました。
そこからの痩せ尾根の直登ももろくて崩れる岩と木の根を掴んでの急登で
とても緊張しました。西側にテープがありましたが、踏み跡はなく
危険なトラバースだったので直登を選びました。
唐松峠から先は道も良くなってきて、櫛形山の遊歩道にでました。
【櫛形山】
今回の山行中で標高も、眺めも最高の場所でした。
遊歩道は遠回りなので、倒木をよけながらわずかな踏み跡をたどって
尾根をそのままのぼり、広い三角点山頂に着きました。
そこは展望がないのですが、防火帯になっている立派な登山道を南へ向かうと
正面に初めて富士山と対面、その後、尾根が西へ曲がると今度は正面に真っ白な
赤石、悪沢、上河内岳が登場し、テンションがどんどん上がります。
極めつけは、伐採地の上にベンチのある場所で、白根三山の全景が
ドカンと登場したときでした。
この絶景を完全貸切で堪能できて、最高に幸せな気分でした。
さらに南西に伸びる防火帯の尾根を辿ると、右に富士、左に白根三山
正面に赤石・悪沢等を眺めらながで、極上の登山となりました。
その後の林道歩きでも展望が良くてまったく退屈しませんでした。
【源氏山】
計画では大峠山にもよるつもりでしたが、先を急ぐため、源氏山だけ
ピストンしました。
名前からして由緒ある山かもしれませんが、山頂は針葉樹で展望なく、
わざわざこの山だけのために登るほどではありませんでした。
ただ途中この山と富士山がならんで見える眺めは特徴的で、
登るよりも眺める山のようでした。
足馴峠へは、近道をして道のない尾根を1884m峰まで直登ました。
【岡松山、倉尾山、十谷峠】
南アルプスフロントトレイルの新しい標識があります。
枯れ枝の間からは相変わらず南アの白い峰を眺めながら進みます。
倉尾山の下りはとても急な斜面に白くて太いロープがずっと
張り巡らしてあり、これを辿ってくだります。
南アルプスフロントトレイルとして整備したもののようです。
これが無かったら、かなり歩きにくい道です。
【御殿山、富士見山】
御殿山へはちょっと登り返しが大きく疲労しましたがここでも途中の展望地
での絶景に癒されました。
その後富士見山へは無名のピークがたくさんあり、良く見ると巻道があるので
これを辿りましたが、1627m峰の巻道は尾根に復帰することなくどんどn
下ったしまったため、途中から強引に尾根に戻り、富士見山展望地に登り
付きました。ここも、富士見山の山頂もどちらも展望が良くて、
最高です。
計画では富士見山で日が暮れてしまう予定でしたが、途中櫛形山で短絡尾根
を歩いたり、大峠山をカットしたりして、1時間近く早くなり、
明るい内に通過となりました。
【大天上】
この手前で日が暮れましたが、明るい内に到着しました。ただこの辺りから
道がとても不明瞭になり、大天上へも適当に歩いて登りつきました。
下るにつれて落ち葉が多くなって、暗くなったためにほとんど踏み跡が
分からなくなりました。ある程度予想はしていたので、
左手に超強力ハンドライト(1000ルーメン)、右手にGPSを持って
下りました。ライトが明るくて良く見えるので、尾根をどんどん下って
いたら、枝尾根に入ってしまったことにGPSをみて気が付き、
植林の中をトラバースして正規の尾根に復帰しました。
標高900mからは尾根が不明瞭になり、どちらへ下るか分かりにくく、
horikoさんの歩いたGPSトラックから外れないようにGPSを首ったけで
下り、なんとか林道へとたどり着きました。
【七面山登山口】
真っ暗な林道歩きはとても退屈でした。
ようやく登山口に着き、自販機で暖かいココアを買って飲んだ時は
生き返った心地でした。
前日デポしておいた車まで無事たどり着き、すぐに夕食を済ませ、
夜20:30には就寝しました。
翌朝は思ったほど寒くなく、カップめんで朝食を済ませて予定通り4時に出発しました。
【七面山】
しっかりした北口登山道を快調に登ります。いつものように古傷の右足首が前日の
ハードワークの影響で傷みましたが、最初の30分で身体が温まってくると
次第に傷みも弱まりました。この時点ではだいぶ遅れていたのですが、
そのごピッチを上げて登り、奥の院にはご来光直前に到着、暖かい無料のお茶を
いただいているうちに2015年最後のご来光となり、奥の院に泊りの方々と
一緒に絶景を堪能しました。
ただ今日は全く予想外に風がとても強く、曇りがちで寒い1日となりました。
標高1900mを越えると登山道に古くて踏み固められた雪が出てきて、
歩きにくくなりました。前日櫛形山でアイゼンが不要だったので、車に
おいてきてしまいました。
山頂付近では小雪も舞ってきました。
【八紘嶺】
八紘嶺まではほとんど展望のない針葉樹林の道ですが、
南アルプスの峰峰は雲の中した。
風を防いでくれるので帰って助かりました。
八紘嶺は思いのほかに遠く、予定時間を大きくオーバーしました。
途中、ルートを外れたところに赤テープがたくさんあり、そっちを
辿ったところ、ルートへ戻る所でロープを跨ぐ必要があり、
このロープに足を引っ掛けて固い雪面に手をついたところ、
掌を切ってしまい血が出て来ましたので、八紘嶺で
アルコール綿で消毒しバンドエイドを貼りました。
山頂は樹林で展望がいまいちでしたが、安倍峠がわへ少し下ると
ガレ場の上に出て、南側の大展望が得られ、初めてゴール地点の
静岡と海が望めました。
【安倍峠、バラノ段】
この付近はとてもいい雰囲気の笹原が広がって降り、ゆっくり再訪したい
場所でした。サカサ川も歩いてみたいと思いました。
ただ、風がとにかく強くて、とても休んでいることができません。
風をよけるところもなく、素通りしました。
峠からは大きく急に登り返してバラノ段に着くと、東側の灌木の影に
風が当たらない場所があり、ここで空腹を満たしました。
【大笹の頭、奥大光山、大光山】
伸びやかな笹尾根と急な崩壊地が交互に現れ、展望にも恵まれた
とてもいい場所が連続していました。
特にたくさんの崩壊地は、ここが日本列島を東西に分断する
フォッサマグナそのものの尾根であることを実感させられます。
風は相変わらず強くいですが、尾根が広くなった部分が多く
そういう場所では風はほとんどなく、緊張感から解放されます。
東側から雲が湧きあがってきましたが、西側からの強風で
遮られて尾根を越えることができません。痩せ尾根部分では
思いのほかのブロッケン現象を見ることができました。
【十枚山】
300mの最大の登り返しでした。この日最後にこの登りでしたが、
鞍部で気合を入れてアミノバイタルゼリーを補給し、
快調に登り切りました。展望は第一級でした。
ここから十枚峠まで一下りし、西側へ下って水を汲みました。
この時期でも枯れない貴重な水場で、これが合ってこその
天泊縦走でした。
【下十枚山】
2日目の天場です。水場への空身での往復で時間を稼ぎ、予定よりも
あまり遅れずに到着できました。
安倍峠以南の最高峰(十枚山よりも高いことにこの時気付きました)
だけあって、北側の展望地からは絶景でしたが、南アの峰峰には雲が
かかてしまいました。それでも最高の2015年最後の太陽を見届ける
ことができました。
山頂に張ったツェルトの横からは富士山も眺められ、夕陽に映える
赤富士を見ることができました。
ただ、2016年は極寒の中で明けました。
静岡の気温が-2℃でしたから単純計算で-12℃以下となります。
風が弱まって放射冷却が強かったのか、しんしんと冷え込んで
ツェルトの内側は寝る前から結露が凍って真っ白。
夜中は薄手軽量のニーモ半身用エアマットでは腰が冷えて良く眠れませんでした。
水が凍らないようにポリ容器をザックに入れ、そのザックに足を
突っ込んで寝ましたが、ポリ容器の口の部分が凍りました。
コッヘルに入れた水は芯まで完全に凍ってしまいました。
モンベルダウンハガー#2寝袋の中も温まらず、手袋をして、
動くと寒いので寝がえりをせずにじっとしていました。
朝3時に起きると満点の星空で、最高の初日の出が期待できました。
ツェルトを撤収する際、地面が凍ってペグが抜けませんでした。
たたいたり揺すったりして半分以上はなんとか回収しましたが、
チタン製の1本は折れてしまい、3本は回収できずに残置せざるを
えませんでした。これは初めての経験でした。
【地蔵峠】
峠の位置は地図よりも少し南側でした。ここまで、20分近くも
遅れてしまった(計画タイムは夜間歩行を考慮していませんでした)
ので、先を急いでいましたが、快適な道が続いていたので
迷わずにそちらに入って遅れを取り戻そうとピッチを上げていましたが、
結構下るのでちょっと不審に思ってGPSをみて愕然としました。
計画コースとは違う位置を標高差200mも下ってしまっていました。
こんなところで痛恨のルートミス!一瞬頭が真っ白になりかけましたが
ただちに取って返し、何やっているんだ、と半分怒りにまかせて駈け上り
そのままの勢いで仏谷山へと登りました。
それでも結局ここでロスした35分とそれまでの遅れと合わせて55分
の遅れは、その後結構頑張ったにもかかわらず最後まで取り戻すことが
できませんでした。
【青笹山】
勢いで10分程度遅れを取り戻し、ここでちょうど初日の出を迎えることが
できました。
最高の展望台で最高の夜明けを2016年の元旦に迎えることができました。
実は山の上で初日の出を見るのは初めて。
山頂に幕営して初日の出を迎える2組3名の方々と共に、写真を取り合い、
喜びをを分かち合いました。
真っ赤に染まる南アルプスの山々も素晴らしく、苦労してきた甲斐が
ありました。今年は頑張れば報われるいい年になりそうです。
【第二真富士岳、真富士岳】
その後も展望の良い尾根が続きます。こんなにいい尾根があったなんて
これが東京近郊だったらたいへんな賑わいだろうに、もったいないなあ
などと思いながらも、先を急ぐ気持ちが強く、ゆっくりできないのが
残念でした。
第二真富士岳へは一旦大きく下って登り返します。
この日は荷物の重さはほとんど感じませんでしたので、日帰り登山
のペースで歩き続け、少しずつ遅れを取り戻しました。
それでも予定の時間に海まで行って、予定の電車に乗るのはぎりぎりで
無理そうだったので、途中で電車の時間を調べると、
遅くなりますが予定の2時間後の身延線がで下部温泉へ戻れることがわかり
ゆっくり行っても時間があまる、その時間を夕食に充てよう、と考えました。
【薬師岳、文珠岳(竜爪山)】
途中でリスを発見、写真を撮ることができました。
薬師岳では青笹山依頼の人に会いました。
文珠岳ではグループで新年の宴会をしている方々がいて、にぎやかでした。
だんだん人里に近づいていることが感じられました。
この山は静岡からも大きく聳えて見えるだけあって、
静岡と海岸線を見下ろすことができ、いよいよ終着地が近づいたことも
実感されました。
【桜峠】
文珠岳から先は植林帯がメインとなり、ほとんど消化試合のような感じで、
ただただひたすら歩くのみとなり、精神的に結構きつい道が続きました。
桜峠は第2東名で尾根が寸断されていて、歩かれなくなっているようで、
籔っぽくて東名の下を迂回させられたりと、予想外に時間がかかり
(私が時間算出に使っているカシミールの地図標高データには第2東名は
まだありませんので)、
せっかく取り戻しつつあった時間をまたも失ってしまい、肉体的にも
精神的にもダメージがありました。
それでも途中は茶畑やミカン畑など、静岡らしい風景が随所に出てきて
すこし退屈を紛らわせられました。
【一本杉】
ここまで来ると、流石に静岡の里山、トレランの方や手ぶらで散策の方が増えてきて
天泊装備ザックでは違和感が出て来ました。
消化試合の気分なので、小さな登り返しが結構答えて、ペースも上がりません。
後は海まで行くことだけが唯一のモチベーションでした。
【静岡浅間神社】
浅間山に着くと、大勢の観光客でにぎわっていて、驚きました。
ここが事実上の下山という感じで、あとはハイヒールでも歩ける
立派な石段の歩道を神社まで下るだけでした。
富士山は相変わらず見守ってくれていて、唯一の励みとなりました。
神社までの歩道も老若男女大勢の参拝客でにぎわっていましたが、
神社はたくさんの出店と破魔矢、初詣客でごった返していて、
突然現実世界に引き戻された感じ、いきなり正月の真っただ中に飛びこんだ
ようでした。
神社内は歩くのがこんなにな人出で、ここでも想定外のタイムロスしました。
あまりにも場違いな感じで、最終目的地の海が残っている身としては
とても正月気分に浸ることはできず、さっさと神社をあとにしました。
【安倍川】
この川の西岸の堤防を選んだのは夕暮れの富士山が見えると思ったからですが、
予想通り夕闇せまる富士と、歩いてきた安倍奥の山々が望めて、山旅の
終わりをかみしめながら歩くにはうってつけでした。
(でも長かった…風が無い穏やかな夕暮れでよかった)
【太平洋】
夕闇せまる中、とうとう到達しました。
感無量とはこのことでしょうか。
本当に3日間で歩き通せるかどうかは、やってみないと分からない、
という感じでしたから。
海まで歩いたのは、蓮華岳から栂海新道を日本海まで歩いて以来2回目ですが
その時よりも感動は大きかったように思います。
やはり快適な夏山よりも今回の冬のバリ有のルートの方が厳しかったため
でしょうか。
到達した時はもっといろいろ思うところがあったのですが、今は忘れました。
【安倍川駅】
安倍川駅へは、前に焼津から歩いたことがあります。
なのでここまで歩けば焼津まで赤線が繋がることになります。
海から一番近い駅だったこともこの駅を選んだ理由ですが、
この赤線を繋げるというのもここを終着駅に選んだ理由です。
計画よりも2時間後の電車に乗るので、時間的には余裕がありました。
冬の海で風に吹かれて身体が冷えたので、ラーメンが食べたいと思って
途中街道沿いで探しながら行こうと思ったら、海から街道に出たとたん
目の前に大阪王将がありました。ここで塩ラーメンと餃子を食べて温まり
駅へと向かいました。そして18:54ようやく3日間のロング山行が終わりました。
【下部温泉駅】
特急ふじかわ13号を無人の駅で降りたのは私一人でした。
駅の駐輪場に置いておいた自転車にのって七面山登山口の車を回収しに
行きました。13キロの登り坂。途中、早川橋のたもとにザックをデポし、
車まで50分強、一昨日出発した車へと帰りつきました。
途中ザックを回収して車を運転すること2時間弱、深夜0:30頃に
無事自宅へ帰りつくことができました。
【終わりに】
今回は事前に応援を表明していただいたapoidakeさん、horikoさんその他の方が
拝見するかもしれないと思い、山行途中に電波が入る場所で
ヤマレコ山行計画にコメントを入れながら歩きました。
2日目は余裕が無くて途中では入れられませんでしたが、
お二人からの暖かいコメントにはとても励まされました。
ありがとうございました。
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-176364.html
【GPS記録】
12/30 12/31 1/1 合計
沿面距離(km) 47.06 31.85 49.54 128.48km
累積標高(登り)(m) 5176 4600 3740 13551m
累積標高(下り)(m) -5727 -3209 -5480 14416m
所要時間 14:54 12:11 14:29 41:34
平均速度(km/h) 3.0 2.5 3.3 3.0km/h
コメント
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shigetoshiさん、明けましておめでとうございます
新年早々、度胆抜かれる山行お疲れ様でした。
山梨100を目標にしておりましたので、所々、分かる道もあるのですが、それでもバリエーションルートの部分は本当に気の抜けない所ばかりのようで読んでるこちらもハラハラドキドキさせられました
七面から太平洋に抜けるルートは私も歩きたいと思っておりましたが、まさか 2日で歩けるとは考えもしませんでした。すご過ぎです。でもいつかは私も歩いてみたいです。いろいろと展望地があるようで楽しみが増えてきました
ロングルートからの海は憧れます
今年も一年、宜しくお願い致します。
aottyさん、こんばんは。
まだだれもやったことのないルート&日数を目論んで、
何とかやり遂げることができました
毎度のように度肝を抜いてしまいすみません
そして、つたないレコで時間を費やさせてしまい
重ね重ね申し訳ありません
もう少し要領よく完結に、気の効いたことがかけるといいのですが
文才がありませんので、だらだらと取り留めもなく
書いてしまいました
早川町までの前半はルートが不明瞭な所、危険個所もあり
厳しい1日となりましたが、
七面山以南の後半は、距離はあるもののほとんど一般道なので、
歩きやすくなります。ただ、日帰りでは無理な距離なので
幕営が必須で、水場も途中1箇所しかないので、
一般にはずっと縦走するのは難しいかもしれません。
安倍峠に食糧や水をデポしておく(車で行けます)
手はあります。あるいは車を置いておいて1泊追加し
2泊3日にすればだいぶ楽になりますね。
もしチャレンジするなら参考になれば幸いです
こちらこそ、今年もよろしくお願いします
shigetoshiさん
壮大な計画もクリアしちゃいましたね
おめでとうございます!
赤富士もそうでない富士も南アルプスのそれぞれの山達も凄く素敵に撮れてます
実際に見ているshigetoshiさんはどんな気持ちだったのでしょう
3日間の行程時間も長いですね
崩落がすすむ危険なヤセ尾根も無事に通過出来て良かったです
shigetoshiさんにとって何が一番辛かったでしょうか
寒さでしょうか 淡々とひとりで歩き続けることでしょうか
それとも…
下山しちゃうと色々あったことも忘れちゃいますね(*^▽^*)
本当にお疲れ様でした!
apoidakeさん、こんばんは。
写真お褒めいただき、ありがとうございます。
特に前半は、道は厳しい所も多かったのですが、
枯れ枝の間からはほとんどずっと南アルプスの盟主たちが間近にみえていて、
最高に贅沢な満たされた気分でした。
一番つらかったのは、2日目以降、頑張っても頑張っても時間がはかどらなくて、
自分の立てた計画に追いつかないことでした。
気持ちにも余裕が無くなって、ルートミスをしたり、
ゆっくり景色を堪能する余裕もありませでいた
3日目、予定の時刻通りに行くことを諦めてからは少し楽になりましたが
このパターンは前回の丹沢24と似ていて、その時は割と早々と
計画通りに海まで行くのを放棄して、箱根峠でリタイアしたので、
気持ち的には楽でしたが、その代わり終わった時の充実感は今一つでした。
今回は遅れても何とか海まで行けたので、感動も大きく達成感がありました
sigetoshiさんあけおめです。
富士見山から暗い中林道まで大丈夫か心配でしたが、1000カンデラのライトは、すごい!!
天候も大きく崩れず、最高の登山日和でしたね。31日は山梨から国道52号線で静岡に向かっていたので、sigeさんに声援しておきました。
あと、29日の日没頃、舞鶴公園東の愛宕山から同じ景色眺めてたので、ニアミスでした。
今年もよろしくお願いします。
qwgさん、こんばんは。
明けましておめでとうございます。
なんとかめげずに海までやり通しました
1000”ルーメン"のライト、広範囲を真昼のように照らすので
助かりました。
それでも落ち葉に埋もれたかすかな踏み跡はほとんどわからず、
qwgさんたちのGPSトレースデータを自分のGPSに入れてなかったら
確実に迷っていたとおもうので、助かりました。
有難うございました
ご声援ありがとうございました。おかげでこの日は計画から大きく
遅れることなく幕営地に到着できました
舞鶴公園にいたときは、qwgさんが近くに住んでいるんだよなあ
と思いながら散策しておりましたが、同じ夕日を見ていましたか
お会いできず残念でした。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
今帰宅途中の電車で読んでたんですが、気を緩めたら、
泣きそうなくらいな感動山旅物語です(T_T)
この前歩いたところと、2014年夏、途中で断念したルートのミックス
なので、すごく感情移入して読み耽りました。
ナイフリッジ巻くところは、思い出すとまだ怖いです。
私は南アフロントはどん曇り、安倍東山稜は雨だったので、
景色は何も見えなかったですが、晴れてるとこんなに素晴らしい
景色を見ることが出来るんですね(*´∀`)
興奮と感動をありがとうございました!!!
今年もよろしくお願いします((o( ̄ー ̄)o))
horikoさん、こんにちは。
こんな駄文なのに感動山旅物語とは
最大限のお褒めの言葉有難うございます
horikoさんのレコを読んでいたので、
覚悟して臨んだせいか、それほど怖くはありませんでした。
巻き終わってナイフリッジの上に戻ったあと、
急な痩せ尾根を登るときの方が、岩がもろく崩れて
木も枯れていて掴むと簡単の折れてしまい、緊張しました。
もしかしてhorikoさんが怖かったのはこっちのことでしょうか。
景色は最高でした。見れなかったhorikoさんたちには申し訳ないなあ
とおもいながら展望を楽しませていただきました。
私の写真で少しでも感動を分かち合えたなら幸いです
今年もよろしくお願いいたします
shigetoshiさん、こんにちは。
いや〜、なんと書いて良いか。。。昼休み一回では
読みきれませんでした。
情報量満載の大作ですね。
海へ下ると感動が大きいですよね。そして、北アから親不知
へのルートよりその感動が大きかったとのこと。
shigetoshiさんとは何度もご一緒していますし、レコのコメント
から少し感情移入してしまいます
途中、車での宿泊、このパターンは何処かで使えないかと
かなり前から考えているのですが、なかなかいい案が
思いつきませんでした。今回、バッチリでしたね
そして、下十枚山での泊、写真を拝見するだけでも富士山が
美しすぎ。実際の感動はどんなだっただろうと思いました。
今回歩かれた山域は芦安以外はまったく知らない場所です。
しかし、いつか歩いてみたいなあと思ってしまいました。
隠居後になるかもしれませんが、いつか計画して見たいと
思います。
それにしても、毎年 年末年始はストイックですね
お疲れ様でした!
youtaroさん、こんばんは。
これでも写真は結構減らしたんですけど、それでも300枚超の
大作になってしまいました
乾燥ももっと完結にかければいいのですが、文才が無くて済みません
海までは、秋の丹沢24でも計画したのですが、その時は頑張れば
いけたかもしれないのに、100キロを超えて箱根峠に到達したことで
満足してしまって中断してしまい、今一つ達成感がわかない終わり方
になってしまったので、今回は最後まで行けてよかったです
途中で車中泊するパターン、いつかyoutaroさんと話したことが
ありましたが、ついに実行してみました
必ずyoutaroさんからコメントがあるだろうなと、思っていました。
最初は七面山登山口の旅館に泊まって、2日目以降の荷物も送っておく
ことを考えたのですが、芦安に車で行くと回収するときに交通手段がなく
芦安の旅館の送迎を利用する方がいいことに気が付きました。
それに途中で旅館に泊まると、2日目の出発が精神的に厳しくなりそう
だったので
標高1700越えのド山頂に泊まれるところはそうそうないので、いい天場
でした
真っ赤で、驚きました
櫛形山の防火帯の稜線や、安倍峠以南の笹の稜線等、youtaroさんなら
きっと気に入ると思います。ぜひ行ってみてください
shigetoshiさん、明けましておめでとうございます。
新年そうそう凄いレコですね
自分は最近、冬季の日が短い時期は10時間くらいで切り上げ、渋滞の前に帰宅する山行を計画していました。それが楽で冬季はこれでいこうと思っていたのですが、このレコで喝を入れられました
天気も良くって日の出、日の入りの素晴らしい景色が見られた様ですが、その感動もこのきつい工程を歩きとおしたからより大きかったのでしょう。楽な計画より、厳しい計画の方が、達成した際の感動は大きいという事を思い出させて貰いました。ありがとうございます。
Futaroさん、こんばんは
ツェルト泊装備での2日で80kmは初めての距離でした。
でも1日目の日帰り装備の時に、標高2000m超の櫛形山で
雪用の装備が不要なことが判ったのと、気温も明け方の高谷山で
-6°程度と思ったほど寒くなかったので、2日目以降は
雪用装備、雨具、防寒具を思い切って減らして行きました。
そのためツェルト泊中はちょっと寒かったですが。
youtaroさんからもストイックと指摘されてしまいましたが、
年に数回しかない単独泊まりで山へ行ける機会の一つなので、
ついつい欲張った計画になってしまいます。
Futaroさんは普段から日帰りでバリルート等に精力的に
行っているので、それ以上無理に頑張る必要はないと思いますよ
確かに、苦労した時の方が、達成感や喜びは大きいですが。
shigetoshiさん、あけましておめでとうございます。
年初一発目から超気合の入ったレコ
それも太平洋までと、感動のフィナーレ。
素晴らしいの一言です!
このエリアは途切れ途切れ歩いているのですが、
shigetoshiさんにかかると、一回の山行で歩けてしまうのですね。
残りの区間は参考にさせていただきます
普段でも歩いている人が少ないエリアだと思いますが、
この季節だとなおさらでしょうね。
年末年始となるとちょっと人恋しくなってしまいそうですが、
さすが精神力がタフです。
かつ、平均4000m超の累積標高をこなしてしまう無限の体力、
これだけ歩けると楽しいでしょうね
hirokさん、こんにちは
明けましておめでとうございます。
有難うございます
hirokさんの山梨百山踏破のレコで拝見していた山々、
事前にレコも参考にさせていただきました。ありがとうございました。
人は確かに少なかったですね。
1日目は誰にも会わず、2日目は七面山奥ノ院以外では3組4人、
3日目の元旦は青笹山で2組3人、その後は竜爪山で4〜5組
桜峠以南の低山でようやく6〜7組でした。
そのためいきなり初詣でごっただえしている(通路が歩けないほど)
浅間神社に下山したときは面喰うと共に、初めてその日が正月であること
を実感しました
お腹も空いていて、露店で何かを食べたかったのですが、
どの店も行列がすごくて、先を急いでいたので、心を鬼にしてスルーしました。
並んで食べていたら、正月気分になってそこで中断していたかもしれません
本当はもう少し日が長くて暖かい季節が普通に歩けてよかったんですが、
余計な苦労をしました
地図と標高グラフを拝見してビックリしましたΣ
この壮大山行を達成するのに、いろいろ下準備が大変だったかと思います。
思わず溜息が出てしまう様な、美しい眺め
とても良いものを見させて頂きました
私のレベルでは到底無理なのですが、shigetoshiさんが私の知らない世界を
紹介してくださることに感謝です。
これからもご活躍を楽しみにしております!
今年もどうぞよろしくお願い致します(^^)
pippiさん、おはようございます。
そして新年おめでとうございます。
アプローチ、宿泊、装備、食糧、水・・・等々、
お察しの通り、下準備たいへんでした
細やかな気遣いありがとうございます
そして、3日で130キロ近くという距離も初めてのトライで、
成し遂げた時の達成感は丹沢24の時以上でした
写真ではなかなか山の迫力や色合いが出なくて残念なところも
ありましたが、それでも少しでも共感できたなら、大量の
写真をアップした甲斐がありました。
(でもいつもながら、つたないレコに時間を取らせてしまい、
申し訳ありません
pippiさんが知らない世界ですか
今回は私にとっても新しい世界に近かったですね
これからもそういう世界が紹介できるように頑張ります
こちらこそよろしくお願い致します
白根南嶺についつい気が向きがちですが、早川の横断を入れると、こんなにも美しいトレールが続くのですね。しかもこれを年末年始の三日間で駆け抜ける、なんと素晴らしい! (バリエーション入れて平均速度3km/hって!!)
安倍川河口での「感無量」を味わってしまって、さて、次はどうするのでしょうか・・・?
nomoshin さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
また、レコを参考にさせていただき、ありがとうございました。
天場や水場の情報は特に計画をたてるときに役に立ちました
今回、このルートを歩きながら、逆コースの方が南アの名山たちを正面に
見ながら歩けていいなあと思い、それなら静岡から白根南稜を北上して
北岳まで、sea to summitでいつかそのうちやってみたいと思い立ちました。
私もまた山伏から笊ヶ岳の間が繋がっていないのでそこを繋げることも
いつかしたいと思っているので。
nomoshin さんが好きだとおっしゃっていたワサビ段から大光山あたりの
たおやかで展望のよい稜線、ここもまたぜひまた再訪したいところです。
安倍峠に登る沢沿いも歩いてみたいし・・・と、海に着いた時は感無量には
なりましたが、いろいろ次へ繋がる登山でもありました
なるほど、本邦第二位の北岳へのSea to Summitですか! 第三位(に最近なった)間ノ岳へのSea to Summitも成立してしまいますし、富士山のSea to Summitをしたことがある私にも、(銀メダルと銅メダルが一度にもらえるような)夢を共有させて頂いた次第です。
ありがとうございます。引き続き、ご活躍のほど、楽しみにしております。
(ちなみに、山伏から笊ヶ岳へは、2015年秋に繋げることができました)
nomoshin さん、こんにちは
またまたコメントありがとうございます。
銀と銅を同時に!そう考える間ノ岳、北岳へのSea to Summitが楽しみになります
ところで、私も金を1984/9に取りましたよ
でも、まさかそれより前にGOLDメダルをgetしていたとは驚きです
自分が最初だとおもってましたので
今でこそ富士山のSea to Summitはそれほど珍しくなくなりましたが、
そんな30年以上前に同じようなことをしていたとは共感不思議な縁です。
中央分水嶺もチャレンジ中のとのことで、頑張ってください。
フォローに食わせさせていただきましたので、レコを楽しみにしております
shigetoshiさん
初めてのコメント失礼いたします。
今回、同じようなルートで歩いてきました。
山梨百名山を歩くにあたり『南アルプスフロントトレイル』と絡めて歩きたいと思っていたところ、こちらレコを拝見する事ができて本当に幸せでした。
机上登山の時からも大変参考になり、同じペースで歩く事がとても真似が出来そうもありませでしたが、行程は概ね同じ山行計画にさせて頂きました。
先日、GW連休を使って実際に歩き、現地でもshigetoshiさんのログを参考に「答え合わせ」が出来た事は本当にありがたく勉強にもなり、一言お礼をと思いコメントさせて頂いた次第です。
私は力不足で太平洋までは到達する事は出来ませんでしたが、このルートをこのような形で歩けた事は、とても満足いく山行になりました。
『本当にありがとうございました』
これからも素敵なレコを楽しみにしております。
RaVieEnRose
RaVieEnRoseさん、こんばんは
、はじめまして。
私の記録がRaVieEnRoseさんのお役に立てたなら幸いです。
そして、参考になった、の一言だけでもありがたいのに、このようにお礼まで言っていただき、こちらこそありがとうございます🙂。
詳しい記録を公開した甲斐があったというものです。
この記録は、三日間で歩いたルートとしては未だに自己最長で、また、そのオリジナリティーとルートの美しさでこれを越える登山を今後するのは極めて難しいと思っています。
それでも、時々はこのようなオリジナリティーのある登山を続けて行きたいと思っています。
RaVieEnRoseさんのレコを楽しみにしています。
今後ともよろしくお願いいたします。
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